[20362]
音楽留学@イギリス
投稿日時:2005年05月10日 22:21
投稿者:Hitoshi(ID:cVcZVgA)
こんにちは。イギリスの音楽学校に興味を持ってしまいました。
つまりは、西洋の人間の方が人間性とかいう面においては一歩前にいると思われたのですが、音楽を勉強するときに、そういう人間が多い環境で学べるのなら、そうするべきだと思っているからなのですが、とりあえず、詳しい方がいらっしゃいましたら、お願いします。
質問:オーディションで落ちることはあるのですか?つまり、日本で実際にオーディションを行っていることもありますが、そうでない場合、ビデオやMDなどを送付します。それはやっぱり弾けてないのを取るはずが無いのでしょうけれど、どうなんでしょう?
日本の学校を受けるか、受けないか、システムが違うところもあるので、はっきりさせたくてこんなことをお尋ねします。宜しくお願いします。
つまりは、西洋の人間の方が人間性とかいう面においては一歩前にいると思われたのですが、音楽を勉強するときに、そういう人間が多い環境で学べるのなら、そうするべきだと思っているからなのですが、とりあえず、詳しい方がいらっしゃいましたら、お願いします。
質問:オーディションで落ちることはあるのですか?つまり、日本で実際にオーディションを行っていることもありますが、そうでない場合、ビデオやMDなどを送付します。それはやっぱり弾けてないのを取るはずが無いのでしょうけれど、どうなんでしょう?
日本の学校を受けるか、受けないか、システムが違うところもあるので、はっきりさせたくてこんなことをお尋ねします。宜しくお願いします。
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2 / 3 ページ [ 27コメント ]
[20457]
Re: 音楽留学@イギリス
投稿日時:2005年05月18日 09:38
投稿者:田舎者の母 (ID:MCJYBoQ)
pochi 様
ありがとうございます。
>音楽に対するアプローチの仕方
その違いは非常に大きいと感じています。
さらに言葉による音に対する表現の仕方
もずいぶん違うように思うのですがそれは
先生個人の差なのでしょうか。
ありがとうございます。
>音楽に対するアプローチの仕方
その違いは非常に大きいと感じています。
さらに言葉による音に対する表現の仕方
もずいぶん違うように思うのですがそれは
先生個人の差なのでしょうか。
[20463]
Re: 音楽留学@イギリス
投稿日時:2005年05月18日 20:26
投稿者:pochi(ID:R3JziJA)
田舎者の母氏、
日本で舞台をしている人には誠に申し訳ないのですが、私にとっては悪い冗談の様に見えます。日本の大衆演劇も西洋音楽には関係ないと思います。歌舞伎も西洋音楽には殆ど関係有りません。都々逸も関係有りません。日本舞踊も西洋音楽に関係が有るとは思えません。文化の違いだと思います。
言語と音楽の関係を考えてみたのですが、これは多少関係有る様に思います。私の話す日本語はシラビーム的言語ではなく、モーラ性の強い音程の高低が4声ある言語で、強勢が殆ど有りません。物売りの真似はヴァイオリンで容易に出来ますが、西洋音楽に於て、リズミックな部分で不利だと思いますので、注意して弾きます。
他のスレッドにも書き込んだのですが、ギリシャ神話・キリスト教は、西洋音楽の文化的背景になりますが、日本には根付いて居ません。教会や王侯貴族の権威を高める為のプレゼンテイションとして西洋音楽は成り立っていた背景が有りますから、日本での西洋音楽は根無し草ではないかと疑います。
オペラを含む演劇、宗教・言語・舞踊に到る文化の総体が音楽の背景に有る事を考えれば、日本に於てヴァイオリンの技術的な側面を学ぶ事が出来ても、パフォーマンスに於ては所詮は西洋文明の受容という明治以来の形を超える事は出来ないのではないかと思います。前提として、パフォーマンスには、「Player、場所、楽曲、観客が必要である」と考えて居ります。
