[11303]
予算100万で一生ものの楽器
投稿日時:2004年03月23日 23:47
投稿者:matatabi(ID:GUN3A1k)
こんにちは。幼少時に習っていたヴァイオリンを昨年から20ウン年ぶりに再開した者です。もう一度楽器の持ち方から始めて、やっとヴィヴァルディa-molまでたどり着きました。
今は家に転がっていた鈴木の楽器を使っているのですが、ヴァイオリンが楽しくて、これからもずっと弾いていきたいと思っているので、そろそろ一生ものの楽器を購入したいと考えています。予算は自分としてはかなり頑張って100万です。
そこでご相談なのですが、超初級アマチュア(今の私)が上級アマチュア(未来の私?)になっても、物足りなくならずずっと使い続けられるような予算100万の楽器として、どんなものが考えられるでしょうか?
楽器として優れていれば国籍、年代にはこだわらないつもりです。
大手メーカーのものは、今が鈴木なのであまり気が進まないのですが、各メーカーの上級ラインのものなどは100万くらいしますよね。こういうのは実際どうなのかというのも気になるところです。
そのレベルならまだ購入しないほうがいいよ、というご意見でも結構です。幅広いアドヴァイスをよろしくお願いします。
今は家に転がっていた鈴木の楽器を使っているのですが、ヴァイオリンが楽しくて、これからもずっと弾いていきたいと思っているので、そろそろ一生ものの楽器を購入したいと考えています。予算は自分としてはかなり頑張って100万です。
そこでご相談なのですが、超初級アマチュア(今の私)が上級アマチュア(未来の私?)になっても、物足りなくならずずっと使い続けられるような予算100万の楽器として、どんなものが考えられるでしょうか?
楽器として優れていれば国籍、年代にはこだわらないつもりです。
大手メーカーのものは、今が鈴木なのであまり気が進まないのですが、各メーカーの上級ラインのものなどは100万くらいしますよね。こういうのは実際どうなのかというのも気になるところです。
そのレベルならまだ購入しないほうがいいよ、というご意見でも結構です。幅広いアドヴァイスをよろしくお願いします。
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[11328]
意欲の問題です
投稿日時:2004年03月24日 20:42
投稿者:Geiger1951(ID:NCd1OQI)
日本人の新作を探すことは難しくない。
ようするに意欲があるかどうかでしょう。簡単なはずですし、作者は喜んで対応してくれるはずです。ちなみに昨年秋のフェアで公開された定価は次の通りです。優れた楽器で100万円以下は多数ありますよ。
++++++++++
伊東三太郎 [正・V]ヴァイオリン\75万
Via Pergino.32 20135 Milano, Italy Tel.02-55189874
岩井孝夫 [正・V]
ヴァイオリン\100万 ヴィオラ\120万 チェロ\230万 コントラバス\200万
〒569-0086 大阪府高槻市松原町6-3 Tel.0726-75-9871 Fax.0726-75-9871
e-mail:luccio@d1.dion.ne.jp
尾竹正一 [正・V]ヴァイオリン\150万 ヴィオラ\95万
〒182-0005 東京都調布市東つつじケ丘2-21-12 Tel.03-3309-4042
黒田義正 [正・G]ヴィオラ\80万
〒679-3121 兵庫県神崎郡大河内町上岩102 Tel.0790-34-0127 Fax.0790-34-0127
e-mail:maple@oregano.ocn.ne.jp
佐々木朗 [正・V]ヴィオラ\100万
〒166-0003 東京都杉並区高円寺南2-28-8 Tel.03-3317-0313 Fax.03-3317-0313
e-mail:sasakivn@din.or.jp
沢辺 稔 [正・V]ヴァイオリン\80万
〒190-0023 東京都立川市柴崎町2-4-15 ハイネス椙本 401 Tel.0425-22-9262 Fax.0425-22-9262
e-mail:sawabe@din.or.jp
庄司昌仁 [正・V] ヴァイオリン\80万
359-0038 所沢市北秋津 394-10
鈴木郁子 [正・V] ヴァイオリン\80万
〒569-0086 大阪府高槻市松原町6-3 バイオリン工房クレモナ Tel.0726-75-9871 Fax.0726-75-9871
e-mail:ikuko-suzuki@kcc.zaq.ne.jp
園田信博 [正・V]ヴァイオリン\150万
