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バイオリン展示会での出来事 | ヴァイオリン掲示板

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雑談・その他 11 Comments
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バイオリン展示会での出来事

投稿日時:2004年09月04日 01:22
投稿者:もみじ饅頭(ID:E3kSFSI)
これはあるバイオリン展示会での出来事です。ある楽器店のバイオリン展示会に、地元のプロオケの第1バイオリン奏者が遊びに来てました。プロの演奏を間近に聴けるのはラッキーだと思い、その方が試奏するのをすぐそばでずっと見てました。展示されていたのは、主にイタリアの新作楽器で、弓も新作弓が中心でした。そのプロ奏者は、店員から渡されたギヨーム(P.Guillaume)の弓(金・黒檀)を使って試奏してました。
弓の毛をあまり強く張らないで(弓の真ん中で毛とサオの間が6ミリ程度で)弾いていたので、弓のサオが時々弦に当たって、カツンという音がしてました。特に、バッハの無伴奏ソナタ第1番ト短調のフーガの3重・4重の和音を弾くときなどは、頻繁にカツンカツンとサオが弦に当たってました。あと、スピカートを弾くときにも、時々カツンとサオが弦に当たっていました。
弓のサオが弦に当たるようでは弓の毛の張り方が弱過ぎるのではないかと思いますが、プロの場合は、こういう弾き方もありなんでしょうか?20分くらい試奏している間に、他の弓も試してましたが、相変わらず、時々弓のサオが弦に当たってました。あと1ミリくらい強く張れば、けしてサオが弦に当たることはないだろうに、と思った次第です。サオが弦に当たる音は、5メートルほど離れるとあまり聞こえませんでしたが、すぐそばで演奏を見ながら聞くと、カツンカツンと当たるのがわかりました。
サオが弦に当たるとカツンという無駄な音がするだけでなく、弓のサオに傷がつく可能性もあるので、私のような素人が考える限り、サオが弦に当たるほど毛を弱く張るのは良くないことだと思うのですが、どうなんでしょうか?プロレベルだと、時々サオが弦に当たってカツンと鳴るのは、かえって気にならないのでしょうか?
そのプロ奏者が帰った後、その方が試奏していた弓を私も試奏してみましたが、私のような素人が弾くには十分に強い弓で、私の弾き方では、6ミリくらいの張り加減でも、サオが弦に当たったりはしなかったです。
どなたかこの件についてご回答下さいませ。よろしくお願いします。
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Re: バイオリン展示会での出来事

投稿日時:2004年09月04日 04:06
投稿者:pochi(ID:VnhgOAA)
深く考えない人なのでしょう。竿に弓の毛が当るのは良い事では有りませんが、起って仕舞う事も有ります。中古の弓を買う時、弓の内側をみれば、どの位弾かれて居たのか解ります。それでは、、、。
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Re: バイオリン展示会での出来事

投稿日時:2004年09月16日 00:02
投稿者:グリム(ID:FZaDYUk)
僕は毛を緩めに張って、棹を指板側に45度くらい傾けて弾くので、演奏中は、いつも棹が弦や毛に触れそうになります。演奏中に見ていると、弓の中央では棹と毛がくっついているように見えます。さすがにカツカツと当たるのはマズイと思っているので、気をつけて弾いてますが、和音を弾いたときに、たまに弦に棹が当たってしまうことがあります。
演奏後は、弓の中央とその前後10cmぐらいの範囲にわたって、棹に松脂の粉が付着しています。布で軽く拭いただけで取れるので大丈夫かな、と思ってます。でも、湿度の高い日にみんなで長時間合奏練習して、練習後に棹を拭くと、ほんの少しべとついた感じがすることがあります。
周りの人を見ていると、あまり棹に松脂の粉がついていない人が多いですが、そういう人はしっかりと音を出せてないように思います。棹が毛にくっつくぐらいしっかり圧をかけて弾いた方がいい音が出せると思うのですが。
上級者の方々の練習後の弓をたくさん見てみないと何とも言えませんが、上級者であれば、練習後は棹に多少松脂の粉がついているのではないでしょうか?また、時々、棹が弦にぶつかったりしているのではないでしょうか?
プロの演奏家のDVDをスロー再生して見たことがありますが、演奏中は棹と毛がくっついているように見える演奏家が多いように思います。
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Re: バイオリン展示会での出来事

投稿日時:2004年09月16日 12:17
投稿者:あの・・・(ID:mJkhRwA)
便乗して教えてください。
竿があたっているわけではないのですが、弓に松脂の粉がついて白っぽくベタベタしています。(上級者ではないです。)
きれいにする方法をご存知の方教えてください。
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Re: バイオリン展示会での出来事

投稿日時:2004年09月16日 17:10
投稿者:万年初級者(ID:MAcDF4M)
こちらはどうでしょうか。
http://www.fstrings.com/board/index.asp?id=12839&page=2&sort=&t=2004-1
弓用のクリーニング液
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Re: バイオリン展示会での出来事

