ヴァイオリン好きのための情報サイト
ヴァイオリン・ウェブ
ホーム 演奏家 楽曲 CD 製作者
トピックス 伝言板 掲示板 占い
アーカイブ 検索 メルマガ
マップ リンク ポリシー

ティボーは音痴ですかぁ? - ヴァイオリン掲示板

[スレッド一覧に戻る] 並び順 [ 日付の新しい順 | 日付の古い順 ]

このスレッド内のレス一覧

[5935]

Re: ティボーは音痴ですかぁ?

[その他]
 Geiger1951 [2003/10/14 21:22:38]

スレの趣旨からはずれちゃいますが
クライスラーの古い録音、いいですね。RCAの「自作自演集」が
1910−29 のSPをリマスタリングしています。
ウィーン奇想曲、中国の太鼓など19曲……
左手も右手もすばらしい。
比類ないと言いたい位です。
これなら専門家でもティボーほど拒絶反応示さないのでは……
アクセントのつけ方なんて勉強になるし。
アタックのあとの弓の脱力、模範的ですよ。
むろん愛好家は大感激でしょう。

[5884]

Re: ティボーは音痴ですかぁ?

[その他]
 Geiger1951 [2003/10/10 22:40:03]

渡辺さんの書いたものはやや苦手なので
そうでしたか、でもティボーはCDで聴いても良さは十分解ります。

[5882]

あまり関係ないけど

[その他]
 ほんよみや [2003/10/10 22:18:01]

渡辺和彦がティボーについて、否定的というのは、最近の著作「ヴァイオリニスト33」などを読んだ限りでは違うように思います。CDではなくレコードで聴いて見方が変わった、といったことを書いていたと記憶しています。

[5879]

Re: ティボーは音痴ですかぁ?

[その他]
 Geiger1951 [2003/10/10 20:33:38]

このスレ、立ち枯れとあきらめていたらこのところ凄いです。
ありがとうございます。
ティボーの愛好家やっぱり多いですね。嬉しいです。
プロ筋の人たちはおおむねティボーには否定的です。
評論家の渡辺和彦さんもそうらしいですね。
無理も無いのは承知でこんな刺激的なスレを起こしたのですが反響に驚き
かつ喜んでいます。
*****
「昔好き」さん、ありがとうございます。
これこそ私が聞きたかった意見です。私事ですがクァルテットやDUOを
やっていると朝から晩まで「音程、音程、音程」なんです。宿命です。
個人でさらうときも音程に最大の注意を払う。
ああ、こんな生活終わりにしたい!!
でもMozartやFaureの言いたかったことは音程はずしたら表現できない。
でもピアノの音程とちがって、フレットの無いヴァイオリン族は音を自由に
出来るのです。4人でやるときも相談して、どうやったら色が出るという風
に考える。ティボーの音楽作りは本当に参考になります。
昔の大家はやっぱり偉いですよ。
ティボーは音痴じゃない、というのが私の言いたかったことです。
==>pochiさん ギュンター・ピヒラー御贔屓ですか。
アルバンベルクは確かに凄い、ちょっと甘い半音のピヒラーもいいですね。
彼らは生で聴いたとき真価を発揮する団体ですね。
おつきあいいただき感謝しています。

[5867]

Re: ティボーは音痴ですかぁ?

[その他]
 昔好き [2003/10/10 15:05:39]

付け足しますがティボーはわざと音程はずして個性出していたと思います。昔の演奏家は今のようにどのコンサートでも同じみたいなロボットだったらさっさと見捨てられたでしょう。今の観衆と昔の人たちは期待してるものが違いますね。今の演奏者はCD中心で毎回同じ演奏、昔の録音は自分で確かめるために(アマチュアのように)撮ってたでしょう。それに毎回違う演奏して聴衆を楽しませてたので、cd聞いて音痴とか言う人は何も知らない人か今の慣習に毒されてるかどっちかでしょう。

[5866]

Re: ティボーは音痴ですかぁ?

