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弓の根元の毛の汚れ具合と上手い・下手の相関関係
投稿日時:2005年02月14日 18:07
投稿者:テディー(ID:InEwYhY)
「バイオリンの弓の根元(半月リングの近辺)の毛の汚れ具合を見ると、その人が上手いかどうかがわかる。」という話を聞いたことがありますが、どういう汚れ方だと上手くて、どういう汚れ方だと下手なのでしょうか?
どなたか具体的な判定の仕方を教えて下さい。お願いします。
どなたか具体的な判定の仕方を教えて下さい。お願いします。
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Re: 弓の根元の毛の汚れ具合と上手い・下手の相関関係
投稿日時:2005年02月15日 07:32
投稿者:QB(ID:F5ZCJEA)
一概に汚れているからヘタかどうか分かりませんが、確かに上手い人で根元が黒くなっちゃっている人は、見かけませんねぇ。。。
根元の毛が汚い場合は、以下のことは言えると思います。
1) 根元まで松脂をつけてはいるが、根元まで弓を使っていない
2)さらに加えて松脂をガシガシつけている(つけすぎている)
3)弓の毛換えの必要性に無頓着
4)練習後の楽器の掃除(?)に無頓着
あくまで印象ですが、弓の根元が汚い人は楽器の駒近辺に松脂がついたままそのままべっとりになっている事が多い気がします。(思い違いかもしれませんが)
根元の毛が汚い場合は、以下のことは言えると思います。
1) 根元まで松脂をつけてはいるが、根元まで弓を使っていない
2)さらに加えて松脂をガシガシつけている(つけすぎている)
3)弓の毛換えの必要性に無頓着
4)練習後の楽器の掃除(?)に無頓着
あくまで印象ですが、弓の根元が汚い人は楽器の駒近辺に松脂がついたままそのままべっとりになっている事が多い気がします。(思い違いかもしれませんが)
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Re: 弓の根元の毛の汚れ具合と上手い・下手の相関関係
投稿日時:2005年02月15日 18:25
投稿者:自称上級者(ID:E3AHCQQ)
あくまでも自称ですが上級者として書き込みします。
自分は右手の親指を巻き皮と半月リング(あるいは半月リングのすぐそばの毛)の2点に接触させて弾く奏法を採用しています。この2点接触は弓の震えを防止し安定性を高めるのに役立ちます。親指は巻き皮には押し当てずに軽く当て、半月リングや半月リングのすぐそばの毛にはごくごく軽く当てる(というか単に接触するだけ)と、親指がサスペンションのような作用をして柔軟なボウイングが可能になります。
こういう奏法だと、弓の根元の毛は、あまり汚れません。手の汗や脂分が少しつきますが、けして黒くは汚れません。松脂のついてない毛の本来のちょっとクリーム色(黄色)がかった白色のままです。自分は4ヶ月に1回毛替えしますが、弓の根元の毛が黒ずんだことは一度もありません。もちろん、毛の全体にわたって、黒ずんだ箇所は1箇所も見当たりません。
あくまでも想像ですが、弓の根元の毛が黒ずむ(黒く汚れる)ような持ち方というのは、親指が毛にべったりと当たっている奏法なのでしょう。これはダメな(下手な)奏法だと思います。
なお、私はロシア式(アウアー式)の奏法を採用してますが、元弓については、弓の根元の最後の約3センチは全く使用していません。というのは右手の人差し指が弾いている弦上に来たら弓を返すからです。それ以上「元」の方まで使う必要はないと思います。フルパワーで弾くときなどたまに半月リングまであと2センチまで弾くことがありますが、通常は半月リングまで3.5~4センチのところまで来たら弓を返しています。
そんなわけで、(根元の)弓の毛が黒く汚れる(黒ずむ)場合が下手なのではないかと思います。
