バイオリンは肩甲骨に乗せて顎に引っ掛けてバランスで持つ、と習ったのですが、ウルフの肩当などは首の長いプレーヤー用に高さを調節出来るようになっています。肩当を高くしてしまっては、バイオリンは肩甲骨を離れて宙に浮いてしまうと思うのですが、これで良いのでしょうか。私は肩甲骨にガンガン響くのがたまらなく快感なのですが。
肩胛骨?鎖骨では? 人よっては「宙に浮かせる」ために肩当てを使うこともあるようですよ。太っている人なんかヴァイオリンが肉に埋もれてしまうのですね。そうなるといつもミュートをかけているようなもんです。それで「宙に浮かせ」て響きをよくするんだそうです。新作楽器を使っている人でニスの保護(裏板に服があたらないように)のために使うという人もいました。 それと首が長いとか、なで肩型だからとかじゃなく、右手との関係で弓を使いやすい位置にヴァイオィンを安定させるために肩当てを使っている人もありますね。
肩当ての有無、高さは好みだよ。好きなようにしよう!首が異常に長い人は、高い肩当てがあった方が弾きやすいだろうね。
アゴ当ても肩当も、首の短いアタシには、市販品そのままでは高さが高いので、アゴ当ては、テールピースをまたがないもので一番小さなタイプの木(だと思うのだが・・・)の部分を適当に紙やすりをかけて、自分の好みの形にしました。(小さな改造だけど・・・)加工は、もちろん楽器につけていない状態でやりましたよ。間違えると楽器がキズつくからね。あと、裏のコルクをすこし削り落としました。数ミリの差で、結構、首の感触がかわります。肩当は、KUNの木製のものだけど、ゴムの部分が分厚いので、これをはがして、うすい滑り止めのゴムシートを両面テープで貼り付けて使用中。もとの高さ調整のねじは一番低くしてるのだけどね。ゴムシートは、東急ハンズのような、DIYの店で30cm角くらいで、500円するかしないか程度で売ってます。