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評判の良いクリーニング液
投稿日時:2004年02月28日 14:29
投稿者:質問者(ID:IRmVVSk)
昨日バイオリンやバイオリンの弓を磨くクリーニング液を買いに楽器店に行ったところ、6種類置いてあったのですが、どれを買ったら良いのやら見当がつかず何も買わずに帰ってきてしまいました。一応、店員さんにも聞いたのですが、「どれも似たようなものですから、お客様の好みによります」、というほとんど答えになってない答えでした。
1 Hill クリーニングオイル
2 Viol クリーニングオイル
3 Lyric ワックスポリッシュ
4 イダオイル
5 Z-Polish
6 Le-Canu Millant
イダオイルの説明書きには、バイオリン本体にも弓にも使えるようなことが日本語で書いてありましたが、他のは英語で説明が書かれて良くわかりませんでした。
弦楽器を弾く友人がいなくて相談できない状況なので、1~6の中で評判の良いクリーニング液を教えて下さい。私の楽器は、20年前に買ったチェコの70万円くらいのバイオリンと10年前に買ったドイツの30万円くらいの弓です。
1 Hill クリーニングオイル
2 Viol クリーニングオイル
3 Lyric ワックスポリッシュ
4 イダオイル
5 Z-Polish
6 Le-Canu Millant
イダオイルの説明書きには、バイオリン本体にも弓にも使えるようなことが日本語で書いてありましたが、他のは英語で説明が書かれて良くわかりませんでした。
弦楽器を弾く友人がいなくて相談できない状況なので、1~6の中で評判の良いクリーニング液を教えて下さい。私の楽器は、20年前に買ったチェコの70万円くらいのバイオリンと10年前に買ったドイツの30万円くらいの弓です。
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Re: 評判の良いクリーニング液
投稿日時:2004年02月29日 19:36
投稿者:マッジーニ(ID:E3FVQoI)
イダオイルの能書きには、防腐効果、防虫効果が謳われていたと思うけど、そんなに強力な薬品であればニスに悪い影響を与えないのだろうか、ってちょっと心配になりますね。防腐、防虫効果を謳っているクリーニング液はたしかイダオイルだけだと思いますが。クリーング液の成分はそれぞれが企業秘密なので、一切不明ですね。Pochiさんのオリーブオイルというのは面白い発想だと思いますが、松脂の汚れはきれいに落ちるんでしょうかね。
[10603]
Re: 評判の良いクリーニング液
投稿日時:2004年03月01日 05:31
投稿者:pochi(ID:GDaFFoM)
[10590]
マッジーニ氏[04/02/29 19:36:55]投稿、
御指摘の通り、オリーブ油では、こびり付いた松脂を取る効果は余り有りませんが、音が良く成ると云う迷信があります。
トランペットのバルブオイルを使ってみて下さい。Bach社の物を試した事があります。欠点は、ニスの表面が曇ります。松脂は良く取れます。良く乾拭きすれば、然程問題は有りませんでした。
油性ニスを使っている楽器には、お薦めしません。
レモンオイル・オレンジオイルは、いけません。ニスを傷めます。
御参考になれば、、、
[10590]
Re: 評判の良いクリーニング液
投稿日時:2004年02月29日 19:36
投稿者:マッジーニ(ID:E3FVQoI)
イダオイルの能書きには、防腐効果、防虫効果が謳われていたと思うけど、そんなに強力な薬品であればニスに悪い影響を与えないのだろうか、ってちょっと心配になりますね。防腐、防虫効果を謳っているクリーニング液はたしかイダオイルだけだと思いますが。クリーング液の成分はそれぞれが企業秘密なので、一切不明ですね。Pochiさんのオリーブオイルというのは面白い発想だと思いますが、松脂の汚れはきれいに落ちるんでしょうかね。
御指摘の通り、オリーブ油では、こびり付いた松脂を取る効果は余り有りませんが、音が良く成ると云う迷信があります。
