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親の指導の必要性について
投稿日時:2003年02月10日 14:01
投稿者:うりゅ(ID:IhUYGUU)
5歳の息子にヴァイオリンを習わせております。教本は鈴木を使っています。まだ習いだして1年未満であり、ようやくヴァイオリンの扱いに慣れてきたような段階です。
私自身、趣味でヴァイオリンを弾きますので、普段の家での練習は私がみております。で、先生の所には週1回通わせております。先生のレッスンは30分程度であり、まだ簡単な曲ばかりと言うこともあるかと思いますが、正直言って、この程度の指導なら私でも十分にできると感じております。先生は子どもの指導歴20年以上のベテランであり、私には指導経験などありません。それで私には指導はムリと思っていたのですが、実際には、先生の指導をみていても私の指導と大きく異なるとも思えず、毎週車で送り迎えして時間とお金をかけるメリットがあるのかと最近考えてしまいます。
もちろん、身内にはない緊張感や、この先難しくなってきたときの指導法など考えると先生につくことが必要と思ってはいるのですが。
家で予習をしてしまうのでそれがいけないのかなぁ、とも思いますがどうなんでしょうか。新しい曲に入ると、先生のところで4~8小節ぐらい指導されて、家で私が最後まで教えてるような感じです。
お子様を先生に付けてらっしゃる方、普段のお家でのお稽古はどのようにされていらっしゃいますか?
また、先生方、家でのこどものお稽古はどうあるべきなのでしょうか?
ご意見いただけたら幸いです。よろしくお願いします。
私自身、趣味でヴァイオリンを弾きますので、普段の家での練習は私がみております。で、先生の所には週1回通わせております。先生のレッスンは30分程度であり、まだ簡単な曲ばかりと言うこともあるかと思いますが、正直言って、この程度の指導なら私でも十分にできると感じております。先生は子どもの指導歴20年以上のベテランであり、私には指導経験などありません。それで私には指導はムリと思っていたのですが、実際には、先生の指導をみていても私の指導と大きく異なるとも思えず、毎週車で送り迎えして時間とお金をかけるメリットがあるのかと最近考えてしまいます。
もちろん、身内にはない緊張感や、この先難しくなってきたときの指導法など考えると先生につくことが必要と思ってはいるのですが。
家で予習をしてしまうのでそれがいけないのかなぁ、とも思いますがどうなんでしょうか。新しい曲に入ると、先生のところで4~8小節ぐらい指導されて、家で私が最後まで教えてるような感じです。
お子様を先生に付けてらっしゃる方、普段のお家でのお稽古はどのようにされていらっしゃいますか?
また、先生方、家でのこどものお稽古はどうあるべきなのでしょうか?
ご意見いただけたら幸いです。よろしくお願いします。
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【ご参考】
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Re: 親の指導の必要性について
投稿日時:2003年02月12日 16:14
投稿者:Nickie(ID:JzlCUAQ)
かなきさんのおっしゃる、
>>あくまで聞きかじりの知識で、ヴァイオリンを始めたばかりの子供の指導をするのは大変危険なことだと思います。<<
は、もちろんのことです。
うりゅさんは、ご自身が指導されることも含めて書かれていますのでちょっとずれますが、私を含め多くの親は、「指導」しようとしているのではなくて、こどもが日々のおさらいを独力でしていくにはまだ心もとないために(やむをえず)そばについているのだと思います。 親が手伝うのも、「つきっきり」から、家事をしながら時々コメントする(?)まで、いろいろだと思いますが、そのことと、先生を信頼しているかは、別問題なのです。 私の場合は先生を信頼しているので(もっとも信頼して良いのかどうか、音楽的な意味での判断は私には出来ませんが...親にその目があるくらいなら充分教えられるのではないかと思うくらいです)、もし「手伝うな」と指示されればそれに従います。
