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ヴィジョン・チタニウム
投稿日時:2004年05月19日 12:44
投稿者:フォルテシモ(ID:IClzcGU)
どなたかトマスティーク社から発売されたヴィジョン・チタニウムを試された方はいらっしゃいますか?4本セット(消費税込み)で9,345円ということで、いつもは庶民的な価格付けをしてくれているトマスティークにしてはスゴク高い弦ですね。よろしくお願いしマース。
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Re: ヴィジョン・チタニウム
投稿日時:2004年07月28日 08:57
投稿者:suzuchin(ID:QZOTNYQ)
呑丼さんの話はわかりやすいです。
遅まきながら チタニウムセットを初めて使ってみました。
初期の印象のみですが
パワフル やや硬め ドライ 倍音豊富 4弦とも弾きやすい
私の好みの音です。ヴィヴァーチェより好きになりました。
A線のすべりが悪くポルタメントが少ししにくい。
遅まきながら チタニウムセットを初めて使ってみました。
初期の印象のみですが
パワフル やや硬め ドライ 倍音豊富 4弦とも弾きやすい
私の好みの音です。ヴィヴァーチェより好きになりました。
A線のすべりが悪くポルタメントが少ししにくい。
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Re: ヴィジョン・チタニウム
投稿日時:2004年07月28日 09:27
投稿者:QB(ID:F5ZCJEA)
う~ん、suzuchinさん、ヴィヴァーチェより好きになりましたか。。。。
自分も今ヴィヴァーチェなので、やっぱりトライしてみようかなぁ。。
特にヴィヴァーチェからの比較でお気づきになった点とかありましたら教えてくださいませ。。。
自分も今ヴィヴァーチェなので、やっぱりトライしてみようかなぁ。。
特にヴィヴァーチェからの比較でお気づきになった点とかありましたら教えてくださいませ。。。
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Re: ヴィジョン・チタニウム
投稿日時:2004年07月29日 03:37
投稿者:ねこまま(ID:OBFBYoA)
工房の方の勧めで、娘の1/2に新しいヴィジョンを張りました。(チタンでないほう)工房では分数用のものもあるようです。(トマスティークのある国なので)
ボリュームがあるので絶対良いと言われたのですが、う~ん、今までのインフェルトブルーに比べると、とてもうるさいような気もしないでもありません。..娘が下手なせいもあるのですが...
ドミナントからインフェルトに変えた時ほどの感激はありません。
昨日張ったばかりということと、毛替えしたのも昨日なのでそのせいもあるのでしょうか?もう少し様子を見て見たいです。
ボリュームがあるので絶対良いと言われたのですが、う~ん、今までのインフェルトブルーに比べると、とてもうるさいような気もしないでもありません。..娘が下手なせいもあるのですが...
ドミナントからインフェルトに変えた時ほどの感激はありません。
昨日張ったばかりということと、毛替えしたのも昨日なのでそのせいもあるのでしょうか?もう少し様子を見て見たいです。
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Re: ヴィジョン・チタニウム
投稿日時:2004年08月09日 23:29
投稿者:新参者(ID:MEdGhTc)
ヴィジョン・チタニウムを張ってみたところ、とても気に入りました。わたしはスーパセンシティヴ社のクラリティーロージン(透明の松脂)を使用していますが、ヴィジョン・チタニウムと松脂との相性がいまいちのように感じてます。そこで、ヴィジョン・チタニウムと相性の良い松脂をご推薦下さい。お願いします。
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Re: ヴィジョン・チタニウム
投稿日時:2004年08月10日 20:04
投稿者:呑丼(ID:NCQjEA)
