[12679]
世界の楽器鑑定
投稿日時：2004年05月26日 13:46
投稿者：jack(ID：MDl1dEg)
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[12680]
Re: 世界の楽器鑑定
投稿日時：2004年05月26日 13:59
投稿者：jack(ID：MDl1dEg)
今使っている楽器、一体幾らぐらいだろうか？
と疑問を抱くプレイヤーは多いだろう
調整に行った先で尋ねても まちまちな銘柄と値段を言う
自分の身銭を切った経験がないと 責任ある
評価は専門家といえども無理であろう
そこでロンドン フィラデルフィア ニューヨークなどに
名のある鑑定家を頼って出かけることになるが
鑑定料は 一体いくらぐらいなのであろうか
評価額の５％１０％ 保険料だと思えば高くはないかも知れない
どなたか ベアー メーニック 等で楽器鑑定の経験がある人は
どんな流れで鑑定がなされるかと 鑑定料はいくらか それが 楽器を売る際に役に立ち 実効性あるものであったかお知らせください
と疑問を抱くプレイヤーは多いだろう
調整に行った先で尋ねても まちまちな銘柄と値段を言う
自分の身銭を切った経験がないと 責任ある
評価は専門家といえども無理であろう
そこでロンドン フィラデルフィア ニューヨークなどに
名のある鑑定家を頼って出かけることになるが
鑑定料は 一体いくらぐらいなのであろうか
評価額の５％１０％ 保険料だと思えば高くはないかも知れない
どなたか ベアー メーニック 等で楽器鑑定の経験がある人は
どんな流れで鑑定がなされるかと 鑑定料はいくらか それが 楽器を売る際に役に立ち 実効性あるものであったかお知らせください
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Re: 世界の楽器鑑定
投稿日時：2004年05月26日 16:35
投稿者：violink(ID：QgGXSTg)
ご疑問の点のうち、後半について、私の知る限りでお答えいたします。
いわゆる楽器専門店で行っている業務のうち、楽器の真贋や評価額に関するものは、①真贋については鑑定書の発行、②評価額についてはinsurance appraisal（保険契約の参考となる評価額）のいずれかです。
①の鑑定書では、通常はその楽器の評価額には触れません。一方、②では楽器の素性を一応は示した上で評価額を表示していますが、これは第一義的には保険をかけるときの保険金の目安であって、楽器屋が買い取る際の金額を指すものではありません。
楽器を売る際に役立つかどうかということについては、楽器の状態その他の条件が全く同一とした場合、一流の鑑定書が付いていることで、真贋についての信頼性が高くなるとは言えるでしょうが、売却価格にどの程度影響を与えるかは必ずしも定かではありません。
いわゆる楽器専門店で行っている業務のうち、楽器の真贋や評価額に関するものは、①真贋については鑑定書の発行、②評価額についてはinsurance appraisal（保険契約の参考となる評価額）のいずれかです。
①の鑑定書では、通常はその楽器の評価額には触れません。一方、②では楽器の素性を一応は示した上で評価額を表示していますが、これは第一義的には保険をかけるときの保険金の目安であって、楽器屋が買い取る際の金額を指すものではありません。
楽器を売る際に役立つかどうかということについては、楽器の状態その他の条件が全く同一とした場合、一流の鑑定書が付いていることで、真贋についての信頼性が高くなるとは言えるでしょうが、売却価格にどの程度影響を与えるかは必ずしも定かではありません。
[12684]
Re: 世界の楽器鑑定
投稿日時：2004年05月26日 20:13
投稿者：jack(ID：M4BRR1k)
早速の貴重なお話 ありがとうございました
東京の名のある楽器店でも 個人の事情を知りたがり
またひとの楽器をくさす事から始まります
そんな楽器店って 何でしょうね
くさすのなら評価に反映させればよいのです
事情次第で値段がくるくる変わるいい加減さ
うんざりです ねー
東京の名のある楽器店でも 個人の事情を知りたがり
またひとの楽器をくさす事から始まります
そんな楽器店って 何でしょうね
くさすのなら評価に反映させればよいのです
事情次第で値段がくるくる変わるいい加減さ