日本には充分な観客が居ないので、多くの日本人ヴァイオリン弾きは世界中に散らばって居ます。私は、海外で日本人の先生に習った事は有りませんが、素晴らしい日本人の先生も多数存じ上げております。
この掲示板に出入りして居たトドの子氏も仏蘭西に留学しました。観客が充分に居ない状態で、教養主義の西洋音楽は、胡散臭いものにならざるを得ないでしょう。本番で少々間違えるのは当たり前ですし、楽しく聴けばよいものを、評論家気取りで聴いて仕舞うなんて悲しむべき事だと思います。
昔、日本贔屓の伊太利人に演歌を教えてみました。決して下手とは云えないのですが、笑える演歌を歌ってくれました。低めから掬って延し、後からヴィブラートという演歌の特徴は馴染めない様です。貧乏臭さも出せません。西洋音楽の諸法則もスズキのレコードでは全く無視していますね。
一方、日本のオーケストラのレベルは非常に高いと思います。N響に到っては、世界で20指には入るでしょう。但し、日本国内で素晴らしいと思った事は一度も無いのが残念です。
何処で音楽を勉強しても、どの様な先生に巡り合えるか?が最も大切です。然し、不特定多数の観客の来る舞台を踏まないと本当の意味で上手にはなりません。
kokukirin氏に一言、
蓄積されすぎた資本を何らかの形で浪費しないと永遠の拡大再生産を前提とする資本主義は成り立ちません。戦争は10年に一度位行わないと装備は陳腐化し、戦争の技術の継承が上手く行きません。有色人種やイスラム教徒はブッシュ政権にとっては人間では有りませんから、ヒューマニズムは適用されません。経験的に米国の一般社会では、日本人にもヒューマニズムは適用されません。フセインは米国の石油市場支配からの独立を目指しました。石油利権を手に入れれば、行き詰まった米国経済も幾許かは延命されるでしょう。仏蘭西は有る程度イラクの石油に利権を持って居ました。独逸はEU統一を促進する為米国に追随するよりも仏蘭西と軌を一にする方が得策です。英国はEUに加盟の予定はありませんね。日本は、政治的、文化的、軍事的に米国の植民地ですから、「イラク侵略を擁護した」のではなく、ブッシュ政権の政策に追随したのです。米国帝国主義との利害が一致する範囲で日米安保が機能する事を考えれば、当然だとも云えます。対等な立場で支持、参戦したイラクの元宗主国である英国とは立場が違います。
経験上、中東のインテリ達は信じられない程紳士的です。イラクはイランに較べると文化的に洗練されていない印象があります。
ジェチカ氏、
多くの日本人には対立点を明確にして妥協点を導き出したり、止揚するといった議論をする習慣は有りません。それを以て、日本人の政治性を計る事は出来ません。
日本で舞台をしている人には誠に申し訳ないのですが、私にとっては悪い冗談の様に見えます。日本の大衆演劇も西洋音楽には関係ないと思います。歌舞伎も西洋音楽には殆ど関係有りません。都々逸も関係有りません。日本舞踊も西洋音楽に関係が有るとは思えません。文化の違いだと思います。
言語と音楽の関係を考えてみたのですが、これは多少関係有る様に思います。私の話す日本語はシラビーム的言語ではなく、モーラ性の強い音程の高低が4声ある言語で、強勢が殆ど有りません。物売りの真似はヴァイオリンで容易に出来ますが、西洋音楽に於て、リズミックな部分で不利だと思いますので、注意して弾きます。
他のスレッドにも書き込んだのですが、ギリシャ神話・キリスト教は、西洋音楽の文化的背景になりますが、日本には根付いて居ません。教会や王侯貴族の権威を高める為のプレゼンテイションとして西洋音楽は成り立っていた背景が有りますから、日本での西洋音楽は根無し草ではないかと疑います。
オペラを含む演劇、宗教・言語・舞踊に到る文化の総体が音楽の背景に有る事を考えれば、日本に於てヴァイオリンの技術的な側面を学ぶ事が出来ても、パフォーマンスに於ては所詮は西洋文明の受容という明治以来の形を超える事は出来ないのではないかと思います。前提として、パフォーマンスには、「Player、場所、楽曲、観客が必要である」と考えて居ります。
