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副科ピアノ
投稿日時:2006年01月24日 13:37
投稿者:雪だるま(ID:VFBhEA)
ヴァイオリンの練習を続けながら、先生の薦めもあって、ピアノを習わせ始めました。絶対音感があるので先生のお宅のピアノの音が狂ってるのが何個もあるのが気になる・・・と言います。知ってる方なので言えないのですが、影響ってあるのでしょうか?
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【ご参考】
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Re: 副科ピアノ
投稿日時:2006年01月28日 07:04
投稿者:Geigerin(ID:GVMDODY)
音律にこだわるより、自分の耳を信じましょ~~
自分が一番綺麗と思う音がベストです。それは時にはピタゴラスだったり、時には純正だったりするけど、それで正しいんだと思う。
プロのカルテットさんたちが「ここは純正でとろう」、「この和音は平均律で」などと相談してるとは思えないけどなあ・・・
4人で納得のいく和音を作ったうえで、それが「平均律」だったり「純正律」だったりするんだと思う。
自分が一番綺麗と思う音がベストです。それは時にはピタゴラスだったり、時には純正だったりするけど、それで正しいんだと思う。
プロのカルテットさんたちが「ここは純正でとろう」、「この和音は平均律で」などと相談してるとは思えないけどなあ・・・
4人で納得のいく和音を作ったうえで、それが「平均律」だったり「純正律」だったりするんだと思う。
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Re: 副科ピアノ
投稿日時:2006年01月28日 11:24
投稿者:wakaruwakaru(ID:FIN3Mkc)
聴く側から言わせていただきます。弦の音は、頭で弾いている人、感性で弾いている人の違いが出ます。聴いていて心地良いのは、感性で弾いている人の音色です。疲れません。頭で弾いている人の演奏は、はじめは完璧で美しく聴こえる気がしますが、長時間聴くと疲れます。一番違いが分かるのは、録音して繰り返し何度聴いても飽きない演奏が、感性の鋭い人。繰り返し聴いて不自然に感じてくるのは、頭で演奏している人じゃないかと、自分では感じます。でも、そこまでこだわるようになったのは、やっぱり子供のお稽古で、毎日弦の音を聞かせられているからで、毎日毎日同じ曲を何度も、しかも長期間聴く環境になければ、そこまで耳は鍛えられないと思います。結局、弦が好きで好きでたまらない人は練習をよくするから、耳が鍛えられ、自然な音が出せるのでしょうね。
ピアノと弦は、個人練習のあと初めて合わせてみると、弦が音痴に聴こえるように、弦の音は出てきますが、耳が良い弦奏者はすぐ、ピアノの音律に合わせてきます。ソロで弾くときのソロが際立って聴こえる音、アンサンブルできれいに響く音、無意識で音を変えていますね。弦は理論で弾くより、感性で弾いていただきたいです。
ピアノと弦は、個人練習のあと初めて合わせてみると、弦が音痴に聴こえるように、弦の音は出てきますが、耳が良い弦奏者はすぐ、ピアノの音律に合わせてきます。ソロで弾くときのソロが際立って聴こえる音、アンサンブルできれいに響く音、無意識で音を変えていますね。弦は理論で弾くより、感性で弾いていただきたいです。
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Re: 副科ピアノ
投稿日時:2006年01月28日 12:44
投稿者:匿名希望X(ID:KAQVkzA)
副科のピアノとはかけ離れた「音律」のむずかしい話題が出ますね。
どうも音律になると熱くなる方が多いようです。
演奏家は理論にはおおむね暗いので
「私は弦4を平均律でやります」とかおっしゃっても当てにしないようがいいですよ。そういう人はたいていピタゴラスに近いと思います。
ピアノの調律は調律家の方の「音の感性」によって大差が出ます。
これは理屈ではなく、耳と音楽性なのです。
調律も演奏と同じく芸術だと思っています。
よい調律家の方と知り合いになるとよいですね。少ないですけれど。
楽器屋さんお仕着せの調律の人をそのまま、というのはお勧めできません。
コンサートチューナーですごくセンスの優れた方と出会ったらぜひ自宅のピアノの調律をお願いすることを強く強く推奨します。
ヴァイオリンの先生でもピアノに関心の高いかたであればよい調律家に頼むように努力するはずです。意識の高い人ほどそうします。
