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バイオリンは消費財か | ヴァイオリン掲示板

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雑談・その他 6 Comments
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バイオリンは消費財か

投稿日時:2007年06月03日 23:30
投稿者:Belli(ID:JyADN4Q)
銀座のある楽器屋さんに行ったら「楽器はいったん販売したものは、買取・下取しません」と言っていました。すごく明快な回答だと、あきれて感心しています。お茶の水のとある楽器店の店員も「買取・下取はしない(下取はものすごく安くなるからという言い訳)」と言っていました。ユーロ高等で新作の著名なメーカーは300万円を超える値札がついています。
新作バイオリンって、もやは消費財なんですかね。であれば流通コストとかお店で満足に説明もできない店員を合理化して、もう少し安くしてもらいたいなと思うのは私だけでしょうか。雇用の確保って大事だと思いますが、満足に回答もできない正社員に給料まで面倒見ているかと思うと、腹立ちますね。私は消費財とは思わないのですが、現在の傾向として、新作は消費財なんでしょうか。また、今EUで「リーチ規則(いわゆる環境規制)」が発効しますが、バイオリンのニスなんてのは、これにひっかからないのでしょうか。どういうマテリアルを使っているかわからないのは人体にどういう影響があるかわからないわけで「それはメーカーの秘密です」なんていう時代ではないようにも思うのですが。そろそろそういう規制もかかってしかるべき時代かなとも思います。
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Re: バイオリンは消費財か

投稿日時:2007年06月04日 10:35
投稿者:傍観者(ID:QFhIWWQ)
逆に必ず店が買取・下取りをしなければならないといけないわけではない思います。
売りたければ個人同士でやるということも可能だし、そういう店がなければ、ご自分でそういう店を開けばいいのではないでしょうか。
別にヴァイオリンに限らず、下取りしてもらっていつまでも大切に使っていけばいいと思われる物はたくさんあります。
私個人は決して裕福ではありませんが、将来下取りしてもらうことをあてこんで楽器を買っていません。
でも将来、別の楽器を買うときに今の楽器が売れれば、まあラッキーかな、程度にしか考えていません。
店のシステムも需要と供給と何らかの合理性で成り立っているのだから、買取・下取りが店にとって利益になるなら、そういう店も増えるでしょう。
店にとって何か面倒なことがあったりするから、買取・下取りをしないのかもしれません。
それに文句をつけても仕方ないことで、極論を言えば買取・下取りをするかしないかは、店の勝手でしょう。
全国の宝石店で「宝石の買取・下取りをしないから宝石は消費財か」なんて言う人もいないと思いますし。
新作は消費財と決めつけなくても、これからその楽器にどんな価値が出てくるのか時代の変遷を見守るのも楽しいのではないでしょうか。
私は楽器屋のまわしものではありませんが。
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Re: バイオリンは消費財か

投稿日時:2007年06月04日 19:58
投稿者:通り縋りの女(ID:GWQHZmc)
Belliさんの気持ちはわかります。

下取り のしくみは ちょっと複雑で、買う側が楽器の価値を分かってないと、売る側の都合いいような取引になってしまいます。

 例 : 消費者の立場から見ると、
      以前200万でVnを買った。
      これを50万で下取りに出し、400万      のVnを新しく買う。計550万使った      が400万の楽器が手に入った。
      
     これを売る側から見ると、
      以前70万で仕入れて200万で売り
      130万の儲けがあった。
      こんど 50万で下取りするので
      400万のVnの仕入れ価格は130-      50=80万くらいのVnに抑えとこう
      商談成立すれば、350-80=270      万 の儲けだ。儲けの計は400万
      と200万のVnだ
      これで従業員を食わせられるし、       次のVnの仕入れもできる。

 下取りしないで、商品を安く売るというやりかたをするなら それも直截でよいと思います。
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Re: バイオリンは消費財か

投稿日時:2007年06月06日 15:34
投稿者:JAMES(ID:JGYUd3Q)
正直な意見だと思います。↓
> 銀座のある楽器屋さんに行ったら「楽器はいったん販売したものは、買取・下取しません」と言っていました。すごく明快な回答だと、あきれて感心しています。お茶の水のとある楽器店の店員も「買取・下取はしない(下取はものすごく安くなるからという言い訳)」と言っていました。

一部のお店では、その店の新しい楽器で今持つ自分の楽器をグレードアップする際、実際の売価で買取するということを謳っているところも見受けられます。しかし、そんな消費者側だけが都合のいい理屈は信じられないというのが正直なところです。

ヴァイオリンは消費財であるという要素が強いと私個人としては思います。

ヴァイオリンjの値段が上がるというのを富裕層の人たちが認知し、投資のために買っているなんて話は今まで聞いたこともありませんし、演奏素人が持っていても、売るとき買い叩かれる恐れもありますし、やっぱり消費財だと思います。
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Re: バイオリンは消費財か