投稿日時:2004年09月16日 18:26
投稿者:テクニカルアドバイザー(ID:IUcxiYg)
上級者でない人で、弓に松脂の粉が大量についたり、べとついたりする人は、ボウイング(運弓)に問題があるので注意しましょう。弓を倒し過ぎると松脂がつき易くなります。適度な倒し加減であれば、圧力をかけ過ぎない限り、弓に松脂がつくことはないでしょう。
あと松脂をつけ過ぎていると、松脂の粉が飛び散って弓が汚れ易くなりますから注意しましょう。
上級者の場合は、特に激しい曲を弾いたときなどに、弓に松脂がついてしまいますが、これは仕方ありません。毛を弱めに張るのが好きな人だと、どうしても松脂で汚れ易くなります。
初級・中級の間は、弓に松脂がついたりしないように、ボウイングに気をつけて練習しましょう。
弓についた松脂は、演奏後にすぐにから拭きすれば、べとつくことはありません。「べっぴんさん磨き上げクロス」「クレモネーゼ」などの柔らかい布でから拭きしてやってください。
毎回から拭きしていても、べとついてきたら、イダオイルかViolのようなクリーニング液で磨いてやると、松脂が除去できます。イダオイルは、虫除け効果もあります。クリーニング液は、年に1回か2回の使用で十分です。それでは。
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Re: バイオリン展示会での出来事

投稿日時:2004年09月17日 08:42
投稿者:あの・・・(ID:dmlBQ3A)
弓のクリーニングのアドバイス、ありがとうございます。
角弓の角がとれてきたような気もするので、やはり運弓に問題があるのだと思います。
圧力をかけて弾こうとすると、竿に当たるんですよね・・・。皆さんは当たりませんか?
ヒルオイルをもっていますが、オイルはニスをはがすかと思い、最近は使っていませんでした。またやってみます。
ありがとうございました。
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Re: バイオリン展示会での出来事

投稿日時:2004年09月17日 10:05
投稿者:ヘリエ(ID:ZkaQcjA)
50インチのプラズマディスプレイで数人の巨匠ヴァイオリニストの映像をスロー再生で見てみました。ハイフェッツ、ミルシテイン、シェリング、ギトリスが、バッハの無伴奏や、ヴァイオリン協奏曲のカデンツァなどを弾いている最中に、弓の棹が毛や弦に当たっているかどうかを確認してみました。
バッハの無伴奏の「フーガ」や「シャコンヌ」の和音を弾くときには毛と棹はぴったりとくっついているように見えます。テレビの音量を上げても、棹が弦に当たる音は聞こえないので、棹が直接弦に当たったりはしてないように思われます。棹が毛に当たって間接的に棹が弦に当たっているような感じに見えます。ただ、ギトリスの場合は、ごくたまにですが、棹が弦に当たっているように見えたり、棹が弦に当たっているような音が聞こえてきます。
和音ではなく単音を弾いているときは、棹と毛の間に少しだけ隙間があるように見えますが、アクセントをつけるときや強い音を出すときには、棹と毛はぴったりとくっついているように見えます。
彼らが、ゆっくりとした曲を弾いている映像や、楽章間に弓を持って立っている状態の映像で、弓の棹に松脂の粉がついているかどうかを確認してみましたが、棹にはほとんど松脂の粉はついていないように見えます。松脂らしき粉がついているように見える人もいますが、ぱっと見た限りでは気にならない程度です。
これらの映像からわかったことは、①演奏中に、棹に毛が当たることはしょっちゅうあるが、棹が弦に当たることはあまりない、②棹にはあまり松脂はついていない、ということです。また①②から、松脂は粉が飛び散るほどたくさんつけておらず、あくまでも必要最小限しかつけていないだろう、ということが類推されると思います。松脂を多めにつけて弾くと、毛と棹の間に多少隙間がある状態で弾いても、多少は松脂の粉が棹についてしまうものです。棹に毛がくっつくような弾き方をしているのに、棹に松脂の粉があまりついていないということは、松脂をつけ過ぎていないからだと思われます。
こうしたことから、上級者の場合は弓の棹に松脂の粉がたくさんついている、というのは、松脂を多めにつける人の場合には当てはまると思います。
角弓の角がとれる(削れる)というのは、演奏中に棹が毛だけでなく弦にも当たっているのでしょう。弓が弦に当たると弓が傷んでしまうので、気をつけた方が良いと思います。
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Re: バイオリン展示会での出来事

投稿日時:2004年09月17日 12:10
投稿者:あの・・・(ID:dmlBQ3A)
アドバイスありがとうございます。
弦に直接竿が当たっているのではなく、間にちゃんと弓の毛はあるのですが、重みをかけようとして押すと毛と竿の間に空間がなくなるのです。
で、角が削れてしまう。
圧力をかけても毛と竿がくっつかないようにしようと思うと、かなり張らなければならないし。未熟なので困ったものです。
ビデオで研究していただいてありがとうございました。参考になります。
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Re: バイオリン展示会での出来事

投稿日時:2004年09月17日 14:40
投稿者:みかん(ID:EmUpBEU)
練習後毎回、「弓のサオ」と「弦の駒と指板の間」を乾拭きで拭くのは
当然のことですが、していない人をたまにみかけます。
みなさん、きちんと拭かれていますか?
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