[30659]
ワーチャル弦について議論してください
投稿日時:2006年12月10日 07:33
投稿者:浪速人(ID:OZlzAjg)
別スレのうーん氏のレポートでワーチャル(Warchal) 関連のスレが05年3月で途絶えているのを知りました。その後に発売されたブリリアント(Brilliant) のファンとしてスレを建てました。匿名希望X氏のご指摘で楽器との相性がありますので、まず使用環境から。
楽器:19世紀、アジャスターはE線器のみ。肩当無し。地味。Gはよく鳴る、Eは出ない方。
弓:フランス1945年製、弦の振動の吸収・ダンピングが良く澄んだ音が出る。
松脂:colophane/millant-deroux いわゆる黒猫
使用弦経歴:オリーブを30年→ピッチの安定性を求めてドミナントとオブリガート5年。E線は色々試したが満足出来ず。工房が勧めたワンダートーンは比較的良かった。
ワーチャル ブリリアントに巡り会い約1年。私のどちらかと言うと内向的(師匠に言わせると隣の部屋で弾いているような、カゼを引いた鼻詰まりの)楽器が超明るくなりました。E線ハイポジの鳴り方にパワーがあり弓圧をかなり掛けても音がつぶれません。、
E線の鳴りのよさはG線の共鳴にあると私は見ています。G線の倍音が豊富なんですね。ですからE線だけをブリリアントの替えても効果ないかもしれません(試していませんが)。
共鳴が凄いですよ。オケでテュッティ・フォルテの4重音、そのあとソリストが弱音ですぐ出てくるところなど響が長ーく残りちょっと引けます。左手でパッと押さえるとその音が出ますので糸枕あたりから徐々に指をずらせて振動を減衰させねばなりません。
D線はシルバーとアルミ2種ありますがアルミが相性良いです。G線は7-8ポジ以上のフォルテでかすれることがあります(D線シルバーも同傾向)。本番で緊張すると余計に。技術上の問題でしょうか。松脂も関係するかも。 ←唯一の不満点。
ピッチと音質は3日、10時間くらい弾くと安定します。賞味期限は100-150時間(1-2ヶ月)くらいと思います。この夏忙しくて張替えの暇がなく200時間(3ヶ月)くらい弾きましたが、かなりヘタっていたようです。秋に張り替えたときの倍音の出方は半端じゃなかったです。開放弦を鳴らすと2,3倍音あたりがかなりの音量で聴けます。尚、E線は安価なので50-100時間で替えます。
もともと明るい楽器にブリリアントは合わないかもしれませんが、私の楽器とは相性が良く一桁上の楽器に生まれ変わったようです。お使いになった方の感想をお待ちしております。もちろん業者の方でお安いところご紹介頂いて結構です。辛口のコメントもどうぞ
楽器:19世紀、アジャスターはE線器のみ。肩当無し。地味。Gはよく鳴る、Eは出ない方。
弓:フランス1945年製、弦の振動の吸収・ダンピングが良く澄んだ音が出る。
松脂:colophane/millant-deroux いわゆる黒猫
使用弦経歴:オリーブを30年→ピッチの安定性を求めてドミナントとオブリガート5年。E線は色々試したが満足出来ず。工房が勧めたワンダートーンは比較的良かった。
ワーチャル ブリリアントに巡り会い約1年。私のどちらかと言うと内向的(師匠に言わせると隣の部屋で弾いているような、カゼを引いた鼻詰まりの)楽器が超明るくなりました。E線ハイポジの鳴り方にパワーがあり弓圧をかなり掛けても音がつぶれません。、
E線の鳴りのよさはG線の共鳴にあると私は見ています。G線の倍音が豊富なんですね。ですからE線だけをブリリアントの替えても効果ないかもしれません(試していませんが)。
共鳴が凄いですよ。オケでテュッティ・フォルテの4重音、そのあとソリストが弱音ですぐ出てくるところなど響が長ーく残りちょっと引けます。左手でパッと押さえるとその音が出ますので糸枕あたりから徐々に指をずらせて振動を減衰させねばなりません。
