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調弦ではA線は何ヘルツに合わせるの?
投稿日時:2002年08月11日 03:29
投稿者:kenny(ID:NXUAhlI)
僕の持ってるチューナーは電源を入れた時点ではA線は440ヘルツに設定されています。で、ずっと440で練習してたのですが、ある日先生が441ヘルツで会わせるのが普通だとおっしゃいました。一体何ヘルツに合わせればよいのでしょうか。あるバイオリン教本によれば世界的には442ヘルツに統一されてるとも書いてあるようですし、オーケストラによっても違うとも聞きます。
どなたか教えてください。
どなたか教えてください。
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【ご参考】
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Re: 調弦ではA線は何ヘルツに合わせるの?
投稿日時:2002年08月12日 13:19
投稿者:pochi(ID:FDZxEwA)
解答になっていないかもしれませんが、
楽器屋さんに行って音叉を調べて下さい。いろんな音叉があると思います。まあ、大体のところ、440~444位ではないかと思います。
弦楽器の場合、標準は442です。
楽器屋さんに行って音叉を調べて下さい。いろんな音叉があると思います。まあ、大体のところ、440~444位ではないかと思います。
弦楽器の場合、標準は442です。
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Re: 調弦ではA線は何ヘルツに合わせるの?
投稿日時:2002年08月12日 21:08
投稿者:yc(ID:FTkFeQY)
ピッチは時代とともにどんどん上がってきたと聞きます。
古典が作曲された頃は今より半音近く低かったとか。
堀米ゆず子さんの著書で読んだんですが、ソリスト同士の室内楽で
「そのAってベルリンフィルのA?」なんてジャブを繰り出す人も
いるらしいです。(そのAのピッチは気に入らん、ということなんでしょうね)
チューナーのデフォルトが440Hzなのは一応国際標準が440Hzと
されているからだと思います。これまで標準ピッチを定める国際会議が
何度か開かれ、一番最近では1939年のロンドン会議で440Hzと
定められたそうです。
ただ、実情はそれより高いピッチで演奏するオーケストラが
ほとんどみたいですね。その方が華やかな感じがして有利(?)という
ことなんではないかと思いますが、どうなんでしょうね。。。
古典が作曲された頃は今より半音近く低かったとか。
堀米ゆず子さんの著書で読んだんですが、ソリスト同士の室内楽で
「そのAってベルリンフィルのA?」なんてジャブを繰り出す人も
いるらしいです。(そのAのピッチは気に入らん、ということなんでしょうね)
チューナーのデフォルトが440Hzなのは一応国際標準が440Hzと
されているからだと思います。これまで標準ピッチを定める国際会議が
何度か開かれ、一番最近では1939年のロンドン会議で440Hzと
定められたそうです。
ただ、実情はそれより高いピッチで演奏するオーケストラが
ほとんどみたいですね。その方が華やかな感じがして有利(?)という
ことなんではないかと思いますが、どうなんでしょうね。。。
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Re: 調弦ではA線は何ヘルツに合わせるの?
投稿日時:2002年08月29日 15:13
投稿者:momo(ID:MnVpMXg)
高校と大学とオーケストラをやっていましたが、442に合わせてました。
他の大学との合同オーケストラもあったのですが、それも442でした。
他の大学との合同オーケストラもあったのですが、それも442でした。
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Re: 調弦ではA線は何ヘルツに合わせるの?
投稿日時:2002年08月29日 19:19
投稿者:かのかの(ID:ITFFeTI)
私も(娘も)442ヘルツで合わせるように先生から教わりました。が、他の弦はどうなんでしょうか?5度の響きで合わせているもののこれでいいのか分かりません。時々全部442ヘルツであわせてみるとなんだか変な気がするのですが。他の話題で平均率と純正率の話題が盛り上がっていますが、初心者には難しくてよく分かりません。A線以外はどうしたらよいのでしょうか?話題がそれてすみませんが平均率・・・のところにはカキコするのが怖くて・・
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Re: 調弦ではA線は何ヘルツに合わせるの?
投稿日時:2002年08月29日 21:55
投稿者:ろんりー(ID:GRNVJjU)
かのかのさん>
あの、娘さんちゃんと個人指導してもらっているんですよね?
先生の言われていること、きちんと聞いていますか?小さいお子さまの場合は親がちゃんと理解しないと子供は上達できませんよ。
A=440~444(一般的には442)で音を取る。
他の弦は、AとD、DとG、AとEという順番で、5度づつ合わせます。
その方法が、一般的な調弦方法です。
すべての弦を442でとるということは、同じ音(A)になってしまいますよ。
音は・によって高い音や低い音になります。それぞれの弦の・はちがいます。
きちんとわからないことはその場で先生にお聞きして、子供に質問された時に答えられる状況にしておきましょう。
それから、初心者の方はあんまり理屈から入り過ぎてしまうとわけが分からなくなってしまいますよ!十分に学習してからでも遅くは無いですし、そのほうが理解もできると思うのですが...