〒263-0002 千葉県千葉市稲毛区山王町19-9 Tel.043-423-3076 Fax.043-423-3676
e-mail:jsima@din.or.jp
陳 宇 [正・V] ヴァイオリン\110万
〒157-0066 東京都世田谷区成城6-5-27 ヨダビル 202 Tel.03-3482-8461 Fax.03-3482-8460
豊島継男 [正・V] ヴァイオリン\120万 ヴィオラ\150万
〒154-0001 世田谷区池尻 2-35-9-1101 Fax.Tel.03-3418-4773
中村幹雄 [正・V] ヴァイオリン\40万、\50万 ヴィオラ\50万
〒169-0075 東京都新宿区高田馬場2-10-9 Tel.03-3205-7468 Fax.03-3205-7468
e-mail:mikio01@d5.dion.ne.jp
橋本剛俊 [正・V] ヴァイオリン\95万
〒271-0092 千葉県松戸市松戸2216-2-101 Tel.047-365-1649 Fax.047-365-1624
畑 僚一 [正・V] ヴィオラ\80万
〒660-0893 兵庫県尼崎市西難波町3-3-2 Tel.06-6416-4074 Fax.06-6416-4074
e-mail:info@domani-vn.jp
原田 哲 [正・V] ヴィオラ\70万
〒899-2704 鹿児島県日置郡松元町春山234-9 Tel.099-278-2915 Fax.099-278-2915
升水正夫 [正・V] ヴァイオリン\100万
〒150-0032 東京都渋谷区鴬谷町19-19 第3叶ビル 212 Tel.03-3463-5448 Fax.03-3463-5448
松岡順治 [正・V] ヴァイオリン\110万
〒224-0028 神奈川県横浜市都筑区大棚西3-2-B106 Tel.045-591-4790 Fax.045-591-4790
e-mail: matsu-vn@bitcat.net
宗像吾朗 [正・V] コントラバス\180万
〒171-0052 東京都豊島区南長崎 3-15-12 メゾン椎名町 201 Tel.03-3952-7853 Fax.03-3952-7853
e-mail: munazou@jcom.home.ne.jp
矢箆原誠 [正・V] ヴァイオリン\80万
〒113-0034 東京都文京区湯島1-9-14 古門ビル302 Tel.03-3818-5203 Fax.03-3631-2827
ようするに意欲があるかどうかでしょう。簡単なはずですし、作者は喜んで対応してくれるはずです。ちなみに昨年秋のフェアで公開された定価は次の通りです。優れた楽器で100万円以下は多数ありますよ。
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伊東三太郎 [正・V]ヴァイオリン\75万
Via Pergino.32 20135 Milano, Italy Tel.02-55189874
岩井孝夫 [正・V]
ヴァイオリン\100万 ヴィオラ\120万 チェロ\230万 コントラバス\200万
〒569-0086 大阪府高槻市松原町6-3 Tel.0726-75-9871 Fax.0726-75-9871
e-mail:luccio@d1.dion.ne.jp
尾竹正一 [正・V]ヴァイオリン\150万 ヴィオラ\95万
〒182-0005 東京都調布市東つつじケ丘2-21-12 Tel.03-3309-4042
黒田義正 [正・G]ヴィオラ\80万
〒679-3121 兵庫県神崎郡大河内町上岩102 Tel.0790-34-0127 Fax.0790-34-0127
e-mail:maple@oregano.ocn.ne.jp
佐々木朗 [正・V]ヴィオラ\100万
〒166-0003 東京都杉並区高円寺南2-28-8 Tel.03-3317-0313 Fax.03-3317-0313
e-mail:sasakivn@din.or.jp
沢辺 稔 [正・V]ヴァイオリン\80万
〒190-0023 東京都立川市柴崎町2-4-15 ハイネス椙本 401 Tel.0425-22-9262 Fax.0425-22-9262
e-mail:sawabe@din.or.jp
庄司昌仁 [正・V] ヴァイオリン\80万
359-0038 所沢市北秋津 394-10
鈴木郁子 [正・V] ヴァイオリン\80万
〒569-0086 大阪府高槻市松原町6-3 バイオリン工房クレモナ Tel.0726-75-9871 Fax.0726-75-9871
