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耳栓について | ヴァイオリン掲示板

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雑談・その他 5 Comments
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耳栓について

投稿日時:2009年06月20日 20:23
投稿者:べるりん(ID:MRaFBHU)
長時間ヴァイオリン(2~4時間)を弾いていると耳がしばらくの間キーンとなって、凄く耳が疲れる感じを受けます。それと数年前に比べ耳が遠くなったように感じます。(話をしてるときに聞きと取れず 聞きなおす頻度が明らかに増えたことから)。 
そこで、試しにゴムの耳栓を軽くつけ練習することにしました。そうすると練習後の耳鳴りも軽くなりました。それともう一つ、自分の音をより客観的に聞ける感じを受けました(特に重音、具体的にはバッハのシャコンヌの冒頭など)。
私は周りから音が人一倍大きいとよく言われます。そのせいで余計に耳鳴りがしたのかもしれません。

そこでお聞きしたいのですが、上で述べたようにゴムの耳栓を軽くはめて練習するにあたって何か弊害は発生しないのか教えて下さい。(たとえば音の出し方が悪い方に向かうなど)
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Re: 耳栓について

投稿日時:2009年06月20日 20:40
投稿者:魚丸(ID:N3IEN1I)
耳栓をして練習する弊害は知りませんが、大多数のひとが耳栓を必要としていないことを考えると、きちんと原因を追究しておいたほうが良いと思います。楽器の状態・ご自身の音の出し方のいずれかに問題がないか、それぞれの専門家(楽器屋さん・ヴァイオリンの先生)に相談してみるべきです。

よく言われることですが、遠くまで届く音の楽器は耳元ではうるさく感じません。耳元で聞こえる音と、ちょっと離れたところで聞く音と、遠く離れたところで聞く音は全然違います。ですから、

>私は周りから音が人一倍大きいとよく言われます。

という状態が理解しづらいです。

…ということは、もうひとつの可能性として、実はご自身の耳がデリケートな造りであったということも考えられますね。難聴にもいろいろ種類があるらしいので、早めに治療に入ったほうが有利です。この場合、相談すべき専門家はお医者さんですね。
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Re: 耳栓について

投稿日時:2009年06月20日 20:50
投稿者:ハニーバニー(ID:QHGIlIM)
べるりん様

こどものバイオリンの先生は、左耳にバイオリンの音による軽い難聴があるそうです。
ですので、生徒には左耳に耳栓をすることを勧めておられます。

バイオリニストの川畠成道さんも練習には左耳に耳栓を使用していると、何かのインタビュー記事で読んだことがあります。
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Re: 耳栓について

投稿日時:2009年06月20日 21:07
投稿者:ハニーバニー(ID:QHGIlIM)
インタビュー記事と書きましたが、気になって調べてみると、TV番組のウェブサイトでした。(以下)

ttp://www.nhk.or.jp/kira/04program/04_174/02.html
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Re: 耳栓について

投稿日時:2009年06月20日 23:24
投稿者:ヒロ(ID:ETOEIpU)
私は必要ないので持ってませんが

ttp://www.soundhouse.co.jp/shop/ProductDetail.asp?Item=1162%5EER20BSC%5E%5E

爆音系のバンドマンはこれ必需品です
ギターアンプの前で演奏する人などはこれがないと拷問のような時間となります

この商品の良さは高域を落とさずに聞けること、原音の音質を変えないこととされてます
とすると、他の耳栓の弊害は音質が変わってしまうことでしょうね
ミュージシャンは正しいモニタリングが必要です

狭い部屋で弾いてるとキンキン成分が耳に痛いから、練習にイヤープラグ使ってもよろしいと思いますよ

ホールで関節音が混ざったときにちょうどいい音が目指すところなので、耳に痛いからと高域押さえるような弾き方するならばイヤープラグ使うべしです

耳元のキンキンが離れた場所でもキンキンするなら問題は別ですけど、それはお友達に聴いてもらって判断してください

耳はお大事に!
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Re: 耳栓について

投稿日時:2009年06月21日 00:19
投稿者:catgut(ID:QGgShxI)
クラシックのプロの音楽家には、弦楽器奏者を含めて大音量による難聴が少なくありません。アマチュアでも大音量で長く練習する人は注意する必要があります。

ttp://www.musicmotion.com/content/mim/pdfs/hearinglossmusicians.pdf

Estimates by several researchers on the incidence of hearing loss among classical musicians range from 4-43%, however these losses are usually slight (Arnold and Miskolczy-Fodor 1960; Axelsson and Lindgren 1981; Westmore and Eversden 1981;Hart, Geltman et al. 1987; Behroozi and Luz 1997; Chesky and Henoch 2000).
The most important factors in assessing the hearing of classical
musicians is what instrument you play and where you sit in the orchestra.

クラシック音楽の演奏家は軽微な症状を含めると4%-43%が難聴という調査結果がある。クラシック演奏家へのヒアリングでは自分の弾く楽器と、オーケストラで大音量にさらされるのが最大の原因と考えられている。

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