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バイオリンのラベルの意味を教えてください
投稿日時:2005年09月01日 15:22
投稿者:知りたがり屋(ID:IpNCRAc)
バイオリンのラベルに以下の記載があります。
JOSEF POTZL ・・・①
mistr houslar ・・・②
HRANICE NA MORAVE ・・・③
バイオリンの由来を知りたく、調べております。
製作は1942年らしい(走り書きがあります)のですが・・・。
③は、チェコ辺りの町の名前「フラニッツェナモラヴェ」のようです。(どんな町なのか、よくわかりませんが・・・。)
このバイオリンのことをいろいろ調べているのですが、よくわかりません。
何でも結構です。関連する情報でも教えていただければ大変嬉しいです。
教えてくださる方、どうぞ、よろしくお願い申し上げます。
JOSEF POTZL ・・・①
mistr houslar ・・・②
HRANICE NA MORAVE ・・・③
バイオリンの由来を知りたく、調べております。
製作は1942年らしい(走り書きがあります)のですが・・・。
③は、チェコ辺りの町の名前「フラニッツェナモラヴェ」のようです。(どんな町なのか、よくわかりませんが・・・。)
このバイオリンのことをいろいろ調べているのですが、よくわかりません。
何でも結構です。関連する情報でも教えていただければ大変嬉しいです。
教えてくださる方、どうぞ、よろしくお願い申し上げます。
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[22752]
バイオリンのラベルの意味を教えてください
投稿日時:2005年09月03日 08:39
投稿者:知りたがり屋(ID:gTIoIzA)
高橋 明 様
早速に資料をお送りいただき、本当にありがとうございます。
また、掲示板にも、ご親切な投稿をいただきまして、
重ねてお礼を申し上げます。ありがとうございました。
ほとんど期待していなかった掲示板への投稿に、
これほど誠意ある方々にご尽力いただけるとは
正直、思ってはおりませんでした。
この世の中の印象が改まる思いがいたします。
疑問が解けた以上に、ご親切が嬉しくてなりません。
また、goett 様が、高橋明様と、西池袋の展示会で
昨年、お会いされ、お話しもされていたとは、驚きました。
高橋様の掲示板を拝見させていただき、
高橋様が1970年生まれで、今、34~35歳であることを知りました。
JOSEF POTZL氏が、このヴァイオリンを製作したのが34歳、
お送りいただきました写真のPOTZL氏の老齢の姿に、
若い高橋様のお写真に写る、働き盛りのお姿を重ね合わせ、
ヒトラーによる厳しい時代にあっても、
若かった同氏が一途にヴァイオリンを製作していた姿も
思い浮かべることもできました。
本当にありがとうございました。
高橋様の、益々のご活躍、よいお仕事をお祈り申し上げます。
ありがとうございました。
早速に資料をお送りいただき、本当にありがとうございます。
また、掲示板にも、ご親切な投稿をいただきまして、
重ねてお礼を申し上げます。ありがとうございました。
ほとんど期待していなかった掲示板への投稿に、
これほど誠意ある方々にご尽力いただけるとは
正直、思ってはおりませんでした。
この世の中の印象が改まる思いがいたします。
疑問が解けた以上に、ご親切が嬉しくてなりません。
また、goett 様が、高橋明様と、西池袋の展示会で
昨年、お会いされ、お話しもされていたとは、驚きました。
高橋様の掲示板を拝見させていただき、
高橋様が1970年生まれで、今、34~35歳であることを知りました。
JOSEF POTZL氏が、このヴァイオリンを製作したのが34歳、
お送りいただきました写真のPOTZL氏の老齢の姿に、
若い高橋様のお写真に写る、働き盛りのお姿を重ね合わせ、
ヒトラーによる厳しい時代にあっても、
若かった同氏が一途にヴァイオリンを製作していた姿も
思い浮かべることもできました。
本当にありがとうございました。
高橋様の、益々のご活躍、よいお仕事をお祈り申し上げます。
ありがとうございました。
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Re: バイオリンのラベルの意味を教えてください
投稿日時:2005年09月04日 03:41
投稿者:高橋 明(ID:JndEMhY)
知りたがり屋さん、ご参考になったようでなによりです。
知りたがり屋さん、goettさん、応援ありがとうございます。
みなさんの応援を受けて、よりいっそう研鑚を積んでいきたいと思います。
どうもありがとうございました。わたしも、Potzlさんのように年をとっても愛される楽器を作り続けていきたいと思います。
goettさん、展示会に来ていただいていたのですね。
お会いできてなによりでした。また来年も展示会でお会いできることを祈っております。展示会の1ヶ月後にルビーの隣街(マルクノイキルヘン?)にいらっしゃったということは、ちょうどルビーでコンクールが開催されていたころですね。ホームページにも掲載しましたが、6月24日はコンクールの余興でマルクノイキルヘンに行きました。ひょっとして、すごいニアミスかも!?