e-mail:ikuko-suzuki@kcc.zaq.ne.jp
園田信博 [正・V]ヴァイオリン\150万
〒263-0002 千葉県千葉市稲毛区山王町19-9 Tel.043-423-3076 Fax.043-423-3676
e-mail:jsima@din.or.jp
陳 宇 [正・V] ヴァイオリン\110万
〒157-0066 東京都世田谷区成城6-5-27 ヨダビル 202 Tel.03-3482-8461 Fax.03-3482-8460
豊島継男 [正・V] ヴァイオリン\120万 ヴィオラ\150万
〒154-0001 世田谷区池尻 2-35-9-1101 Fax.Tel.03-3418-4773
中村幹雄 [正・V] ヴァイオリン\40万、\50万 ヴィオラ\50万
〒169-0075 東京都新宿区高田馬場2-10-9 Tel.03-3205-7468 Fax.03-3205-7468
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橋本剛俊 [正・V] ヴァイオリン\95万
〒271-0092 千葉県松戸市松戸2216-2-101 Tel.047-365-1649 Fax.047-365-1624
畑 僚一 [正・V] ヴィオラ\80万
〒660-0893 兵庫県尼崎市西難波町3-3-2 Tel.06-6416-4074 Fax.06-6416-4074
e-mail:info@domani-vn.jp
原田 哲 [正・V] ヴィオラ\70万
〒899-2704 鹿児島県日置郡松元町春山234-9 Tel.099-278-2915 Fax.099-278-2915
升水正夫 [正・V] ヴァイオリン\100万
〒150-0032 東京都渋谷区鴬谷町19-19 第3叶ビル 212 Tel.03-3463-5448 Fax.03-3463-5448
松岡順治 [正・V] ヴァイオリン\110万
〒224-0028 神奈川県横浜市都筑区大棚西3-2-B106 Tel.045-591-4790 Fax.045-591-4790
e-mail: matsu-vn@bitcat.net
宗像吾朗 [正・V] コントラバス\180万
〒171-0052 東京都豊島区南長崎 3-15-12 メゾン椎名町 201 Tel.03-3952-7853 Fax.03-3952-7853
e-mail: munazou@jcom.home.ne.jp
矢箆原誠 [正・V] ヴァイオリン\80万
〒113-0034 東京都文京区湯島1-9-14 古門ビル302 Tel.03-3818-5203 Fax.03-3631-2827
[11329]
Re: 予算100万で一生ものの楽器
投稿日時:2004年03月24日 21:25
投稿者:pochi(ID:NiYhY4A)
私、弦楽器フェア成るものには行き難いのです。ハーゼの飛んでる鈴木郁子師の楽器は100万円です。行けなかったので口惜しくて少し(随分)研究したのです。
モラッシは、「俺の楽器は30年後に鳴る様に造って有る」と云ったそうな。確かに、モラッシの良く鳴る楽器は、70年代、80年代の物しか弾いた事有りませんね。ビソロッティ然り。
アドヴァイザー氏の情報は少し古めです。鈴木郁子師が観たらカンカンになって怒るでしょうね。
私見ですが、リバースであっても、ピグマリウスは、あくまでもアマチュア向けです。弓速が速く、駒寄りを弾く私の奏法なら、弾き潰して仕舞ます。鈴木郁子師の楽器はセミプロ向けです。格が違います。私では、残りの人生で弾き潰す事は不可能だと思いました。
御参考になれば、、、
モラッシは、「俺の楽器は30年後に鳴る様に造って有る」と云ったそうな。確かに、モラッシの良く鳴る楽器は、70年代、80年代の物しか弾いた事有りませんね。ビソロッティ然り。
アドヴァイザー氏の情報は少し古めです。鈴木郁子師が観たらカンカンになって怒るでしょうね。
私見ですが、リバースであっても、ピグマリウスは、あくまでもアマチュア向けです。弓速が速く、駒寄りを弾く私の奏法なら、弾き潰して仕舞ます。鈴木郁子師の楽器はセミプロ向けです。格が違います。私では、残りの人生で弾き潰す事は不可能だと思いました。
御参考になれば、、、
[11331]
Re: 予算100万で一生ものの楽器
投稿日時:2004年03月25日 13:33
投稿者:Mr Z(ID:kkQzRoA)
よく「弾きつぶす」という言葉を聞くのですが、具体的にはどのような状態を指すのでしょうか?振動で木の繊維がおかしくなることでしょうか?逆に「弾きこむと音がよくなる」という話も聞きますが、これはどういう状態ですか?
