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庄司さん使用楽器のレポート!! - ヴァイオリン掲示板

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このスレッド内のレス一覧

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Re: 庄司さん使用楽器のレポート!!

[その他]
 VV [2002/02/18 13:17:06]

先日、とうとう!その楽器を触りに行けました!!
正直、あの音には驚きました。一瞬自分の耳を疑う程「え?」と
いう感じで・・私はイタリアントーンの信奉者なのかもしれません。
あの楽器でパガコンで優勝・・・私には本当に本当に驚きとしか
言えませんでした。でも遠くまでシュッと音が飛んでいくのかもしれない
と思うと本当に不思議でした。うまく言葉にできなくてゴメンナサイ。

[582]

Re: 庄司さん使用楽器のレポート!!

[その他]
 パストラミ [2002/01/23 13:52:16]

>VVさん

お店の名前は、やはり迷惑になるし、もうその楽器には買うかもしれないお客さんが付いているそうなので、ここでは言えません。

もしよろしければ、私のアドレスまでメールしてください。個人的にお教えすることは、できます。

[581]

Re: 庄司さん使用楽器のレポート!!

[その他]
 pochi [2002/01/23 13:28:17]

所謂「イタリアントーン」は、演奏する音のほかに分離して聞こえる「シャー」という超音波だと思います。低弦では、「ズー」と聴こえます。

注意しなければならないのは、
弾いている音と分離して聴こえる事、です。

耳元では雑音ですが、これが観客には音の柔らかさのように聴こえます。

名工の作品でも後世の職人によって薄く削られ過ぎて、力がなくなっているものも沢山あります。この様な楽器は綿のように柔らかい音が楽に出せます。


アマチュアの方が値段の高い楽器を持って自己満足するのには、演奏家として良い楽器よりも、耳触りの良い「柔らかい」音の楽器の方が良いと思います。
オーケストラ等でソロ向きの楽器でまともに弾くと、音が廻りから飛び出して困るので、「柔らかい音」の楽器の方が使い易いのではないでしょうか?

そこにつけ込んで、暴利を貪る楽器屋さんは、ビジネスですから、仕方がありませんね。

[580]

Re: 庄司さん使用楽器のレポート!!

[その他]
 VV [2002/01/23 13:15:31]

パストラミさん初めまして。VVと申します。ただのアマチュアですが
楽器を探している私には とても参考になりました。
本当に「良い音」とはなんぞや?と日々自問自答しながら楽器屋めぐりを
していましたが、そうですよね、実際持ったことのない楽器を しかも
自分で店内で弾くだけでは、響きやら何やら実際のところわからないです
よね。店員はテキトーに答えるのみだし、私の個人レッスンの先生でさえ
楽器について質問すると ほとんどしどろもどろで・・
(楽器屋と演奏家は違うのでそれで良いのですが)

そしてそして、その都内の「N」というお店で是非その楽器を触って
みたいのですが・・・なんとかもう少しヒントを頂けないでしょうか・・
なにぬねの・・・思い当たるお店がありません・・・
駅名だけでも・・・
どうかお願いします。(メールアドレスは出さない派なのですみません)

[579]

庄司さん使用楽器のレポート!!

[その他]
 パストラミ [2002/01/23 0:27:56]

もしかして、ご存知の方もいるかもしれませんが・・・。

彼女がパガニーニ・コンクール優勝時に使用していた楽器が、現在、都内の某巨大複合ビル店内にある「N」という楽器店(迷惑になるといけないので、ここまでしか明かしません)に、すごくさりげなく展示してあります。今日、私は全く偶然、ミュートを買いに寄ったのですが、この楽器を試奏する機会に恵まれました。

内容は、その報告だけです。楽器は1946年のモダン・イタリー(二コロ・ガリアーノの弟子によるガリアーノのコピー)で、銀行の紹介で、コンクール出場前の彼女に貸し出されたそうです。

ただ、今回の経験は、私にとって非常に、意義深いものでした。私たちが楽器に接する際、どうしても「何が良い音なのか」という疑問を持ちます。そりゃもちろん、「自分の好きな音」が一番に決まっていますが、しかし、実際に実績のあるヴァイオリンニストがどんな音を好み、どんな音が公式に評価されたのか、興味を持ちませんか?

フェアーなどに足繁く通えば、(楽器の真贋は別にして)かなり高額な名器や、現代最高の名工の作品を弾くことはできます。しかし、たとえば名器を試奏しても、多くの場合、それはあくまで「日本の楽器店の在庫」であり、たとえば「パガニーニのカノン砲」、「フランチェスカッティーのストラッド」、「クレーメルのデル・ジェス」などに、一般人が直接触れられる機会は、まず、ありません。それは現代名工の作品でも同じです。製作者コンクールというのは、非常に多くの場合、奏者からというよりも、製作者の視点(製作精度など)を基準にしているためです。それも重要なことではありますが・・・。

前出の楽器は、値段も500万円ほどでそれほど高くはありませんが、れっきとした「パガ・コン」優勝の楽器なのです。

今回、私が感じたフィーリングは、「先鋭的な」音と音量がが出るということです。音色としては、過去に3本ほど試走したIgino Sderciが、弾く側の感覚では、いちばん近いものでした。

特に日本では、「イタリアン・トーン」などという、実体のないオバケのような概念が流布し、楽器の価値を決める上で無視できない要素にされています。
「音がやわらかい」ということが、その概念下では最も重大なこととして扱われるようです(このことを詳しく説明しようと思えばできますが、面倒くさいので省略。多く楽器を見ている方には分かるはずです)が、そういったことを重視するあまり、高価な楽器でも、「本当にこの楽器、音量が出ているのかな?」と疑問に思うものが、多くあります。じっさい、それにだまされて「きれいな細い音は出るが、聴こえない」オールド楽器を買ってしまった失敗を、私はしたことがあります。

たしかに、最盛期のストラッドなどには、耳元では囁くような柔らかい音を出し、そのじつ、遠くまで音量が「シュッ」と飛んでいくような楽器も、存在します。しかしながら、高くとも数百万で楽器を買わなければならないアマチュアにとって、そういった音量と音質を両立させている楽器の入手は、極めてむつかしいといえます。その程度のランクの楽器では、やはり耳元で「バーン」となる楽器でなければ、ホールでの音量は期待できないのではないでしょうか。
そしてやはり、音量というのは奏者にとって、第一に重要なものです。私の見た限り、日本の指導者・アマチュア演奏者の方々には、このことを案外、軽視する風潮があります。

結論からいえば、冒頭の楽器は、「イタリアン・トーン」信奉者から見ればいかにも、「音が下品」とか「ドイツ的」、「音が硬い」などとけなされそうな音色でした。このことは、無視すべきではありません。私の価値観を押し付ける気はありませんが、これから楽器を買われるソリストの方、参考にしていただければうれしいです。





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