[その他]
 昔好き [2003/10/10 14:45:07]

思ったんですが、音楽愛好家と演奏家の見方はまったく違いますね。当然だと思いますが、切り離したほうがいいとおもいます。
 俺は冷徹だといわれようがハイフェッツの演奏スタイルが好きですし、下手といわれようが、エルマンの音色が好きです。別に音程とか人の評価なんか関係ないですよ。自分が感動できればそれでいいんです。

[5864]

Re: ティボーは音痴ですかぁ?

[その他]
 バイオミン [2003/10/10 13:56:58]

音程に関してガラミアン先生は「ヴァイオリン奏法と指導の原理」で
 「ヴァイオリニストは誰も数学的公式に従って演奏するわけには
  いかない。  自分の耳の判断に従うばかりである.」
と書かれており、その後の文章にも良い言葉が続いています。
pochiさんの
> 私の基本的な意見は、音程をそんなに厳しくとる必要はない。
という発言は、私も賛成です。

ところで、この掲示板には
> あのピタゴラス音程すごくぞくぞくするんですが。
等の書きこみがありますが、ピタゴラス音程って、弾いている本人は耳で聴いて良いと思ってそうしているのですか?

話のレベルが低いかもしれませんが、たまに半音をやけに狭く取る人を見かけますが、例えば高いほうの2の指は3の指にくっつきすぎて音程高すぎ(G線のHがCにくっつきすぎ)、低い1の指は開放にくっつきすぎて音程低すぎ(E線のFが開放のEに近すぎ)になっています。
これは、耳で聞いてそうしているわけではなくて、どうも手や指の形に問題があるようです。
ピタゴラス音程で弾いているのは、手や指の形の悪い癖やが妙な味わいとなっているだけのように思えてならないのですが。

[5860]

Re: ティボーは音痴ですかぁ?

[その他]
 pochi [2003/10/10 9:14:58]

Geiger1951さん、
Raimond Gallois=MontbrunのFaureのソナタ1番に関しては、おっしゃる通りです。Faureのソナタ2番でも同じ傾向があります。Raimond Gallois=MontbrunやItzhak=Perlmanや死んでしまった大演奏家なら、批判は臆するところ無く出来ますが、将来のある人達の批判は控えたいのです。Geiger1951さんのおっしゃるところの『日本の、中堅以上の演奏家の「音程が無い」人』を一人ひとり指摘するのは容易な事です。

私の基本的な意見は、音程をそんなに厳しくとる必要はない。と言う事なのです。大量生産・工業(興行)化・マスコミニュケーションの渦の中で古き良きクラシック音楽は埋没してしまったのではないかと思います。そんな時代に平均率ではないピタゴラスや純正律の音楽表現に踏み込んだ細かい音程を云々しても仕方がないと思うのです。

「戦慄く=おののく」を「戦慄する=せんりつ(旋律)する」と書き換えたところ、
>それをプレーバックで気づいているはずなのに採り直さない大雑把さ。
「録る(録音する)=とる」と書くべきところ「採る=正確な音程を採用する」
>大変平板で無個性な演奏が殖えている
「増えている」と書くべきところ「殖えている=増殖している」
大昔の演奏家の和声感覚や音程感覚を漢字で表現されたものではないかと、感服致しました。

[5857]

Re: ティボーは音痴ですかぁ?

[その他]
 Geiger1951 [2003/10/09 20:56:14]

> Gallois-Montbrunの音程感の甘さを指摘したとき、
> その権威に戦慄いて擁護する人は多くても、音程感
> の甘さは事実です。
別に喧嘩するつもりはありませんが、行き違いは拙いので。
ローマ大賞取ろうが、パリ音楽院長だろうが関係ない。
三善明の恩師だろうが何だろうが「戦慄する」必要はないでしょう。
一人のヴァイオリニストとしてRaimond Gallois=Montbrun を評価すると:
Vibratoが独特で、音を中心として上下に掛けるときがある(正しくは下)。
Faureのソナタ1番で数箇所、ピタゴラスを誤って適応している。
つまり導音を高くすべきを誤って低くしている(うっかりミスでしょう)。
それをプレーバックで気づいているはずなのに採り直さない大雑把さ。
そういう格付けでしょうが、でも和声感覚は豊かに聞こえますよ。
ひいき耳ではないと思います。
一発生録りで音程ミスがないならシェリングやオイストラフ並でしょうね。
彼らとてミスはしていますが。音程の勘違いは少ないです。

