[25622]
左手の親指
投稿日時:2006年02月08日 23:12
投稿者:fumifumi(ID:IWaEkQI)
左手の親指に力を入れるのが左手の運動性能を下げるというのはなんとなくわかったのですが、力が抜けてきたと思ったら、こんどは親指とネックの摩擦力が足りないようで、手首ビブラートをかけるときやそもそも弦を押さえるときに、ツルっと親指が上にすべってしまうことが増えました。
手に汗をかきにくい体質なのも一因だと思うんですが、親指の摩擦力はどのようにすれば増やせるのでしょうか?(T_T)
手に汗をかきにくい体質なのも一因だと思うんですが、親指の摩擦力はどのようにすれば増やせるのでしょうか?(T_T)
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[ 9コメント ]
[25625]
Re: 左手の親指
投稿日時:2006年02月09日 09:41
投稿者:幸太(ID:NnMxWCE)
親指の格好がいけないのでしょうか?
[25631]
Re: 左手の親指
投稿日時:2006年02月09日 14:02
投稿者:F(ID:QYQpaVA)
カールフレッシュの「ヴァイオリン演奏の技法(上巻)」では、
親指はネックの下を支えるのではなく、親指第一関節あたりが、ネックの左側にを軽く触れる感じの位置だったように記憶していますが・・・
fumifumiさんの
>親指が上にすべってしまう
というのは、もしかして親指でヴァイオリンを支えたりしていませんか?
私は、親指をネックの下から左横に移すことで、ずいぶん楽になった経験があります。まあ、賛否両論あるでしょうが、一度お試し下さい。
親指はネックの下を支えるのではなく、親指第一関節あたりが、ネックの左側にを軽く触れる感じの位置だったように記憶していますが・・・
fumifumiさんの
>親指が上にすべってしまう
というのは、もしかして親指でヴァイオリンを支えたりしていませんか?
私は、親指をネックの下から左横に移すことで、ずいぶん楽になった経験があります。まあ、賛否両論あるでしょうが、一度お試し下さい。
[25660]
Re: 左手の親指
投稿日時:2006年02月10日 12:58
投稿者:幸太(ID:NnMxWCE)
国外の教本ですと、手の大きさが私たちと違う人を対象に書かれています。一概に、指の場所を規定するのは危険です。
親指の場所は、規定はありません。
親指の場所は、規定はありません。
[25667]
Re: 左手の親指
投稿日時:2006年02月10日 18:13
投稿者:ほげげ(ID:ExkxQSg)
昔セビシックの教本を一生懸命練習していた時、
指に筋力がついて来るに従って、また
姿勢がしっかりとして肩にバイオリンを乗せられるようになるに
従って御指摘の悩みが解消して行った記憶があります。
親指を突き指した私の師匠が本番を向かえてしまい、
でも完璧にコンサートを成功させたのを見ています。
師匠はそのとき、
殆ど親指に力を入れることが出来なかったと話していました。
指に筋力がついて来るに従って、また
姿勢がしっかりとして肩にバイオリンを乗せられるようになるに
従って御指摘の悩みが解消して行った記憶があります。
親指を突き指した私の師匠が本番を向かえてしまい、
でも完璧にコンサートを成功させたのを見ています。
師匠はそのとき、
殆ど親指に力を入れることが出来なかったと話していました。
[25669]
Re: 左手の親指
投稿日時:2006年02月10日 18:34
投稿者:YS(ID:kUIBMjA)
以下の内容は、様々な教則本や信用できる指導者の助言をもとに僕が整理して理解しているもので、僕の個人的解釈も含まれているかもしれません。また、親指については「こうするべき」という絶対的な基準が必ずしも存在しません。なので、鵜呑みに信用しないようお読みください。
僕もかつて、fumifumiさんのように、ビブラートなどのときに親指がすべってしまうことに悩んでいました。なので、左手の基本について一から見直しました。そうすると、解決しました。
まず、「楽器はあごで支え、親指で支えない」ということが大切です。もちろん親指がネックに触れている以上親指にも力は少しはかかりますし、弦を押さえた際は親指と押さえている指の間には力の対抗関係がある程度は生まれますが、あくまで親指には「かるく」重みがかかるだけです。楽器を顎だけで支えてみてください。この状態でも楽器は固定されていますから、親指をネックに付けなくても指で押さえて弾くことができますよね?しかしこれでは顎に負担がかかりすぎますし、左手が不安定です。なので、親指を「かるく」ネックに触れて演奏するのです。すると、それだけで弦を押さえたときに顎が少し楽になりますし、安定します。親指は軽く触れているだけなので、弦を押さえたり、ビブラートをかけても、ネックから外れる「わけがない」のです。ちなみに個人差はあるものの、D線やG線を押さえるときはE線のときよりは少し肘を中に入れるはずですから、それに伴って自然と親指はネックのほんの少し下側に触れるようになると思います(あくまでE線を押さえるときに比べれば、です)。これをしていないと弾きにくくなるでしょうし、D線やG線で親指が外れやすくなります。なお、親指のもっともいい位置は、演奏者が自分でためして決めるしかないと思います。