[11335]
段寝具オール無い!こーとばにすれば♪
投稿日時:2004年03月25日 18:31
投稿者:pochi(ID:NDgTgxA)
「弾きつぶす」は、
「膿みはよ~膿みはよ、でっかい膿みはよ~♪」と海に向って3日叫ぶと、嗄声に成りますね。あんな感じです。
「弾き込む」と弓速が速くても楽器が鳴る様に成ります。発音も良く鳴ります。ダイナミックレンジも拡がります。
[11287]
Re: 左利きippo氏[04/03/23 11:04:51]投稿、
http://fstrings.com/board/board.asp?id=11281
わからないんだったら黙っとけ。
誰もおまえには意見求めてない。
らしいですが、ゴメンナサイね。
「膿みはよ~膿みはよ、でっかい膿みはよ~♪」と海に向って3日叫ぶと、嗄声に成りますね。あんな感じです。
「弾き込む」と弓速が速くても楽器が鳴る様に成ります。発音も良く鳴ります。ダイナミックレンジも拡がります。
[11287]
[11287]
Re: 左利き
投稿日時:2004年03月23日 11:04
投稿者:ippo(ID:IzEWeVc)
わからないんだったら黙っとけ。
誰もおまえには意見求めてない。
誰もおまえには意見求めてない。
http://fstrings.com/board/board.asp?id=11281
わからないんだったら黙っとけ。
誰もおまえには意見求めてない。
らしいですが、ゴメンナサイね。
[11336]
そうなったら・・・
投稿日時:2004年03月25日 19:26
投稿者:セーブル(ID:FgiWVXA)
サウンドポストとバスバーを換えて調整してもだめなんですか?
以前、へら竿で小さな鯉を釣っていたらベテランのつり師の方に「棹がボテボテになっちまうぞ!」と怒られたことがあります せっかくの良い棹が計算以上の負荷をかけるとだめになるらしい そうなると修整は不可能だそうです
そんな感じのことですか? 「弾き潰す」って???
以前、へら竿で小さな鯉を釣っていたらベテランのつり師の方に「棹がボテボテになっちまうぞ!」と怒られたことがあります せっかくの良い棹が計算以上の負荷をかけるとだめになるらしい そうなると修整は不可能だそうです
そんな感じのことですか? 「弾き潰す」って???
[11339]
Re: 予算100万で一生ものの楽器
投稿日時:2004年03月25日 19:51
投稿者:pochi(ID:MDIGaRA)
[11336]
セーブル氏[04/03/25 19:26:45]投稿、
弾き込む事に依って楽器が良く鳴るのは、バスバーが緩んで来るからでは無いかという仮説を持って居ます。
「ムラタ藏六」に拠ると、駒に掛かる圧力を表板が持子耐える為の圧力を「シュパヌング」と云うらしい。「シュパヌング」が強い楽器は鳴り難く、弱い楽器は鳴り易いという特徴を持って居ます。また、表板の厚みも同様です。裏板は、表板の振動を妨げない程度に振動する厚みが良いのだそうです。
魂柱がこれまた難しくて、標準は、尻・頭共にぴったり立てるのですが、実際にはそうとは限らないみたいです。緩め、きつめ、場所、太さ、材質で音色は変化すると思います。亦、弾き込むと何と無く密着するのでは無いかとも思います。最後の文は経験則です。
私は、実際に楽器を分解したり、低音の力木を外した事は有りませんから、完全な、耳学問です。楽器職人が詳しいでしょう。職人の御意見を伺いたい。
[11336]
そうなったら・・・
投稿日時:2004年03月25日 19:26
投稿者:セーブル(ID:FgiWVXA)
サウンドポストとバスバーを換えて調整してもだめなんですか?
以前、へら竿で小さな鯉を釣っていたらベテランのつり師の方に「棹がボテボテになっちまうぞ!」と怒られたことがあります せっかくの良い棹が計算以上の負荷をかけるとだめになるらしい そうなると修整は不可能だそうです
そんな感じのことですか? 「弾き潰す」って???