あの、娘さんちゃんと個人指導してもらっているんですよね?
先生の言われていること、きちんと聞いていますか?小さいお子さまの場合は親がちゃんと理解しないと子供は上達できませんよ。
A=440~444(一般的には442)で音を取る。
他の弦は、AとD、DとG、AとEという順番で、5度づつ合わせます。
その方法が、一般的な調弦方法です。
すべての弦を442でとるということは、同じ音(A)になってしまいますよ。
音は・によって高い音や低い音になります。それぞれの弦の・はちがいます。
きちんとわからないことはその場で先生にお聞きして、子供に質問された時に答えられる状況にしておきましょう。
それから、初心者の方はあんまり理屈から入り過ぎてしまうとわけが分からなくなってしまいますよ!十分に学習してからでも遅くは無いですし、そのほうが理解もできると思うのですが...
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Re: 調弦ではA線は何ヘルツに合わせるの?
投稿日時:2002年08月29日 21:58
投稿者:ろんりー(ID:GRNVJjU)
すみません下のカキコミの『・』はヘルツです。
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Re: 調弦ではA線は何ヘルツに合わせるの?
投稿日時:2002年08月29日 23:42
投稿者:tama(ID:NxVHIBY)
>かのかのさん
「こわい」と言われたところで発言させていただいているtamaです。
調弦は、とても「難しい」ものです。特に、お嬢様が小さくて、分数楽器(特に二分の一以下)を使っていると、さらに難しくなります。ですから、紙上では本当に的確なアドバイスはできかねるのですが、お困りのようなので少しだけ。
まず、基準のA音を何ヘルツに合わせるか、ということは、それほど問題ではありません。現代の楽器は、基本的に440ヘルツ以上に合わせても耐えられるように作られているので、440で合わせても442で合わせても問題は起きません。ですから、先生のおっしゃるように、A音は442で合わせればよいでしょう。
書き込みを読ませていただいたところ、調弦をチューナーで確認されているようですね?「全部を442に合わせる」というのは、442でA音を合わせた後、それに合致する他のD,G,Eをチューナーで合わせている、という意味に取りましたが、違いますか?ろんりーさんが危惧されているように、全部の弦を同じ音に合わせている、というのではないように思います。
「こわいところ」に書かれていることは、簡単に言うと、「チューナーで全部の弦を合わせる方がよいか、それとも人間の耳(に自然に心地よいところに)合わせた方がよいのか」という議論なんです。私は、先生のおっしゃっているように、「基準のAをチューナー(ないし音叉)で合わせ、残りの弦を耳で五度で合わせる」というのは、「正しい」方法だと思います。かのかのさんが書かれている内容が、仮に「チューナーで残りの弦も合わせたときに、一緒に二つの弦を弾いたら違和感がある」ということであれば、お母様(お父様ですか?)は、実は大変に「優れた」耳をお持ちなのかもしれません。普通に売られているチューナーでは、「人間の耳に気持ちの良い」音程間隔はとれないからです。
お勧めできる解決策は、レッスンの時にお母様(お父様?)が手助けをして、いつも家でやっているように調弦してみることです。それを先生に判断してもらいましょう。先生からアドバイスが受けられるはずです。
私も、小さなお子さんをレッスンするときには、お家での練習を再現してもらいます。すると、練習の時に一緒にいる「大人」がどのような基準でお子さんの練習を見守っているか、ということがわかるからです。調弦に問題があれば、先生は直してくれるはずです。
楽器のサイズのことに触れたのは、小さな楽器は「音程が安定しない」という難点があるからです。もちろん、「言っても仕方のないこと」ではあるのですが。慣れていない大人が分数楽器を弾くと、たとえスチール弦を張っていても弦はすぐに緩みます。(むしろ、小さな楽器の弦の安定性は、スチールの方が劣っているだろうと思います。)それほど、小さな楽器は「圧力に弱い」のです。
紙上では適切なアドバイスができない、と言ったのは、そういったことが理由になります。仮定の話はできますが、一つ一つの事例によって解決策が違うので、かのかのさんのお嬢様の事例にとって適切かどうかが判断できないからです。(ですから、「こわい」ところの発言は無視されて良いと思います。私もpochiさんも、主に「大人になってからバイオリンに目ざめた」人たちを念頭に置いて話をしているからです。)