投稿日時:2007年06月06日 18:21
投稿者:父娘でVn始めました(ID:KTlTkzU)
経済学では、
消費財=最終消費者が購入して使用する財
生産財=財やサービスの生産のために使用される財
ですから、
バイオリンが消費財か生産財かは購入者の属性によるということになりましょう。
耐久消費財か非耐久消費財かと言う観点で言えば、一部は非耐久と言うべきものもあるでしょうが多くは耐久消費財であると言うことになるのではなかろうかと。
企業会計的にみて資産か消耗品かと言うことで言えば、自動車ですら資産ですから、一部の非常に安価なものをのぞき、バイオリンが消耗品でない場合が多いことは明らかでしょう。

会計学は、売却すると非常に安価になってしまうものであるとしても、資産としてカウントして良いと言う考え方ですから、下取りで非常に安価になってしまうリスクが高いことは資産性に相反するものではありません。

たとえば書画骨董などのうち非常に高価な骨董品も、経済学では購入者が消費者である場合は消費財と分類されます。一部のバイオリンや弓はこれらと同等と見なされるのでしょうか。

楽器は持っておけば資産として換価価値が上がると言うものは珍しいので、その種のセールストークにはご用心、というご見解に一票。デス。

まともに説明も出来ない店員さんを置いている店で購入するのはいかがなものか、というご意見も至極ごもっともであると思います。

下らない訳の分からないことを書いてしまいましたが、用語法の整理の御一助になりましたらと思いまして余計なことを書きました。非礼をお許し下さい。
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Re: バイオリンは消費財か

投稿日時:2007年06月06日 18:55
投稿者:K's(ID:GAiIeRE)
楽器の値段が何に基づいて設定されているかを考えれば自ずと答えが見てくると思います。

新作の場合:
 材料費
 人件費
 ネームバリュー(マスターメードか、量産品か)
 製作の質
 関税
 手数料

オールド・モダンの場合
  オークションでの落札価格
  関税
  手数料

この「手数料」は、オークションに行くための旅費、オークションで発生する手数料や税金(関税込み)、などに加え小売店の維持費(人件費等)+利益など、様々なもので構成されていると思います。

ただし、これらは本物のマスターメードで、コンディションの良い楽器に限る話です。新作・オールド・モダンに限らず贋作だったり(かなり多く出回っているという話があります)、出来の悪いものやコンディションの良くない楽器に関しては、価値は下がります。
それはオークション(Sotheby'sやBonhamsなど)の価格を見ても一目瞭然です。

本物で状態の良いも楽器なら、わざわざ下取りに出さなくてもオークションに出せば落札されるでしょうし、そもそもそういう楽器なら8掛けくらいで下取ってくれるはずです。売りに出すときのコンディションがよければ、どこに行っても通用するはずです。

下取りができないとしたら、下取りができない何らかの理由があると考えるほうが自然で、たとえば、そもそも本物でない、とか、楽器のコンディションが良くないか、そもそも世界市場の相場でない値段で取引しようとしてるか、いずれかの可能性があると疑うべきだと思います。

「ヴァイオリンは消費財か?」という問いに対しては、NOだと思います。
単純に材料の経時変化によって楽器の鳴りが良くなってくることと、優れた製作者が亡くなった場合、その製作者の(本物の)楽器は絶対に増えませんので、価値が上がります。その製作者の楽器が欲しい人が多ければ、オークションで高値がつくからです。

もちろん、ラベルに記載されている製作者本人の作品、良い材料、きちんと作られた楽器、コンディションが良いこと、が大前提です。

*ちなみに、量産品や素性の分からない製作者が作ったものでも、よい材料・よい作りであれば、それなりの値段はつく場合はあります。
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Re: バイオリンは消費財か

投稿日時:2007年06月06日 21:55
投稿者:K's(ID:GAiIeRE)
新作楽器の値段について。
国内楽器店の店頭価格が、必ずしも欧米の楽器店の値段と同列とは限りません。国内で「有名製作家」と認識されてる製作家は、実際国外でどういう評価なのか、是非調べてみてください。脅すわけではありませんが、名前が見つからないかもしれません。

楽器の値段設定については、特別な取り決めはなく楽器屋同士の暗黙の了解で設定されているところが大きいと思います。新作イタリーの場合、下限は1000Kくらいで上限が3000Kくらいですが、その設定も大いに疑問ですし、弓の有名ベルギー人の弓も値段設定に違和感があります。

下取りや買取りについては、楽器屋の方針が色々あるかと思います。
楽器を購入するときに、下取りの扱いについては確認をしておかなければなりません。下取りができないがどうしても手放して換金したいならば、知り合いに譲るか、オークションに出すことです。オークションでは新作はやはり購入価格よりも低い落札額になってしまう場合が多いですが、それが売りに出す時点でのその楽器の客観的価値なのだと思います。その差があまりに大きい場合は、小売店での販売価格が法外なのかもしれません。

オークションに出展される楽器にもコンディションの粗悪なものも数多く存在するので、コンディションの良いものを仕入れているはずの楽器屋の値段とオークション落札額が必ずしもリンクするとは限りませんが、オークションの落札価格を調べてみることをお薦めします。

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