日本には充分な観客が居ないので、多くの日本人ヴァイオリン弾きは世界中に散らばって居ます。私は、海外で日本人の先生に習った事は有りませんが、素晴らしい日本人の先生も多数存じ上げております。
この掲示板に出入りして居たトドの子氏も仏蘭西に留学しました。観客が充分に居ない状態で、教養主義の西洋音楽は、胡散臭いものにならざるを得ないでしょう。本番で少々間違えるのは当たり前ですし、楽しく聴けばよいものを、評論家気取りで聴いて仕舞うなんて悲しむべき事だと思います。
昔、日本贔屓の伊太利人に演歌を教えてみました。決して下手とは云えないのですが、笑える演歌を歌ってくれました。低めから掬って延し、後からヴィブラートという演歌の特徴は馴染めない様です。貧乏臭さも出せません。西洋音楽の諸法則もスズキのレコードでは全く無視していますね。
一方、日本のオーケストラのレベルは非常に高いと思います。N響に到っては、世界で20指には入るでしょう。但し、日本国内で素晴らしいと思った事は一度も無いのが残念です。
何処で音楽を勉強しても、どの様な先生に巡り合えるか?が最も大切です。然し、不特定多数の観客の来る舞台を踏まないと本当の意味で上手にはなりません。
kokukirin氏に一言、
蓄積されすぎた資本を何らかの形で浪費しないと永遠の拡大再生産を前提とする資本主義は成り立ちません。戦争は10年に一度位行わないと装備は陳腐化し、戦争の技術の継承が上手く行きません。有色人種やイスラム教徒はブッシュ政権にとっては人間では有りませんから、ヒューマニズムは適用されません。経験的に米国の一般社会では、日本人にもヒューマニズムは適用されません。フセインは米国の石油市場支配からの独立を目指しました。石油利権を手に入れれば、行き詰まった米国経済も幾許かは延命されるでしょう。仏蘭西は有る程度イラクの石油に利権を持って居ました。独逸はEU統一を促進する為米国に追随するよりも仏蘭西と軌を一にする方が得策です。英国はEUに加盟の予定はありませんね。日本は、政治的、文化的、軍事的に米国の植民地ですから、「イラク侵略を擁護した」のではなく、ブッシュ政権の政策に追随したのです。米国帝国主義との利害が一致する範囲で日米安保が機能する事を考えれば、当然だとも云えます。対等な立場で支持、参戦したイラクの元宗主国である英国とは立場が違います。
経験上、中東のインテリ達は信じられない程紳士的です。イラクはイランに較べると文化的に洗練されていない印象があります。
ジェチカ氏、
多くの日本人には対立点を明確にして妥協点を導き出したり、止揚するといった議論をする習慣は有りません。それを以て、日本人の政治性を計る事は出来ません。
[20469]
Re: 音楽留学@イギリス
投稿日時:2005年05月18日 23:29
投稿者:kokukirin(ID:NhZTMkE)
平和を実現するには、まず、自分の内に平和を築かなくてはいけません。二村英仁氏を例に出すまでもなく、それに、音楽は大変効果があります。
一般には知られていませんが、兵器開発は着々と進められています。HAARPなる怪しい研究もさかんで、気象に影響を与える兵器も考えられ、音も兵器として利用されます。人間の権力欲には際限がなく、兵器を開発し、戦争を好む人々は、今もこれからも存在します。
モーツァルトやメンデスルゾーンは我々に平和と調和をもたらしてくれます。それが波紋となって広がることは実際あり得ることです。民主国家においては武力を用いずに正当な手段で、好戦的な政治家を排除し、死の商人が活動する下地を作らないようにできます。
一般には知られていませんが、兵器開発は着々と進められています。HAARPなる怪しい研究もさかんで、気象に影響を与える兵器も考えられ、音も兵器として利用されます。人間の権力欲には際限がなく、兵器を開発し、戦争を好む人々は、今もこれからも存在します。
モーツァルトやメンデスルゾーンは我々に平和と調和をもたらしてくれます。それが波紋となって広がることは実際あり得ることです。民主国家においては武力を用いずに正当な手段で、好戦的な政治家を排除し、死の商人が活動する下地を作らないようにできます。