以前、へら竿で小さな鯉を釣っていたらベテランのつり師の方に「棹がボテボテになっちまうぞ!」と怒られたことがあります せっかくの良い棹が計算以上の負荷をかけるとだめになるらしい そうなると修整は不可能だそうです
そんな感じのことですか? 「弾き潰す」って???
弾き込む事に依って楽器が良く鳴るのは、バスバーが緩んで来るからでは無いかという仮説を持って居ます。
「ムラタ藏六」に拠ると、駒に掛かる圧力を表板が持子耐える為の圧力を「シュパヌング」と云うらしい。「シュパヌング」が強い楽器は鳴り難く、弱い楽器は鳴り易いという特徴を持って居ます。また、表板の厚みも同様です。裏板は、表板の振動を妨げない程度に振動する厚みが良いのだそうです。
魂柱がこれまた難しくて、標準は、尻・頭共にぴったり立てるのですが、実際にはそうとは限らないみたいです。緩め、きつめ、場所、太さ、材質で音色は変化すると思います。亦、弾き込むと何と無く密着するのでは無いかとも思います。最後の文は経験則です。
私は、実際に楽器を分解したり、低音の力木を外した事は有りませんから、完全な、耳学問です。楽器職人が詳しいでしょう。職人の御意見を伺いたい。
[11342]
ってことは
投稿日時:2004年03月25日 20:18
投稿者:セーブル(ID:FgiWVXA)
>弾き込む事に依って楽器が良く鳴るのは、バスバーが緩んで・・
この仮説は「バスバーの接着が緩む」のではなく「バスバー自体の組織繊維?が緩む」ということでしょうか? 接着が揺るんでいいわけないですよね
私のアマティはバスバーがピッカピッカなんです 「弾き潰す」ではなく「弾きこむ」ことが大事ですね 古い楽器とはいえ新作同様とはいかなくとも弾きこむことによって何らかの変化が期待できそうですね
なんとなくpochiさんの言う「弾き潰す」の意味が分かったような気がします ありがとうございました
この仮説は「バスバーの接着が緩む」のではなく「バスバー自体の組織繊維?が緩む」ということでしょうか? 接着が揺るんでいいわけないですよね
私のアマティはバスバーがピッカピッカなんです 「弾き潰す」ではなく「弾きこむ」ことが大事ですね 古い楽器とはいえ新作同様とはいかなくとも弾きこむことによって何らかの変化が期待できそうですね
なんとなくpochiさんの言う「弾き潰す」の意味が分かったような気がします ありがとうございました
[11343]
Re: 予算100万で一生ものの楽器
投稿日時:2004年03月25日 21:09
投稿者:pochi(ID:MDIGaRA)
膠が緩んで来ると考えて居ります。
[11344]
Re: 予算100万で一生ものの楽器
投稿日時:2004年03月25日 21:16
投稿者:アドヴァイザー(ID:M4UWWFg)
私が弾いた鈴木郁子女史のヴァイオリンは2001年製と2002年製の両方とも80万円のものでしたが、100万円のものであれば、もう少し質が高いであろうことは想像できます。
pochi氏風に表現するならば、鈴木郁子女史の80万円の楽器がオケプロ向けならば、150万円のピグマリウスはソリスト向けと言えるでしょう。
それとも、鈴木郁子女史の作品は、私が試奏した後の作品、つまり2003年製以降、急速にレベルアップしているのでしょうか。
pochi氏の弾かれた120万円のピグマリウスは板厚がやや薄めだったとのことですが、板厚が標準的な150万円のモデルであれば、pochi氏の印象は全然違っていたと思われます。私自身120万円と150万円のピグマリウスを弾き比べた経験がありますが、製作精度、材料の質ともに150万円の方が明らかに上回っていました。ド素人でもどちらが高い楽器だかわかる程度の質の差があります。
150万円のピグマリウスであれば、pochi氏の駒寄り高速(光速?!)ボウイングにも対応できると思われます。同じピグマリウスでも、デルジェスコピーよりはストラドコピーの方が適性があるでしょう。
博識でいらっしゃるGeiger1951氏のご意見は、残念ながら、現実的とは言えません。東京、名古屋、大阪という大都会でも、日本の名人である園田氏、岩井氏、松岡氏の楽器を店頭で試奏できる機会はなかなかありません。クレモナの有名人であるモラッシー、ビソロッティー、コニアなどの作品と日本の名人の作品を弾き比べることのできるお店はほとんどないでしょう。