自分は右手の親指を巻き皮と半月リング(あるいは半月リングのすぐそばの毛)の2点に接触させて弾く奏法を採用しています。この2点接触は弓の震えを防止し安定性を高めるのに役立ちます。親指は巻き皮には押し当てずに軽く当て、半月リングや半月リングのすぐそばの毛にはごくごく軽く当てる(というか単に接触するだけ)と、親指がサスペンションのような作用をして柔軟なボウイングが可能になります。
こういう奏法だと、弓の根元の毛は、あまり汚れません。手の汗や脂分が少しつきますが、けして黒くは汚れません。松脂のついてない毛の本来のちょっとクリーム色(黄色)がかった白色のままです。自分は4ヶ月に1回毛替えしますが、弓の根元の毛が黒ずんだことは一度もありません。もちろん、毛の全体にわたって、黒ずんだ箇所は1箇所も見当たりません。
あくまでも想像ですが、弓の根元の毛が黒ずむ(黒く汚れる)ような持ち方というのは、親指が毛にべったりと当たっている奏法なのでしょう。これはダメな(下手な)奏法だと思います。
なお、私はロシア式(アウアー式)の奏法を採用してますが、元弓については、弓の根元の最後の約3センチは全く使用していません。というのは右手の人差し指が弾いている弦上に来たら弓を返すからです。それ以上「元」の方まで使う必要はないと思います。フルパワーで弾くときなどたまに半月リングまであと2センチまで弾くことがありますが、通常は半月リングまで3.5~4センチのところまで来たら弓を返しています。
そんなわけで、(根元の)弓の毛が黒く汚れる(黒ずむ)場合が下手なのではないかと思います。
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Re: 弓の根元の毛の汚れ具合と上手い・下手の相関関係
投稿日時:2005年02月17日 20:04
投稿者:セロ轢きのGosh(ID:JCMjUSk)
大変興味深い話ですね。
小生は習い始めた頃(学生時代)は根元辺りがたしかに黒くなっていました。 最近は黒くなりません。 10余年のブランクを経て確実に下手になっている筈ですが、当時と一番違うのは練習時間(3~5時間/日 → 2~3時間/週)でしょうか。
QBさんの論点整理が面白そうなので、この切り口で自分のことを書いてみますと:
1) 根元まで松脂を・・・・つけています
根元まで弓を・・・・・・使えていません。 特にA・D線では、フロッグよりも先に親指の甲側がC・G線に当たってしまうので。 これは手が平べったくなって、弓に腕の重さがぶら下がるような持ち方になっているためではないかと思います。 もっと上から腕の重さを乗っけるような持ち方に矯正しなければ・・・。
2)松脂をガシガシ・・・・つけてます
3)弓の毛換え・・・・今も昔も年一回
4)練習後の楽器の掃除/駒近辺に松脂がついたまま・・・・ということはないつもり;一応タオルも松脂用と汗・皮脂用と2枚常備して結構神経質に拭いています。
Vn.とVc.では弓の倒し方か逆ですが、皆さんの議論の足しになるでしょうか?
上手・下手/汚れる・汚れないは具体的に何処が違うのか、どうすればよくなるのか、自称上級者さんのような具体的なコメントが沢山出てくることを期待してます。
小生は習い始めた頃(学生時代)は根元辺りがたしかに黒くなっていました。 最近は黒くなりません。 10余年のブランクを経て確実に下手になっている筈ですが、当時と一番違うのは練習時間(3~5時間/日 → 2~3時間/週)でしょうか。
QBさんの論点整理が面白そうなので、この切り口で自分のことを書いてみますと:
1) 根元まで松脂を・・・・つけています
根元まで弓を・・・・・・使えていません。 特にA・D線では、フロッグよりも先に親指の甲側がC・G線に当たってしまうので。 これは手が平べったくなって、弓に腕の重さがぶら下がるような持ち方になっているためではないかと思います。 もっと上から腕の重さを乗っけるような持ち方に矯正しなければ・・・。
2)松脂をガシガシ・・・・つけてます
3)弓の毛換え・・・・今も昔も年一回
4)練習後の楽器の掃除/駒近辺に松脂がついたまま・・・・ということはないつもり;一応タオルも松脂用と汗・皮脂用と2枚常備して結構神経質に拭いています。
Vn.とVc.では弓の倒し方か逆ですが、皆さんの議論の足しになるでしょうか?