pochiさんの書き込みを見ていて感づいたのですが。
「音程が悪い」という言葉を両義的に用いている。
昔の個性的な演奏家の「音程が悪い」というのと
日本の、中堅以上の演奏家の「音程が無い」のと
本当は分けて論じたいが、色々気兼ねして露骨に言わない。
幸い小生は誰にも義理も恩もないので、好きに書いているだけですよ。

ともちんさんのご発言に対してですが
最近左手のハンマー効果を使わない
ポルタメントを使わない
高いポジションを回避する
という若手が多いのではないでしょうか。
大変平板で無個性な演奏が殖えている。私は昔より上手になったとは到底思えません。
初心者の直感はあなどれません。

[5856]

Re: ティボーは音痴ですかぁ?

[その他]
 ねこまま [2003/10/09 17:21:14]

Pochiさん、ともちんさん、ありがとうございます。
本当にヴァイオリンは無限の可能性のある楽器ですね。
これから私も色々聴きくらべてみたいと思います♪

[5855]

Re: ティボーは音痴ですかぁ?

[その他]
 ともちん [2003/10/09 14:19:41]

pochiさん・・・
ありがとうございます。譜面に忠実に弾く事こそ作曲者の意図を伝える最高の方法であるという視点に立てば確かに現代の演奏家は素晴らしいと思います。結局は作曲者に対するソリストの様々な在りように個々人がどういう好みを持つかの違いかもしれませんね。フランチェスカティは日本に来たことがないと聞きます。彼の生の演奏を聴けたラッキーな日本人はいったいどのくらいいるのでしょうかね。それにしてもハイフェッツを生で聴けるなんて・・・それだけでも、とてもとてもお金に代えられない財産と思います。すごいですね!

ねこままさん・・・
ギトリスが言ってましたが、ジネット・ヌヴーはクロイツェルソナタの中である音をわざと低くとったとか・・・音楽に色をつけるため・・・音程の話しとは少し違うかも知れませんが昔の演奏家はそういうことをされていたようです。
1つの曲にもいろんな解釈がある。このことこそヴァイオリン音楽の最高の魅力と個人的には思います。ピアノなど他の楽器ではなかなか”これは誰の演奏なのでは?”と感じることは難しいのではないかと思います。ヴァイオリンの音楽の表現は無限と思います!

[5853]

Re: ティボーは音痴ですかぁ?

[その他]
 pochi [2003/10/09 11:28:12]

ともちんさん、
一般的に現代の演奏家の方が昔の人よりも楽譜に忠実で、キズのない演奏をします。個人の好みについて、他人が云々することは出来ません。ソリストがコンチェルトの途中で落ちる事を一度ならず経験したことがあります。レコードの編集技術は確実に上がっているでしょう。現代の基準なら、ティボーの音程は悪いと言っても言い過ぎではないと思います。

ハイフェッツの晩年のブラームスのレコードは、何回も録音をし直して、部分的に継ぎはぎしているのが良く解ります。音楽の流れがあちこちで切れてしまっているので変な感じがします。技術の衰えもさることながら、編集機材が悪かったのでしょう。現代なら、上手に継ぎはぎできたかも知れません。レコード批評でした。

ねこままさん、
個々のレコード批評はその道の専門家に任せます。
アンネ・ゾフィー・ムターとカルメン幻想曲を弾いたことはありません。彼女は普段ピタゴラスでかなり正確な音程で弾きます。しかし、ベートーヴェンで音程が少しだけ低めに推移した事を経験したことがあります。ソリストが音程を高めに取っても、低めに取る事は非常に少ないので、奇異に感じました。日本のハウンドドッグは、かなり低めに取りますね。

私の好きな演奏家をもう1人、
ジノ・フランチェスカッティです。残念ながらレコードでしか聴いた事はありません。

[5851]

Re: ティボーは音痴ですかぁ?