ヴィジョン・チタニウムに良く合う松脂、そうですね、アルシェ301とかリーベンツェーラー(金粉入り)などはいかがでしょうか?クラリティーロージンもいい松脂ではありますが、ヴィジョン・チタニウムだと、ちょっとすべるような(つかみそこなうような)感じがしますね。ヴィジョン・チタニウムにとっては、さらさら過ぎで粘りが足りないという感じでしょうか。ちなみに自分は、リーベンツェーラーを愛用してます。リーベンツェーラーだと、スタカートも歯切れ良く決まりますし、駒の近くを強く弾くときもいい感じで粘ってくれます。
それにしてもヴィジョン・チタニウムのE線って長持ちしますね。寿命に関しては、E線史上最高と言えるのではないかと思います。
それにしてもヴィジョン・チタニウムのE線って長持ちしますね。寿命に関しては、E線史上最高と言えるのではないかと思います。
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Re: ヴィジョン・チタニウム
投稿日時:2004年08月12日 08:07
投稿者:pochi(ID:EgNBGIA)
E線だけ試したけど好きに成れない。何故かワカラナイが、高域倍音が少ない、単純な音の様な気がする。
気が向いたら、他の線も試します。
其れでは、、、。
気が向いたら、他の線も試します。
其れでは、、、。
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Re: ヴィジョン・チタニウム
投稿日時:2004年08月12日 22:08
投稿者:新参者(ID:JhMQiVM)
呑丼さん、どうもありがとうございます。アルシェの301を買ってきました。食いつきが良くなり弾き易くなりました。アルシェ301もリーベンツェーラーも、どちらも3,000円以上と高いので迷いましたが、まずは品質の信頼できる日本製の松脂を試してみた次第です。
(誰しもそうだと思いますが)私は、松脂の粉が目やノドに入ったりするのがすごくイヤなので(でもアレルギーではありません)、粉の飛び散り易い松脂は嫌いなのですが、アルシェ301は粉が飛び散りにくいので重宝します。でも、呑丼さんはリーベンツェーラーを愛用されているとのことなので、そちらも試してみたいと思います。
(誰しもそうだと思いますが)私は、松脂の粉が目やノドに入ったりするのがすごくイヤなので(でもアレルギーではありません)、粉の飛び散り易い松脂は嫌いなのですが、アルシェ301は粉が飛び散りにくいので重宝します。でも、呑丼さんはリーベンツェーラーを愛用されているとのことなので、そちらも試してみたいと思います。
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Re: ヴィジョン・チタニウム
投稿日時:2004年08月12日 23:54
投稿者:ねこまま(ID:JZJURzk)
1ヶ月弾きましたが、やっぱりあまり好きになれません。
ぎーぎーとうるさいだけな気がしています。普通のヴィジョンでなく、チタニウムだと響きがきっと違うのかもしれませんが.....
残念ながらヴァイオリンと相性があまりよくないようです。
サマースクールもあって相当弾いたので、やっぱりインフェルトブループリム、ウェストミンスターに戻します。
しかし、ここのHPはとても勉強になります(^^)
ぎーぎーとうるさいだけな気がしています。普通のヴィジョンでなく、チタニウムだと響きがきっと違うのかもしれませんが.....
残念ながらヴァイオリンと相性があまりよくないようです。
サマースクールもあって相当弾いたので、やっぱりインフェルトブループリム、ウェストミンスターに戻します。
しかし、ここのHPはとても勉強になります(^^)
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Re: ヴィジョン・チタニウム
投稿日時:2004年08月13日 19:02
投稿者:yas(ID:IjIkIQU)
うむっ! [14435]
呑丼氏の「シンプル」の定義はよい。ところで、質の悪い楽器の場合、弦の違いの方が影響が大きく、良い楽器の場合、楽器の違いの方が影響が大きくなるのは自明。だから、質の悪い楽器の使用者が弦の違いに敏感というのも当り前。しかし、耳のいい奏者は、良い楽器を弾いていても、耳の良さ故に弦の違いにも気付くから、弦の違いに敏感だからと言って、使っている楽器の質が悪いことにはならない。つまり、「質の悪い楽器の使用者は弦の違いに敏感である」は正しい命題だが、逆は必ずしも真でないことに注意しなければならない。
[14435]
Re: ヴィジョン・チタニウム
投稿日時:2004年07月27日 21:06