うんざりです ねー
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Re: 世界の楽器鑑定
投稿日時：2004年05月26日 20:30
投稿者：violink(ID：QgGXSTg)
楽器屋のレベルは、客の側から質問をぶつけてみることで見えてきます。
よく勉強して、かつ、経験のある楽器屋は、自分の分かる範囲のことを明確に説明してくれます。自分に分かることと分からないことの境界線をはっきり理解していて、かつ、分からないことについては語りようがないということを知っているということだと思います。
よく勉強して、かつ、経験のある楽器屋は、自分の分かる範囲のことを明確に説明してくれます。自分に分かることと分からないことの境界線をはっきり理解していて、かつ、分からないことについては語りようがないということを知っているということだと思います。
[12693]
Re: 世界の楽器鑑定
投稿日時：2004年05月26日 23:12
投稿者：jack(ID：M4BRR1k)
楽器鑑定における鑑定料とは一体評価額の何％なのでしょうか？
又 評価額が高いという事は その値段以上で売れるものなのでしょうか
それとも評価した鑑定家がその値段で買い取ったり 売れるところへ
斡旋してくれるのでしょうか
一億円相当と評価をしてたとえば５００万円鑑定料として鑑定家に仕払う事が約束させられ、日本でもその証明書が確実に売れる条件にはならない となると
鑑定家に楽器を見せる事は 大金が必要だし何の販売への保障にもならないことと思わなくてはなりませんよね 鑑定書とは単なる飾りですかね カザリ
又 評価額が高いという事は その値段以上で売れるものなのでしょうか
それとも評価した鑑定家がその値段で買い取ったり 売れるところへ
斡旋してくれるのでしょうか
一億円相当と評価をしてたとえば５００万円鑑定料として鑑定家に仕払う事が約束させられ、日本でもその証明書が確実に売れる条件にはならない となると
鑑定家に楽器を見せる事は 大金が必要だし何の販売への保障にもならないことと思わなくてはなりませんよね 鑑定書とは単なる飾りですかね カザリ
[12701]
Re: 世界の楽器鑑定
投稿日時：2004年05月27日 11:29
投稿者：rio(ID：FlFzKUk)
jackさんの参考になればいいのですが…
私が幼い頃（約30年前）、当時Vnを習っていた友達2人の親と私の親は一緒に英国の有名な楽器屋からそれぞれがVnを購入しました。
私のは一番安く1900年代のイタリーモダン（ロメオアントニアッジ）であり鑑定書はありませんでした。音楽の専門学校に行きたいのならこの程度の楽器で最初は十分と説明があったそうです。購入後10年ほどしてこの楽器を売却する際、購入に際した伝票類と楽器屋さんで撮った記念のスナップ写真（楽器をアップで写した写真もあったそうです）があったので、都内の楽器屋さんに好条件で売却できたと親は話していました。
したがって、評判のいい有名な楽器屋さんで楽器を購入したときの書類は大事に取っておくと売却時に有利にはたらくみたいです。
一人の友人は、1800年代のモダンとオールドの中間の楽器（プレセンダ）を購入しました。彼のには購入した楽器店の鑑定書ともう二つ鑑定書がついていました。ひとつの鑑定書には週履歴の記述があったそうです。購入した楽器屋からはオールドではないがオールドに近いとても良い楽器と説明があったそうです。
一番Vnが上手だった友人は1700年代のオールド（トノーニ）を購入しました。彼の楽器には購入した楽器店の鑑定書と何枚かの他の楽器屋の鑑定書と前所有者と前々所有者の修理メンテ記録簿がついていました。
楽器屋さんから「これは前の2台の楽器に比べ、とても良い楽器なので、価値を落とさぬように前所有と同様に修理メンテ記録をとること、必ず修理メンテをしたことを証明する書類を記録とともに保管しておくこと、何も不具合がなくても年に2～3回はメンテに出すこと。メンテに出すときには有名な職人が常駐する楽器屋で行うこと」とアドバイスを受けたそうです。
古くて評価の高い楽器にはもうすでに何らかの鑑定書がついていると思います。ついてない楽器にわざわざ鑑定書をつけても、資産価値を上げるという点ではあまり意味がないと思います。