そうそう、新情報です。
Josef Potzlさんがご存命かどうかは未だに不明なのですが、彼の息子さんのJan Potzlさん(1946年生まれ)がヴァイオリン製作者としてルビーでご活躍中です。
知りたがり屋さん、goettさん、応援ありがとうございます。
みなさんの応援を受けて、よりいっそう研鑚を積んでいきたいと思います。
どうもありがとうございました。わたしも、Potzlさんのように年をとっても愛される楽器を作り続けていきたいと思います。
goettさん、展示会に来ていただいていたのですね。
お会いできてなによりでした。また来年も展示会でお会いできることを祈っております。展示会の1ヶ月後にルビーの隣街(マルクノイキルヘン?)にいらっしゃったということは、ちょうどルビーでコンクールが開催されていたころですね。ホームページにも掲載しましたが、6月24日はコンクールの余興でマルクノイキルヘンに行きました。ひょっとして、すごいニアミスかも!?
そうそう、新情報です。
Josef Potzlさんがご存命かどうかは未だに不明なのですが、彼の息子さんのJan Potzlさん(1946年生まれ)がヴァイオリン製作者としてルビーでご活躍中です。
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Re: バイオリンのラベルの意味を教えてください
投稿日時:2005年09月05日 23:37
投稿者:高橋 明(ID:MkE2SWM)
重大なことが判明しました!
私がチェコで手に入れた資料ですが、書かれている文章がチェコ語ではなく、フランス語ということが判明しました。
チェコ語とフランス語の区別ができなくて、お恥ずかしい!
確かにイタリア語と似ている言葉もあり、わかりやすい言語でした。
チェコ語は全く違い、全然わかりませんので。
というわけで、友人のフランス人が遊びに来た時にさっと翻訳してもらいました。もちろんフランス語→イタリア語の翻訳ですので、そのまま私がイタリア語→日本語に翻訳しました。伝言ゲームのようですので、細かい間違いがあればお許しください。
**********************************************
JOSEF POTZL
1908年10月3日 ケブ区ルビー生まれ
Josef Potzlは1922年からヴァイオリン製作の修行を始め、1925年Lubyのヴァイオリン製作学校を卒業。その後2年余りマスタークラスにて学校を続ける。1932年にNyrskoに移り、楽器の製作・修理を行う。音楽の才能もあり、街の音楽学校でも教鞭をとる。1935年から1945年までの期間Hranice na Morave(モラヴィア区)に工房を移す。
戦後、生まれ故郷のルビーに戻り、マスターヴァイオリン製作・修理を行う。1952年から1958年までルビーのヴァイオリン製作学校の講師をし、
1958年以降はヴァイオリン製作に専念する。
以下の賞を受賞した。
-1954年 チェコ文化省国内コンクールにてヴィオラ部門第2位、
ヴァイオリン部門第4位。
-1957年 ポーランド ポズナム国際ヴァイオリン製作コンクールにて第3位。
-1959年 イタリア人マエストロ60人余り参加したAscore Piccenoコンクールにてヴィオラ部門銀メダル受賞。
-1960年 Liege(ベルギー)コンクールにてカルテットで特別賞。
-1978年 チェコ政府 《功労賞》受賞
-1981年 チェコ政府 《芸術賞》受賞
-1978年 アメリカ国際コンクール ヴィオラ部門で優秀技術賞を受賞。
彼は独自のモデルを使い、黄金色・褐色のニスで仕上ている。
******************************************************
以上です。
私がチェコで手に入れた資料ですが、書かれている文章がチェコ語ではなく、フランス語ということが判明しました。
チェコ語とフランス語の区別ができなくて、お恥ずかしい!