投稿者:呑丼(ID:NSUjJIU)
QBさんへ。僕が考えるシンプルな弦というのは、安くて質の悪い楽器はそのレベルにふさわしく、高くて良い楽器はそのレベルにふさわしい音が出せる弦のことです。楽器の性能差を如実に反映する弦のことです。要するに、楽器の性能差・音色の差・音量の差を、「シンプルに」反映する弦を、シンプルな弦と定義しているわけです。
シンプルな弦:ドミナント、インフェルド、ヴィジョン・チタニウム、オリーヴ
シンプルでない弦:エヴァ・ピラッツィ、オブリガート、ヘリコア
シンプルでない弦の方は、安くて質の悪い楽器の音に、余計な華やかさ(余計な音の成分)を加える傾向があります。同様に高くて質の良い楽器にも余計な華やかさを加えますが、これがプラスにではなくマイナスに作用することが多いです。その結果、安くて悪い楽器と高くて良い楽器の音色の差を縮めるような感じがします。(エヴァやオブリ)
ヘリコアは、表現の幅が狭いので、これも楽器の良し悪しをわかりにくくする傾向があります。だから僕はシンプルではない弦だと思います。(ヘリコアは音色的には単調で表現の幅が狭いので、そういう意味でシンプルな弦だと言えるかも知れませんが、僕のシンプルの定義では、ヘリコアは非シンプル弦です)
オリーヴを安くて質の悪い楽器に張っても、オリーヴのありがたみはほとんど感じられません。明らかにお金の無駄、オリーヴがかわいそう、だと思います。逆に高くて質の良い楽器にはると、ああやはり最高のガット弦と言われるだけのことはあるな、大金をはたいてオリーヴを買って良かった、と感じさせてくれます。
エヴァだと、安くて質の悪い楽器を、ちょっと高級感のある音色にしたり、ちょっと華やかな音色にするような「まやかしの」効果があるように感じます。
ただし、これは演奏者の側が強く感じることであって、聴衆の側には、弦の違いはそれほど感じられないのが通例です。
僕も安くて質の悪い楽器を使っていた頃は、エヴァやオブリを張っていたことがありましたが、良い楽器を手に入れてからは、ドミナントやヴィジョン・チタニウムのような余計な音のしない弦(無駄な要素の少ない弦)を好むようになりました。自分の持っている楽器よりも、ずっと良い名器を試奏する機会を得て、なおさらそう思うようになりました。つまり、自分が、ストラドやデル・ジェスを持ったら、迷わずにドミナントやヴィジョン・チタニウムを張ります。
最近ヴィジョン・チタニウムの素晴らしさを実感して、自分の周りの友人に薦めているのですが、ヴィジョン・チタニウムに不満を述べるのは、たいてい安くて質の悪い楽器の持ち主なんですよ。新作でもモダンでもオールドでも基本のしっかりした良い楽器(そしてきちんと調整が行き届いている楽器)の持ち主は、みなこぞってヴィジョンを絶賛してくれるわけですよ。
あと最近感じたことですが、質の良い楽器の持ち主は、弦の劣化に鈍感、というか、弦の劣化に対して神経質ではないですね。一方、質の悪い楽器の持ち主は、ちょっと弦が劣化してくると、すぐ弦に対して不満を述べますね。
もちろん、弦は、新品~ちょっと弾き慣らした頃がすべての面で「旬」だというのは間違いないですが、楽器(ヴァイオリンと弓)の質が良ければ、多少弦が劣化したって、なんてことはないですよ。極端なことを言えば、一旦張ってしばらく使って外して取っておいたような使い古しの弦を張っても、本当に質の良い楽器なら、結構まともな(人前でも使える)音が出るものです。
この弦は寿命が短い、とか、この弦はすぐにだめになる、とか文句を言っている人をみかけると、この人はロクな楽器を使っていないか、楽器の調整がうまくいってないんだな(楽器のコンディションが悪いんだな)、と思ってしまいますね。
ストラドを毎日3時間以上弾いておられるソリストが1ヶ月ごとに張り替えているドミナントに関して、「ドミナントはせいぜい2~3週間が限度だね。」などと「したり顔」で語る素人がいたら、それは単にその人の楽器(ヴァイオリン&弓)の質の悪さを証明しているだけだと思いますね。ちなみに、僕はソリストの練習量の3分の1程度しか弾きませんが、僕のポッジの場合、ドミナントは2ヶ月ぐらいは余裕で使えますよ。アマオケで弾く分には3ヶ月目でもまだもう少し使える、と思いますね。
シンプルな弦:ドミナント、インフェルド、ヴィジョン・チタニウム、オリーヴ
シンプルでない弦:エヴァ・ピラッツィ、オブリガート、ヘリコア
