本筋から少しづれるかもしれませんが経験者から一言書かせてください。 私は音大六大学と言われている音大の器楽専攻出身です。しかし上位二高では有りません。 音大を出てからの方が音楽に対する愛情と興味と向学心が出て家庭を持ちながらもより深く 音楽全般に携わっておりますがとても感じた事があります。 上位二校(芸大、桐朋)に入られるような方たちと私とではスタートからして違っていたと つくづく感じました。あくまで私の主観ですが私や私の周りの音大関係者は演奏家という観点 から勉強をして来なかったと思います。音楽とは何か、なんて事も考えなかったしそういう指導 も有りませんでした。 ところが芸大、桐朋を音楽高校から入られるような方たちはその時点で既にプロ意識を持って いる子が多いと感じています。善し悪しは別として毎コンを聴いた場合、衝撃的なテクニックの 高さがありました。 そういう関係の先生方はある時期になると専門に進むかどうかをお聞きになるようです。 趣味で習うのと専門家になるのに習うのでは先生方の意気込みや仕立て方が違うという事の ようです。レッスン内容もそれに付随する音楽の様々な知識をお話しされる事も趣味の子と専門の子に対するのは違うのでしょう。 教える側の人間が音楽に対する常識、知識を持っているのと持っていないのでは雲泥の差が あります。もし生徒さんが上位二校のような学校へ行きたいと思った時、それは不可能に近い 事になります。 emoママさんが今後どのようになさるのかは分かりませんが音大を出るという事は技術だけで は無い物を長年の間に身につけているという事だと思います。 《たかね》さんのおっしゃりたい事に私も付け加えたいのです。
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