なお、カール・
フレッシュ「ヴァイオリン奏法の技法」日本語版には鷲見三郎が序文を書いています。序文を抜粋します。「ヴァイオリン奏法の技術は常に進歩してやまない。今世紀に入ってその進歩は著しいが、その進歩のあとを辿り、最新...
ちなみに、カール・
フレッシュは「完全に正確な音程を一撃で指で押えることはプロでもほとんど不可能」という立場です。「ヴァイオリン演奏の技法」日本語版上巻より引用します。p29既に述べたように、正しい音を捉える熟練とは、次のこ...
「指先で基音を押えて下にかける」というのは、ガラミアン派の指導です。明らかにカール・
フレッシュは指先で基音を押えるとは考えていません。カール・
フレッシュ「ヴァイオリン演奏の技法」日本語版上巻より引用します。p43英国に居住...
大人になってバイオリンを始めた50歳の男性です。テクニックを維持させる方法が知りたくてご相談しました。下手なりにコツコツと練習を積み上げ、最近ゆっくりのテンポならラロのスペイン協奏曲やチゴイナーワイゼンが弾けるようにな...
単純に1920年代以前の指導に戻せばよいと思います。カール・
フレッシュの「ヴァイオリン演奏の技法」日本語版が入手困難になっているのはまったく残念なことです。「ヴィブラートを基準音の上下にかける」というのはハイフェッツやオイ...
長くなってきたので簡単にまとめます。・複数のスペクトラムアナライザ(tartini,千葉工業大学使用,アマチュアチェリストさん自作など)で測定した結果、有名ヴァイオリニスト、チェリストの大半はヴィブラートを(本人の意図とは無関係に...
カール・
フレッシュが「ヴィブラートを基準音の上下にかける」と確信していたことが明らかな記述がありました。ヴァイオリン演奏の技法(下巻 P227)名曲の解釈と教授法「ヴィブラートは正しい音高の周りに均等にかけられているか。上の...
Gotchiさま、>ところで、みなさんビブラートの掛け始めは当然下方向からですよねtartiniの表示では有名ヴァイオリニストでも下から上に向けてかけ始めているケースが見られます。カール・
フレッシュは「ヴァイオリン演奏の技法」上巻...
ちなみに「ヴィブラートを下にかける」という主張は、私が調べた範囲では戦後にしか見つかりませんでした。どなたか戦前から「ヴィブラートを下にかける」とした文献・伝聞等をご存知の方はいませんでしょうか?逆に18世紀中旬に書かれ...
篠崎のあとクロイツェル教本カール・
フレッシュ音階ドントローデ曲)バッハ;ヴァイオリン協奏曲1,2番ヴィオッティ;22番ベリオヴュータンモーツァルトヘンデル;ソナタ こんなところですかね・・