それ以外の地域となると、日本人の名人の作品を見る機会そのものがほとんどありません。地方の小さな弦楽器店では、日本の名人の作品を試奏のために取り寄せするほどの力を持ち合わせていません。
ただ単に試奏するためだけに、日本の名人の工房を訪ねることは、地方在住者には経済的・時間的負担が大き過ぎます。年に1度の弦楽器フェアが、日本の名人の作品に出会える、事実上の最高かつ唯一のチャンスと言えるでしょう。
モラッシー父&子、ビソロッティー父&子の作品(どれも200~250万円程度)の楽器と、150万円のピグマリウスのデルジェスコピーを、同じ店で弾き比べたことがあります。数人の店員に目をつぶらせた状態で私が試奏し、一番音が良いと思う楽器を言わせたところ、ピグマリウスが1位でした。試奏した曲は、クライスラーの「ウィーン奇想曲」です。弓は展示されていたアルシェの130万円のサルトリーのコピー(金べっ甲仕様)を使用しました。
試奏したのは床面積300㎡程度の比較的広い場所でしたので、最大音量や遠達性を充分にチェックできました。上記と同様の実験を店員と7メートルほど離れた状態で試しましたが、ピグマリウスの優位は変わりませんでした。
モラッシー父&子、ビソロッティー父&子の作品は、絶対に真作と断言できるほど立派な楽器ではありませんでしたが、親方本人製作という体面は十分に保っていました。なお、ピグマリウスもクレモナ製の作品は、2000-2001年製とほぼ同時期の作品でした。
日本の名人の作品、例えば、園田氏の楽器を、試奏用に3本取り寄せするのは極めて困難です。地方の小さな弦楽器店であれば、園田氏の作品を取り寄せすること自体が不可能な場合があります。
ピグマリウスであれば、(もちろんお店にもよりますが)ストラドコピー3本、デルジェスコピー3本の合計6本を取り寄せして、同じとき同じ場所で、徹底的に弾き比べ・見比べすることが可能です。
私の試奏経験では、音色や見た目の好みを度外視すれば、150万円の園田氏の作品も150万円のピグマリウスも、性能的にはほぼ同等レベルだと思います。ただ、複数台を試奏した方が、より自分の好みに合った、そして自分にとってより弾き易い楽器を選ぶことができるのは、容易に想像がつくと思います。3台試奏できれば、自分と楽器との相性はハッキリするでしょう。
園田氏の作品には、ストラド系もあればガルネリ系もありますが、150万円という庶民にとっての大金をはたいて購入する場合、どちらのモデルも試したいところですが、両方を同時に試せる機会はほとんどないと言って良いでしょう。
500万円以上の予算があるのであれば新作ではなくモダンが購入の対象になってきますが、200万円以内の予算で探すということであれば、日本の名人の作品、ピグマリウスの高級品、鈴木バイオリンの高級品、を1度は試奏すべきです。そして、できれば、外国製、特にクレモナ製の楽器とそれらを同時に弾き比べてみるべきです。
ピグマリウスよりも「明らかに」性能が良いクレモナ製のヴァイオリンがあったら、それは親方本人がほぼ全工程を製作した「真作」だと言えるでしょう。日本では、たとえ300万円の予算を提示したとしても、滅多にそういう真作には出会えませんから、本気で欲しいと思ったら借金してでも「即座に」買うべきです。
ちなみに、一生ものと言えるような優れた手工ヴァイオリンを購入するには、100万円というのは中途半端な予算なので、150万円まで対象を広げられることを強くお薦めします。交渉次第ですが、日本の名人の作品、ピグマリウスの高級品、鈴木バイオリンの高級品は、消費税込みで150万円以内で購入することが可能です。
クレモナの有名人の「真作」は、200万円以内ではまず入手できないと考えてください。
pochi氏風に表現するならば、鈴木郁子女史の80万円の楽器がオケプロ向けならば、150万円のピグマリウスはソリスト向けと言えるでしょう。
それとも、鈴木郁子女史の作品は、私が試奏した後の作品、つまり2003年製以降、急速にレベルアップしているのでしょうか。
