じゅんさん、コスモスモスモスさん。 そうですね。確かに前から色々先生との間で表面的にぶつかるということではないのですが、心の中にはお互いあったような気がします。 3年程前行き詰まった時に先生に「やはり人間ですから、相性というものがあります。その子がどうと言うわけでもなく、自分がダメだと言うわけでもないのに思うようにいかない。ということは多々ありますよ。」というようなお話しを聞た時に、もっと自分たちに当てはめて冷静に考えるべきだったかな〜とも反省しています。 その時は、先生の指導が足りない?!と思う前に(ちょっとは感じていましたけど...)その時点の音楽なら、まだ私でも何とかなりそうだったので、家での練習でカバーしてきたように思います。でも!!それは、それは大変でした。 ヴァイオリンは、きちんともって立つところから始まるじゃないですか、うちの子は5歳から始めましたが、身体も小さく体格も華奢でヴァイオリンをもってたつ事さえ大変そうでした。 でも何とかあごの下に挟み一生懸命立ってやっていました。 そのうち、ヴァイオリンを構える事がなんとなく「苦」ではなくなって来たかと思えば、今度は、構え方の不安定さからの「音の出方」「ボーイングのしにくさ」が素人の私の目にも分かるくらい歯がゆいものでした。 しかし、先生からは特別指導はなく、思い切って「弾きずらそうなのですが どうでしょうか?」とお聞きした時、「大丈夫ですよ、そのうちもっと慣れてきますから、今は、そんなことを強く言うより弾こうとする気持ちが大切」と言われそうかもしれない。と諭された気持ちになって黙って見ていました。 しかし、発表会である程度の曲を弾く時に、どうしても弾きにくそうなのですよね〜。そこで、「もう少し右足を後ろに引いてバランスをとってみたら?とか弓元を使うときは手首をやまにしてみては?」とか自分だったらその方が弾きやすいだろうと考えた事を子どもに言ってみました。私はヴァイオリンを弾きません。ですから、ヴァイオリンの基礎は知らないのですが、子どもは弾きやすそうになり、ザラザラした音が滑らかに艶がでたように聞こえました。それはもしかすると、私の一人よがりだったのかも知れませんが、 その後も、家ではその様に練習するようになり、ちょっとした、スランプを脱出しました。先生もそれから2年ほどは、「順調ですね〜。」と満足そうでしたが、その影では本当に親子で必死のバトル&研究でした。音の出方が悪かったり、ボーイングが上手くできないときの腕や手首の動きについての何故?を何時間もかけて考えたりした時もありました。だってレッスンでそんな状態でも先生のアドバイスはなかったからです。 ただ「ヴァイオリンが鳴ってない」と。そしてまた一週間の練習.....。 その一週間で試行錯誤してレッスンへ....。 ある時、その先生に教わっている生徒さんが、ヴァイオリンがドンドン下へ下がってくるということを直すのに「壁錬」ということを先生にさせられている事を見たとき。「なに?!!!!」っと凄いショックを受けました。 果たしてそれが本当にいい練習方法かは分かりませんが、その子に対しては、何らかのアドバイスいわゆる「手立てを打つ」ということをしているではありませんか。 これがもしかしたら「先生との相性の問題」に関係している事?とも疑ってしまいました。その子もヴァイオリンが下がらず、グラグラしなくなったら音色も良くなりましたよ。 その様にちょっとしたアドバイス・コツを指導してくれると本当に一歩も2歩もスムーズに進むのにね。 とものすごく大変な時が過ぎ「今」そろそろ私にももう限界が見えてきました。もっとテクニック的に私の考えが付かない方法でなければ弾けないように感じますし、その様な表現方法を知らなければ曲を表現できないと感じるからです。 そしてまた、行き詰まりを感じ始めています。 しかし、今回はその行き詰まりは先生によるものが大きいように思われてもっと懐の深い、そして子どもの音楽性と合う先生に付かなければ伸びないかな?と考えるのです。確かに、今までは他の先生についてもこどもの力量にさほど差はないかな〜。ただ、もっと効率の良い練習方法があり、私がもっと楽だったかも...。と考えるだけですが、これからはちょっと違うかなと、子どもにも自分の音楽があります。その子の個性があります。それに合う先生、上手く伸ばしてくれる先生にめぐりあえたらまたステップアップできそうだと期待し、その様な先生にめぐり合えることを願っています。
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