どうも音律になると熱くなる方が多いようです。
演奏家は理論にはおおむね暗いので
「私は弦4を平均律でやります」とかおっしゃっても当てにしないようがいいですよ。そういう人はたいていピタゴラスに近いと思います。
ピアノの調律は調律家の方の「音の感性」によって大差が出ます。
これは理屈ではなく、耳と音楽性なのです。
調律も演奏と同じく芸術だと思っています。
よい調律家の方と知り合いになるとよいですね。少ないですけれど。
楽器屋さんお仕着せの調律の人をそのまま、というのはお勧めできません。
コンサートチューナーですごくセンスの優れた方と出会ったらぜひ自宅のピアノの調律をお願いすることを強く強く推奨します。
ヴァイオリンの先生でもピアノに関心の高いかたであればよい調律家に頼むように努力するはずです。意識の高い人ほどそうします。
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Re: 副科ピアノ
投稿日時:2006年01月29日 21:31
投稿者:NON(ID:GChnJ5E)
ばぶしゅか様
お答え有り難うございます。ピアノが何Hzでなきゃ駄目ということはないのですね。すっきりしました。
ホント急な気候の変化があったとき(暖房入れたりも有るのでしょうが)楽器が狂ったとあちこちで聞きました。家のもです。調律・・・お金かかりますね。
雪だるま様
>やっぱり”気にするな・・・”の精神で・・・!
とっても共感します!^○^
>いずれにしても「うちの子、絶対音感があるんです~う・・・」みたいに聞こえたんでしたら不愉快ですね
そんな事無いですよ。素敵じゃないですか!先に書いたピッチの違いまで分かるお子さんの事も他人事では有りますが、とっても感心してしまいます。そう言うお子さん達にはどんどん伸びていって欲しいと思います。
*************
偶然ですがこの間、調律の勉強を初めた方と話す機会があって、438Hzの謎を聞いてみたら、ピアノって凄く下がっちゃっていたら、1回の調律であげきる事が出来ないそうです。家のピアノが低く調律されていた時は中古屋から買ったばかりで持ってきた後だったので440Hzに上げきれなかったのかもしれないという事でした。結構そう言うケースがあり、調律の道具の中にも438Hzのものも含まれているそうです。です。次の調律師は440Hzにしていったし、一応、この国のコンサートピッチなのだそうです。(とその人は習っていると仰っていました。)調律師の方はピアノ屋からの派遣が一般的だと思いますので(私も友人もですが)、匿名希望X様の言う様に一人の調律師の方とおつきあいする機会も少ないですよね。(きっと個人だと値段も高いでしょうし・・・)
他の方々の難しい音律の話も(自分には難しすぎますが)読んでいると、音楽って奥が深いです。なんだか迷路にハマった感じ!
お答え有り難うございます。ピアノが何Hzでなきゃ駄目ということはないのですね。すっきりしました。
ホント急な気候の変化があったとき(暖房入れたりも有るのでしょうが)楽器が狂ったとあちこちで聞きました。家のもです。調律・・・お金かかりますね。
雪だるま様
>やっぱり”気にするな・・・”の精神で・・・!
とっても共感します!^○^
>いずれにしても「うちの子、絶対音感があるんです~う・・・」みたいに聞こえたんでしたら不愉快ですね
そんな事無いですよ。素敵じゃないですか!先に書いたピッチの違いまで分かるお子さんの事も他人事では有りますが、とっても感心してしまいます。そう言うお子さん達にはどんどん伸びていって欲しいと思います。
*************
偶然ですがこの間、調律の勉強を初めた方と話す機会があって、438Hzの謎を聞いてみたら、ピアノって凄く下がっちゃっていたら、1回の調律であげきる事が出来ないそうです。家のピアノが低く調律されていた時は中古屋から買ったばかりで持ってきた後だったので440Hzに上げきれなかったのかもしれないという事でした。結構そう言うケースがあり、調律の道具の中にも438Hzのものも含まれているそうです。です。次の調律師は440Hzにしていったし、一応、この国のコンサートピッチなのだそうです。(とその人は習っていると仰っていました。)調律師の方はピアノ屋からの派遣が一般的だと思いますので(私も友人もですが)、匿名希望X様の言う様に一人の調律師の方とおつきあいする機会も少ないですよね。(きっと個人だと値段も高いでしょうし・・・)
他の方々の難しい音律の話も(自分には難しすぎますが)読んでいると、音楽って奥が深いです。なんだか迷路にハマった感じ!