[その他]
 ねこまま [2003/10/09 9:35:36]

素人なもので見当はずれな質問かもしれませんが、前から気になっていることがあります。

ムターの弾くカルメンの中間部なのですが(ウィーンフィルとの録音)、これはわざと音程をはずして弾くのですか?私は絶対音感というほどのものは持っていないのですが、すごくその場所を聞くといやな気がするのです。気持ちが悪いのですが私の気のせいでしょうか?

ヴァイオリン奏法でわざと高く弾いたり低くとったりすることもあるのかしらと思いました。詳しい方が沢山いらっしゃるようなので書いてみました。


[5848]

Re: ティボーは音痴ですかぁ?

[その他]
 ともちん [2003/10/09 8:24:17]

pochiさん・・・
主題からずれる全く見当違いの質問をお許しください。
私は譜面すらろくに読めず、まして音程のずれなど全くわからない初心者です。ただヴァイオリン音楽は大好きでCDを買い込んできては聴くことを一番の趣味としています。”90年代の演奏家は凄すぎて・・・”とありますが、現代の演奏家の素晴らしい点というのはどういった部分なのでしょうか?現代の演奏家がティボーやクライスラーと比べて明らかに勝っている点などございましたら教えてください。あと、私のような初心者が現代の演奏家より1世代前の演奏家を巧いと感じる(魅力を感じる)理由というのはなぜなのでしょうか?

[5845]

Re: ティボーは音痴ですかぁ?

[その他]
 pochi [2003/10/09 1:32:51]

Geiger1951さん、

申し訳ありません。演奏批評は私の専門ではありません。事実を述べるに止めたいのです。Gallois-Montbrunの音程感の甘さを指摘したとき、その権威に戦慄いて擁護する人は多くても、音程感の甘さは事実です。

諏訪内晶子さんは、凄く上手です。シュミュエル・アシュケナージは、知りません。オイストラフのMozatのソナタK481は2楽章で異名同音転調は、転調したとそのまま思っていました。昔の鈴木の教本に付いていたレコードは下手です。私の方が上手です。

レコードで私の好きな演奏家を3人挙げるとすれば、ティボー・クライスラー・ハイフェッツです。実際に聴いた80年代の演奏家としては、アルバン・ベルクのギュンター・ピヒラーです。90年代以降はみんな凄いと思って「この人」という気持ちが起きません。歳を取ったのかも知れません。

ティボーとクライスラーは、聴いたことがありません。人前でほとんど弾かなかったハイフェッツには少しだけ弾いて貰ったことがあります。

嘗て、昔のゲゲゲの鬼太郎のアニメの主題歌の音程を忠実に再現したら、音程が悪いと言われました。日本のクラシック界の人の音程感はそんなものです。

>「日本人は横、欧米人は縦の音程のつくりかたをする」
批評家の様な発言に唖然とします。先生なら仕方がありませんね。

[5843]

Re: ティボーは音痴ですかぁ?

[その他]
 Geiger1951 [2003/10/08 23:43:31]

====>pochi さん
Gallois-Montbrun の話題提供感謝しています。
持っていなかった彼のCD(Faureのソナタやトリオ)買い込んで聴きました。
感動に浸っています。素晴らしい演奏です。
「音程」よりヴィブラートが独特ですね。ナヴァラが正統的なのでユニゾンで
目立ちます。
ところでpochiさんはシュミュエル・アシュケナージの演奏お好きですか。
チャイコン2位で、フェルメール弦4のリーダーですが。
あのピタゴラス音程すごくぞくぞくするんですが。

[5822]

Re: ティボーは音痴ですかぁ?

[その他]
 pochi [2003/10/08 2:19:36]

諏訪内ファンさんの御発言はこのスレと関係があります。

私は、諏訪内晶子さんの《ヴァイオリンと翔ける》は、恥ずかしながら読んだことがありません。
> 「我々日本人は、ヴァイオリンのような、自分で音程を作らなければ
> ならない楽器を弾くとき、欧米の人たちより平均律的な音程をとる
> ため、モノトーンに近い音色になってしまうようである。」
とは、何時代の時点の発言なのでしょうか?脱亜入欧時代でしょうか?