確かにイタリア語と似ている言葉もあり、わかりやすい言語でした。
チェコ語は全く違い、全然わかりませんので。
というわけで、友人のフランス人が遊びに来た時にさっと翻訳してもらいました。もちろんフランス語→イタリア語の翻訳ですので、そのまま私がイタリア語→日本語に翻訳しました。伝言ゲームのようですので、細かい間違いがあればお許しください。
**********************************************
JOSEF POTZL
1908年10月3日 ケブ区ルビー生まれ
Josef Potzlは1922年からヴァイオリン製作の修行を始め、1925年Lubyのヴァイオリン製作学校を卒業。その後2年余りマスタークラスにて学校を続ける。1932年にNyrskoに移り、楽器の製作・修理を行う。音楽の才能もあり、街の音楽学校でも教鞭をとる。1935年から1945年までの期間Hranice na Morave(モラヴィア区)に工房を移す。
戦後、生まれ故郷のルビーに戻り、マスターヴァイオリン製作・修理を行う。1952年から1958年までルビーのヴァイオリン製作学校の講師をし、
1958年以降はヴァイオリン製作に専念する。
以下の賞を受賞した。
-1954年 チェコ文化省国内コンクールにてヴィオラ部門第2位、
ヴァイオリン部門第4位。
-1957年 ポーランド ポズナム国際ヴァイオリン製作コンクールにて第3位。
-1959年 イタリア人マエストロ60人余り参加したAscore Piccenoコンクールにてヴィオラ部門銀メダル受賞。
-1960年 Liege(ベルギー)コンクールにてカルテットで特別賞。
-1978年 チェコ政府 《功労賞》受賞
-1981年 チェコ政府 《芸術賞》受賞
-1978年 アメリカ国際コンクール ヴィオラ部門で優秀技術賞を受賞。
彼は独自のモデルを使い、黄金色・褐色のニスで仕上ている。
******************************************************
以上です。
[22823]
バイオリンのラベルの意味を教えてください
投稿日時:2005年09月06日 01:22
投稿者:知りたがり屋(ID:gTIoIzA)
高橋 明 様
この度は、大変、お世話になり、本当にありがとうございました。
心から御礼を申し上げます。ありがとうございました。
高橋様には、骨のおれる翻訳までお心遣いいただき、おかげさまで、
JOSEF POTZL氏がどのような方であるのか、大変、よくわかりました。
感謝の言葉もございません。本当に、うれしくてたまりません。
バイオリンの製作は、大変すてきな、素晴らしい仕事であると思います。
自らの仕事がしっかりとした美しい形となって、大切に後世に伝えられ、
しかも美しい音色を奏で続ける。そして人々の間には、感動が広がる。
本当にすばらしい仕事ですね。
私も、若くて人生をやり直せるのなら、そのような仕事に従事したいものだと羨ましい気持ちです。
高橋様には、異国でのこと。
中々、ご不自由にお暮らしかとも存じますが、
ご健康でありますように、
そして世界中の人々に愛され続ける素晴らしいバイオリンのご製作を
心からお祈り申し上げます。
大変、お世話になり、ありがとうございました。
また、掲示板に、貴重な投稿をお寄せいただきましたみなさま、
心から、御礼申し上げます。ありがとうございました。
この度は、大変、お世話になり、本当にありがとうございました。
心から御礼を申し上げます。ありがとうございました。
高橋様には、骨のおれる翻訳までお心遣いいただき、おかげさまで、
JOSEF POTZL氏がどのような方であるのか、大変、よくわかりました。
感謝の言葉もございません。本当に、うれしくてたまりません。
バイオリンの製作は、大変すてきな、素晴らしい仕事であると思います。
自らの仕事がしっかりとした美しい形となって、大切に後世に伝えられ、
しかも美しい音色を奏で続ける。そして人々の間には、感動が広がる。
本当にすばらしい仕事ですね。
私も、若くて人生をやり直せるのなら、そのような仕事に従事したいものだと羨ましい気持ちです。
高橋様には、異国でのこと。
中々、ご不自由にお暮らしかとも存じますが、
ご健康でありますように、
そして世界中の人々に愛され続ける素晴らしいバイオリンのご製作を
心からお祈り申し上げます。
大変、お世話になり、ありがとうございました。
また、掲示板に、貴重な投稿をお寄せいただきましたみなさま、
心から、御礼申し上げます。ありがとうございました。
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