[20479]
Re: 音楽留学@イギリス
投稿日時:2005年05月19日 01:58
投稿者:ジェチカ(ID:GAAgJnE)
話がどんどんずれていって恐縮なのですが、pochiさん、イギリスはもちろんEUには入っています。7月からはイギリスがEUの議長国となります。参加していないのはユーロです。ただ、EU憲法に関する議論は盛んで、国民投票を現時点ですれば、否決されるのは確実です。
[20480]
Re: 音楽留学@イギリス
投稿日時:2005年05月19日 04:24
投稿者:pochi(ID:QSQzQFU)
ジェチカ氏、失礼致しました。EU憲法批准とEU加盟を混同しておりました。
トコロで、国会の議論を聴く限り、私にはノータリンを隠す為に白いモーツアルトの様な鬘を被っている英国の議員さん達に脳味噌の欠片が有るとは思えないのです。議論の手法と表現系は違っても、本質的な議論は行われて居ません。「政治に道徳無し」を地で行っている点では日本の国会と変らないと思います。違うところといえば、日本の国会では惚けた議員さん達が、私の友人の原稿を棒読みしているのに対して、自分の言葉で喋っている点だけだと思います。そう言えば、英国ではタブロイド紙以外の新聞もみつけられませんでした。80年代には窓口銀行員がおつりを数えられず愕然とした記憶が有ります。日本と比べても民度は極めて低いという印象が有ります。英国民の多くは全員クロイツフェルトヤコブ病なのかといぶかしく思って居りました。流石は牛畜米英です。
田舎のオバチャン・オッチャン達は自分たちがアドヴァンテイジを取れる限りに於て親切ですね。かなりお世話になったので、感謝しております。
トコロで、国会の議論を聴く限り、私にはノータリンを隠す為に白いモーツアルトの様な鬘を被っている英国の議員さん達に脳味噌の欠片が有るとは思えないのです。議論の手法と表現系は違っても、本質的な議論は行われて居ません。「政治に道徳無し」を地で行っている点では日本の国会と変らないと思います。違うところといえば、日本の国会では惚けた議員さん達が、私の友人の原稿を棒読みしているのに対して、自分の言葉で喋っている点だけだと思います。そう言えば、英国ではタブロイド紙以外の新聞もみつけられませんでした。80年代には窓口銀行員がおつりを数えられず愕然とした記憶が有ります。日本と比べても民度は極めて低いという印象が有ります。英国民の多くは全員クロイツフェルトヤコブ病なのかといぶかしく思って居りました。流石は牛畜米英です。
田舎のオバチャン・オッチャン達は自分たちがアドヴァンテイジを取れる限りに於て親切ですね。かなりお世話になったので、感謝しております。
[20484]
Re: 音楽留学@イギリス
投稿日時:2005年05月19日 07:54
投稿者:ジェチカ(ID:NnQ3RjA)
pochiさん、こんにちは。その節は色々とお世話になりました。
また、重箱の隅をつつくようで申し訳ありませんが、モーツァルト風のカツラをかぶっている人は、厳密に言うと議員ではありません。おそらく上院議員のことを指して間違えてそうおっしゃっているんだと思いますが、通常現在の国会の議場に顔を出している上院議員はかつらをかぶることはありません。かつらをかぶっているのは、法廷弁護士や判事です。そしてイギリスの上院にあたるHouse of Lordsは、英国司法の最高機関もかねていますので、彼らのようなトップ・ジャッジも上院の一員ということになります。が、通常議場にはいないはずです。よく写真等でご覧になっているかつら姿のおじさんは、施政方針演説等のため女王が議会に来ているときの写真だと思います。あれはセレモニー用の衣装です。
イギリスでは今、労働党の元、上院の急改革が行われています。昔のような世襲貴族の上院議員数は90人前後に減っており、これからもリストラは進んでいきます。世襲議員は最終的にはゼロになるはずです。その代わりに、その業界の功労者や重鎮、下院議員として要職を勤めた人が上院議員としてHouse of Lordsに属することになります。
