[17393]
ウォーミングアップ
投稿日時:2004年11月14日 23:37
投稿者:Toshi(ID:IkExRhI)
はじめてお便りします。こんな便利な掲示板があったんですね!
35歳バイオリンを始めて丸4年、いわゆるレイトスターターです。
ヴァイオリンを始めたころに「ウォーミングアップをしないでヴァイオリンを弾くことは自殺行為だ」と何かの本で読みましたので毎度のの練習前には必ず1時間程度ウォーミングアップ(音階練習)をするようにしておりました。
ところが昨年アマオケに入会して気付いたのですが、合奏練習前にウォーミングアップに取れる時間はほんの数分程度です。中にはヴァイオリンをケースから取り出し調弦してから即バリバリ弾き始める方もおります。1時間のウォーミングアップを日課にしていた私にとってウォーミングアップ無しでいきなり弾くのはかなり抵抗あります。実際合奏練習では感覚が戻ってくるまでの約30分は泣きたくなる位ボーイングはブレますし音程も外しまくりです。
日常の練習でウォーミングアップに時間をかけ過ぎていたためにスロースターターな体質になってしまったのでしょうか?スロースターターなレイトスターターなんてシャレになりません。掲示板に参加されているツワモノ諸氏は普段ウォーミングアップにどれくらい時間をかけているのでしょうか?
効果的なウォーミングアップ方法をご教示頂ければと思い投稿しました。
35歳バイオリンを始めて丸4年、いわゆるレイトスターターです。
ヴァイオリンを始めたころに「ウォーミングアップをしないでヴァイオリンを弾くことは自殺行為だ」と何かの本で読みましたので毎度のの練習前には必ず1時間程度ウォーミングアップ(音階練習)をするようにしておりました。
ところが昨年アマオケに入会して気付いたのですが、合奏練習前にウォーミングアップに取れる時間はほんの数分程度です。中にはヴァイオリンをケースから取り出し調弦してから即バリバリ弾き始める方もおります。1時間のウォーミングアップを日課にしていた私にとってウォーミングアップ無しでいきなり弾くのはかなり抵抗あります。実際合奏練習では感覚が戻ってくるまでの約30分は泣きたくなる位ボーイングはブレますし音程も外しまくりです。
日常の練習でウォーミングアップに時間をかけ過ぎていたためにスロースターターな体質になってしまったのでしょうか?スロースターターなレイトスターターなんてシャレになりません。掲示板に参加されているツワモノ諸氏は普段ウォーミングアップにどれくらい時間をかけているのでしょうか?
効果的なウォーミングアップ方法をご教示頂ければと思い投稿しました。
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【ご参考】
[17412]
Re: ウォーミングアップ
投稿日時:2004年11月15日 23:04
投稿者:いい湯だなぁハハン(ID:J1EolYk)
ふやけるほどつけこんでどうすんねん!
[17413]
Re: ウォーミングアップ
投稿日時:2004年11月15日 23:05
投稿者:Geiger1951(ID:MSeFeAk)
>>風呂上りにさびたE線で指を切ってしまった
******
みなさんの誤解の源は「風呂上り」のイメージでしょう。
風呂上りに楽器に触ることは絶対にお勧めしません。
それどころか、風呂に入ったら楽器のケースを開けることも禁物です。
手の血行だけよくすればよいのですから、風呂にはいるには及びません。
Carl Flesch 著、佐々木庸一訳 創元社昭和30年1月初版
「ヴァイオリン奏法」
(後に音楽之友社から再販「ヴァイオリン演奏の技法」)
4巻本の2冊目(音楽之友社なら上巻の後半)
「応用技術」のくだりにこうあります。
{引用開始}
冷たい指を温めるためにヴァイオリンを奏くことは時間の浪費である。フリッツ・クライスラーの奨めるところに従って、むしろ極度に熱い湯の中に手を約一分間入れた儘にしておくべきである。こうすることによって直ちに目的は達せられる。
{引用終了}
+++++
小生は現在でも「毎日必ず欠かさず」熱い湯に両手を十分浸してから練習します。
にもかかわらず絃は全く錆びていません。
さらに小生はガット絃使用者でありますが、絃の寿命に悪影響などあった記憶はありません。弓はオールドフレンチですが大丈夫です。
ただし、湯から上げた手は大きなタオルで十分水気をとります。
小生は数回手に故障(腱鞘炎や関節の軟骨突出)を経験した挙句このやり方に到達いたしました。手を湯に浸すようになって以降、不思議と故障を経験しません。また、短時間でベストコンディションを得られるため、夜間練習時間を多く確保し得ないときに大助かりです。
+++++
ちょっと気になるのですが、「基礎練習」と「ウォーミングアップ」を混同している方がいらっしゃるのではないでしょうか。
小生の言う所の「ウォーミングアップ」は既に獲得した能力を、短時間でただちに発揮し得る状態に到達せしめるための作業です。