D線はシルバーとアルミ2種ありますがアルミが相性良いです。G線は7-8ポジ以上のフォルテでかすれることがあります(D線シルバーも同傾向)。本番で緊張すると余計に。技術上の問題でしょうか。松脂も関係するかも。 ←唯一の不満点。
ピッチと音質は3日、10時間くらい弾くと安定します。賞味期限は100-150時間(1-2ヶ月)くらいと思います。この夏忙しくて張替えの暇がなく200時間(3ヶ月)くらい弾きましたが、かなりヘタっていたようです。秋に張り替えたときの倍音の出方は半端じゃなかったです。開放弦を鳴らすと2,3倍音あたりがかなりの音量で聴けます。尚、E線は安価なので50-100時間で替えます。
もともと明るい楽器にブリリアントは合わないかもしれませんが、私の楽器とは相性が良く一桁上の楽器に生まれ変わったようです。お使いになった方の感想をお待ちしております。もちろん業者の方でお安いところご紹介頂いて結構です。辛口のコメントもどうぞ
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【ご参考】
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Re: ワーチャル弦について議論してください
投稿日時:2006年12月11日 21:09
投稿者:バク(ID:QpA3BjM)
浪速人さんへ。私も一時期、ワーチャルの弦を試したことがありました。ワーチャルのカルネオルとブリリアントは、ナイロン弦としては、比較的ナイロン臭さが少なかったので、まぁまぁ気に入りました。
カルネオルは値段が安いのに上品な音色でいい弦だと思いましたが、ドミナントと比べると若干パワー不足な感じがしました。2ヶ月ぐらいは問題無く使えましたが、3ヶ月を経過するとショボイ音になりました。
ブリリアントは、ナイロン臭さをかなり抑えてあり、ガット弦のオリーヴに近い雰囲気があるように思います。D線は浪速人さんと同じく、アルミ巻きの方が好みでした。
劣化のスピードはドミナントよりも遅かったですが、やはり3ヶ月を超えると音量、音色、レスポンスともに不満が出てきました。
ただ、ブリリアントのE線はあまり好きになれず、オリーヴのE線を張ってました。
自分の楽器は、明るく抜けの良い音が出て、音量も豊かなヴァイオリンですが、ブリリアントとの相性は良好でした。
松脂は当時はアルシェ301を使っていました。(今はアルシェ201Soloを愛用)ちょっとぐらい松脂を多めにつけても音が詰まらないので、低弦ハイポジのフォルテでかすれるという現象が起きるのであれば、本番では、いつもよりも1往復多めにつけるという手もアリだと思います。
ブリリアントは、オリーヴの代用品になり得るナイロン弦だと思いますが、自分の場合は、やはり、(少しではありますが)ナイロン臭さが気になって、3ヶ月後オリーヴに戻しました。私の場合、特に張った最初の2週間ぐらいはナイロン臭さが気になりました。
ブリリアンとは、ガット弦の良さをナイロン弦で味わいたい人にお薦めできる弦だと思います。
梅雨の時期など、オリーヴだとどうしてもピッチが不安定になる時期の代用品を探し続けて、ようやく、オリーヴと同じピラストロ社のフレクソコア・パーマネント弦(ロープコアの新型スチール弦)に出会い、今はもっぱらそれを愛用しています。スチール弦には、スチール臭さがありますが、スチール臭さにはE線で十分に慣れ親しんでいますので、私はほとんど気になりません。特にE線とA線の調和という点では、両方ともスチール弦であることのメリットは結構大きいです。
浪速人さんの書き込みを拝見して、弦の種類やブランドに対する偏見が少ない方のようにお見受けしましたので、ぜひ、一度、フレクソコア・パーマネントも「偏見無く」お試しいただきたいと思います。
なお、フレクソコア・パーマネントに組み合わせるE線はオリーヴのE線(金メッキE線)をお薦めします。
カルネオルは値段が安いのに上品な音色でいい弦だと思いましたが、ドミナントと比べると若干パワー不足な感じがしました。2ヶ月ぐらいは問題無く使えましたが、3ヶ月を経過するとショボイ音になりました。