下院は小選挙区制、上院は現役首相により任命されるわけですから、デモクラシーの度合いは高いか、低いか、という基準で考えれば、明らかに欠点のある制度ですが、BNPやシン・フェインのような政党が議席を稼げるお国柄です。上院でバランスを取っていると思っているイギリス人は少なくないと思います。
新聞に関しては、イギリス1の購読数を誇る新聞はタブロイド紙The Sunですが、タブロイド紙以外は、世界的に有名なThe Timesが一番名が知れていると思いますが如何でしょう? 今はマードック傘下に陥りましたが、、、。The GuardianやThe Financial Timesなどはイギリスが誇る高級紙だと思いますが、、。ニューヨーク滞在中にも、The Financial Timesを読むアメリカ人を良く見かけたものでしたが。
イギリス人をひとくくりすにするのは、日本人をひとくくりにするよりも、難しい場合が多いです。中流階級が急激に増えているとはいえ、階級社会がとにかく激しい国ですから。『民度』という言葉は私は使いませんが、教育の水準が階級により違いすぎます。だからと言って上流階級の人が賢いと言っているわけではないんですが。一番教育熱心なのは、やはり中流階級の人です。上に行こうと必死ですから。そして、日本と違い、イギリスの銀行の窓口業務は大学卒の人がする仕事ではないことが多いのです。デモそれを抜きにしても、計算の出来ない人は多い! 日本みたいに公文やそろばん、暗算のお勉強に必死になるお国柄じゃありません。計算機でやればいいじゃないか、もっと正確だって感じに思っているんだと思います。とはいいながらも、優秀な数学者や物理学者はご存知のように山ほどいるわけです。簡単にはいえませんが、教育水準の差なのだというのが一番分かりやすい理由なのだと思います。
私はイギリスの肩をもちたくてしょうがないという訳では決して無いんです。日本のいいところや悪いところが外にいるからこそ見えやすいように、外国人の私は、イギリスの悪いところも山ほど見てきましたので。ただ、長く住んでいると、イギリスの話題になるとついつい鼻を突っ込みたくなるというところです。どうぞご容赦を、、、、。
また、重箱の隅をつつくようで申し訳ありませんが、モーツァルト風のカツラをかぶっている人は、厳密に言うと議員ではありません。おそらく上院議員のことを指して間違えてそうおっしゃっているんだと思いますが、通常現在の国会の議場に顔を出している上院議員はかつらをかぶることはありません。かつらをかぶっているのは、法廷弁護士や判事です。そしてイギリスの上院にあたるHouse of Lordsは、英国司法の最高機関もかねていますので、彼らのようなトップ・ジャッジも上院の一員ということになります。が、通常議場にはいないはずです。よく写真等でご覧になっているかつら姿のおじさんは、施政方針演説等のため女王が議会に来ているときの写真だと思います。あれはセレモニー用の衣装です。
イギリスでは今、労働党の元、上院の急改革が行われています。昔のような世襲貴族の上院議員数は90人前後に減っており、これからもリストラは進んでいきます。世襲議員は最終的にはゼロになるはずです。その代わりに、その業界の功労者や重鎮、下院議員として要職を勤めた人が上院議員としてHouse of Lordsに属することになります。
下院は小選挙区制、上院は現役首相により任命されるわけですから、デモクラシーの度合いは高いか、低いか、という基準で考えれば、明らかに欠点のある制度ですが、BNPやシン・フェインのような政党が議席を稼げるお国柄です。上院でバランスを取っていると思っているイギリス人は少なくないと思います。
新聞に関しては、イギリス1の購読数を誇る新聞はタブロイド紙The Sunですが、タブロイド紙以外は、世界的に有名なThe Timesが一番名が知れていると思いますが如何でしょう? 今はマードック傘下に陥りましたが、、、。The GuardianやThe Financial Timesなどはイギリスが誇る高級紙だと思いますが、、。ニューヨーク滞在中にも、The Financial Timesを読むアメリカ人を良く見かけたものでしたが。