理想を言えば、毎日の練習も先生に見ていただければ、親の誤解で間違ったことをさせる心配もないし、怪しい調弦で弾かせることもなくて、こんなありがたいことはありません。 しかし現実はそうもいかないので、独力でおさらいさせるよりはマシだろうと思って手伝うわけです...。
こどもの年齢・性格・能力によって、自立できる時期は違うと思いますが、ある段階(がいつなのか分かりませんが)になれば手を引きたいし、またそうなってくれなくては困ります。
「子どもの感覚は鋭いので、あっという間に親がついていけなくなりますから、心配するほど手はかかりません。」とおっしゃる先生もいらっしゃいますが、不幸にしてわが娘はまだ「ついていける」レベルでのろのろしています。 しかしそうはいっても、奏法(?)に関することは、弾けない私にはわかりませんので、「先生は○○のように、とおっしゃったけど、どういうふうにすることだった?」とレッスンで教わったことを思い出すきっかけを与えるだけです。
>>あくまで聞きかじりの知識で、ヴァイオリンを始めたばかりの子供の指導をするのは大変危険なことだと思います。<<
は、もちろんのことです。
うりゅさんは、ご自身が指導されることも含めて書かれていますのでちょっとずれますが、私を含め多くの親は、「指導」しようとしているのではなくて、こどもが日々のおさらいを独力でしていくにはまだ心もとないために(やむをえず)そばについているのだと思います。 親が手伝うのも、「つきっきり」から、家事をしながら時々コメントする(?)まで、いろいろだと思いますが、そのことと、先生を信頼しているかは、別問題なのです。 私の場合は先生を信頼しているので(もっとも信頼して良いのかどうか、音楽的な意味での判断は私には出来ませんが...親にその目があるくらいなら充分教えられるのではないかと思うくらいです)、もし「手伝うな」と指示されればそれに従います。
理想を言えば、毎日の練習も先生に見ていただければ、親の誤解で間違ったことをさせる心配もないし、怪しい調弦で弾かせることもなくて、こんなありがたいことはありません。 しかし現実はそうもいかないので、独力でおさらいさせるよりはマシだろうと思って手伝うわけです...。
こどもの年齢・性格・能力によって、自立できる時期は違うと思いますが、ある段階(がいつなのか分かりませんが)になれば手を引きたいし、またそうなってくれなくては困ります。
「子どもの感覚は鋭いので、あっという間に親がついていけなくなりますから、心配するほど手はかかりません。」とおっしゃる先生もいらっしゃいますが、不幸にしてわが娘はまだ「ついていける」レベルでのろのろしています。 しかしそうはいっても、奏法(?)に関することは、弾けない私にはわかりませんので、「先生は○○のように、とおっしゃったけど、どういうふうにすることだった?」とレッスンで教わったことを思い出すきっかけを与えるだけです。
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Re: 親の指導の必要性について
投稿日時:2003年02月12日 21:11
投稿者:うりゅ(ID:IhUYGUU)
たくさんのレスありがとうございました。
とても参考になりましたし、また、考えさせられもしました。
とくにマフィさんやじじさんのように、お家でできるところまで取り組んでみてそれ以上のことを先生に学ぶという姿勢、ハッとさせられました。
私自身疑問に感じていたことの一つは、お家で先に進めていっていいのかどうかということです。誤った指導を私が植え付けやしないかと心配してしまうのです。
先生の所でははじめにボーイングやスケールの基礎をやってから教本に入りますが、新しい曲に入ると、いきなり譜面を見て弾くように指示されます。まだ譜読みはできないので、何も予習をしていなければ当然弾けません。先生が一緒に弾いてくださったり、指番号を合いの手で入れてくださったりするとそこそこついて行けてますが。
そんなわけで、お家では週前半は復習、後半は予習も取り入れたお稽古をさせています。そんなやり方が良いのか悪いのかわかりませんが、次回はこの曲に入るだろうな、ここの部分の指導があるだろうな、いきなり弾くように言われるだろうなと想像できるので、つい先に進めてしまうのです。