pochi氏の弾かれた120万円のピグマリウスは板厚がやや薄めだったとのことですが、板厚が標準的な150万円のモデルであれば、pochi氏の印象は全然違っていたと思われます。私自身120万円と150万円のピグマリウスを弾き比べた経験がありますが、製作精度、材料の質ともに150万円の方が明らかに上回っていました。ド素人でもどちらが高い楽器だかわかる程度の質の差があります。
150万円のピグマリウスであれば、pochi氏の駒寄り高速(光速?!)ボウイングにも対応できると思われます。同じピグマリウスでも、デルジェスコピーよりはストラドコピーの方が適性があるでしょう。
博識でいらっしゃるGeiger1951氏のご意見は、残念ながら、現実的とは言えません。東京、名古屋、大阪という大都会でも、日本の名人である園田氏、岩井氏、松岡氏の楽器を店頭で試奏できる機会はなかなかありません。クレモナの有名人であるモラッシー、ビソロッティー、コニアなどの作品と日本の名人の作品を弾き比べることのできるお店はほとんどないでしょう。
それ以外の地域となると、日本人の名人の作品を見る機会そのものがほとんどありません。地方の小さな弦楽器店では、日本の名人の作品を試奏のために取り寄せするほどの力を持ち合わせていません。
ただ単に試奏するためだけに、日本の名人の工房を訪ねることは、地方在住者には経済的・時間的負担が大き過ぎます。年に1度の弦楽器フェアが、日本の名人の作品に出会える、事実上の最高かつ唯一のチャンスと言えるでしょう。
モラッシー父&子、ビソロッティー父&子の作品(どれも200~250万円程度)の楽器と、150万円のピグマリウスのデルジェスコピーを、同じ店で弾き比べたことがあります。数人の店員に目をつぶらせた状態で私が試奏し、一番音が良いと思う楽器を言わせたところ、ピグマリウスが1位でした。試奏した曲は、クライスラーの「ウィーン奇想曲」です。弓は展示されていたアルシェの130万円のサルトリーのコピー(金べっ甲仕様)を使用しました。
試奏したのは床面積300㎡程度の比較的広い場所でしたので、最大音量や遠達性を充分にチェックできました。上記と同様の実験を店員と7メートルほど離れた状態で試しましたが、ピグマリウスの優位は変わりませんでした。
モラッシー父&子、ビソロッティー父&子の作品は、絶対に真作と断言できるほど立派な楽器ではありませんでしたが、親方本人製作という体面は十分に保っていました。なお、ピグマリウスもクレモナ製の作品は、2000-2001年製とほぼ同時期の作品でした。
日本の名人の作品、例えば、園田氏の楽器を、試奏用に3本取り寄せするのは極めて困難です。地方の小さな弦楽器店であれば、園田氏の作品を取り寄せすること自体が不可能な場合があります。
ピグマリウスであれば、(もちろんお店にもよりますが)ストラドコピー3本、デルジェスコピー3本の合計6本を取り寄せして、同じとき同じ場所で、徹底的に弾き比べ・見比べすることが可能です。
私の試奏経験では、音色や見た目の好みを度外視すれば、150万円の園田氏の作品も150万円のピグマリウスも、性能的にはほぼ同等レベルだと思います。ただ、複数台を試奏した方が、より自分の好みに合った、そして自分にとってより弾き易い楽器を選ぶことができるのは、容易に想像がつくと思います。3台試奏できれば、自分と楽器との相性はハッキリするでしょう。
園田氏の作品には、ストラド系もあればガルネリ系もありますが、150万円という庶民にとっての大金をはたいて購入する場合、どちらのモデルも試したいところですが、両方を同時に試せる機会はほとんどないと言って良いでしょう。
500万円以上の予算があるのであれば新作ではなくモダンが購入の対象になってきますが、200万円以内の予算で探すということであれば、日本の名人の作品、ピグマリウスの高級品、鈴木バイオリンの高級品、を1度は試奏すべきです。そして、できれば、外国製、特にクレモナ製の楽器とそれらを同時に弾き比べてみるべきです。
ピグマリウスよりも「明らかに」性能が良いクレモナ製のヴァイオリンがあったら、それは親方本人がほぼ全工程を製作した「真作」だと言えるでしょう。日本では、たとえ300万円の予算を提示したとしても、滅多にそういう真作には出会えませんから、本気で欲しいと思ったら借金してでも「即座に」買うべきです。