ブリリアントは、ナイロン臭さをかなり抑えてあり、ガット弦のオリーヴに近い雰囲気があるように思います。D線は浪速人さんと同じく、アルミ巻きの方が好みでした。
劣化のスピードはドミナントよりも遅かったですが、やはり3ヶ月を超えると音量、音色、レスポンスともに不満が出てきました。
ただ、ブリリアントのE線はあまり好きになれず、オリーヴのE線を張ってました。
自分の楽器は、明るく抜けの良い音が出て、音量も豊かなヴァイオリンですが、ブリリアントとの相性は良好でした。
松脂は当時はアルシェ301を使っていました。(今はアルシェ201Soloを愛用)ちょっとぐらい松脂を多めにつけても音が詰まらないので、低弦ハイポジのフォルテでかすれるという現象が起きるのであれば、本番では、いつもよりも1往復多めにつけるという手もアリだと思います。
ブリリアントは、オリーヴの代用品になり得るナイロン弦だと思いますが、自分の場合は、やはり、(少しではありますが)ナイロン臭さが気になって、3ヶ月後オリーヴに戻しました。私の場合、特に張った最初の2週間ぐらいはナイロン臭さが気になりました。
ブリリアンとは、ガット弦の良さをナイロン弦で味わいたい人にお薦めできる弦だと思います。
梅雨の時期など、オリーヴだとどうしてもピッチが不安定になる時期の代用品を探し続けて、ようやく、オリーヴと同じピラストロ社のフレクソコア・パーマネント弦(ロープコアの新型スチール弦)に出会い、今はもっぱらそれを愛用しています。スチール弦には、スチール臭さがありますが、スチール臭さにはE線で十分に慣れ親しんでいますので、私はほとんど気になりません。特にE線とA線の調和という点では、両方ともスチール弦であることのメリットは結構大きいです。
浪速人さんの書き込みを拝見して、弦の種類やブランドに対する偏見が少ない方のようにお見受けしましたので、ぜひ、一度、フレクソコア・パーマネントも「偏見無く」お試しいただきたいと思います。
なお、フレクソコア・パーマネントに組み合わせるE線はオリーヴのE線(金メッキE線)をお薦めします。
[30686]
Re: ワーチャル弦について議論してください
投稿日時:2006年12月12日 04:14
投稿者:浪速人(ID:OZlzAjg)
バクさん、ご丁寧なレスありがとうございます。
ブリリアントは暗い楽器にも明るい楽器にも相性が良いということですね。
カルネオルは試していません。その改良型がブリリアントという理解があったもので。
低弦ハイポジでの音のかすれと松脂の関係ですが、音がかすれるのは松脂の粘り気が足りない、又は松脂の付け過ぎで静止摩擦係数が下がるのが原因では?(ここの掲示板から得た情報です)。アルシェ301は黒猫よりサラッとしていると広告にはかかれています。どうなんでしょうね?
フレクソコアのスレでバクさんは耐久性を強調されていますので興味なかったです。価格・耐久性よりも音質を重視しているもので(もちろん安定度も)。スチールに対する偏見かも知れませんが(笑)。ブリリアントからフレクソコアへ替えられた理由は何ですか?不躾ですみません。
スチール臭い、ナイロン臭い、ガット弦に近い・・・というのは具体的にどのような音なのでしょうか。言葉で言い表しにくいのでそのような表現になるのでしょうが。倍音と基音のレベル関係?ブリリアントG線開放弦をスペアナで見ますと基音のレベルよりも倍音のレベルのほうが遥かに高いのです。ほかの弦はチェックしていません。
ブリリアントは暗い楽器にも明るい楽器にも相性が良いということですね。
カルネオルは試していません。その改良型がブリリアントという理解があったもので。
低弦ハイポジでの音のかすれと松脂の関係ですが、音がかすれるのは松脂の粘り気が足りない、又は松脂の付け過ぎで静止摩擦係数が下がるのが原因では?(ここの掲示板から得た情報です)。アルシェ301は黒猫よりサラッとしていると広告にはかかれています。どうなんでしょうね?
