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楽理を学ぶインセンティヴ | ヴァイオリン掲示板

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雑談・その他 18 Comments
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楽理を学ぶインセンティヴ

投稿日時:2004年01月23日 04:25
投稿者:fiddlin' economist(ID:MhFZBZE)
子供(11歳)がTheoryを習いだして約1年経ちます。現在はヴァイオリンの先生のあいかたのピアニストに習っているんですが、先日時間があって様子を見にいったら、今やっている課題ではなく、確認の意味で先生がクイズとしてAmajorのsignatureのシャープの個数を尋ねました。子供は答えるのに20秒くらい掛かったうえ、「2個!」。先生に違うと言われて「3個!」。私はソファーからずっこけそうになってしまいました。オイオイ、シャープ・フラット4個位までは1秒でちゃんと答えてくれよな。
楽理に興味をもてないでいるのか、言葉(英語)がまだわからず先生の言っていることをよく理解できていないのか、ただ頭が悪いだけなのか、私もつかめていません。そのレッスン中にも二度ほど言葉の意味を訳して教えてやらなければならないことがありましたので、普段も全部はわかっていないようです。言葉の問題はしかたないと思っているのですが、上記の例のように普段見ているKey Signatureをちゃんと意識しておらず楽理に興味をもてないのであれば、どうして学ばなければいけないのか、納得させてあげないといけないと思っています。Ear Trainingなどはゲーム感覚で楽しんでいるようですが、Violin弾いていくのに楽理を勉強することがどう大事なのかはピンとこないようです。
自分を振り返ると楽理はちゃんと系統的に勉強した経験がないので、えらそうなことも言えません。子供を刺激する良い手段はありますか?
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【ご参考】
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あせらなくても

投稿日時:2004年01月25日 01:01
投稿者:ここに幸あり(ID:QJeVdSA)
樂理科出身教師からpfを習ってしまったなれの果て、苦悶・・じゃなかった、公文の先生やってるVn愛好家です。毎日小学生と戯れて仕事しています。

・・なんだか、話が高度に発展していっているようですがfiddlin'economistさんのお子様の年齢を考えると、書き込んでいらっしゃる程度の状況は、極めて自然・・といいますか、当然の状態の様に感じます。

ご子息はVn上級者で、心身ともにご成長の真っ盛りでいらっしゃるようですが、まだまだ、つい此間まで赤ちゃんやってた未熟な状態が勝っている年頃だと思うのです。

特別なタレントに恵まれているお子さんは別格でしょうが、小学生に音楽理論に興味を持たせ、頭から理解して欲しいとするのは、私には期待過剰のような気がします。

Key-nameというのは、ただの記号的なものでしかありません。小学生の段階でパッと言えたからと言って、調性を理解した事にはならないし、パッと言えないからといって、音楽センスに欠けてるとは言えないです。

私の経験では、楽器を専攻する子では、だいたい中学生ごろから理論への感心が萌芽し、高校生くらいで自分の音楽観と理論が上手くリンクする状態となるようです。平凡な音大志望者のレベルでです。

せめて中学生ごろになるまで、余裕を持って見守って差し上げるくらいが宜しいのでは。そのうち歌や書き取りの稽古が始まれば、なんという事なく直ぐに覚えられる類いのものです。それが中学生くらい。

そのうちオーケストラ・スコアやちょっと複雑なピアノの楽譜にご興味を示されるようになられると思います。 それがだいたい高校へ上がるくらいかな。

そうしたら、あとは早いです。理論の学習はそれからが本番で、面白くなりますし。 簡単な和声樂も知ってたら、Vnの先生からアレコレ演奏に文句言われる量がぐっと減るから便利ですし・・ それが大学へ進学する時点くらいか・・

私は音楽教育学とか知りませんが、自分の経験などからいって、こんなもののように思っています。 
お子様の今後のご成長にご期待なさってください。 
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追加

投稿日時:2004年01月25日 09:24
投稿者:ここに幸あり(ID:lIRUUA)
理論の学習は、子供に純粋に頑張らせるには無味乾燥なものですよね。
もう、ここは割り切って、調号やら音程やらをキチンと言える様になったら
フロリダのテーマパークへ(ご子息のお好みかどうか分かりませんが)連れてってやるから、とか、NYフィルのコンサートをロイヤルシートで聴かせてやるから、とか、・・そういうので釣るのは如何ですか。
一般的に、子供って目に見える明らかな目標をGetしようと思い込んだら、けっこうやる気出して頑張っちゃうもんなんですが・・
話のレベル低くしてすみません。
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Re: 楽理を学ぶインセンティヴ