ちなみに、一生ものと言えるような優れた手工ヴァイオリンを購入するには、100万円というのは中途半端な予算なので、150万円まで対象を広げられることを強くお薦めします。交渉次第ですが、日本の名人の作品、ピグマリウスの高級品、鈴木バイオリンの高級品は、消費税込みで150万円以内で購入することが可能です。
クレモナの有名人の「真作」は、200万円以内ではまず入手できないと考えてください。
[11345]
Re: 予算100万で一生ものの楽器
投稿日時:2004年03月25日 21:39
投稿者:Geiger1951(ID:NCd1OQI)
11344] アドヴァイザー氏書き込み [04/03/25 21:16:40]
別段論争する気は無いのですが…
> 鈴木郁子女史のヴァイオリン
についてはコメントしません。試奏はしましたが一台だけです。
たったの一台でその作者の真骨頂は解ると思っていません。
> 日本の名人である園田氏、岩井氏、松岡氏の楽器を店頭で試奏できる機会はなかなかありません。
よく私の書き込みをお読みください。
「店頭にある」とは一言も書いていません。
むしろ「店頭にないから対象外」という考え方を私は否定します。
しゃれたつくりのエアコンの効いたショップに出向いてハンサムな店員の応対を受けながら日本人のマイスターの新作を試奏することは業界の構造からして全く不可能です。その理由は多々ありますがこのサイトではさしさわりがあります。業界の仕組みだと考えてください。
ショップは基本的に日本人の自営マイスターを販売しません。解りきったことです。
ですから私はご自分の足でマイスターの工房を訪問してください、と強くお勧めします。
そんなことは面倒くさい、というならどうぞイタリア製の塗りの美しい楽器を購入してください。
若いイタリアの製作者は安い原価で日本に大量に送ってきます。それをショップで原価より相当高額に販売します。
ピグマリウスが優れていることはよく解りました。
園田さんという国際的に見てレヴェルの高い(トリエンナーレ1982年第1位)人に優るかどうかは証拠がありません。主観だけでは議論になりません。
目で見て解る工作精度は日本人のマイスターたち(自営の人たち相当数)は明らかに優れていますから、是非ご覧いただきたい。そのチャンスを作る努力をしてください、と再度申し上げたいです。
地方出身だからという理由を述べられましたが、良い楽器は向こうから歩いてきません。
別段論争する気は無いのですが…
> 鈴木郁子女史のヴァイオリン
についてはコメントしません。試奏はしましたが一台だけです。
たったの一台でその作者の真骨頂は解ると思っていません。
> 日本の名人である園田氏、岩井氏、松岡氏の楽器を店頭で試奏できる機会はなかなかありません。
よく私の書き込みをお読みください。
「店頭にある」とは一言も書いていません。
むしろ「店頭にないから対象外」という考え方を私は否定します。
しゃれたつくりのエアコンの効いたショップに出向いてハンサムな店員の応対を受けながら日本人のマイスターの新作を試奏することは業界の構造からして全く不可能です。その理由は多々ありますがこのサイトではさしさわりがあります。業界の仕組みだと考えてください。
ショップは基本的に日本人の自営マイスターを販売しません。解りきったことです。
ですから私はご自分の足でマイスターの工房を訪問してください、と強くお勧めします。
そんなことは面倒くさい、というならどうぞイタリア製の塗りの美しい楽器を購入してください。
若いイタリアの製作者は安い原価で日本に大量に送ってきます。それをショップで原価より相当高額に販売します。
ピグマリウスが優れていることはよく解りました。
園田さんという国際的に見てレヴェルの高い(トリエンナーレ1982年第1位)人に優るかどうかは証拠がありません。主観だけでは議論になりません。
目で見て解る工作精度は日本人のマイスターたち(自営の人たち相当数)は明らかに優れていますから、是非ご覧いただきたい。そのチャンスを作る努力をしてください、と再度申し上げたいです。
地方出身だからという理由を述べられましたが、良い楽器は向こうから歩いてきません。
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