日本人の音程感に付いて、歌はどうなんでしょうか?三味線はどうなんでしょう?
私は日本人ですが、「我々日本人」の中に私自身は該当しませんし、現代の若手ヴァイオリン弾きでは該当しない人の方が多数派でしょう。

昔のゲゲゲの鬼太郎のアニメの主題歌、「熊倉一雄」の芸術的な唄を、諏訪内晶子さんは、聴いた事があるんでしょうか?熊倉一雄の音程感にはティボーと同じくらいの凄みがありますよ。しかもティボーと違って矛盾を巧に逃げています。あの唄は1960年代だったと思います。

諏訪内晶子さんの著書の発言が本当ならば、
「凡庸な音程感しかないヴァイオリン弾きは、平均律的な音程をとるため、モノトーンに近い音色になってしまうようである。」
と書き改める必要があります。
諏訪内晶子さんの名誉の為に、細かい音程なんて永遠に解らない大衆向けに、どこかのゴースト・ライターが書いたものだと思いたい。

欧米人の有名演奏家にも細かい音程の良く無い人はいくらでもいます。いちいち挙げていたらきりがないので、現在、世界で最も有名であろうヴァイオリン弾き、イツァーク・パールマンは、「その能力のある無しに拘わらず、彼が音程を厳しく取らない(和声を細かく注意しない)で演奏する現場を、私はオーケストラ奏者として一度ならず経験した」と申し上げておきましょう。

敢えて、パールマンのヴァイオリンが上手でないと言っているのでは決してないことも申し添えます。リハーサルでオーケストラ団員から拍手が出るくらい凄く上手です。

細かい音程なんてそんなに気にする必要はないのではないでしょうか?

[5805]

Re: ティボーは音痴ですかぁ?

[その他]
 pochi [2003/10/07 2:36:07]

議論が終わったものを蒸し返すようですが、

[5679] ぷーた さん
>現代ではどんな表現であろうと、音程は決まっているという考え方が一般的ですね。

私は違うと思います。
決まっているのではなく、許される音程の幅が狭くなったのだと思います。

ぷーたさんのメイルアドレスの「heifetz」は音程がおしなべて高めに推移しますが、現代で許される範囲なのかどうか迷う所です。

ハイフェッツを聴いてヴァイオリンを始めた私にとって、彼はヴァイオリンの神様の様な存在なのですが、、、

ティボー・クライスラー・ハイフェッツを御託を並べ下手だと言うヴァイオリン弾きはヴァイオリン弾きとして感性が欠落していると言いきったら言い過ぎでしょうか?

[5734]

Re: ティボーは音痴ですかぁ?

[その他]
 Geiger1951 [2003/10/01 20:00:47]

Dear Mr. KS
I know quite well what you told me.
音痴とは一言も言っていません。最初から貴方と同意見です。
「ローカルな音程」大切にしましょう。「個人的な音程」もね。
Dear Mr. pochi
天才数学者のガロワが Galois (lひとつ)なんです。そっちに慣れている私は筆が滑ってしまうのです。ご指摘ありがとうございます。

[5726]

Re: ヘッツェル、バリリは音痴ではありません。

[その他]
 KS [2003/10/01 12:29:28]

Geiger1951さん、気に触りましたら御免なさい。
ヘッツェル、バリリは音痴では有りません。この音程を含めて彼等の音色です。(確かに録音でミスしている所はゼロでは有りません。)
シュナイダーハンもボスコフスキーもカンパーもフィーツもヘッツェルもウェラーもヘルも皆同じ傾向の音程を取ります。此れがウィーンの伝統、趣、様式美だろうと思います。ズスケさんバリリさんも近いものが有ります。
シュナイダーハンは確かに時代の限界も感じます。

[5718]

Re: ティボーは音痴ですかぁ?