レッスンは、なるべく有効にお使いになって下さい。先生は、「尊敬する対象」であるかもしれませんが、「あなたがお金を払っている使用人」でもあるのです。ですから、疑問をぶつけられることを恐れない方が良いと思います。(そのことを勘違いしている先生は、アマチュアだからと言って手を抜いたり、疑問にいい加減な答をしたりします。そういう先生だと思われたら、他の先生を捜してみるのも一つの解決策です。厳しいようですが、先生を「利用する側」も、先生を判断することが必要だと思います。)
まだ何か疑問に思われましたら、また質問してください。
「こわい」と言われたところで発言させていただいているtamaです。
調弦は、とても「難しい」ものです。特に、お嬢様が小さくて、分数楽器(特に二分の一以下)を使っていると、さらに難しくなります。ですから、紙上では本当に的確なアドバイスはできかねるのですが、お困りのようなので少しだけ。
まず、基準のA音を何ヘルツに合わせるか、ということは、それほど問題ではありません。現代の楽器は、基本的に440ヘルツ以上に合わせても耐えられるように作られているので、440で合わせても442で合わせても問題は起きません。ですから、先生のおっしゃるように、A音は442で合わせればよいでしょう。
書き込みを読ませていただいたところ、調弦をチューナーで確認されているようですね?「全部を442に合わせる」というのは、442でA音を合わせた後、それに合致する他のD,G,Eをチューナーで合わせている、という意味に取りましたが、違いますか?ろんりーさんが危惧されているように、全部の弦を同じ音に合わせている、というのではないように思います。
「こわいところ」に書かれていることは、簡単に言うと、「チューナーで全部の弦を合わせる方がよいか、それとも人間の耳(に自然に心地よいところに)合わせた方がよいのか」という議論なんです。私は、先生のおっしゃっているように、「基準のAをチューナー(ないし音叉)で合わせ、残りの弦を耳で五度で合わせる」というのは、「正しい」方法だと思います。かのかのさんが書かれている内容が、仮に「チューナーで残りの弦も合わせたときに、一緒に二つの弦を弾いたら違和感がある」ということであれば、お母様(お父様ですか?)は、実は大変に「優れた」耳をお持ちなのかもしれません。普通に売られているチューナーでは、「人間の耳に気持ちの良い」音程間隔はとれないからです。
お勧めできる解決策は、レッスンの時にお母様(お父様?)が手助けをして、いつも家でやっているように調弦してみることです。それを先生に判断してもらいましょう。先生からアドバイスが受けられるはずです。
私も、小さなお子さんをレッスンするときには、お家での練習を再現してもらいます。すると、練習の時に一緒にいる「大人」がどのような基準でお子さんの練習を見守っているか、ということがわかるからです。調弦に問題があれば、先生は直してくれるはずです。
楽器のサイズのことに触れたのは、小さな楽器は「音程が安定しない」という難点があるからです。もちろん、「言っても仕方のないこと」ではあるのですが。慣れていない大人が分数楽器を弾くと、たとえスチール弦を張っていても弦はすぐに緩みます。(むしろ、小さな楽器の弦の安定性は、スチールの方が劣っているだろうと思います。)それほど、小さな楽器は「圧力に弱い」のです。
紙上では適切なアドバイスができない、と言ったのは、そういったことが理由になります。仮定の話はできますが、一つ一つの事例によって解決策が違うので、かのかのさんのお嬢様の事例にとって適切かどうかが判断できないからです。(ですから、「こわい」ところの発言は無視されて良いと思います。私もpochiさんも、主に「大人になってからバイオリンに目ざめた」人たちを念頭に置いて話をしているからです。)
レッスンは、なるべく有効にお使いになって下さい。先生は、「尊敬する対象」であるかもしれませんが、「あなたがお金を払っている使用人」でもあるのです。ですから、疑問をぶつけられることを恐れない方が良いと思います。(そのことを勘違いしている先生は、アマチュアだからと言って手を抜いたり、疑問にいい加減な答をしたりします。そういう先生だと思われたら、他の先生を捜してみるのも一つの解決策です。厳しいようですが、先生を「利用する側」も、先生を判断することが必要だと思います。)
まだ何か疑問に思われましたら、また質問してください。
[1636]
Re: 調弦ではA線は何ヘルツに合わせるの?