フレクソコアのスレでバクさんは耐久性を強調されていますので興味なかったです。価格・耐久性よりも音質を重視しているもので(もちろん安定度も)。スチールに対する偏見かも知れませんが(笑)。ブリリアントからフレクソコアへ替えられた理由は何ですか?不躾ですみません。
スチール臭い、ナイロン臭い、ガット弦に近い・・・というのは具体的にどのような音なのでしょうか。言葉で言い表しにくいのでそのような表現になるのでしょうが。倍音と基音のレベル関係?ブリリアントG線開放弦をスペアナで見ますと基音のレベルよりも倍音のレベルのほうが遥かに高いのです。ほかの弦はチェックしていません。
[30699]
Re: ワーチャル弦について議論してください
投稿日時:2006年12月12日 20:42
投稿者:バク(ID:cUBhEwA)
浪速人さんへ。アルシェから出た新しい松脂201Soloは、301と同様サラッとしたタイプの松脂ですが、食いつき(ひっかかり)が強く、それでいて、圧をかけても音がつぶれないので、お薦めです。ワーチャルのブリリアントとの相性も良好だと思われます。
フレクソコア・パーマネントについては、その驚異的な耐久性を強調し過ぎたため、耐久性の良い丈夫な弦、というイメージをお持ちになられたかも知れませんね。
私がフレクソコア・パーマネントが気に入った理由は、耐久性が良いこともありますが、それ以上に、音色が良いからです。いくら耐久性が良くても、音色が悪ければ使えません。
フレクソコア・パーマネントの音色は、大半のナイロン弦よりも温かくマイルドな音色です。明るい音色ですが、ガット弦のような適度な雑味が混じっているため、クリアな音色というよりは、温かくマイルドな音色なのです。
ず~っとオリーヴ→ブリリアント→オリーヴ→フレクソコア・パーマネントと弦を替えてきたわけですが、ブリリアントとフレクソコア・パーマネントを比べたときに、フレクソコア・パーマネントの方が音色の温かくマイルドで、、ピッチの安定性が非常に優れており、オリーヴを弾くときと似た感覚で弾けることから、フレクソコア・パーマネントを選択しました。
ナイロン臭いというのを別な言葉に置き換えるのは難しいのですが、演奏中に右手に伝わってくるレスポンスとか手応えが、ナイロン弦はガット弦に比べると何か不自然な人工的な感じがするのです。また、ナイロン弦は妙に派手な音が出るというか、不自然な色のついた音がするので、それらの特性を私はナイロン臭いと言って嫌っています。
あと、ナイロン弦は、張った直後は、やたらテンションが高い感じがしますが、1週間もするとだいぶ伸びて、テンションも落ちてきます。そうすると、ナイロン臭さはだいぶ減るのですが、明らかに大人しくなってしまいます。
ちなみに、私が特にナイロン臭いと思う弦は、エヴァ・ピラッツィ、ドミナント、インフェルド・ブルー、ヴィジョン・チタニウムです。特にエヴァ・ピラッツィやヴィジョン・チタニウムは凄くナイロン臭い感じがします。
ナイロン弦の中でも、ピラストロのヴィオリーノやワーチャルのカルネオルやブリリアントは、比較的ナイロン臭さが抑えられている弦だと思います。そういう意味では、ガット弦に近づいているように思いますが、それでも、フレクソコア・パーマネントと比べると、ガット弦からは、まだだいぶ遠いところにあります。
私がスチール臭いと感じる弦としては、クロムコアやスピロコアなどがあります。ヘリコアもスチール臭いところがありますが、だいぶスチール臭さが抑えられています。
フレクソコア・パーマネントも、ガット弦のナチュラルな(自然な)音色や手応えに比べると、スチール臭さが多少はありますが、ナイロン弦のいかにも人工的なナイロン臭さに比べると、それほど気になりません。
ナイロンや化学合成繊維は20世紀に生まれた新しい素材で、スチール(鉄)は数千年も前から人類と歴史をともにしてきた古い素材なので、鉄の方が親しみがわくのかも知れませんね。
ちなみに、私は腕時計はステンレスのバンドがついた腕時計を愛用していますが、自分的には体に馴染んでいるので違和感はありません。
