横から失礼いたします。Pochi様の投稿を拝見しましてつい我が家の状況を書きたくなり…実は、子どものついている先生から総譜(弦楽四重奏の)を丸写しする宿題が出ております。教室内の合奏の課題曲です。本人は「面倒くさすぎて死にそう・・・」とぼやいており、まだ数ページしか写せていません。(実際、かなりの労力だと思います)先生は写譜することで他の楽器の動きが意識できるようになるから、とおっしゃっていましたが、本人にはまだそこまでの意識がなくイマイチ響かない様子。譜読み力アップするよ!の方が、多少はやる気に貢献してくれそうです。ありがとうございました。
昔の演奏家が何故譜読みに長けていたのかは、「手書きで写譜していたから」です。日本では1970年代迄はコピー機の普及が遅れていたから全員手書きで写譜していました。音をしっかりイメージ出来ていないと写譜は間違いだらけに成りますから、回り道だと思っても、「手書きの写譜」を強くオススメします。楽譜に限らず、「図書館で勉強する」の意味は、「書物を書き写して持ち帰る」事でした。「F.メンデルスゾーン」だって「J.S.バッハ」の「マタイの受難曲」を手書きで写譜したに決まっています。ヴァイオリンの楽譜はピアノ譜と比較して音の数が極端に少ないのだから、是非、「手書きの写譜」をオススメします。「楽譜」が「経典の一種」で有るとするならば「写経」は当たり前でしょう。
1年半前に投稿して以来ご無沙汰していました。昨年は受験のため、夏のコンクールを境に、ゆるゆるとレッスンを続けていました。受験も終わり、再び通常レッスンに。そしてコロナ下に。そんな中、先生から曲の課題を3曲ぐらい同時並行にやるよう指示されました。初めは従っていましたが、ある日先生に子供が「どうして前みたいに1曲ずつ仕上げていかないのですか?」と質問しました。先生は、「オーケストラとかに入った時、1曲だけ譜読みするってことはないの。先生も若い頃、1曲ずつ仕上げていて、音高入ってから苦労したから、今から数曲同時進行していったほうが良い。」と、おっしゃりました。子供は音高もオーケストラも入る予定は全くなく不思議に思いましたが、でも、私は1曲ずつ勉強していくのが普通と素人ながら思っていましたが、曲を子供が仕上げるという考え方自体がが間違えているのかな?と、思いました。曲なんて一生仕上げることなんて出来ないですよね。その年齢にあった学びが続くわけで、それよりも沢山の曲に触れて、今の段階の学びをしていくということなのかな?と。譜読みをしていく力も必要なんだと素人ながら思いました。受験が終わり半年ちょっとで、コロナ下でお休みも数ヶ月ありましたが、バレエの情景、モーツァルト3番2楽章、プレリュードとアレグロ、ヘンデル2番、モーツァルト3番1楽章こんな感じで重なりながら学んでいます。中学生になり生活も忙しく時間を作るのが大変なんですが、細々と続けています。今年は小さいコンクール中止になってしまいましたが、来年はあったら良いなあと思っています。
お名前(ハンドル可): 記事削除キー: (半角英数8文字以内)
記事タイトル:
記事本文:
記事区分: 演奏家 楽曲・楽譜 楽器・付属品 記録・放送 コンサート 演奏技術 音楽論 教育論 雑談・その他
フォント色: ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■