イギリス人をひとくくりすにするのは、日本人をひとくくりにするよりも、難しい場合が多いです。中流階級が急激に増えているとはいえ、階級社会がとにかく激しい国ですから。『民度』という言葉は私は使いませんが、教育の水準が階級により違いすぎます。だからと言って上流階級の人が賢いと言っているわけではないんですが。一番教育熱心なのは、やはり中流階級の人です。上に行こうと必死ですから。そして、日本と違い、イギリスの銀行の窓口業務は大学卒の人がする仕事ではないことが多いのです。デモそれを抜きにしても、計算の出来ない人は多い! 日本みたいに公文やそろばん、暗算のお勉強に必死になるお国柄じゃありません。計算機でやればいいじゃないか、もっと正確だって感じに思っているんだと思います。とはいいながらも、優秀な数学者や物理学者はご存知のように山ほどいるわけです。簡単にはいえませんが、教育水準の差なのだというのが一番分かりやすい理由なのだと思います。
私はイギリスの肩をもちたくてしょうがないという訳では決して無いんです。日本のいいところや悪いところが外にいるからこそ見えやすいように、外国人の私は、イギリスの悪いところも山ほど見てきましたので。ただ、長く住んでいると、イギリスの話題になるとついつい鼻を突っ込みたくなるというところです。どうぞご容赦を、、、、。
[20492]
Re: 音楽留学@イギリス
投稿日時:2005年05月19日 15:23
投稿者:pochi(ID:QSQzQFU)
ジェチカ氏、
知ったかぶり申訳有りませんでした。私はMusic ConservatoryはBachelor Courseには行っていません。件のBMusは知りません。また、英国には行くなとの勧めで他の国にしました。専門は音楽では有りませんでした。とあるConservatoryが奨学金をくれたのでMaster Course潜り込んだのですが、教授と喧嘩をして、退学になりました。
英国は、演奏旅行序でに暫くの滞在でしたが、不思議な目に遇いました。暴力沙汰にもなりましたが、今は19歳の女の子なのでそんな事はしません。当時はサッチャー政権の時代、凄く不景気で人心も荒れていたのでしょうね。新聞はFinancial Timesと共産党系のものを読んで居た記憶が有ります。英国も学校以外での演奏機会が多いので音楽を学ぶ条件としては良いと思います。
学校は何処の国に行っても取り柄が有れば差別を受ける事は非常に少なく、学界は上手に立ち回れば差別を感じることは殆ど有りません。然し、一般社会に取り入ると、様々な憂き目に遇います。昨今、音楽の世界でUnderGradでは、世界中何処へ行っても東洋人だらけですね。東洋人はヴァイオリンが上手であるという先入観が有るらしく、余程上手でないと話題になりにくいと思います。
Hitoshi氏、
保険と云うわけでは有りませんが、勉強が不得意でなければ、良い音楽学部のある大学の数学専攻当りで音楽を副課にして音楽でMasterに行く事をお勧めします。音大に居ると、どうしても知り合いが偏り勝ちでコンサートを開いた時に観客動員が限られます。何よりも自分に合った良い先生に就かなければ、逃げ場が全く無く、精神疾患を患う事が多々有りますので、気をつけて下さい。
私は日本の音大の経験は全く有りませんので、アドヴァイスは出来ません。日本の音大に行っても、上手であれば先生のコネ等で海外に飛ばされる事が多い様です。
「西洋の人間の方が人間性とかいう面においては一歩前にいる」というのは、階級制の問題・習俗・社会環境・肌の色等、様々な要素が絡み合いますから、一概には云えませんが、現地に行ってみると日本のクダラナサ、現地の問題点を否が応でも実感する事になると思います。
それでは、、、。
知ったかぶり申訳有りませんでした。私はMusic ConservatoryはBachelor Courseには行っていません。件のBMusは知りません。また、英国には行くなとの勧めで他の国にしました。専門は音楽では有りませんでした。とあるConservatoryが奨学金をくれたのでMaster Course潜り込んだのですが、教授と喧嘩をして、退学になりました。