予習して先生の所に行くと、新しいところが何となく弾けるようになってますから、先生からは、「よく弾けるねぇ、じゃあ、来週までに暗譜しておいてくださいね」となるのです。
我が息子(5歳)は持続力がなく、30分程度のお稽古がやっとこさなので、初めの基礎と復習でお疲れモードに入り、新しいところを習う頃には早く帰りたいモードに入っていることもしばしばで、お稽古時間が短いこともあるかと思いますが、先生からは細かいご指導を受けてる実感を持てない気がしておりました。それを補うためにお家で私が半ば強制的にお稽古させてるわけで、これって本末転倒では・・・と思っておりました。
でも、お家でできるところまでやってから、それ以上のことをご指導いただくというスタンスに立てば、先生に1から10まで頼るという姿勢は良くないのかもしれませんね。とくに鈴木の教本はヴァイオリンをかじったことがあるひとならそうだと思いますが、各単元での指導ポイントがだいたいわかるので(まだ1巻ということもあると思いますが)、自分が思っていたとおりのことを先生がご指導されているのを見ていると、これなら自分でも・・・って、ちょっと傲慢でした。
先生からは、まだ5歳なので、譜読みやソルフェージュの指導はもう少したってから始めればよいとのことで、今は曲をどんどん弾きこなすよう言われております。それで今はあまり細かいことを先生はおっしゃらないのかもしれません。弓使いとかもお家では私が結構細かいことを言ったりするんですけど、先生には「そのうちもう少し大きくなれば自然と良くなるもんですよ」と淡々と返されます。
Nickieさんのおっしゃるとおり、基本的には私もお家では子どもが自分で一人でお稽古してくれたらと思うのですが、まだ小さいので、しかも私が強制的(?)に勧めないとお稽古しないのでずっと見てるといったところです。先は長いです。。。
とても参考になりましたし、また、考えさせられもしました。
とくにマフィさんやじじさんのように、お家でできるところまで取り組んでみてそれ以上のことを先生に学ぶという姿勢、ハッとさせられました。
私自身疑問に感じていたことの一つは、お家で先に進めていっていいのかどうかということです。誤った指導を私が植え付けやしないかと心配してしまうのです。
先生の所でははじめにボーイングやスケールの基礎をやってから教本に入りますが、新しい曲に入ると、いきなり譜面を見て弾くように指示されます。まだ譜読みはできないので、何も予習をしていなければ当然弾けません。先生が一緒に弾いてくださったり、指番号を合いの手で入れてくださったりするとそこそこついて行けてますが。
そんなわけで、お家では週前半は復習、後半は予習も取り入れたお稽古をさせています。そんなやり方が良いのか悪いのかわかりませんが、次回はこの曲に入るだろうな、ここの部分の指導があるだろうな、いきなり弾くように言われるだろうなと想像できるので、つい先に進めてしまうのです。
予習して先生の所に行くと、新しいところが何となく弾けるようになってますから、先生からは、「よく弾けるねぇ、じゃあ、来週までに暗譜しておいてくださいね」となるのです。
我が息子(5歳)は持続力がなく、30分程度のお稽古がやっとこさなので、初めの基礎と復習でお疲れモードに入り、新しいところを習う頃には早く帰りたいモードに入っていることもしばしばで、お稽古時間が短いこともあるかと思いますが、先生からは細かいご指導を受けてる実感を持てない気がしておりました。それを補うためにお家で私が半ば強制的にお稽古させてるわけで、これって本末転倒では・・・と思っておりました。
でも、お家でできるところまでやってから、それ以上のことをご指導いただくというスタンスに立てば、先生に1から10まで頼るという姿勢は良くないのかもしれませんね。とくに鈴木の教本はヴァイオリンをかじったことがあるひとならそうだと思いますが、各単元での指導ポイントがだいたいわかるので(まだ1巻ということもあると思いますが)、自分が思っていたとおりのことを先生がご指導されているのを見ていると、これなら自分でも・・・って、ちょっと傲慢でした。