次に大切なのは、指で指板を押さえるときの押さえ方です。親指と他の指の「運動の独立・力の分離」が保たれていないといけません。たとえば中指で指板を押さえても、親指には力は入れてはならず、また押さえようとするのにともなって親指も一緒に動いてはいけませんし、指板を押さえる指と親指の両方に力を入れてネックをつまむ(挟む)ような押さえ方になってはいけません。親指にネック方向の余計な力がかかるので、ネックから外れてしまいます。
以上のことができていれば、外れることはないはずです。これらのことは、スムーズなポジション移動や繊細なビブラートのコントロールにおいても大切なことです。
僕もかつて、fumifumiさんのように、ビブラートなどのときに親指がすべってしまうことに悩んでいました。なので、左手の基本について一から見直しました。そうすると、解決しました。
まず、「楽器はあごで支え、親指で支えない」ということが大切です。もちろん親指がネックに触れている以上親指にも力は少しはかかりますし、弦を押さえた際は親指と押さえている指の間には力の対抗関係がある程度は生まれますが、あくまで親指には「かるく」重みがかかるだけです。楽器を顎だけで支えてみてください。この状態でも楽器は固定されていますから、親指をネックに付けなくても指で押さえて弾くことができますよね?しかしこれでは顎に負担がかかりすぎますし、左手が不安定です。なので、親指を「かるく」ネックに触れて演奏するのです。すると、それだけで弦を押さえたときに顎が少し楽になりますし、安定します。親指は軽く触れているだけなので、弦を押さえたり、ビブラートをかけても、ネックから外れる「わけがない」のです。ちなみに個人差はあるものの、D線やG線を押さえるときはE線のときよりは少し肘を中に入れるはずですから、それに伴って自然と親指はネックのほんの少し下側に触れるようになると思います(あくまでE線を押さえるときに比べれば、です)。これをしていないと弾きにくくなるでしょうし、D線やG線で親指が外れやすくなります。なお、親指のもっともいい位置は、演奏者が自分でためして決めるしかないと思います。
次に大切なのは、指で指板を押さえるときの押さえ方です。親指と他の指の「運動の独立・力の分離」が保たれていないといけません。たとえば中指で指板を押さえても、親指には力は入れてはならず、また押さえようとするのにともなって親指も一緒に動いてはいけませんし、指板を押さえる指と親指の両方に力を入れてネックをつまむ(挟む)ような押さえ方になってはいけません。親指にネック方向の余計な力がかかるので、ネックから外れてしまいます。
以上のことができていれば、外れることはないはずです。これらのことは、スムーズなポジション移動や繊細なビブラートのコントロールにおいても大切なことです。
[25671]
Re: 左手の親指
投稿日時:2006年02月10日 19:35
投稿者:匿名希望X(ID:JBJzBzg)
親指よりも大切なことは、「顎当てで楽器を保持する」
のではなく、「楽器は肩にちょこんと乗っかっている」という感覚です。
これが無くて「挟みつけて保持する」ようにしていると、どんなことも巧く行きません。
左手の1本1本の指は指板にあたかもぶら下がるように腕の重みを預けることです。その結果として親指の位置なりネックとの接触点が決まってくるのであって、「始めに親指の位置ありき」ではありません。
親指の位置は個人個人が結果的に自分に適したやりかたで決めればいいのです。
のではなく、「楽器は肩にちょこんと乗っかっている」という感覚です。
これが無くて「挟みつけて保持する」ようにしていると、どんなことも巧く行きません。
左手の1本1本の指は指板にあたかもぶら下がるように腕の重みを預けることです。その結果として親指の位置なりネックとの接触点が決まってくるのであって、「始めに親指の位置ありき」ではありません。
親指の位置は個人個人が結果的に自分に適したやりかたで決めればいいのです。
[25776]
Re: 左手の親指
投稿日時:2006年02月16日 00:28
投稿者:fumifumi(ID:GEIzeZA)
みなさん、ありがとうございました。おかげで、親指の問題は解決したっぽいのですが、今度は手首で疑問点があります。
手首でビブラートが全然かからない原因を調べていたところ、手首が人よりもスムーズに前後に動かせてないことがわかりました。カクカクという感じでしか動かせないのですが、手首ってどうやったらスムーズにペコペコ前後に動かせるようになるのでしょうか?
