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雑談・その他 7 Comments
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才能

投稿日時:2002年12月30日 22:15
投稿者:yuri(ID:JmiGaWE)
才能というものはどう言うものなんでしょうか。
また、最低何歳ぐらいまでに才能があるかわからなければいけませんか??変な質問ですみません。
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Re: 才能

投稿日時:2003年01月06日 12:01
投稿者:pochi(ID:FDZxEwA)
この手の話題は、徹底的に指摘しておきたい。

他人が才能を云々するべきではない。自分が自分で才能が無いなと思った時点で終わりなのです。何歳になっても、やる気と自信があれば、やり通せばよいし、出来る可能性はあると思います。

しかし、親が「この子に才能はあるのでしょうか?」ときいてきた場合、無いと答えざるを得ない場合がほとんどです。ヴァイオリンを弾き初めて5年くらいで親を唸らせるくらいの演奏が出来ないと、才能と言う意味では無きに等しいのです。親バカという言葉があるくらい、親は自分の子供に才能があると信じたいのですから。

くれぐれも、子供にヴァイオリンの練習の無理強いだけはしないで下さい。同時に子供のやる気の腰を折るような事は言わないでください。ヴァイオリンはただでさえ、神経質な楽器なのです。その子が本当にヴァイオリンが好きならば、必ず良い結果が得られると思います。
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Re: 才能

投稿日時:2003年01月06日 12:58
投稿者:ayako(ID:KEIYFTU)
又出ましたねー、、この話題。。。
才能なんて誰でも持ってます。
後は本人のやる気とヴァイオリンをどれだけ好いてるか次第。
要するに、何でも努力×才能で伸びていくのですから、努力することが一番大事です。ただし、「努力させる」んじゃなくて、本人から進んで「努力しよう」と言う気持ちが大事なのを忘れずに。
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Re: 才能

投稿日時:2003年01月06日 19:55
投稿者:ハッピー(ID:I4h5gxA)
誰でも知っている童話?
「ウサギとカメ」のおはなしです。
結果はいかに?

また、以前なにかの雑誌で読みましたけど…
4歳くらいまでアー、ウーしか話せなかった男性アナウンサーや
3歳くらいまで歩けなかった陸上世界記録保持者などなどの話。

「ちょっと他の子より早く出来る」という事に
たいした意味はありません。
大事なことは、
最終的に、どのくらいの高さにもっていけるではないでしょうか。

音楽に限らず脱落する子供のおおきな原因は、
親が子供を信じられなくなったケースが多々あるようです。
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Re: 才能

投稿日時:2003年01月16日 17:39
投稿者:nana(ID:MyhUlWA)
私は才能こそが全てだと思っています。厳しい事を言うようですが、才能とは誰もが欲しいと思って持てるものではありません。一生懸命練習しても真に人の心に強烈な印象を残す演奏者になれるとは限りません。そういうものはもう始めた時からそれはわかっているものです。まあそんなものは何世紀に一人ぐらいしかいませんが・・・。一人そういう演奏をしたものがいました。バイオリニストではありませんが・・・・。それがジャクリ-ヌ・デュ・プレでした。
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挫折した経験から一言言わせてください。

投稿日時:2003年01月19日 14:11
投稿者:ましろ(ID:MVR5dxM)
その子自身が、楽器を演奏するのが好きだなーと、
楽しんでるのも「才能」を開花させる、第1歩です!
音感や暗譜、一度聞いたらすぐ弾けるのも、もちろん「才能」。

親や先生など、その子をとりまく環境が、
子供のやる気やペースを、(強要せず)大切にのばしていくことが、
とてもたいせつに思います。

誰にでも「才能」「努力」「チャンス」はあります。
どうやってそれをものにするかで、人生すべて変わるのです!

でも、子供は与えられた環境で育つもの。
なかなか自分で選択して、決めることは出来ない。
環境はとてもとても重要です。



私の場合、ヴァイオリンではないのですが、
弦楽器(親の強要)を5歳から18歳まで習っていました。

いつも練習をまったくせずに、
教室で先生と、いきなり演奏をあわせるだけで、
ほとんどすらすらと、弾くことが出来ました。

音あわせも、小さい頃から先生がうなる位、音感もよく、
演奏することはとても好きでした。

演奏家の道に誘いもありました。

大きくなるにつれ、親や先生が、
練習や免状取得を強要することに、強い反発をおぼえ、
先生の指導法や、相性も合わないと強く感じ、
反抗期も重なり、すべてがいやになってしまって、
いろいろぶつかり合う時期を、随分長いこと過ごし、
19歳になる前に、ようやく辞めさせてもらいました。

周りの反応はとにかく「もったいない・・・」。
でも、あの時私には、ああすることしか、できなかったのです。

今、結局思うことは、
「私は負けてしまった。」と言うことです。
19歳、人生の岐路に立ち、挫折したわけです。

でも今でも「才能」の芽が、うまく育たなかった事実を、
どうしても、消化できないでいます。
後悔に近いものと、責任転嫁というべきか・・・。

今、それをどうにか自分自身の問題として、
処理しなくてはと、試行錯誤しているところです。
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Re: 才能

投稿日時:2003年01月22日 23:55
投稿者:前田 泉(ID:OXdFRkg)
才能ですか。まさか「世界的な演奏家」になれる才能の意味ではありませんよね。
普通にヴァイオリンが上手になれるかどうか、という問題でしたら、才能は議論の対象になりにくいですよ。不器用でも音楽嫌いでもなく、根気の良さと家族の理解(音楽が好きで、稽古に協力できる家族)があれば、あとは先生の教え方によって左右されてしまいます。基礎から正しく習い、途切れず練習できるなら、音楽大学に入らないまでも一生ヴァイオリンを弾いて楽しむには十分な能力が身につきます。うんと根を詰めれば名のとおった音楽大学には入れるでしょう。
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Re: 才能

投稿日時:2003年01月23日 13:18
投稿者:taka(ID:KSeUg3Q)
Vnが好きで、熱意と、生真面目さと、多少の知性さえあれば
Vnはずいぶん上達します。
でも、これは器用に弾けるための『資質』だと思う。

これは現在の日本で大学に入るための
受験勉強に必要な資質とよく似ています。
(難関大学のオケが概して音がよい理由のひとつは
これではないでしょうか。)

おおよその音感、リズム感、巧みな表現くらいは、
これらの資質でカバーされてしまうように思います。

クラスによくいる真面目な子が
先生の気に入るような絵を器用に描いてみせるのと
似ているかも知れません

受験勉強できた人が学問的な天才ではないように
『才能』もこれとは全く次元の違うものでしょう。
きっと、本当に才能があったら、
(才能のない私には分からないのですが)
本人も周囲も才能について悩んだりしないはず。

怖いのは、根性と知性でカバーしているものを、
『才能』と取り違えることでしょう。

ついでに。
私がVnを好きになった理由。
1/2にサイズアップしたとき、
親がチョット良い楽器を持たせてくれたこと。
最初の音の感触が全てでした。
良質の分数楽器がもっと出回ると、
才能はともかく、Vn好きな子は増えるのではないかな。

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