熱い湯に手を浸すことはクライスラー、フレッシが用いる方法である訳です。
「基礎練習」は頭脳・聴覚・筋肉の協調動作を向上させる、要するに技術全体の底上げの為の日々の練習です。
******
みなさんの誤解の源は「風呂上り」のイメージでしょう。
風呂上りに楽器に触ることは絶対にお勧めしません。
それどころか、風呂に入ったら楽器のケースを開けることも禁物です。
手の血行だけよくすればよいのですから、風呂にはいるには及びません。
Carl Flesch 著、佐々木庸一訳 創元社昭和30年1月初版
「ヴァイオリン奏法」
(後に音楽之友社から再販「ヴァイオリン演奏の技法」)
4巻本の2冊目(音楽之友社なら上巻の後半)
「応用技術」のくだりにこうあります。
{引用開始}
冷たい指を温めるためにヴァイオリンを奏くことは時間の浪費である。フリッツ・クライスラーの奨めるところに従って、むしろ極度に熱い湯の中に手を約一分間入れた儘にしておくべきである。こうすることによって直ちに目的は達せられる。
{引用終了}
+++++
小生は現在でも「毎日必ず欠かさず」熱い湯に両手を十分浸してから練習します。
にもかかわらず絃は全く錆びていません。
さらに小生はガット絃使用者でありますが、絃の寿命に悪影響などあった記憶はありません。弓はオールドフレンチですが大丈夫です。
ただし、湯から上げた手は大きなタオルで十分水気をとります。
小生は数回手に故障(腱鞘炎や関節の軟骨突出)を経験した挙句このやり方に到達いたしました。手を湯に浸すようになって以降、不思議と故障を経験しません。また、短時間でベストコンディションを得られるため、夜間練習時間を多く確保し得ないときに大助かりです。
+++++
ちょっと気になるのですが、「基礎練習」と「ウォーミングアップ」を混同している方がいらっしゃるのではないでしょうか。
小生の言う所の「ウォーミングアップ」は既に獲得した能力を、短時間でただちに発揮し得る状態に到達せしめるための作業です。
熱い湯に手を浸すことはクライスラー、フレッシが用いる方法である訳です。
「基礎練習」は頭脳・聴覚・筋肉の協調動作を向上させる、要するに技術全体の底上げの為の日々の練習です。
[17419]
Re: ウォーミングアップ
投稿日時:2004年11月16日 01:32
投稿者:pochi(ID:h1hZM2A)
アタシ、おててが冷たく成らないの。極端に寒い所、暑い所では楽器の鳴りが悪いので弾かないわ。ウォーミングアップは、指の為では無く、楽器の為に行うものだと思うわよ。お湯で手を暖めるのは、普通でしょ。
[17428]
Re: ウォーミングアップ
投稿日時:2004年11月16日 10:20
投稿者:pochiお嬢様へ(ID:MzIIVRY)
どうしても突込みをいれたくなりました。
>性行為を行ってから、練習を行うのは効果的であるという結論に達し、実践して参りましたが、加齢と共に面倒に成りました。
19歳のお嬢様が、「加齢と共に」なんて、悲しい事仰らないで下さいまし。
すみません。失礼いたしました。
>性行為を行ってから、練習を行うのは効果的であるという結論に達し、実践して参りましたが、加齢と共に面倒に成りました。
19歳のお嬢様が、「加齢と共に」なんて、悲しい事仰らないで下さいまし。
すみません。失礼いたしました。
[17429]
Re: ウォーミングアップ
投稿日時:2004年11月16日 10:25
投稿者:夏は?(ID:EimQJpA)
冬の寒い時に、お湯で手を暖めたことは有りますが、夏にはやったことが有りません。他の方は、夏でもやっているのでしょうか。
[17439]
Re: ウォーミングアップ
投稿日時:2004年11月16日 17:36
投稿者:万年初級者(ID:MAcDF4M)
弾き始める前にストレッチはしても、お湯で温めたことはありませんでしたが、今やってみました。
確かに指がよく回ります。万年初級者で腱鞘炎持ちの原因はここにもあったようです。情報ありがとうございました。
確かに指がよく回ります。万年初級者で腱鞘炎持ちの原因はここにもあったようです。情報ありがとうございました。
[17443]
Re: ウォーミングアップ
投稿日時:2004年11月16日 20:01
投稿者:Geiger1951(ID:MSeFeAk)
「夏は」 様(すごいHNですね)
>> 冬の寒い時に、お湯で手を暖めたことは有りますが、夏にはやったことが有りません
*****
いま、記憶の糸を手繰り寄せました。今年の夏は多忙で一日7時間弾いていた時期もありました。でも弾き始める前最低限、腕の内側のストレッチをしながら、シャワーでお湯を掛けて居ましたね。
+++++
話はウォーミングアップ論になりますが、「漫然と楽器を引掻く」という意味のウォーミングアップは大反対です。
ヴァイオリンは無意識ないし反射的に演奏してはいけないと思います。
弾き始める前にイメージをつくり、どういう音を出か、と考えたい。
練習時間が不十分なら、移動の列車の中で音符を頭の中に浮かべ、指を吟味し、楽器を握ったときどう練習するか、という計画を練り、それに沿って最大限意識的な練習をする。