英国は、演奏旅行序でに暫くの滞在でしたが、不思議な目に遇いました。暴力沙汰にもなりましたが、今は19歳の女の子なのでそんな事はしません。当時はサッチャー政権の時代、凄く不景気で人心も荒れていたのでしょうね。新聞はFinancial Timesと共産党系のものを読んで居た記憶が有ります。英国も学校以外での演奏機会が多いので音楽を学ぶ条件としては良いと思います。
学校は何処の国に行っても取り柄が有れば差別を受ける事は非常に少なく、学界は上手に立ち回れば差別を感じることは殆ど有りません。然し、一般社会に取り入ると、様々な憂き目に遇います。昨今、音楽の世界でUnderGradでは、世界中何処へ行っても東洋人だらけですね。東洋人はヴァイオリンが上手であるという先入観が有るらしく、余程上手でないと話題になりにくいと思います。
Hitoshi氏、
保険と云うわけでは有りませんが、勉強が不得意でなければ、良い音楽学部のある大学の数学専攻当りで音楽を副課にして音楽でMasterに行く事をお勧めします。音大に居ると、どうしても知り合いが偏り勝ちでコンサートを開いた時に観客動員が限られます。何よりも自分に合った良い先生に就かなければ、逃げ場が全く無く、精神疾患を患う事が多々有りますので、気をつけて下さい。
私は日本の音大の経験は全く有りませんので、アドヴァイスは出来ません。日本の音大に行っても、上手であれば先生のコネ等で海外に飛ばされる事が多い様です。
「西洋の人間の方が人間性とかいう面においては一歩前にいる」というのは、階級制の問題・習俗・社会環境・肌の色等、様々な要素が絡み合いますから、一概には云えませんが、現地に行ってみると日本のクダラナサ、現地の問題点を否が応でも実感する事になると思います。
それでは、、、。
[20497]
Re: 音楽留学@イギリス
投稿日時:2005年05月20日 00:33
投稿者:林(ID:NTR5gTA)
20469のkokukirinさんって、polonaise1842aさんを想起させるものがありませんか?
話がどう繋がっているのか、よくわかりません…
話がどう繋がっているのか、よくわかりません…
[20499]
Re: 音楽留学@イギリス
投稿日時:2005年05月20日 10:46
投稿者:ネットサーファー28号(ID:FHMidWg)
kokukirin氏とPolonaise1842氏
は文体・語彙が違うように思います。
Googleで検索してみると…Polo氏はいろいろなBBSに出没されており、文体には一貫したスタイルがあります。
は文体・語彙が違うように思います。
Googleで検索してみると…Polo氏はいろいろなBBSに出没されており、文体には一貫したスタイルがあります。
[20502]
Re: 音楽留学@イギリス
投稿日時:2005年05月20日 11:45
投稿者:pochi(ID:QSQzQFU)
kokukirin氏は、[20492]
で私が帝国主義論を展開したのに対して、平和と云う観点から個人の心の持ち方、音楽の効用を論述したもので、スレッドの趣旨からは外れますが、話しの繋がりとしては問題を感じません。氏の叙情豊かな温かい人間性を感じます。しかし、Polonaise1842氏の様な独特の文学性は感じません。
[20492]
Re: 音楽留学@イギリス
投稿日時:2005年05月19日 15:23
投稿者:pochi(ID:QSQzQFU)
ジェチカ氏、
知ったかぶり申訳有りませんでした。私はMusic ConservatoryはBachelor Courseには行っていません。件のBMusは知りません。また、英国には行くなとの勧めで他の国にしました。専門は音楽では有りませんでした。とあるConservatoryが奨学金をくれたのでMaster Course潜り込んだのですが、教授と喧嘩をして、退学になりました。