フレクソコア・パーマネントがいくら優れているといっても、あらゆる点で自然なフィーリングを発揮するガット弦のオリーヴの音色や手応えにはかないません。耐久性の良さ、ピッチの安定性、コストパフォーマンスというメリットをどこまで高く評価するかで、どちらを選ぶか意見が分かれると思います。
私は、自称「重音マニア」で、バッハの無伴奏のような重音が多用される曲を好んで弾くので、ピッチが安定しているというメリットは高く評価します。弦のピッチが安定していると、ちょっとした音程のズレがすぐにばれて破綻してしまうバッハの無伴奏を弾くときに、とても助かります。
またピッチが安定していると、3重や4重の和音のハモリも安定しますので、厚みのある(響きの豊かな)和音がバビッと決まるので、安心して弾けます。
ワーチャルは数年前に設立された新興の弦メーカーですが、弦製造の最大手のピラストロ社やトマスティーク社を相手に良く健闘していると思います。ワーチャルには、ブリリアントを超える弦を開発して2大弦メーカーを驚かせて欲しい(一泡吹かせてやって欲しい)ものです。
フレクソコア・パーマネントについては、その驚異的な耐久性を強調し過ぎたため、耐久性の良い丈夫な弦、というイメージをお持ちになられたかも知れませんね。
私がフレクソコア・パーマネントが気に入った理由は、耐久性が良いこともありますが、それ以上に、音色が良いからです。いくら耐久性が良くても、音色が悪ければ使えません。
フレクソコア・パーマネントの音色は、大半のナイロン弦よりも温かくマイルドな音色です。明るい音色ですが、ガット弦のような適度な雑味が混じっているため、クリアな音色というよりは、温かくマイルドな音色なのです。
ず~っとオリーヴ→ブリリアント→オリーヴ→フレクソコア・パーマネントと弦を替えてきたわけですが、ブリリアントとフレクソコア・パーマネントを比べたときに、フレクソコア・パーマネントの方が音色の温かくマイルドで、、ピッチの安定性が非常に優れており、オリーヴを弾くときと似た感覚で弾けることから、フレクソコア・パーマネントを選択しました。
ナイロン臭いというのを別な言葉に置き換えるのは難しいのですが、演奏中に右手に伝わってくるレスポンスとか手応えが、ナイロン弦はガット弦に比べると何か不自然な人工的な感じがするのです。また、ナイロン弦は妙に派手な音が出るというか、不自然な色のついた音がするので、それらの特性を私はナイロン臭いと言って嫌っています。
あと、ナイロン弦は、張った直後は、やたらテンションが高い感じがしますが、1週間もするとだいぶ伸びて、テンションも落ちてきます。そうすると、ナイロン臭さはだいぶ減るのですが、明らかに大人しくなってしまいます。
ちなみに、私が特にナイロン臭いと思う弦は、エヴァ・ピラッツィ、ドミナント、インフェルド・ブルー、ヴィジョン・チタニウムです。特にエヴァ・ピラッツィやヴィジョン・チタニウムは凄くナイロン臭い感じがします。
ナイロン弦の中でも、ピラストロのヴィオリーノやワーチャルのカルネオルやブリリアントは、比較的ナイロン臭さが抑えられている弦だと思います。そういう意味では、ガット弦に近づいているように思いますが、それでも、フレクソコア・パーマネントと比べると、ガット弦からは、まだだいぶ遠いところにあります。
私がスチール臭いと感じる弦としては、クロムコアやスピロコアなどがあります。ヘリコアもスチール臭いところがありますが、だいぶスチール臭さが抑えられています。
フレクソコア・パーマネントも、ガット弦のナチュラルな(自然な)音色や手応えに比べると、スチール臭さが多少はありますが、ナイロン弦のいかにも人工的なナイロン臭さに比べると、それほど気になりません。
ナイロンや化学合成繊維は20世紀に生まれた新しい素材で、スチール(鉄)は数千年も前から人類と歴史をともにしてきた古い素材なので、鉄の方が親しみがわくのかも知れませんね。
ちなみに、私は腕時計はステンレスのバンドがついた腕時計を愛用していますが、自分的には体に馴染んでいるので違和感はありません。