筋肉の血行を良くする目的で楽器を弾くのは嫌いです。
楽器のウォーミングアップという考え方は面白いですが、小生にはよく解りません。要するに弾き手の筋肉の状態がよければ楽器はよく響くと思うのです。
別スレで「筋トレ」の話題がありましたが、筋肉はふにゃふにゃで脱力のカタマリのようになっていると楽器がよく響くように思います。
弓など、持つという意識でなく、偶然右手に引っかかっている。程度の状態が、経験的に楽器の鳴りがベストになるようです。
>> 冬の寒い時に、お湯で手を暖めたことは有りますが、夏にはやったことが有りません
*****
いま、記憶の糸を手繰り寄せました。今年の夏は多忙で一日7時間弾いていた時期もありました。でも弾き始める前最低限、腕の内側のストレッチをしながら、シャワーでお湯を掛けて居ましたね。
+++++
話はウォーミングアップ論になりますが、「漫然と楽器を引掻く」という意味のウォーミングアップは大反対です。
ヴァイオリンは無意識ないし反射的に演奏してはいけないと思います。
弾き始める前にイメージをつくり、どういう音を出か、と考えたい。
練習時間が不十分なら、移動の列車の中で音符を頭の中に浮かべ、指を吟味し、楽器を握ったときどう練習するか、という計画を練り、それに沿って最大限意識的な練習をする。
筋肉の血行を良くする目的で楽器を弾くのは嫌いです。
楽器のウォーミングアップという考え方は面白いですが、小生にはよく解りません。要するに弾き手の筋肉の状態がよければ楽器はよく響くと思うのです。
別スレで「筋トレ」の話題がありましたが、筋肉はふにゃふにゃで脱力のカタマリのようになっていると楽器がよく響くように思います。
弓など、持つという意識でなく、偶然右手に引っかかっている。程度の状態が、経験的に楽器の鳴りがベストになるようです。
[17447]
Re: ウォーミングアップ
投稿日時:2004年11月16日 22:45
投稿者:ぷーた(ID:F5KWUVQ)
皆様しばらくご無沙汰しておりました。
フレッシュは確かに正しいことを言っています。お湯で手を温めるのを試したことがある方は、この方法が効果的であることを経験で知っているはずです。
楽器にとってのウォーミングアップという感覚は僕にはよくわかりますが、Geiger1951さんが仰る様におそらくそれは弾き手の錯覚でしょう。二人のヴァイオリン弾きがいればこれについて実験ができると思います。試してみた方がいたらぜひご報告ください。
突然ですがここで一石を投じさせて戴きたい。ちょっと視点を変えて、改めてToshiさんの投稿に立ち返って考えてみます。
そもそもウォーミングアップなしに上手に弾けるのが理想です。ウォーミングアップなしに弾かなければならないこともあるでしょうし、同様にいつでもどこでもお湯があるわけではありません。
手が冷えてても暖かくても、とにかく何の準備もなしに弾く。毎日それを繰り返してるうちに、悪いコンディションでも実力を発揮する術を身につけていく。かなり原始的で短絡的ですが、そういうものではないでしょうか。
この話題はもしかしたら子供には理解しにくいものかもしれませんね。筋肉の状態等もだいぶ違うでしょうし。お許しください。大人になったら少しわかるかもしれません。
ちなみに僕は半年間手袋はめっぱなしです。手袋をはめてはいけない場面というのは少ないので、できる範囲で常によい環境にしておくのは重要だと思います。
それでは。
フレッシュは確かに正しいことを言っています。お湯で手を温めるのを試したことがある方は、この方法が効果的であることを経験で知っているはずです。
楽器にとってのウォーミングアップという感覚は僕にはよくわかりますが、Geiger1951さんが仰る様におそらくそれは弾き手の錯覚でしょう。二人のヴァイオリン弾きがいればこれについて実験ができると思います。試してみた方がいたらぜひご報告ください。
突然ですがここで一石を投じさせて戴きたい。ちょっと視点を変えて、改めてToshiさんの投稿に立ち返って考えてみます。
そもそもウォーミングアップなしに上手に弾けるのが理想です。ウォーミングアップなしに弾かなければならないこともあるでしょうし、同様にいつでもどこでもお湯があるわけではありません。
手が冷えてても暖かくても、とにかく何の準備もなしに弾く。毎日それを繰り返してるうちに、悪いコンディションでも実力を発揮する術を身につけていく。かなり原始的で短絡的ですが、そういうものではないでしょうか。
この話題はもしかしたら子供には理解しにくいものかもしれませんね。筋肉の状態等もだいぶ違うでしょうし。お許しください。大人になったら少しわかるかもしれません。
ちなみに僕は半年間手袋はめっぱなしです。手袋をはめてはいけない場面というのは少ないので、できる範囲で常によい環境にしておくのは重要だと思います。
それでは。
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