[その他]
 pochi [2003/10/01 0:05:33]

気に障ったらごめんなさい。

私の敬愛する演奏家であり、偉大な指導者であるガロア・モンブラン先生、
Geiger1951さんのスペルGalois=Montbrunは、正確には、
Gallois=Montbrun
で、l(エル)が一つ足りないような気がしますが、私の記憶違いでしょうか?

どうでも良いことでした。申し訳ありません。

[5714]

Re: ティボーは音痴ですかぁ?

[その他]
 Geiger1951 [2003/09/30 20:56:56]

Dear pochiさん
挑発したみたいで申し訳ありませんでした。
まず、Galois=Montbrunですが、彼の来日のとき子供の私は記念撮影したらしいんですよね。若く美しい奥様同伴でした。
正直言うと彼は室内楽奏者だと思います。Faureは三重奏、四重奏、五重奏、ピアノ付のものは私自身全部弾いてみたのですが、和声の処理が難しい。実に苦労します。
HubotやNavarraとの四重奏のCDだけ持っていますが、和声(特に転調)の処理がたくみだと思います。音程が悪いとは思いません。
チェロとユニゾン、ピアノとユニゾンの切り替えもおおむね無難ではないかな。忙しい教授たちの録音ですから、たいしてさらってないのでまぁ、細かく言えば違うんでしょうがね。
話がぶっ飛んで恐縮ですが:
ゲルハルト・ヘッツェルさんの協奏曲の音程、ちょい首を傾げた経験もありますが、ウィーンのコンマスとしては、オケのハーモニーを見事にまとめたんでしょう。シュナイダーハンのコンチェルトの音程だけ揚げ足とっても意味ありませんし、バリリさんのMozartのソナタ、導音甘いと難癖つけてもしょうがない。

鄭京和の音程ですが、なにぶん古い記憶で不確かです。pochiさんのリアルタイム記憶が勝ると思います。すいませんでした。
ただ、ゴールウェイとのトリオソナタで全音符の和音を平然とピタゴラスで歌い通されると、ちょっと抵抗感じますよ。私自身一時その路線にはまったので気持ちはわかるんです。彼女は「横の線重視」の人だと思う。
そういう意味で女子12楽坊の響きと似ているかな(ありゃユニゾン)。

言いたかったことは「音程が悪い」という言葉はあいまいではないか、ということなのです。
「音程が独特」=確信犯的に独特な音程を取る
「音程が無い」=和声感覚が乏しく、かって気ままな音で弾く
は全く別物ではないですか。
>>音程をそんなに気にする必要はないのではないか?
>>というのが私の意見です
ごたぶんにもれず、私も音程に鈍感な「暗い青春時代」を過ごしました。
そのころティボーを聴くと「えらい音痴やな」と思うだけでした。
最近音程が気になってしかたありません。自分の音など全部音痴だと思います。セブシックやDontひっぱりだして練習しなおしたり。
すると「ティボー、音程悪くないんやないか?」と思えるのです。

[5713]

Re: ティボーは音痴ですかぁ?

[その他]
 pochi [2003/09/30 15:51:37]

音程の良く無いヴァイオリン弾きは沢山居ます。そんなに気にして居ない人もいれば、細かい音程が解らない人も居ると思います。

音程の良く無い演奏家として、パリ音楽院院長、ガロア・モンブランも挙げておきましょう。イヴリー・ギトリスの様にリズム感が好き勝手な人も居ます。

ティボーの音程感にはそれなりの説得性はありますが、矛盾をきたしている部分が多々あるので、現代では受け入れられ難いのでしょう。私はヴァイオリンの演奏とはかくあるべき(だった)と思います。フレットの無いヴァイオリンの特性を最大限に生かした演奏家として、ティボーを尊敬していますが、真似は出来ません。

歌手の細川たかしを音痴と呼べるでしょうか?確かに彼は音程が高めに推移しますが、それなりに説得性があって聴けると思いませんか?

音程をそんなに気にする必要はないのではないか?というのが私の意見です。大多数の聴衆には音楽表現上の音程は理解不能です。音程感が全く無い安室奈美恵が歌手としてCDを出せたのですよ。

二胡的音程というのが私には理解出来ません。チョン・キョン・ファは演奏会で聴いた限り違和感はありませんでした。私にとって歌手テレサ・テンの音程感には違和感がありますが、彼女の歌は二胡的音程なんでしょうか?