フレクソコア・パーマネントがいくら優れているといっても、あらゆる点で自然なフィーリングを発揮するガット弦のオリーヴの音色や手応えにはかないません。耐久性の良さ、ピッチの安定性、コストパフォーマンスというメリットをどこまで高く評価するかで、どちらを選ぶか意見が分かれると思います。
私は、自称「重音マニア」で、バッハの無伴奏のような重音が多用される曲を好んで弾くので、ピッチが安定しているというメリットは高く評価します。弦のピッチが安定していると、ちょっとした音程のズレがすぐにばれて破綻してしまうバッハの無伴奏を弾くときに、とても助かります。
またピッチが安定していると、3重や4重の和音のハモリも安定しますので、厚みのある(響きの豊かな)和音がバビッと決まるので、安心して弾けます。
ワーチャルは数年前に設立された新興の弦メーカーですが、弦製造の最大手のピラストロ社やトマスティーク社を相手に良く健闘していると思います。ワーチャルには、ブリリアントを超える弦を開発して2大弦メーカーを驚かせて欲しい(一泡吹かせてやって欲しい)ものです。
[30711]
Re: ワーチャル弦について議論してください
投稿日時:2006年12月13日 05:24
投稿者:浪速人(ID:OZlzAjg)
バクさん、ありがとうございます。
松脂の問題はアルシェ松脂201Solo 含めて機会があれば試して見たいと思います。
>ブリリアントとフレクソコア・パーマネントを比べたときに、フレクソコア・パーマネントの方が音色の温かくマイルドで
と言うことであれば試して見たくなりました。でもナイロン臭さが1週間で抜けるのであれば意を決して鞍替えまでは行けません。。
バッハは良く弾きますが、ブリリアントはハモリを含めて開放弦の安定性やフィンガード5度等、弦に由来する難点は感じません。私の場合重音は弦以前の問題でして、寧ろ音取りとボゥイングなど演奏技術の方が問題なのですが・・・・・
松脂の問題はアルシェ松脂201Solo 含めて機会があれば試して見たいと思います。
>ブリリアントとフレクソコア・パーマネントを比べたときに、フレクソコア・パーマネントの方が音色の温かくマイルドで
と言うことであれば試して見たくなりました。でもナイロン臭さが1週間で抜けるのであれば意を決して鞍替えまでは行けません。。
バッハは良く弾きますが、ブリリアントはハモリを含めて開放弦の安定性やフィンガード5度等、弦に由来する難点は感じません。私の場合重音は弦以前の問題でして、寧ろ音取りとボゥイングなど演奏技術の方が問題なのですが・・・・・
[30722]
Re: ワーチャル弦について議論してください
投稿日時:2006年12月13日 18:05
投稿者:みっち(ID:NzgAcCQ)
浪速人さんこんにちは。
Warchal Brilliantをまだ使ってみていませんが浪速人さんの感想を読んで試してみようかという気になりました。
実は30年も前でしたか、Bohdan Warchal(ボフダン・ヴァルハル)がスロヴァキア室内楽合奏団(当時)を率いて来日したときに非常に感銘を受けました。残念な事に氏は数年前に他界されましたが、その後知ったWarchal弦が氏所縁の弦と知って非常に興味を持ちました。
2年程前に数種類の弦を試す機会がありました。早速KARNEOLを張ってみたのですが、自分の楽器には張力が弱すぎる上に私自信が生理的に耐えられない音色だったため1日も弾かずに他の弦に交換してしまいました。本来は弦が落ち着くのを待って評価するべきでしょうが合わないものは合わないので仕方ありません。
KARNEOL弦の印象ですが、巻線の巻き方がドミナントあたりと比べるとかなり「密」だと思いました。おそらく弦にテンションをかけたときに巻線どうしが密着するように巻いているため、テンションの無い状態で不自然に硬く、楽器に取り付けると本来のタッチの柔らかさが出るのだと思います。ドミナントのような「カサカサ音」が出ないのはこの為かとも思いますが、どちらがいい・悪いということではありません。「Warchal研究所」というだけあって良く考えているな・・・という印象です。
