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マンションでの音漏れの度合いについて
投稿日時:2006年08月30日 20:46
投稿者:便乗質問男(ID:GXIXNQA)
仕事をしていると平日のヴァイオリン練習は、夜の遅い時間帯になることが多いですよね。特に集合住宅であるマンションの場合は、上下左右の住戸にヴァイオリンの音が漏れていやしないかと心配になりますね。
さて、次の①~③の条件を満たすマンションの場合、上下左右の住戸にヴァイオリンの音はほとんど漏れない(伝わらない)、と考えても大丈夫でしょうか?
①上(または下)の階の住人が、自分のいる部屋の真上の(あるいは真下の)部屋の窓(ベランダに通じる戸も含む)を開け閉めする音がほとんど聞こえないようなマンション(耳を澄ませば気配は感じる、という程度)
②上の階の住人が廊下や部屋の中を歩く(動く)音、物を落とした音がほとんど聞こえないようなマンション(耳を澄ませば気配は感じる、という程度)※床はフローリング仕上げ
③上(または下)の階、あるいは同じ階の左右の住人の話し声や室内犬の鳴き声やテレビの音が、ほとんど聞こえないようなマンション(耳を澄ませば気配は感じる、という程度)
今自分が住んでいる分譲マンション(築15年程度)では、上の階の住人が窓やカーテンを開け閉めする音が多少聞こえます。床はフローリングではなくカーペット張りなので、上の階の住人の足音はあまり聞こえませんが、自分が静かにしていると多少は聞こえます。下の階の住人の話し声や笑い声は多少聞こえますが、会話の内容、話し手の年齢・性別などは識別できません。真下の部屋の小学校低学年の女の子が弾くアップライトピアノの音は、何の曲を練習しているかわかる程度に聞こえますが、「うるさい(やかましい)」と思うほどのレベルではありません。
こういうマンションでそれほど遮音性能は高くありませんが夜10時くらいまで弱音器をつけずにヴァイオリンを練習してますが、幸いなことに一度も音のことでトラブルになったことがありません。ただ、さすがに夜11時過ぎに練習するのはヤバイと思うので練習したことはありません。
でも、できることなら、「残業から帰宅した後の夜10時~12時の時間帯に弱音器をつけずに練習できたらいいのになぁ。」と思うことがあります。そこで、上記の①~③を満たすマンションを買えば、この願いがかなうのではないかと期待しているのですが、いかがでしょうか?アドヴァイスをお願いします。
さて、次の①~③の条件を満たすマンションの場合、上下左右の住戸にヴァイオリンの音はほとんど漏れない(伝わらない)、と考えても大丈夫でしょうか?
①上(または下)の階の住人が、自分のいる部屋の真上の(あるいは真下の)部屋の窓(ベランダに通じる戸も含む)を開け閉めする音がほとんど聞こえないようなマンション(耳を澄ませば気配は感じる、という程度)
②上の階の住人が廊下や部屋の中を歩く(動く)音、物を落とした音がほとんど聞こえないようなマンション(耳を澄ませば気配は感じる、という程度)※床はフローリング仕上げ
③上(または下)の階、あるいは同じ階の左右の住人の話し声や室内犬の鳴き声やテレビの音が、ほとんど聞こえないようなマンション(耳を澄ませば気配は感じる、という程度)
今自分が住んでいる分譲マンション(築15年程度)では、上の階の住人が窓やカーテンを開け閉めする音が多少聞こえます。床はフローリングではなくカーペット張りなので、上の階の住人の足音はあまり聞こえませんが、自分が静かにしていると多少は聞こえます。下の階の住人の話し声や笑い声は多少聞こえますが、会話の内容、話し手の年齢・性別などは識別できません。真下の部屋の小学校低学年の女の子が弾くアップライトピアノの音は、何の曲を練習しているかわかる程度に聞こえますが、「うるさい(やかましい)」と思うほどのレベルではありません。
こういうマンションでそれほど遮音性能は高くありませんが夜10時くらいまで弱音器をつけずにヴァイオリンを練習してますが、幸いなことに一度も音のことでトラブルになったことがありません。ただ、さすがに夜11時過ぎに練習するのはヤバイと思うので練習したことはありません。
でも、できることなら、「残業から帰宅した後の夜10時~12時の時間帯に弱音器をつけずに練習できたらいいのになぁ。」と思うことがあります。そこで、上記の①~③を満たすマンションを買えば、この願いがかなうのではないかと期待しているのですが、いかがでしょうか?アドヴァイスをお願いします。
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Re: マンションでの音漏れの度合いについて
投稿日時:2006年10月05日 14:49
投稿者:便乗質問男(ID:JYA0CTA)
自分が買ったマンションのことを調べていたら、使われる窓サッシ(2重サッシ)がトステム製品のT-4(40等級)であることが判明しました。
「遮音」で検索してら出てきたホームページのデータから、自分が買ったマンションの遮音性を自分なりに計算してみました。
低音250Hzでの透過損失(上階への音漏れの度合い)
天井9ミリ石膏ボード -14デシベル