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Re: 副科ピアノ
投稿日時:2006年01月30日 01:08
投稿者:wakaruwakaru(ID:gXIVOQ)
ピアノも限られた音で、タッチ、ペダルを駆使していかに様々な無数の音色を生み出すか工夫をする楽器と、ピアノの先生はおっしゃいます。
結局、音楽をやる人はどんな楽器にしろ、耳が重要なんですね。
確かに、音にこだわるピアニストはお抱え調律師さんがみえますよ。
ピアノもバイオリンと同じで、製造過程で弦の張りたては音がすぐ狂いやすく、弦が安定するまで、何度も調律するそうです。1ヶ月ほど、学生さんに毎日弾いてもらって、毎日調律すると聞いたことがあります。ピアノの引越し時も、同じ弦ですからバイオリンと同じで、安定するまで時間がかかります。
余談ですが、ピアノフレームもバイオリン同様、材料が木なので、同じ型番でも音が違うんです。ピアノも奥が深いです。
随分話題がそれてしまい、失礼いたしました。。。
結局、音楽をやる人はどんな楽器にしろ、耳が重要なんですね。
確かに、音にこだわるピアニストはお抱え調律師さんがみえますよ。
ピアノもバイオリンと同じで、製造過程で弦の張りたては音がすぐ狂いやすく、弦が安定するまで、何度も調律するそうです。1ヶ月ほど、学生さんに毎日弾いてもらって、毎日調律すると聞いたことがあります。ピアノの引越し時も、同じ弦ですからバイオリンと同じで、安定するまで時間がかかります。
余談ですが、ピアノフレームもバイオリン同様、材料が木なので、同じ型番でも音が違うんです。ピアノも奥が深いです。
随分話題がそれてしまい、失礼いたしました。。。
[25412]
Re: 副科ピアノ
投稿日時:2006年01月30日 20:14
投稿者:匿名希望X(ID:KAQVkzA)
NONさま
>> きっと個人だと値段も高いでしょうし
我家はステージで定評のあるコンサートピアノ調律の方にメンテしていただいていますが、調律代金は2万円を超えることがありませんよ。
楽器屋派遣の人が一概に悪くはないでしょうが、私の経験の範囲では物凄い差があります。比較するのが馬鹿馬鹿しいくらいです。
>> きっと個人だと値段も高いでしょうし
我家はステージで定評のあるコンサートピアノ調律の方にメンテしていただいていますが、調律代金は2万円を超えることがありませんよ。
楽器屋派遣の人が一概に悪くはないでしょうが、私の経験の範囲では物凄い差があります。比較するのが馬鹿馬鹿しいくらいです。
[25415]
Re: 副科ピアノ
投稿日時:2006年01月30日 20:50
投稿者:pochi(ID:EHMASYE)
調律は音を合わせるだけではなく、ハンマーやダンパーの調整等もありますから、値段は一概に云えません。最終的には、弦を張替えて、鍵盤部分を入れ替える事も有ります。私の友人は、わざわざ古いスタインヱイの中古を買って、リビルトしていました。この様な場合、数千ドル掛ると思います。
[25418]
Re: 副科ピアノ
投稿日時:2006年01月30日 22:16
投稿者:雪だるま(ID:VFBhEA)
おおっ・・・インフルエンザでうなされていた間に、話がすごく専門的になってきてました。
(何回も言うほどのことでもないのですが・・・)音楽をしない人間にはわけのわからないところです。しかし、私にはとてもおもしろいです。子どものいる世界がなんとなく想像できそうな気がしてきました。
子どもは、まず、理論がありませんので、自分自身が、きっと「なんだか・・・」とか思うしかなく、親もそれに答えてやれるわけではないので、皆様の音律に対する熱き思いも、いろいろな考え方があり、それだけ大きな(?)問題なんだということもわかったし・・・すごく勉強になります。
ピアノからみれば、ヴァイオリンが音痴なんだと言う見方も、大笑いでした。すごく納得・・・。おもしろいです・・・。
子どもの周りを見回しても、ご両親の少なくてもどちらかが音楽をなさってらっしゃる方が多いですが、(とくに、ピアノをされてるお母様が多い)こんな場合、子どもはどういう音感で成長するのですか?どちらも同時に成長するとしたら、やっぱりピアノは早い方がいいということなのだろうか?これがkokukirinn様の言うところでしょうか?ピアノでまずはじめて純正律のバイオリン(この場合)をやりまたピアノをやる・・・としたら、子どもはそういう理論はどこで勉強するのですか?今はなんかよくわからないまま弾いてるみたいにみえます・・・