投稿日時:2002年08月30日 06:20
投稿者:かのかの(ID:EhVlgSM)
ろんりーさん tamaさん、レスありがとうございます。私は母です。娘は8分の1の楽器を使っています。
チューナーの件ですが、tamaさんが説明してくださったような感じだと思います。A線を442に合わせておいてボタンを押すと違う音も出てくるのでそれが全部442ヘルツなのかと思っていました。こんな初心者なのでtamaさんたちのところへカキコするのは恐れ多いのです・・・・
と言う事で、結論としてはA線以外はチューナーであわせない方がいいのですね。5度ずつあわせる時、その二つの音のうねり?がなくなる感じまで調整しているつもりです。レッスンではいつも先生が調弦してくださっているので、一回私の調弦をしてから指導してもらったほうが良いのでしょうね。それにしてもヴァイオリンってきれいな音を出すのが難しいです・・・・・・
チューナーの件ですが、tamaさんが説明してくださったような感じだと思います。A線を442に合わせておいてボタンを押すと違う音も出てくるのでそれが全部442ヘルツなのかと思っていました。こんな初心者なのでtamaさんたちのところへカキコするのは恐れ多いのです・・・・
と言う事で、結論としてはA線以外はチューナーであわせない方がいいのですね。5度ずつあわせる時、その二つの音のうねり?がなくなる感じまで調整しているつもりです。レッスンではいつも先生が調弦してくださっているので、一回私の調弦をしてから指導してもらったほうが良いのでしょうね。それにしてもヴァイオリンってきれいな音を出すのが難しいです・・・・・・
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Re: 調弦ではA線は何ヘルツに合わせるの?
投稿日時:2002年08月30日 09:50
投稿者:tama(ID:KRloGBU)
>かのかのさん
そうですね。先生の前でやってみてください。レッスンはとても貴重な場です。
ところで、「うなりがなくなるように」ということは、先生から指示されたのですか?もちろん、それが「初めは」正しい方法だと思います。ご存知かもしれませんが、うなりは五度があってくると、だんだん波長が長くなりますね。それがなくなったところが「純正な五度」になります。今はそれで大丈夫でしょう。
知識としてだけ知っておいてください。人間の耳の精度には個人差があります。もちろん、この個人差は、多くの場合「経験値による差」です。ですから、初めは「うなりがなくなったように感じる」ところが、本当の純正より若干「甘く」なりがちです。もちろん、それでも平均律よりは「ずっとまし」です。その「甘さ」は、高い方にも低い方にも発生します。それを解決する手段としては、「音質の差」を判断する耳を鍛えられるとよいと思います。完全に純正に合うと、ちょっと違う響きがするんです。紙上では難しいですが、興味があれば先生に実演してみてもらってください。
先生もよくご存知だと思いますが、八分の一の楽器は、とても「デリケート」です。すぐに音程が狂ってしまいますね?お母様に余裕がおありならば、練習中に時々チューニングをやりなおしてあげてください。なるべく「正しい音」を聴く割合を増やせば、それだけお嬢様の耳は鍛えられます。
それと、「知らない」ということは恥ずかしいことではありません。当たり前のことです。知らないことを馬鹿にしたりする先生はいないと思いますよ。(そういう人は先生とは呼べないでしょうね。)何かのご縁で出会ったのですから、もし質問があれば何でもしてくださいませ。多くの先生は、「わからない人にはどうせわからないんだ。」などとは思っていませんから、安心してくださって結構です。
そうですね。先生の前でやってみてください。レッスンはとても貴重な場です。
ところで、「うなりがなくなるように」ということは、先生から指示されたのですか?もちろん、それが「初めは」正しい方法だと思います。ご存知かもしれませんが、うなりは五度があってくると、だんだん波長が長くなりますね。それがなくなったところが「純正な五度」になります。今はそれで大丈夫でしょう。
知識としてだけ知っておいてください。人間の耳の精度には個人差があります。もちろん、この個人差は、多くの場合「経験値による差」です。ですから、初めは「うなりがなくなったように感じる」ところが、本当の純正より若干「甘く」なりがちです。もちろん、それでも平均律よりは「ずっとまし」です。その「甘さ」は、高い方にも低い方にも発生します。それを解決する手段としては、「音質の差」を判断する耳を鍛えられるとよいと思います。完全に純正に合うと、ちょっと違う響きがするんです。紙上では難しいですが、興味があれば先生に実演してみてもらってください。
先生もよくご存知だと思いますが、八分の一の楽器は、とても「デリケート」です。すぐに音程が狂ってしまいますね?お母様に余裕がおありならば、練習中に時々チューニングをやりなおしてあげてください。なるべく「正しい音」を聴く割合を増やせば、それだけお嬢様の耳は鍛えられます。
それと、「知らない」ということは恥ずかしいことではありません。当たり前のことです。知らないことを馬鹿にしたりする先生はいないと思いますよ。(そういう人は先生とは呼べないでしょうね。)何かのご縁で出会ったのですから、もし質問があれば何でもしてくださいませ。多くの先生は、「わからない人にはどうせわからないんだ。」などとは思っていませんから、安心してくださって結構です。
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