200ミリコンクリートスラブ -43デシベル
フローリング等床一式42ミリ -19デシベル
合計 -76デシベル
中音500Hzでの透過損失(上階への音漏れの度合い)
天井9ミリ石膏ボード -21デシベル
200ミリコンクリートスラブ -53デシベル
フローリング等床一式42ミリ -25デシベル
合計 -99デシベル
高音2000Hzでの透過損失(上階への音漏れの度合い)
天井9ミリ石膏ボード -35デシベル
200ミリコンクリートスラブ -66デシベル
フローリング等床一式42ミリ -20デシベル
合計 -121デシベル
このデータを見ると、高い音ほど上の階には伝わりにくいということがわかりますね。上記のデータは各材料単体での遮音性なので、天井、スラブ、床フローリングの接点を通じて音が伝播する分や配管等を通じて音が伝播する分を考慮する必要がありますが、A:440~442Hzを基準に演奏するヴァイオリンの場合、中~高音域については、かなりの程度減衰し、上の階には全く聞こえないのではないかと思います。また、ヴァイオリンの最低弦であるG線は196Hz程度ですが、その程度の低音であれば、上の階に届くまでに十分に減衰し、上の階の人にはかすかにさえ感じられないのではないかと思います。
「天井裏にグラスウールを敷き詰めたりしなくても、ヴァイオリオンの音なら上の階にはまず聞こえないので大丈夫ですよ。」と業者さんが言っていたのですが、こういうデータに基づいての発言だったのだとわかりました。
ヴァイオリンを弾く部屋のみ、壁の内部と天井裏にグラスウールを充填してもらうことにしましたが、グラスウール(20kg/㎥)50ミリの吸音率は250Hzで0.65、500Hzで0.90、2,000Hzで0.85とのことですので、それなりの吸音効果が期待できるように思います。
いろいろと遮音関係のサイトを見ていて、ピアノの場合はヴァイオリンよりも音域が2倍くらい広いですし、特に低音が充実しているので、確実に防音するのは大変だろうな、と思いました。また、ピアノの場合、鍵盤を叩いたり、ペダルを踏んだりと、いわゆる打撃(衝撃)音が下の階に伝わり易いでしょうから、それへの対策はもっと難しいだろうな、と思いました。そういう意味では、音域的に中~高音域を担当するヴァイオリンの音は、遮音や吸音がし易いので、ピアノよりもヴァイオリンの方が日本の住宅事情により適した楽器なのではないかと思いました。それでは。
「遮音」で検索してら出てきたホームページのデータから、自分が買ったマンションの遮音性を自分なりに計算してみました。
低音250Hzでの透過損失(上階への音漏れの度合い)
天井9ミリ石膏ボード -14デシベル
200ミリコンクリートスラブ -43デシベル
フローリング等床一式42ミリ -19デシベル
合計 -76デシベル
中音500Hzでの透過損失(上階への音漏れの度合い)
天井9ミリ石膏ボード -21デシベル
200ミリコンクリートスラブ -53デシベル
フローリング等床一式42ミリ -25デシベル
合計 -99デシベル
高音2000Hzでの透過損失(上階への音漏れの度合い)
天井9ミリ石膏ボード -35デシベル
200ミリコンクリートスラブ -66デシベル
フローリング等床一式42ミリ -20デシベル
合計 -121デシベル
このデータを見ると、高い音ほど上の階には伝わりにくいということがわかりますね。上記のデータは各材料単体での遮音性なので、天井、スラブ、床フローリングの接点を通じて音が伝播する分や配管等を通じて音が伝播する分を考慮する必要がありますが、A:440~442Hzを基準に演奏するヴァイオリンの場合、中~高音域については、かなりの程度減衰し、上の階には全く聞こえないのではないかと思います。また、ヴァイオリンの最低弦であるG線は196Hz程度ですが、その程度の低音であれば、上の階に届くまでに十分に減衰し、上の階の人にはかすかにさえ感じられないのではないかと思います。
「天井裏にグラスウールを敷き詰めたりしなくても、ヴァイオリオンの音なら上の階にはまず聞こえないので大丈夫ですよ。」と業者さんが言っていたのですが、こういうデータに基づいての発言だったのだとわかりました。
ヴァイオリンを弾く部屋のみ、壁の内部と天井裏にグラスウールを充填してもらうことにしましたが、グラスウール(20kg/㎥)50ミリの吸音率は250Hzで0.65、500Hzで0.90、2,000Hzで0.85とのことですので、それなりの吸音効果が期待できるように思います。
いろいろと遮音関係のサイトを見ていて、ピアノの場合はヴァイオリンよりも音域が2倍くらい広いですし、特に低音が充実しているので、確実に防音するのは大変だろうな、と思いました。また、ピアノの場合、鍵盤を叩いたり、ペダルを踏んだりと、いわゆる打撃(衝撃)音が下の階に伝わり易いでしょうから、それへの対策はもっと難しいだろうな、と思いました。そういう意味では、音域的に中~高音域を担当するヴァイオリンの音は、遮音や吸音がし易いので、ピアノよりもヴァイオリンの方が日本の住宅事情により適した楽器なのではないかと思いました。それでは。
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