投稿日時:2004年01月27日 00:50
投稿者:fiddlin' economist(ID:MhFZBZE)
皆様、いろいろとご教示ありがとうございます。
Carl FleshのArt of Violin Playing: Book One を早速注文してみました。まず自分から勉強してみます。

「ここに幸あり」様、実のところ、ヴァイオリンのことに限らず、物質的、経済的インセンティヴは相当使ってしまっていまして、少々やりすぎを反省しているところなのです^^; LEGO大好きの子供なのでもう8年にわたってLEGOを買い捲りです。テーマパークといえばLEGO LANDも3箇所も行ってしまいました。ある程度はこれからも「経済的刺激」は使っていこうと思いますが、それだけでは情けない、と思うのと、そればかりだと子供の人格形成上問題がでかねないのでは、という心配があります。わがままのひとっりこが全開です。(最近このサイトを読んでいるようなので悪口はここまでにしておきます。)

現在、歌や書き取りの練習が始まったところです。先生の設定している目標はハーモニーを感じ(意識し)ながら練習、演奏できるようにすることです。今、NYにおりますので、こちらでは昨秋middle schoolに入ったところでして、意識のうえで幼児を脱してくれる良いタイミングではないかな、と思っている次第です。

スケールは毎日全音階3オクターヴを3通りで練習するよう先生から言われていますが、なかなかやりたがらず、実践できていません。6つくらいやればよいほうです。Geiger1951さんのおっしゃるような「今日はDes-durになって、一昨日のGes-durの時と一箇所違う」といったことがちゃんと認識できているのか、ちょっと試してみたいと思いました。

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ヴァイオリン演奏の技法は

投稿日時:2004年01月27日 20:24
投稿者:Geiger1951(ID:NCd1OQI)
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Re: 楽理を学ぶインセンティヴ

投稿日時:2004年01月24日 05:30
投稿者:|__(ID:GDAlOHY)
> カール・フレッシュ著ヴァイオリン演奏の技法・上巻

版元では注文できるようです
|__ さん の貴重な情報ですが
カール・フレッシュ著ヴァイオリン演奏の技法・上巻
やはり版元品切れです。
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Re: 発表会に大人は参加するのですか?

投稿日時:2004年01月21日 13:07
投稿者:ZERO(ID:YmQGg0A)
来月で1年になります。3月に発表会があるのですが、ザイツ2番の1楽章をやることに決まりました。もうあと1ヶ月しかないのに、まだなんとか通しで弾ける状態で、テンポがずれたり、重音が上手くいかなかったりでかなり不安です。なんせ始めての大曲なので、ほんとにあと1ヶ月で発表会に出れるような状態まで持っていけるのか心配でたまりません。
発表会に初心者で出られた方々はどのくらいのレベルで望むのですか?駄目だ~なんて思って出たくないです。やるだけやりますが、自信を持てるレベルとはどのような状態なのでしょうか?教えてください。
よがさん、銀座の店頭品は貴重でしょうね。
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Re: 楽理を学ぶインセンティヴ

投稿日時:2004年01月29日 01:16
投稿者:ここに幸あり(ID:QWgQZ0I)
NYは大寒波で大変そうですね。 寒中お見舞い申し上げます・・

>「ここに幸あり」様、実のところ、ヴァイオリンのことに限らず、経済的インセンティヴは相当使ってしまっていまして、少々やりすぎを反省しているところなのです^^;

あ、そうですか・・それはそれは・・
ところで・・ピアノの方はもう既に稽古をお始めでしょうか? これをやっていると、ハーモニーやら音程やらに対する親しみ・理解の度合いが、ヴァイオリンだけ浚っているよりも、ぐっと違ってくるようです。 重奏などのご経験もそれはそれで大変結構なのですが、お手軽さがまるっきり違います。 

ピアノ無しで理論の学習を始めるのは・・できない事も無いのでしょうが・・電気炊飯器なしでご飯を炊くようなヤッカイさを感じてしまいます。

理論の学習がさらに進んでくると・・ピアノ無しでは、理論が唯の机上の空論になりがちで、「ハーモニーを感じながら演奏出来る様になる・・」という目的に生かされにくいでしょうから、ぜひ便利なピアノという楽器に、どんどん親しまれるとよろしいかと。

ひょっとしたら、ご子息の既習教材なのかもしれませんけど・・例えばピアノ初級者が浚うので有名な「ブルグミュラー25練習曲」などは、短い(僅か十数小節~50小節ほど)の間にシンプルなハーモニーを、魅力的な物語的な展開でもって実体験できます。曲としても完成度が高いですし。