ゆっくり動かそうとしても駄目なので、何かが間違っているような気がするのですが、わかりません。とても困っています。。。
手首でビブラートが全然かからない原因を調べていたところ、手首が人よりもスムーズに前後に動かせてないことがわかりました。カクカクという感じでしか動かせないのですが、手首ってどうやったらスムーズにペコペコ前後に動かせるようになるのでしょうか?
ゆっくり動かそうとしても駄目なので、何かが間違っているような気がするのですが、わかりません。とても困っています。。。
[25780]
Re: 左手の親指
投稿日時:2006年02月16日 04:51
投稿者:kokukrin(ID:lEYDWRA)
ビブラートに3種類あるのはご存じと思いますが、手首から先ではなく、腕全体のビブラートができれば、実用上気にしなくても平気ですし、時期がくれば自然にできるようになります。(経験談)
たぶん、左手の向上につれて無駄な力が抜けていくからだと思います。
たぶん、左手の向上につれて無駄な力が抜けていくからだと思います。
[25798]
Re: 左手の親指
投稿日時:2006年02月16日 23:03
投稿者:YS(ID:KBUGaXU)
fumifumiさん、親指が解決したそうで、よかったですね。
ビブラートですが、手首ビブラートと一言でいっても、どのような感覚で動かすのかについては個人差があると思います。あくまで一個人の考えるコツです。よければ参考にしてみてください。
とりあえず、僕の場合は・・
手首から先を渦巻き方向に振るわけですが、そのとき、ドアをノックする感覚です。なお弦を押さえるとき、左手の重みを指板にのせる感覚です。また、親指の脱力などがきちんとできていることが前提です。
ドアをノックするとき、①ほんの少しだけはずみをつけるかんじで手の甲を向こうに振る、②その結果手首が曲がる、という感じですると思います。
ビブラートもこのような感覚です。もし①意識して手首を曲げる、②その結果手首から上が振られる、というように順番が逆になると、短い音に一瞬だけかけるときなど、繊細なビブラートを扱うときやりにくく感じてしまいます(あくまで僕の場合は、です)。2の指か3の指でやってみるのがいいと思います。
ビブラートはその人の手の特徴などによってかけ方がかわることもありますし、いろんな人からコツをきいて自身でいろいろためしてみて、やりやすい方法とかコツを見つけていくのがいいと思います。
とある先生の教えるビブラートのコツを紹介します。
まず、親指をはずして中指か薬指のみで弦を押さえます。左手の重みを指板にのせる感覚です。この状態なら、ビブラートっぽい動きはすぐできるはずです(手が完全に自由なのですから)。
できたら、あとは軽く親指をネックに付けるだけです。これでビブラートっぽい動きが完全に停滞してしまうなら、親指の触れ方に問題がある可能性がありますが、親指に問題がなかったとしても、すぐはできないかもしれません。その場合は、あとは慣れということです。
ビブラートですが、手首ビブラートと一言でいっても、どのような感覚で動かすのかについては個人差があると思います。あくまで一個人の考えるコツです。よければ参考にしてみてください。
とりあえず、僕の場合は・・
手首から先を渦巻き方向に振るわけですが、そのとき、ドアをノックする感覚です。なお弦を押さえるとき、左手の重みを指板にのせる感覚です。また、親指の脱力などがきちんとできていることが前提です。
ドアをノックするとき、①ほんの少しだけはずみをつけるかんじで手の甲を向こうに振る、②その結果手首が曲がる、という感じですると思います。
ビブラートもこのような感覚です。もし①意識して手首を曲げる、②その結果手首から上が振られる、というように順番が逆になると、短い音に一瞬だけかけるときなど、繊細なビブラートを扱うときやりにくく感じてしまいます(あくまで僕の場合は、です)。2の指か3の指でやってみるのがいいと思います。
ビブラートはその人の手の特徴などによってかけ方がかわることもありますし、いろんな人からコツをきいて自身でいろいろためしてみて、やりやすい方法とかコツを見つけていくのがいいと思います。
とある先生の教えるビブラートのコツを紹介します。
まず、親指をはずして中指か薬指のみで弦を押さえます。左手の重みを指板にのせる感覚です。この状態なら、ビブラートっぽい動きはすぐできるはずです(手が完全に自由なのですから)。
できたら、あとは軽く親指をネックに付けるだけです。これでビブラートっぽい動きが完全に停滞してしまうなら、親指の触れ方に問題がある可能性がありますが、親指に問題がなかったとしても、すぐはできないかもしれません。その場合は、あとは慣れということです。
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