英国は、演奏旅行序でに暫くの滞在でしたが、不思議な目に遇いました。暴力沙汰にもなりましたが、今は19歳の女の子なのでそんな事はしません。当時はサッチャー政権の時代、凄く不景気で人心も荒れていたのでしょうね。新聞はFinancial Timesと共産党系のものを読んで居た記憶が有ります。英国も学校以外での演奏機会が多いので音楽を学ぶ条件としては良いと思います。
学校は何処の国に行っても取り柄が有れば差別を受ける事は非常に少なく、学界は上手に立ち回れば差別を感じることは殆ど有りません。然し、一般社会に取り入ると、様々な憂き目に遇います。昨今、音楽の世界でUnderGradでは、世界中何処へ行っても東洋人だらけですね。東洋人はヴァイオリンが上手であるという先入観が有るらしく、余程上手でないと話題になりにくいと思います。
Hitoshi氏、
保険と云うわけでは有りませんが、勉強が不得意でなければ、良い音楽学部のある大学の数学専攻当りで音楽を副課にして音楽でMasterに行く事をお勧めします。音大に居ると、どうしても知り合いが偏り勝ちでコンサートを開いた時に観客動員が限られます。何よりも自分に合った良い先生に就かなければ、逃げ場が全く無く、精神疾患を患う事が多々有りますので、気をつけて下さい。
私は日本の音大の経験は全く有りませんので、アドヴァイスは出来ません。日本の音大に行っても、上手であれば先生のコネ等で海外に飛ばされる事が多い様です。
「西洋の人間の方が人間性とかいう面においては一歩前にいる」というのは、階級制の問題・習俗・社会環境・肌の色等、様々な要素が絡み合いますから、一概には云えませんが、現地に行ってみると日本のクダラナサ、現地の問題点を否が応でも実感する事になると思います。
それでは、、、。
知ったかぶり申訳有りませんでした。私はMusic ConservatoryはBachelor Courseには行っていません。件のBMusは知りません。また、英国には行くなとの勧めで他の国にしました。専門は音楽では有りませんでした。とあるConservatoryが奨学金をくれたのでMaster Course潜り込んだのですが、教授と喧嘩をして、退学になりました。
英国は、演奏旅行序でに暫くの滞在でしたが、不思議な目に遇いました。暴力沙汰にもなりましたが、今は19歳の女の子なのでそんな事はしません。当時はサッチャー政権の時代、凄く不景気で人心も荒れていたのでしょうね。新聞はFinancial Timesと共産党系のものを読んで居た記憶が有ります。英国も学校以外での演奏機会が多いので音楽を学ぶ条件としては良いと思います。
学校は何処の国に行っても取り柄が有れば差別を受ける事は非常に少なく、学界は上手に立ち回れば差別を感じることは殆ど有りません。然し、一般社会に取り入ると、様々な憂き目に遇います。昨今、音楽の世界でUnderGradでは、世界中何処へ行っても東洋人だらけですね。東洋人はヴァイオリンが上手であるという先入観が有るらしく、余程上手でないと話題になりにくいと思います。
Hitoshi氏、
保険と云うわけでは有りませんが、勉強が不得意でなければ、良い音楽学部のある大学の数学専攻当りで音楽を副課にして音楽でMasterに行く事をお勧めします。音大に居ると、どうしても知り合いが偏り勝ちでコンサートを開いた時に観客動員が限られます。何よりも自分に合った良い先生に就かなければ、逃げ場が全く無く、精神疾患を患う事が多々有りますので、気をつけて下さい。
私は日本の音大の経験は全く有りませんので、アドヴァイスは出来ません。日本の音大に行っても、上手であれば先生のコネ等で海外に飛ばされる事が多い様です。
「西洋の人間の方が人間性とかいう面においては一歩前にいる」というのは、階級制の問題・習俗・社会環境・肌の色等、様々な要素が絡み合いますから、一概には云えませんが、現地に行ってみると日本のクダラナサ、現地の問題点を否が応でも実感する事になると思います。
それでは、、、。
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