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うわぁビックリした! | ヴァイオリン掲示板

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雑談・その他 7 Comments
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うわぁビックリした!

投稿日時:2014年05月18日 22:40
投稿者:柔軟体操(ID:SSEXJA)
うわぁビックリした!今日、昼食の後に張替えしたヴァイオリン弦のことなんですが、今書き込みしている時点でまだ半日も経過してないのに、かなりチューニングが安定してきてます。これなら、もし明日の夜に本番があっても平気だと言えます。それにしても最近のヴァイオリン弦の進歩はめざましいものがありますね。ではでは。
【ご参考】
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Re: うわぁビックリした!

投稿日時:2014年05月19日 21:03
投稿者:柔軟体操(ID:SSEXJA)
このたび張ったヴァイオリン弦は、E:スチール、A:アルミ巻きガット、D:アルミ巻きガット、G:銀巻きガット、という組み合わせです。最近と言っても1年くらい前に、巻き線の精度向上など品質改良が図られた弦なので、巻き線がとても緻密で非常に滑らかです。そのお陰もあってか、ガット弦とは思えないほど早くブレイク・インしてくれます。ナイロン弦よりもブレイク・インが早いとさえ思うくらいです。
今の時点で弦を張り替えてから、まだ1日半経過していませんが、ガット弦特有の初期の伸びが、もはや収まってきており、今から本番で弾くとしても、これほどチューニングが安定してくれるならフラストレーション無く本番でも弾けます。
このガット弦のレシピは50年以上前のものですが、ハンドメイドでとても丁寧かつ精密に作られているので、非常に高品質です。そんなわけで、昨日、うわぁビックリした!と書いたわけでした。
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Re: うわぁビックリした!

投稿日時:2014年05月20日 22:19
投稿者:柔軟体操(ID:SSEXJA)
このたび張ったのは、かつて、米国のPerfection Musical String社が製造していたガット弦をPerfection Musical String社が実際に使っていた製造マシンを使ってPerfection Musical Stringのレシピどおりに忠実に再現したガット弦です。
20世紀の半ばの、まだナイロン弦が出回っていない頃のガット弦ですが、極めて高品質で、Perfection Musical String社が廃業してしまったのは、とても残念なことだと思います。
ドイツのP社やオーストリアのT社の最新かつ最高級のヴァイオリン弦と比較しても、巻き線の緻密さや滑らかさ、巻き線のほつれにくさ(ほぐれにくさ)、ブレーク・イン・タイムの驚異的な短さ、チューニングの安定性、発音の俊敏性といった点で、Perfection Musical String社のガット弦の再現品は、優位であると言えます。
梅雨の時期にも安心して使えるかどうか、しっかりとテストしたいと思います。
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Re: うわぁビックリした!

投稿日時:2014年05月21日 23:57
投稿者:柔軟体操(ID:SSEXJA)
往年の名ヴァイオリニストであるエルマンやティボーが愛用していたGold LabelとかWondertoneと呼ばれるヴァイオリン弦には、米国のPerfection Musical String社製のものと、ドイツのPi○as△ro社のものがあったようですが、当時は、米国のPerfection Musical String社製のガット弦の方が高性能で評判が良く、ヨーロッパのヴァイオリニストが、わざわざ米国のPerfection Musical String社製のガット弦を買い求めることが、よくあったようです。
Perfection Musical Stringを和訳すると「完璧楽弦」となりますが、私がこのたび張った弦は、これこそまさに「完璧なヴァイオリン弦」と呼びたくなるほどの素晴らしいガット弦だと思います。
アルミや銀の巻き線が非常に緻密に滑らかに巻かれており、米国のPerfection Musical String社が戦前から使っていたワインディングマシンを使って製造したガット弦とは思えないほどの極めて精度の高い仕上がりに驚かされます。
また、ガット弦の先端と後端のところのカラーの糸が巻かれている部分の糸の巻き具合も、現代のメーカーの最新弦と比べても、より緻密で美しい仕上がりであり、ガット弦全体がとても丁寧に精密に製造されていることがわかります。
ではでは。
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Re: うわぁビックリした!

投稿日時:2014年05月23日 00:03
投稿者:柔軟体操(ID:SSEXJA)
米国のPerfection Musical String社が製造していたガット弦をPerfection Musical String社が実際に使っていた製造マシンを使ってPerfection Musical Stringのレシピどおりに忠実に再現したガット弦は、1年くらい前に金属の巻き線の巻き方が改善されたようで、そうした改善後は、巻き線の緻密さと滑らかさが向上して、結果的にガット弦の耐久性が向上したようです。
ガット弦職人がPerfection Musical String社が実際に使っていた製造マシンを使い慣れることによって、自然とガット弦の品質が向上したという側面もあるでしょうし、それに加えて、巻き線の巻き方を工夫して改善したことによって、より一層、品質が向上したという側面もあるのだろうと思います。
もちろん、アルミや銀の巻き線が優れているだけでなく、巻き線の内部にあるコアのガットが丁寧に作られていて、巻き線を巻く前に入念にオイルでトリートメントされていることも、耐久性や安定性が優れている理由の1つだと思います。
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Re: うわぁビックリした!

投稿日時:2014年05月24日 22:21
投稿者:柔軟体操(ID:SSEXJA)
エルマンやティボーが愛用していたガット弦の再現品の音は、現代の最新の弦ほどエッジの効いた音ではなく、上品でマイルドな音だと思います。もちろん、必要十分なパワーがあり、必要に応じてエッジの効いた音を出すことも可能ですが、現代の最新の弦にありがちな刺激的な音ではないので、長時間弾いても耳が疲れないです。
耳元での音量は、現代の最新の弦の方がパワフルに聴こえますが、エルマンやティボーが愛用していたガット弦の再現品は、音が遠くまで良くとおるので、何の問題もありません。
あえて例えるならば、P社のオリーヴとオイドクサの中間的な音で、オリーヴよりも、チューニングがもっと安定している、というのが、エルマンやティボーが愛用していたガット弦の再現品の特徴だと思います。
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Re: うわぁビックリした!

投稿日時:2014年09月15日 18:46
投稿者:切れました。(ID:iUQXlWA)
残念ですがあっという間に切れました。
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Re: うわぁビックリした!

投稿日時:2014年09月15日 20:19
投稿者:柔軟体操(ID:SSEXJA)
エルマンやティボーが愛用していたガット弦の再現品、すなわち、トリコロール・ガットが、すぐに切れてしまった方が居るようですが、自分のように、春の終わり頃に張った弦が、真夏の高温多湿期を乗り越えて、いまだに切れずに元気に鳴っているのを実感している者からすると、トリコロール・ガットが、すぐに切れたなんて全く信じられませんね。
よほど運が悪いか、張ってみもせずいい加減な書き込みをするウソつきだろうと思います。

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