私には、音感がない、音楽経験もない、よって知識もない。けれど私は国語力があるので(というか、日本語しかわからないので・・・)、片っ端から読んでなんとなく想像できるようにくらいにはなりたいです。
でここまで読んで想像するに、
やっぱり、どうも子どもの音感の方が、平均律からみたらおかしいかも・・・
ヴァイオ様の言うとおり、子どもはミとシを高く取った方が気持ちがいい、きれいに聞こえるとかいってます。こんくーるのときに音程を高く取ってるらしい友達の話も、よく聞いてみたら(ここを、読んでよく聞いた事が何件もあります)オケのときに隣で座って弾いてたら自分の音よりすこ~し高かった・・
なんて、あてにならないこと言ってます・・・どこまで本当なのか、はたまた
でまかせなのかわかりません・・・みなさま申し訳ありません。もう少し程度の高い学習をされている方にも十分耐えうるだけのページになってて、
他の方のお勉強に役立ててくださいね。
平均律と純正率の両方が場合によって使い分けられるようになることが
理想である
ピアノの調律から費用のこと、「意識の高い人ほどそうします」というのはわかりますね、バイオリンでもそんなところありますから実感。
でも、いろいろと大変ですが、耳だけでは弾けないのも事実で・・・子どもの後をせめて付いて歩けるように(ここが、悲しいところで、解る方って、先に、道をつけて上げられますから)少しずつ頑張ります。
(何回も言うほどのことでもないのですが・・・)音楽をしない人間にはわけのわからないところです。しかし、私にはとてもおもしろいです。子どものいる世界がなんとなく想像できそうな気がしてきました。
子どもは、まず、理論がありませんので、自分自身が、きっと「なんだか・・・」とか思うしかなく、親もそれに答えてやれるわけではないので、皆様の音律に対する熱き思いも、いろいろな考え方があり、それだけ大きな(?)問題なんだということもわかったし・・・すごく勉強になります。
ピアノからみれば、ヴァイオリンが音痴なんだと言う見方も、大笑いでした。すごく納得・・・。おもしろいです・・・。
子どもの周りを見回しても、ご両親の少なくてもどちらかが音楽をなさってらっしゃる方が多いですが、(とくに、ピアノをされてるお母様が多い)こんな場合、子どもはどういう音感で成長するのですか?どちらも同時に成長するとしたら、やっぱりピアノは早い方がいいということなのだろうか?これがkokukirinn様の言うところでしょうか?ピアノでまずはじめて純正律のバイオリン(この場合)をやりまたピアノをやる・・・としたら、子どもはそういう理論はどこで勉強するのですか?今はなんかよくわからないまま弾いてるみたいにみえます・・・
私には、音感がない、音楽経験もない、よって知識もない。けれど私は国語力があるので(というか、日本語しかわからないので・・・)、片っ端から読んでなんとなく想像できるようにくらいにはなりたいです。
でここまで読んで想像するに、
やっぱり、どうも子どもの音感の方が、平均律からみたらおかしいかも・・・
ヴァイオ様の言うとおり、子どもはミとシを高く取った方が気持ちがいい、きれいに聞こえるとかいってます。こんくーるのときに音程を高く取ってるらしい友達の話も、よく聞いてみたら(ここを、読んでよく聞いた事が何件もあります)オケのときに隣で座って弾いてたら自分の音よりすこ~し高かった・・
なんて、あてにならないこと言ってます・・・どこまで本当なのか、はたまた
でまかせなのかわかりません・・・みなさま申し訳ありません。もう少し程度の高い学習をされている方にも十分耐えうるだけのページになってて、
他の方のお勉強に役立ててくださいね。
平均律と純正率の両方が場合によって使い分けられるようになることが
理想である
ピアノの調律から費用のこと、「意識の高い人ほどそうします」というのはわかりますね、バイオリンでもそんなところありますから実感。
でも、いろいろと大変ですが、耳だけでは弾けないのも事実で・・・子どもの後をせめて付いて歩けるように(ここが、悲しいところで、解る方って、先に、道をつけて上げられますから)少しずつ頑張ります。
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