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美しいビブラートの掛け方を教えて下さい。 | ヴァイオリン掲示板

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美しいビブラートの掛け方を教えて下さい。

投稿日時:2004年07月31日 16:50
投稿者:ジョー(ID:V3ETeQA)
前後に振る感じのビブラートを掛けているのですが、音がガクガクする感じでイマイチ美しくありません。また、2,3,4の指だと前後に振りにくいです。どなたか美しいビブラートの掛け方を教えて下さい!
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Re: 美しいビブラートの掛け方を教えて下さい。

投稿日時:2004年07月31日 23:41
投稿者:ノエ(ID:F4GSmXg)
私が、最初にビブラートをかける練習に入った時、先生から教わった方法です。
まず、弓は使いません。
楽器を肩に乗せ、肘を使って、指板の下側を親指と人差し指で挟んで、楽器のネックをポンと1回叩きます。1回を間隔をおいて叩きます。
慣れたら、今度は2回ずつ叩きます。次は3回、4回、しまいには連続して叩きます。
今度は、弦に指を置いて、A線の2を押さえ、まずぶらーんとぶら下がります。そして、先ほど楽器を叩いたように、まず、1回揺らします。次に2回揺らします。3回、4回、そして連続揺らします。必ず肘から揺らします。
今度は、弓を持ちます。そして、先ほどの楽器を叩くイメージでビブラートを掛けます。
そして、肘からのビブラートがうまく掛けられるようになったら、曲によっては手首からのビブラート、指のビブラートを掛けるように練習しました。
私の先生は、基本的には、ビブラートはすべて肘から掛けなさいと指導しています。もうかなり長く習っていますが、今でも基本に戻って、この楽器を叩く練習をさせられます。
先生の生徒達は、この練習方法で簡単にビブラートを習得しているようです。それでは(^v^*)ニコッ
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Re: 美しいビブラートの掛け方を教えて下さい。

投稿日時:2004年08月01日 00:00
投稿者:mao ze dong (ID:dzJ3JXA)
ノエ様、 同じくビブラートに苦労しているものです。

>楽器を肩に乗せ、肘を使って、指板の下側を親指と人差し指で挟んで、楽器のネックをポンと1回叩きます。1回を間隔をおいて叩きます。
慣れたら、今度は2回ずつ叩きます。次は3回、4回、しまいには連続して叩きます。

「指板の下側を親指と人差し指で挟んで」とは普通に持った状態のことでしょうか。また、何指でどこをたたくのかもう少し具体的に教えていただけないでしょうか。
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Re: 美しいビブラートの掛け方を教えて下さい。

投稿日時:2004年08月01日 00:32
投稿者:よが(ID:MTeTV5M)
こんばんは.

私が教えてもらったビブラートをかけるのに指を柔らかくする方法です.
1.ひじ掛け椅子に座ります.
2.ひじ掛けに掌を上にして腕を置きます.
3.手を軽く閉じてグーにします. 力はいれません.
4.その状態で手首を曲げて手を起こします.
5.力を抜いて手を下ろします.
6.これを1秒間に4回ぐらい起こすペース(もっと速くてもいいですが)で繰り返します.
7.だんだん腕が疲れてきて,1分ぐらいでどんなに頑張っても速く動かせなくなりますが,疲れたらしばらく休んで,1日数セットやります.
8.ある程度の期間(数週間)この方法を継続してやっていると,指が非常に柔軟になります.

なお,この練習は見た目が他人に不快感を与えるジェスチャーに似ているので公共の場所でやるのは控えた方がよいかと思います.
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Re: 美しいビブラートの掛け方を教えて下さい。

投稿日時:2004年08月01日 05:59
投稿者:pochi(ID:KDEQRIY)
大人に教える場合、私が考えた方式として、
1)基礎練習として、指を指板の上で滑らせる練習を行います。
2)平滑回路波形で上へ掛けるのと下へ掛けるのを別個に練習します。
3)指の圧力を次第に上げて行き、最終的に止めます。
自然と正弦波になります。

腕で掛けるビブラートと手首で掛ける物、指で掛ける物の3種類有りますが、複合的に練習出来ます。

ヴィブラートは意識して掛けるものでは無く、意識して掛けない音を作るものだと思います。

御参考になれば、、、。
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Re: 美しいビブラートの掛け方を教えて下さい。

投稿日時:2004年08月01日 10:55
投稿者:ノエ(ID:JRB3gSY)
mao ze dong 様 
言葉足らずですいません。もう1度不足分も含めて、先生から教わった方法を説明します。
前と同じ説明をするかも知れませんがお許し下さい。
>「指板の下側を親指と人差し指で挟んで」とは普通に持った状態のことでしょうか。
そうです。ヴァイオリンを普通に持った状態です。
>また、何指でどこをたたくのかもう少し具体的に教えていただけないでしょうか。
たたくのは、指ではありません。肘を動かして、手の平の下の部分を楽器(ネックの付け根)に軽くぶつけるのです。必ず最初は1回ぶつけ、間隔を置いてまた1回ぶつけます。慣れたら2回、3回、4回、連続とぶつけます。その動きをまず腕に覚えさせます。
その後、まずA線の2番を押さえて(ド♯がいいみたいです)、ぶらーんとぶら下がります。
楽器に手の掌をぶつけた感覚をイメージしながら、1回揺らします。揺らす時は、手首は使わず、肘を動かすようにします。
今度は、2回、2回、3回、4回、連続と揺らします。面倒ですが、このプロセスは省略しません。
今度は、弓を持ち、まず、全弓でA線の0を弾き、次に1を押さえビブラートをかけて、全弓で弾きます。2(ド♯)、3、4も同じように全弓で弾きます。4を押さえて弾いたら、3,2,1,0と弾きます。A線を弾いたら、他の弦も同じプロセスでD線、G線、E線と弾きます。
また、テレビを見ている時でも、楽器がなくてもイメージで、この肘の反復運動をします。
それでは。