鑑定では真作かそうでないかは、見てもらえますが、鑑定書はたいてい「鑑定士の私はこう思う」という表現でかかれていますので、最近流行の製作者証明書でもない限り真作かどうかは証明されません。
新たに鑑定してもらう人の多くは、保険付保の基準額調べと私は認識しています。
しかし素人間の売買では鑑定書は楽器の真贋のよりどころになるので、個人売買をするならば、とることに意味があるかもしれません。
プロの楽器屋に売るのに鑑定書はあまり意味はなさそうです。
私が幼い頃（約30年前）、当時Vnを習っていた友達2人の親と私の親は一緒に英国の有名な楽器屋からそれぞれがVnを購入しました。
私のは一番安く1900年代のイタリーモダン（ロメオアントニアッジ）であり鑑定書はありませんでした。音楽の専門学校に行きたいのならこの程度の楽器で最初は十分と説明があったそうです。購入後10年ほどしてこの楽器を売却する際、購入に際した伝票類と楽器屋さんで撮った記念のスナップ写真（楽器をアップで写した写真もあったそうです）があったので、都内の楽器屋さんに好条件で売却できたと親は話していました。
したがって、評判のいい有名な楽器屋さんで楽器を購入したときの書類は大事に取っておくと売却時に有利にはたらくみたいです。
一人の友人は、1800年代のモダンとオールドの中間の楽器（プレセンダ）を購入しました。彼のには購入した楽器店の鑑定書ともう二つ鑑定書がついていました。ひとつの鑑定書には週履歴の記述があったそうです。購入した楽器屋からはオールドではないがオールドに近いとても良い楽器と説明があったそうです。
一番Vnが上手だった友人は1700年代のオールド（トノーニ）を購入しました。彼の楽器には購入した楽器店の鑑定書と何枚かの他の楽器屋の鑑定書と前所有者と前々所有者の修理メンテ記録簿がついていました。
楽器屋さんから「これは前の2台の楽器に比べ、とても良い楽器なので、価値を落とさぬように前所有と同様に修理メンテ記録をとること、必ず修理メンテをしたことを証明する書類を記録とともに保管しておくこと、何も不具合がなくても年に2～3回はメンテに出すこと。メンテに出すときには有名な職人が常駐する楽器屋で行うこと」とアドバイスを受けたそうです。
古くて評価の高い楽器にはもうすでに何らかの鑑定書がついていると思います。ついてない楽器にわざわざ鑑定書をつけても、資産価値を上げるという点ではあまり意味がないと思います。
鑑定では真作かそうでないかは、見てもらえますが、鑑定書はたいてい「鑑定士の私はこう思う」という表現でかかれていますので、最近流行の製作者証明書でもない限り真作かどうかは証明されません。
新たに鑑定してもらう人の多くは、保険付保の基準額調べと私は認識しています。
しかし素人間の売買では鑑定書は楽器の真贋のよりどころになるので、個人売買をするならば、とることに意味があるかもしれません。
プロの楽器屋に売るのに鑑定書はあまり意味はなさそうです。
[12703]
Re: 世界の楽器鑑定
投稿日時：2004年05月27日 14:28
投稿者：jack(ID：OXg5gRQ)
rioさんありがとうございました
演奏者の側から見た楽器鑑定の持つ意味が
良くわかりました やはり経験の裏ずけあるお話は
重いです
演奏者の側から見た楽器鑑定の持つ意味が
良くわかりました やはり経験の裏ずけあるお話は
重いです
[12706]
Re: 世界の楽器鑑定
投稿日時：2004年05月27日 18:58
投稿者：rio(ID：FlFzKUk)
すみません誤字がありました
誤：週履歴
正：修理歴
です
誤：週履歴
正：修理歴
です
[12707]
良い楽器の適正な値段とは？
投稿日時：2004年05月27日 20:25
投稿者：jack(ID：QSMHiGU)
楽器の適正な値段とは何でしょうか
楽器を買う場合の価格の基準、適正価格を知る事ができますか？
買うときは やはり 清水の舞台・・・
でしょうか それとも 不動産の競売価格表のようなものは
無いのでしょうか あると便利なんですが どなたか知りませんか？
楽器を買う場合の価格の基準、適正価格を知る事ができますか？
買うときは やはり 清水の舞台・・・
でしょうか それとも 不動産の競売価格表のようなものは
無いのでしょうか あると便利なんですが どなたか知りませんか？
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