上手・下手/汚れる・汚れないは具体的に何処が違うのか、どうすればよくなるのか、自称上級者さんのような具体的なコメントが沢山出てくることを期待してます。
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Re: 弓の根元の毛の汚れ具合と上手い・下手の相関関係
投稿日時:2005年02月18日 04:17
投稿者:pochi(ID:OTcAWCg)
手を洗わずに弾く人や極端に脂性の人は弾き方がどうであれ汚れるでしょう。
練習の時にはなるべく最後まで弓を使ったほうが良いと思いますが、実際の演奏では3cm位使わないと思います。
練習の時にはなるべく最後まで弓を使ったほうが良いと思いますが、実際の演奏では3cm位使わないと思います。
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Re: 弓の根元の毛の汚れ具合と上手い・下手の相関関係
投稿日時:2005年02月19日 00:02
投稿者:ノンスモーカー(ID:MGVIeJE)
喫煙者で、練習前に綺麗に手を洗わない輩だと、弓の根元の毛が黒く汚れるかも知れません。手が汗かきの人でも、練習前に石鹸で手を洗ってから練習するようにすれば、それほど汚れたりしないでしょう。練習前に手を洗っているのに、毛が黒く汚れるというのは奏法に問題があるのではないかと・・・。練習前に石鹸で手を洗わない人って結構多いようですが、そんなガサツな神経(性格)では、人の心の琴線に触れるような美しい音楽は奏でられないのではないかと・・・。演奏時間の多いプロ奏者の弓の根元の毛をたくさん見てみたいものです。
[19429]
Re: 弓の根元の毛の汚れ具合と上手い・下手の相関関係
投稿日時:2005年02月22日 19:25
投稿者:セロ轢きのGosh(ID:JCMjUSk)
こういうのを言葉のみで説明するのは凄く難しいであろうことは承知の上で、敢えてお尋ねします:
> 毛が黒く汚れるというのは奏法に問題があるのではないかと
具体的には何処が問題なのでしょうか?
どうすれば矯正できるのでしょうか?
> そんなガサツな神経(性格)では・・・
これは耳が痛いです。 これが結論なら諦めます(所詮レートスタータのお遊びだし・・・と不貞腐れる)
が、もうちょっと具体的な技術論あるなら是非お聞きしたいです。
よろしくお願いします。
> 毛が黒く汚れるというのは奏法に問題があるのではないかと
具体的には何処が問題なのでしょうか?
どうすれば矯正できるのでしょうか?
> そんなガサツな神経(性格)では・・・
これは耳が痛いです。 これが結論なら諦めます(所詮レートスタータのお遊びだし・・・と不貞腐れる)
が、もうちょっと具体的な技術論あるなら是非お聞きしたいです。
よろしくお願いします。
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Re: 弓の根元の毛の汚れ具合と上手い・下手の相関関係
投稿日時:2005年02月23日 00:22
投稿者:pochi(ID:EwkWhoQ)
友人曰く、禁煙するとヴァイオリンの腕が落ちるのだそうです。音楽家は汚い輩も居ます。隣に座ると臭いので嫌ですが、腕とは関係ない様です。毛が1/3位になった弓で弾いて居る輩も居たりして、良く解りません。弓の綺麗・汚いと上手い・下手の相関係数は低いのでは無いかと思います。
[19436]
Re: 弓の根元の毛の汚れ具合と上手い・下手の相関関係
投稿日時:2005年02月23日 00:52
投稿者:ノンスモーカー(ID:FyRHc3A)
使っている弓のフロッグの高さ(毛とスティックまでの間隔)や指の太さや長さによって多少条件が異なると思われるが、正しい(合理的な)弓の持ち方をしていれば、親指の爪の根元かその近辺の皮膚が、演奏中に時々毛に軽く当たるものである。あくまでも軽く当たる程度なので、物凄い汗かきだとしても、弓の毛にそれほど汗はつかないはずである。まして、指の爪側の皮膚は指の腹側に比べれば発汗量はずっと少ないわけであるから、なおさらである。
ただ塵も積もれば・・・、という諺のように、毎日少量の汗でも、ある特定の箇所の毛に汗が付着し続ければ、その箇所の毛は多少は汚れるであろう。だとしても、半年で黒ずむなどということは無い。(毎日5時間ぐらいのペースで半年間弾けば、多少汚れが目立つかも知れないが、それでも黒ずむのはおかしい)
故に、根元の毛が黒ずむとすれば、①親指を毛にべっとりと押し付けるようにして弾いている(弓の持ち方とボウイングが合理的でない)、か、②汚い手のまま練習している、のどちらかしかあり得ない。