シンプルでない弦の方は、安くて質の悪い楽器の音に、余計な華やかさ(余計な音の成分)を加える傾向があります。同様に高くて質の良い楽器にも余計な華やかさを加えますが、これがプラスにではなくマイナスに作用することが多いです。その結果、安くて悪い楽器と高くて良い楽器の音色の差を縮めるような感じがします。(エヴァやオブリ)
ヘリコアは、表現の幅が狭いので、これも楽器の良し悪しをわかりにくくする傾向があります。だから僕はシンプルではない弦だと思います。(ヘリコアは音色的には単調で表現の幅が狭いので、そういう意味でシンプルな弦だと言えるかも知れませんが、僕のシンプルの定義では、ヘリコアは非シンプル弦です)
オリーヴを安くて質の悪い楽器に張っても、オリーヴのありがたみはほとんど感じられません。明らかにお金の無駄、オリーヴがかわいそう、だと思います。逆に高くて質の良い楽器にはると、ああやはり最高のガット弦と言われるだけのことはあるな、大金をはたいてオリーヴを買って良かった、と感じさせてくれます。
エヴァだと、安くて質の悪い楽器を、ちょっと高級感のある音色にしたり、ちょっと華やかな音色にするような「まやかしの」効果があるように感じます。
ただし、これは演奏者の側が強く感じることであって、聴衆の側には、弦の違いはそれほど感じられないのが通例です。
僕も安くて質の悪い楽器を使っていた頃は、エヴァやオブリを張っていたことがありましたが、良い楽器を手に入れてからは、ドミナントやヴィジョン・チタニウムのような余計な音のしない弦(無駄な要素の少ない弦)を好むようになりました。自分の持っている楽器よりも、ずっと良い名器を試奏する機会を得て、なおさらそう思うようになりました。つまり、自分が、ストラドやデル・ジェスを持ったら、迷わずにドミナントやヴィジョン・チタニウムを張ります。
最近ヴィジョン・チタニウムの素晴らしさを実感して、自分の周りの友人に薦めているのですが、ヴィジョン・チタニウムに不満を述べるのは、たいてい安くて質の悪い楽器の持ち主なんですよ。新作でもモダンでもオールドでも基本のしっかりした良い楽器(そしてきちんと調整が行き届いている楽器)の持ち主は、みなこぞってヴィジョンを絶賛してくれるわけですよ。
あと最近感じたことですが、質の良い楽器の持ち主は、弦の劣化に鈍感、というか、弦の劣化に対して神経質ではないですね。一方、質の悪い楽器の持ち主は、ちょっと弦が劣化してくると、すぐ弦に対して不満を述べますね。
もちろん、弦は、新品~ちょっと弾き慣らした頃がすべての面で「旬」だというのは間違いないですが、楽器(ヴァイオリンと弓)の質が良ければ、多少弦が劣化したって、なんてことはないですよ。極端なことを言えば、一旦張ってしばらく使って外して取っておいたような使い古しの弦を張っても、本当に質の良い楽器なら、結構まともな(人前でも使える)音が出るものです。
この弦は寿命が短い、とか、この弦はすぐにだめになる、とか文句を言っている人をみかけると、この人はロクな楽器を使っていないか、楽器の調整がうまくいってないんだな(楽器のコンディションが悪いんだな)、と思ってしまいますね。
ストラドを毎日3時間以上弾いておられるソリストが1ヶ月ごとに張り替えているドミナントに関して、「ドミナントはせいぜい2~3週間が限度だね。」などと「したり顔」で語る素人がいたら、それは単にその人の楽器(ヴァイオリン&弓)の質の悪さを証明しているだけだと思いますね。ちなみに、僕はソリストの練習量の3分の1程度しか弾きませんが、僕のポッジの場合、ドミナントは2ヶ月ぐらいは余裕で使えますよ。アマオケで弾く分には3ヶ月目でもまだもう少し使える、と思いますね。
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Re: ヴィジョン・チタニウム
投稿日時:2004年08月13日 20:43
投稿者:ワンコパパ(ID:OGcyRRk)
ねこままさーん、お子さんの楽器は分数(2分の1)とのですね。分数楽器は個体差が大きい(当たり外れが大きい)ので、ヴィジョン・チタニウムと相性が悪かったのは、そうした要素が大だと思います。
トマスティーク社の本国オーストリアでは、ヴィジョン・チタニウムは流行ってるんでしょうかね~。ウィーン・フィルの奏者もすでに実戦で使っているらしいと聞いてますが・・・。
トマスティーク社の本国オーストリアでは、ヴィジョン・チタニウムは流行ってるんでしょうかね~。ウィーン・フィルの奏者もすでに実戦で使っているらしいと聞いてますが・・・。
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