ヘンリク・ヴィエニャフスキ国際ヴァイオリン・コンクール / International Henryk Wieniawski Violin Competition

ヘンリク・ヴィエニャフスキ国際ヴァイオリン・コンクール
International Henryk Wieniawski Violin Competition

ポーランドで開催される30歳までの若手ヴァイオリン演奏家を対象としたコンクール。ヘンリク・ヴィエニャフスキの生誕100年を記念し、甥で作曲家のアダムス・ヴィエニャフスキが提唱して発足した。

1935年（第1回）に当時16歳のジネット・ヌヴーが当時27歳のダヴィッド・オイストラフを2位に退けて優勝したことは、この天才女流ヴァイオリニストの後の悲劇的な運命と併せ伝説的な出来事として記憶されている。1952年（第2回）まで17年の期間を要した他は、1981年（第8回）、2022年（第16回）の例外を除き、概ね5年に一度開催されている。

日本人の初入賞は1972年（第6回）の石川静（第2位）、初優勝は1981年（第8回）の漆原啓子である。