ちなみにワタシは、毛替えの周期は4ヶ月に1回程度で、手には多少汗をかく方だが、弓の根元の毛は、ほとんど汚れていない。親指が軽く触れる部分の毛のところまでは、演奏中使うことはないので、根元の2センチくらいは松脂は塗っていない。松脂を塗ってない部分の中で、親指が触れる部分とそうでない部分の色は、汗の影響で多少は変化していくが、1年間毛替えせずに猛練習したとしても黒ずむなどということは、ワタシの場合はあり得ないと思われる。
なお、ワタシの場合、右手の親指は、元弓のときは軽く毛に触れているが、先弓では毛にほとんど触れていない。中弓のときは、親指は毛にごく軽く触れているかどうか、という程度である。ボウイングの流派によって、毛に対する親指の当たり具合は違うと思われるが、親指が常にべったりと毛にくっつくような弾き方は合理的でないと思われる。
手を石鹸できちんと洗って、それでも毛が黒ずむようなら、ボウイングを見直す必要があると思う。
ただ塵も積もれば・・・、という諺のように、毎日少量の汗でも、ある特定の箇所の毛に汗が付着し続ければ、その箇所の毛は多少は汚れるであろう。だとしても、半年で黒ずむなどということは無い。(毎日5時間ぐらいのペースで半年間弾けば、多少汚れが目立つかも知れないが、それでも黒ずむのはおかしい)
故に、根元の毛が黒ずむとすれば、①親指を毛にべっとりと押し付けるようにして弾いている(弓の持ち方とボウイングが合理的でない)、か、②汚い手のまま練習している、のどちらかしかあり得ない。
ちなみにワタシは、毛替えの周期は4ヶ月に1回程度で、手には多少汗をかく方だが、弓の根元の毛は、ほとんど汚れていない。親指が軽く触れる部分の毛のところまでは、演奏中使うことはないので、根元の2センチくらいは松脂は塗っていない。松脂を塗ってない部分の中で、親指が触れる部分とそうでない部分の色は、汗の影響で多少は変化していくが、1年間毛替えせずに猛練習したとしても黒ずむなどということは、ワタシの場合はあり得ないと思われる。
なお、ワタシの場合、右手の親指は、元弓のときは軽く毛に触れているが、先弓では毛にほとんど触れていない。中弓のときは、親指は毛にごく軽く触れているかどうか、という程度である。ボウイングの流派によって、毛に対する親指の当たり具合は違うと思われるが、親指が常にべったりと毛にくっつくような弾き方は合理的でないと思われる。
手を石鹸できちんと洗って、それでも毛が黒ずむようなら、ボウイングを見直す必要があると思う。
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Re: 弓の根元の毛の汚れ具合と上手い・下手の相関関係
投稿日時:2005年02月23日 10:14
投稿者:kei(ID:EicpAYQ)
恥ずかしい話ですが、うちの子も弓の根本が汚れています。
うちの子はQBさんの言われるように、
>1) 根元まで松脂をつけてはいるが、根元まで弓を使っていない
2)さらに加えて松脂をガシガシつけている(つけすぎている)
3)弓の毛換えの必要性に無頓着
4)練習後の楽器の掃除(?)に無頓着
のせいだと思います。
かなり小さい頃、先生に「元まで松ヤニをつけるように」と言われて、
素直にガシガシつけている上、
ボーイングに問題があり、元まで弓が使えていない上、
練習後は弓を拭かずに片づけていることは多々あります。
毛替えは1年ぐらい前にしましたが、半年ぐらいで汚れていたような気が・・。
次の大きさのバイオリンになったら、ちょっと掃除に気をつけるように言います。
手は洗わないで弾く日もありますが、あまり手は汚れていません。
うちの子の場合は、手の汚れの問題ではないようです。
うちの子はQBさんの言われるように、
>1) 根元まで松脂をつけてはいるが、根元まで弓を使っていない
2)さらに加えて松脂をガシガシつけている(つけすぎている)
3)弓の毛換えの必要性に無頓着
4)練習後の楽器の掃除(?)に無頓着
のせいだと思います。
かなり小さい頃、先生に「元まで松ヤニをつけるように」と言われて、
素直にガシガシつけている上、
ボーイングに問題があり、元まで弓が使えていない上、
練習後は弓を拭かずに片づけていることは多々あります。
毛替えは1年ぐらい前にしましたが、半年ぐらいで汚れていたような気が・・。
次の大きさのバイオリンになったら、ちょっと掃除に気をつけるように言います。
手は洗わないで弾く日もありますが、あまり手は汚れていません。
うちの子の場合は、手の汚れの問題ではないようです。
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