トランペットのバルブオイルを使ってみて下さい。Bach社の物を試した事があります。欠点は、ニスの表面が曇ります。松脂は良く取れます。良く乾拭きすれば、然程問題は有りませんでした。
油性ニスを使っている楽器には、お薦めしません。
レモンオイル・オレンジオイルは、いけません。ニスを傷めます。
御参考になれば、、、
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Re: 評判の良いクリーニング液
投稿日時:2004年03月18日 00:07
投稿者:マッジーニ(ID:lYZlWBA)
どなたかLUSTRE(リュステル)というクリーナーを使ったことのある方はいますか?すごく小さなビンに入ってるのに2,000円ということで、高級そうな感じです。
[11163]
Re: 評判の良いクリーニング液
投稿日時:2004年03月18日 21:36
投稿者:pochi(ID:NWVwZoQ)
悪餓鬼だった頃、百貨店でシャネルの香水の瓶にこっそりショッツルを入れた事があります。高価な楽器にクリーニング液は、御勧めしません。
[11392]
Re: 評判の良いクリーニング液
投稿日時:2004年03月28日 19:00
投稿者:見習い中(ID:NVAENnA)
うちの工房では、リュステルを使って弦楽器を磨いてます。布はクレモネーゼというハイテククロスを使用してます。
クレモナ製、ドイツ製、チェコ製、中国製、日本製などいろんな楽器に使っていますが、ノントラブルで評判いいですよ。本体だけでなく弓にも安心して使えます。取り扱いの雑な方の汚れの激しい楽器でも、きれいに松脂などの汚れが落ちます。艶も出ますが、それほどテカテカした感じではなく自然なツヤで好感が持てます。しかもツヤ出し効果が長持ちし、汚れを寄せつけません。
これまでうちの工房では、ヒルやミランなどの舶来のクリーニング液を愛用してましたが、今後は国産のリュステル1本で行くと思います。やはりメイドインジャパンは高品質で安心です。
見習い中なので、修理・調整の終わった楽器を拭いたり磨いたりしてますが、大切に扱われている楽器とそうでない楽器では、痛み方がかなり違うものです。みなさん楽器は大事に扱ってあげて下さい。
ちなみに、うちの工房では、お客さんが希望された場合に限り、リュステルでクリーニングしています。クリーニング液の使用を拒絶するお客さんもいるので、事前に確認した上で使用しています。リュステルで磨くと自然な艶が出て高級感が醸し出されるからか、大半の方はクリーニングを希望されています。
クレモナ製、ドイツ製、チェコ製、中国製、日本製などいろんな楽器に使っていますが、ノントラブルで評判いいですよ。本体だけでなく弓にも安心して使えます。取り扱いの雑な方の汚れの激しい楽器でも、きれいに松脂などの汚れが落ちます。艶も出ますが、それほどテカテカした感じではなく自然なツヤで好感が持てます。しかもツヤ出し効果が長持ちし、汚れを寄せつけません。
これまでうちの工房では、ヒルやミランなどの舶来のクリーニング液を愛用してましたが、今後は国産のリュステル1本で行くと思います。やはりメイドインジャパンは高品質で安心です。
見習い中なので、修理・調整の終わった楽器を拭いたり磨いたりしてますが、大切に扱われている楽器とそうでない楽器では、痛み方がかなり違うものです。みなさん楽器は大事に扱ってあげて下さい。
ちなみに、うちの工房では、お客さんが希望された場合に限り、リュステルでクリーニングしています。クリーニング液の使用を拒絶するお客さんもいるので、事前に確認した上で使用しています。リュステルで磨くと自然な艶が出て高級感が醸し出されるからか、大半の方はクリーニングを希望されています。
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Re: 評判の良いクリーニング液
投稿日時:2004年03月28日 22:24
投稿者:見習い中(ID:IURplmY)
参考までに、リュステルの正しい使用方法を書かせていただきます。
まず、最初に、ネルなどの柔らかい布を3cm四方に、何枚か切って用意しておきます。これにリュステルを少量つけて、薄く延ばすように軽く拭いていきます。