これ↑などは、曲自体が理論を学ぼうとする刺激剤になってくれると思いますよ。 かっこいい特撮映画を観て感動すると、どうしても、それのMaking-of番組も気になって熱心に見てしまうのと同じく・・

あと、ハーモニーがシンプルでサウンドがきれいな楽曲・・たとえばチャイコフスキーやモーツアルトの室内楽曲の超・有名どころ・・などのCDをさり気無くご子息のCDライブラリーに加えて差し上げて、その魅力の虜となられるのを待つとかいうのは・・

自分のことで恐縮ですが、私は、チャイコのセレナーデ(弦合奏の組曲)に出会って「理論開眼・・」させられ、もっと理論を勉強して音楽の世界の骨組みを解明して(別に私がするまでもなく解明し尽くされているのですが・・)みたい!という気になりましたよ。 

それまでは、何分にも凡才なもので、面白くも無い楽典程度の事をダラダラ彷徨っていたのですが、名曲そのものが目覚めさせてくれました。
・・それが高二の終わり頃のはなし。

今後、御子息の理論の学習も、ピアノ科出身の先生から作曲をやられる先生へと変わってくることと思いますが・・理論の学習は断然作曲家の先生に教わる方が、面白くて楽しいです。(偏見か?)お楽しみになさっていて下さい。

御子息が理論へご関心をお寄せになる日が早期に来る事を祈っています。 

カール・フレッシュも頑張って読んでください。 ご研究熱心な親御さんでいらっしゃるのには頭が下がる思いです・・
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Re: 楽理を学ぶインセンティヴ

投稿日時:2004年01月29日 02:57
投稿者:fiddlin' economist(ID:MhFZBZE)
ここに幸あり様、
丁寧にいろいろとありがとうございます。大変参考になります。
今日のNYは大雪で学校はお休みとなりました。でも雨や雪の日のほうが晴れの日より暖かいんです。冬晴れの心地よさが味わえないのがちょっと寂しいです。
正直なところ、ピアノも習わせるべきか、悩んでおります。Theoryの勉強では和音をピアノで出してみるということはやっております。しかし、ピアノ自体はまったく習ったことがありません。私自身、鍵盤楽器はまったくダメです。家にも電子ピアノしかないんです。
息子はオケで第二ヴァイオリンなのですが、最近は、聴いたことのない曲(パート)の譜読みをしていて、特にハイポジの部分について、電子ピアノで弾いてみてフレーズのイメージをつかむみたいなことを自主的にやっているようです。ピアノにも興味はあるのかな、とも思いますが、英語の勉強がまだ大変でHome Workにも毎日相当の時間をとられていますし、数年後に日本に帰るかもしれないという事情ではそれに備えた勉強もしなければいけないということで、実際、普段はこれ以上時間を作ることが難しいというのが現状です。夏休みとかに短期間だけ習わせてみるというのならできそうな気がしています。そういうのってアリなんでしょか?
Violinの先生は母上がピアニストなので当然のようにピアノを習ったらしいです。初めてレッスンに行った時、ピアノを習ったことがあるかどうか訊かれたのを思い出しました。そういうこともあって、旦那さんのピアニストにTheoryを習うことを薦めてくれたのではないかと思います。
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Re: ヴァイオリン演奏の技法は

投稿日時:2004年01月31日 07:17
投稿者:よが(ID:UhA4MVA)
ご参考です. おはようございます.
カール・フレッシュ著ヴァイオリン演奏の技法・上巻は昨日電話で問い合わせたら銀座の店頭在庫も売れていました. ネットで検索しましたが日本語版はどこも在庫切れみたいですね.

かわりに
http://www.fukkan.com/vote.php3?no=19758
っていうのをみつけました. もう少しさがして見つからなければここに投票すると思います.
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Re: 楽理を学ぶインセンティヴ

投稿日時:2004年01月31日 10:21
投稿者:かおなし(ID:NyBEAoY)
件のカールフレッシュの本ですが、
http://www.e-pizz.com/
このサイトの「楽譜」→「音楽書・雑誌」のコーナーに掲載されています。
在庫があるかどうか問い合わせされてはどうでしょう?
私は買えない(高いので)問い合わせてませんが・・・
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Re: 楽理を学ぶインセンティヴ

投稿日時:2004年02月01日 12:48
投稿者:トド(ID:I0aQUhU)
ここに幸ありさん;
作曲の先生に理論を習うのは楽しいと書いてありますが、作曲の先生ってどうやったら見つけられるものなのでしょうか? そして、作曲の先生は初歩のレヴェルの面倒もみてくれるものなのでしょうか? もしよかったら考えを聞かせてくれませんか。 トピずれてすみませんが、どうぞ宜しく。
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