[5683]

Re: ティボーは音痴ですかぁ?

[その他]
 Geiger1951 [2003/09/26 20:12:46]

やっとResがつきましたね。
ぷーたさんありがとうございます:
「音程は個性」というのは同感なんですが……
下記の書き込みには、「誤解ですよ」と言いたかったのです。
>>ティボーぐらい昔の人だと色々テクニックとかも悪いので
>>音程も悪いですね(まともなのは
>>ハイフェッツぐらいからかな時代はよく分かりませんが・
>>同じぐらいなのかな?)
エネスコもティボーも万能の人で耳も間違いなくよかったはずです。
ヴァイオリン専門家以外だとティボー好きな人の割合は案外低くないのじゃありませんか。
今の人たちはじゃあ、音程に個性が無いかというと、案外そうでもないかと思います。「二人のアレクサンドル」で取り上げたマルコフさんは結構アバウトかもしれません。でも熱演型だし勢いがあるので許せます。
アレクサンドル・シトコヴェツキーくんは本当に精緻な現代的音程ですね。
東洋人は、二胡的音程の人もいるかと思います。チョン・キョン・ファとか。

[5679]

Re: ティボーは音痴ですかぁ?

[その他]
 ぷーた [2003/09/25 22:55:30]

当時は演奏家によって音程の取り方がまったく違いましたね。ティボーやエネスコなどはかなり個性的でしたし、フレッシュやマルトーは現代人の耳でもかなり正確に取ってるように聞こえます。それは音程は音楽表現の手段の一つであり、音律などの理屈では片付けられなかったことだと思うのです。現代ではどんな表現であろうと、音程は決まっているという考え方が一般的ですね。
ティボーは自分で、「正しいピッチ」にこだわって弾いてきたと言ってますが、それは彼が、「自分の個性を貫いてきた」という意味だと思っています。それも含めてティボーの演奏なのですから、現代人から見れば低い評価が下るのは致し方ないことです。

[5659]

ティボーは音痴ですかぁ?

[その他]
 Geiger [2003/09/22 20:58:25]

古いスレッドで 某氏が
「ティボーは、音程が無茶苦茶です。
現代では、あんな音程では、音大にも落ちるでしょう。」
と書かれていました。
彼は無論アンチ・ティボーの人じゃありません。
「それでもティボーは大芸術家だから好きだ」
という愛情があっての発言だと記憶します。
しかし、ほんとに音程悪いのでしょうか。
平均律的音感からすると到底容認できない音程を時たまとるのがティボーのスタイルです。
時代を色濃く映し出している、あの、のべつ幕なしのポルタメントは若手には真似ないことをお勧めします。

もっと本質的な音楽性を聴くべきです。
フランク、ドビュッシー、フォーレのソナタのCDが今でも容易に手に入りますが、この3曲におけるティボーの音程のシステムは一貫したポリシーがあります。音痴どころではありません。
それは平均律が普及する以前、12音技法が普及する以前の古きよき時代の和声感覚です。
ドビュッシーの全音音階などのように、伝統的和声から外れた部分でも、「伝統的な和声からこんな風にはずれているから、どんな色合いが出せるだろうか」
と十分考えて音程を取ります。ティボーは揺るぎない鋭い耳の持ち主だと思います。
少なくとも、ティボーの和声感覚や音程感覚を理解しなければ、グリュミオーやオイストラフの世代の繊細な音程感覚の背後にあるものは完全には理解しづらいように感じます。

ティボーの育った19世紀にはピアノの調律ですら、平均律でなかったのですから、今の常識で彼らを「音痴」呼ばわりは乱暴すぎます。
それにティボー、指は回りますよ。シフティングだって、ポルタメント使わないときには稲妻の速度で正確にできるのです。
大昔の演奏家の腕前(含む:音程)をなめないほうがいいと、私は思うのです。

Copyright © 1995-1998, 2001-2020 violin@web all rights reserved.