いずれにしてもKARNEOL弦が私には合わなかったので、ブリリアントが発売されても興味が涌きませんでした。このスレで浪速人さんの楽器が私の楽器と音の傾向が似ていると思ったので、やっと試してみようという気になりました。今は演奏機会が密で冒険できませんので年明けにでも。
余談ですがボフダン・ヴァルハル氏のご子息の会社なので私は「ヴァルハル」と呼んでいましたが、「ワーチャル」で浸透しているようですね。「BMW」を「ベー・エム・ベー」と呼ばないのと同じでそれで良いと思います。でもJaguarは「ジェイギュア」だろ・・・失礼しました。。
Warchal Brilliantをまだ使ってみていませんが浪速人さんの感想を読んで試してみようかという気になりました。
実は30年も前でしたか、Bohdan Warchal(ボフダン・ヴァルハル)がスロヴァキア室内楽合奏団(当時)を率いて来日したときに非常に感銘を受けました。残念な事に氏は数年前に他界されましたが、その後知ったWarchal弦が氏所縁の弦と知って非常に興味を持ちました。
2年程前に数種類の弦を試す機会がありました。早速KARNEOLを張ってみたのですが、自分の楽器には張力が弱すぎる上に私自信が生理的に耐えられない音色だったため1日も弾かずに他の弦に交換してしまいました。本来は弦が落ち着くのを待って評価するべきでしょうが合わないものは合わないので仕方ありません。
KARNEOL弦の印象ですが、巻線の巻き方がドミナントあたりと比べるとかなり「密」だと思いました。おそらく弦にテンションをかけたときに巻線どうしが密着するように巻いているため、テンションの無い状態で不自然に硬く、楽器に取り付けると本来のタッチの柔らかさが出るのだと思います。ドミナントのような「カサカサ音」が出ないのはこの為かとも思いますが、どちらがいい・悪いということではありません。「Warchal研究所」というだけあって良く考えているな・・・という印象です。
いずれにしてもKARNEOL弦が私には合わなかったので、ブリリアントが発売されても興味が涌きませんでした。このスレで浪速人さんの楽器が私の楽器と音の傾向が似ていると思ったので、やっと試してみようという気になりました。今は演奏機会が密で冒険できませんので年明けにでも。
余談ですがボフダン・ヴァルハル氏のご子息の会社なので私は「ヴァルハル」と呼んでいましたが、「ワーチャル」で浸透しているようですね。「BMW」を「ベー・エム・ベー」と呼ばないのと同じでそれで良いと思います。でもJaguarは「ジェイギュア」だろ・・・失礼しました。。
[30724]
Re: ワーチャル弦について議論してください
投稿日時:2006年12月13日 20:35
投稿者:バク(ID:MBAxkXk)
みっちさんが書かれているように、ワーチャルのカルネオルの巻き線は、密に、というか、精度良く巻かれています。これは、ブリリアントも同様です。そのため、巻き線がなめらかで、ほつれにくくなっています。ただ、手に汗をかき易い人の場合、巻き線が錆びてしまうため、ドミナントと比べて長持ちする、というわけではありません。
音色の劣化の進行が遅いように感じますが、3ヶ月も経過するとだいぶへたってきますし、音もショボクなってきます。
音色を色に例えますが、ガット弦オリーヴの音色を赤色だとすると、スチール弦のフレクソコア・パーマネントはオレンジ色、ナイロン弦のブリリアントは黄緑色、ドミナントは緑色、エヴァ・ピラッツィは青色、という感じです。
ここで音色を色に例えたのは、オリーヴとフレクソコア・パーマネントは、音色や感触(手応え)的に同系色と言えるが、ブリリアントもドミナントもエヴァ・ピラッツィも、オリーヴとは明らかに違う系統の色、という感じがします。
ブリリアントはナイロン弦の中では、ガット弦のオリーヴに近い印象がありますが、それでも、明らかに違う系統の音色という感じです。
この明らかな違い(違和感)を、私は、ナイロン臭い、と言って嫌っているというわけです。ガット弦オリーヴを愛用されている方なら、きっとこの言葉の意味を理解していただけるかと思います。
ガット弦オリーヴの音色や感触にもっと近いスチール弦が発売されたら、それがどこのメーカーであろうと、それに乗り換えたいと思います。