薄く延ばしてやると徐々にリュステルは蒸発していきますが、完全に蒸発する前に、今度は別のきれいな柔らかい布(私は「クレモネーゼ」を使用してます)で、リュステルをきれいに拭き取っていきます。
リュステルを拭き取った後は、すぐにヴァイオリンをケースに戻さないで、できればヴァイオリンスタンドのようなものに立てかけて置いた方が良いです。こうしてしばらく乾燥させてから、再度、柔らかい布で楽器全体をから拭きしてやります。
リュステルが完全に乾ききってない状態、あるいは、リュステルが楽器に残った状態で、ケースに戻すと、ケースの跡がついたり、ケースにリュステルがついたりします。
完全に拭き取るくらいがちょうど良いので、リュステルの匂いが残らなくなるくらいまで何度がから拭きしてやると良いと思います。そうすると、わざとらしさのない自然な艶がよみがえります。あくまでも、軽く優しく拭き取るようにして下さい。
リュステルがテカテカと残った状態にしておくとニスが塗りたての状態のように柔らかく見えるということで、そういう状態を好んでいる人がいますが、そうするとかえって汚れがつきやすくなってしまいます。クリーニング液を使って、かえって汚れるようにしてしまっては、ナンセンスです。
リュステルはニスを痛めませんが、使い過ぎには注意して下さい。週に1回使っているという潔癖症のお客さんがいましたが、3ヶ月に1回程度の使用で十分な効果があると思います。演奏後に毎回きちんとから拭きをしている人であれば、年に1・2回程度の使用で十分でしょう。
1週間に1回リュステルでクリーニングしていたそのお客さんの楽器のニスは、全く痛んでいなかったので良かったですが、何事も「過ぎたるは及ばざるが如し」ですから、使い過ぎにはくれぐれもご注意下さい。
リュステルでクリーニングすると、松脂などの汚れが除去されるので、見た目がきれいになるだけでなく、楽器がとても良く響くようになります。
まず、最初に、ネルなどの柔らかい布を3cm四方に、何枚か切って用意しておきます。これにリュステルを少量つけて、薄く延ばすように軽く拭いていきます。
薄く延ばしてやると徐々にリュステルは蒸発していきますが、完全に蒸発する前に、今度は別のきれいな柔らかい布(私は「クレモネーゼ」を使用してます)で、リュステルをきれいに拭き取っていきます。
リュステルを拭き取った後は、すぐにヴァイオリンをケースに戻さないで、できればヴァイオリンスタンドのようなものに立てかけて置いた方が良いです。こうしてしばらく乾燥させてから、再度、柔らかい布で楽器全体をから拭きしてやります。
リュステルが完全に乾ききってない状態、あるいは、リュステルが楽器に残った状態で、ケースに戻すと、ケースの跡がついたり、ケースにリュステルがついたりします。
完全に拭き取るくらいがちょうど良いので、リュステルの匂いが残らなくなるくらいまで何度がから拭きしてやると良いと思います。そうすると、わざとらしさのない自然な艶がよみがえります。あくまでも、軽く優しく拭き取るようにして下さい。
リュステルがテカテカと残った状態にしておくとニスが塗りたての状態のように柔らかく見えるということで、そういう状態を好んでいる人がいますが、そうするとかえって汚れがつきやすくなってしまいます。クリーニング液を使って、かえって汚れるようにしてしまっては、ナンセンスです。
リュステルはニスを痛めませんが、使い過ぎには注意して下さい。週に1回使っているという潔癖症のお客さんがいましたが、3ヶ月に1回程度の使用で十分な効果があると思います。演奏後に毎回きちんとから拭きをしている人であれば、年に1・2回程度の使用で十分でしょう。
1週間に1回リュステルでクリーニングしていたそのお客さんの楽器のニスは、全く痛んでいなかったので良かったですが、何事も「過ぎたるは及ばざるが如し」ですから、使い過ぎにはくれぐれもご注意下さい。
リュステルでクリーニングすると、松脂などの汚れが除去されるので、見た目がきれいになるだけでなく、楽器がとても良く響くようになります。
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