先生からは、まだ5歳なので、譜読みやソルフェージュの指導はもう少したってから始めればよいとのことで、今は曲をどんどん弾きこなすよう言われております。それで今はあまり細かいことを先生はおっしゃらないのかもしれません。弓使いとかもお家では私が結構細かいことを言ったりするんですけど、先生には「そのうちもう少し大きくなれば自然と良くなるもんですよ」と淡々と返されます。
Nickieさんのおっしゃるとおり、基本的には私もお家では子どもが自分で一人でお稽古してくれたらと思うのですが、まだ小さいので、しかも私が強制的(?)に勧めないとお稽古しないのでずっと見てるといったところです。先は長いです。。。
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Re: 親の指導の必要性について
投稿日時:2003年02月14日 17:25
投稿者:Nickie(ID:JzlCUAQ)
素人がたびたび登場してすみません...同じ5歳ということで、つい...。
5才だと、練習をさせること自体を含め、親がノータッチというのはほぼありえないと思いますが、先生によって、親が手伝う内容にもいろいろお考えがあると思うので、家での練習の様子などを、お話しになって、相談なさってはいかがでしょうか。
私の場合は、私が乏しい能力であぶなっかしく手伝っていることは、先生にお話ししてあります。 万が一、こどもの読譜能力を誤解なさってたらあとで子どもが困るでしょうし、私が手伝えなくなったら急に停滞するなんていうのも、いやですから...。 フォームなどのことも、先生は「今はこれくらいでいいです」的なことはおっしゃいますが、教えてくださらないわけではなくて、いろいろ表現を工夫してくださっています。
しかしレッスンの集中力は、5歳ではまだまだですよねえ。 それでうちは、新曲はポイントだけを教えていただき、家で譜読みするというパターンになっています。 先生は、本当ならひととおり教えてから宿題になさるおつもりだったと思います。 でも子どもの集中力が持たなくて...。 部分練習のしかたなどを習って、お手本も弾いてくださるのですが、勿体ないことに、子どもは休憩モードで聴いてなかったりするし、私は私で、聞きほれてるだけで役に立たないし(苦笑)、子どもが自覚してくれるのが待ち遠しいです。
でもうりゅさん、お弾きになるのでしたら、おうちでデュエットできるんですね! 合奏用の楽譜はスズキの副教材として市販されてます。 1巻の曲でも(というと語弊がありますが)別物のようになって楽しいですよ。
5才だと、練習をさせること自体を含め、親がノータッチというのはほぼありえないと思いますが、先生によって、親が手伝う内容にもいろいろお考えがあると思うので、家での練習の様子などを、お話しになって、相談なさってはいかがでしょうか。
私の場合は、私が乏しい能力であぶなっかしく手伝っていることは、先生にお話ししてあります。 万が一、こどもの読譜能力を誤解なさってたらあとで子どもが困るでしょうし、私が手伝えなくなったら急に停滞するなんていうのも、いやですから...。 フォームなどのことも、先生は「今はこれくらいでいいです」的なことはおっしゃいますが、教えてくださらないわけではなくて、いろいろ表現を工夫してくださっています。
しかしレッスンの集中力は、5歳ではまだまだですよねえ。 それでうちは、新曲はポイントだけを教えていただき、家で譜読みするというパターンになっています。 先生は、本当ならひととおり教えてから宿題になさるおつもりだったと思います。 でも子どもの集中力が持たなくて...。 部分練習のしかたなどを習って、お手本も弾いてくださるのですが、勿体ないことに、子どもは休憩モードで聴いてなかったりするし、私は私で、聞きほれてるだけで役に立たないし(苦笑)、子どもが自覚してくれるのが待ち遠しいです。
でもうりゅさん、お弾きになるのでしたら、おうちでデュエットできるんですね! 合奏用の楽譜はスズキの副教材として市販されてます。 1巻の曲でも(というと語弊がありますが)別物のようになって楽しいですよ。
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