たしかに、フレクソコア・パーマネントは総合的に優れており、大半のナイロン弦よりもガット弦的なテイストを持っていて気に入ってますが、それでも、やはり、ガット弦オリーヴへの愛着は断ちがたいものがあります。
オリーヴへの愛着を忘れさせてくれるようなファンタスティックなスチール弦が発売されたら嬉しいのですが・・・。
ワーチャル研究所には、フレクソコア・パーマネントを超えるような究極のスチール弦を開発してもらいたいものです。
音色の劣化の進行が遅いように感じますが、3ヶ月も経過するとだいぶへたってきますし、音もショボクなってきます。
音色を色に例えますが、ガット弦オリーヴの音色を赤色だとすると、スチール弦のフレクソコア・パーマネントはオレンジ色、ナイロン弦のブリリアントは黄緑色、ドミナントは緑色、エヴァ・ピラッツィは青色、という感じです。
ここで音色を色に例えたのは、オリーヴとフレクソコア・パーマネントは、音色や感触(手応え)的に同系色と言えるが、ブリリアントもドミナントもエヴァ・ピラッツィも、オリーヴとは明らかに違う系統の色、という感じがします。
ブリリアントはナイロン弦の中では、ガット弦のオリーヴに近い印象がありますが、それでも、明らかに違う系統の音色という感じです。
この明らかな違い(違和感)を、私は、ナイロン臭い、と言って嫌っているというわけです。ガット弦オリーヴを愛用されている方なら、きっとこの言葉の意味を理解していただけるかと思います。
ガット弦オリーヴの音色や感触にもっと近いスチール弦が発売されたら、それがどこのメーカーであろうと、それに乗り換えたいと思います。
たしかに、フレクソコア・パーマネントは総合的に優れており、大半のナイロン弦よりもガット弦的なテイストを持っていて気に入ってますが、それでも、やはり、ガット弦オリーヴへの愛着は断ちがたいものがあります。
オリーヴへの愛着を忘れさせてくれるようなファンタスティックなスチール弦が発売されたら嬉しいのですが・・・。
ワーチャル研究所には、フレクソコア・パーマネントを超えるような究極のスチール弦を開発してもらいたいものです。
[30734]
Re: ワーチャル弦について議論してください
投稿日時:2006年12月14日 03:14
投稿者:浪速人(ID:OZlzAjg)
[30722]
みっちさん、私の投稿がきっかけであなたの楽器が生まれ変わることになれば嬉しいです。
私もその昔チェコ・スロバキアのアーティストやオケの弦楽器の透明な音色が好きだったのと(今でもそうですが)、海外の掲示板での評判が高かったのでこれを試しました。いずれにしても、それまで使っていた弦に不満があってのことでした。
「ヴァルハル」ですね。米国人は失礼にも固有名詞を平気で英語読みしてしまいますね(だからフランス人に軽蔑されるのかな?)。カタカナは発音表記(というのですかね?)ですから、その国の発音に近い表記ができるはずです。「ワーチャル」という表記はWarchal 社指定の日本代理店○藤商会が使っていますので仕方ないかと思います。「シボレー」を「シェブロレット」に近い発音をする米国人いますね。ははは、関係ないか。
[30724]
バクさん、フレクソコアはオフになってから試して見ます。今はちょっと建て込んでいてリスクを冒したくないもので。お勧めありがとうございました。
[30722]
Re: ワーチャル弦について議論してください
投稿日時:2006年12月13日 18:05
投稿者:みっち(ID:NzgAcCQ)
浪速人さんこんにちは。
Warchal Brilliantをまだ使ってみていませんが浪速人さんの感想を読んで試してみようかという気になりました。
実は30年も前でしたか、Bohdan Warchal(ボフダン・ヴァルハル)がスロヴァキア室内楽合奏団(当時)を率いて来日したときに非常に感銘を受けました。残念な事に氏は数年前に他界されましたが、その後知ったWarchal弦が氏所縁の弦と知って非常に興味を持ちました。
2年程前に数種類の弦を試す機会がありました。早速KARNEOLを張ってみたのですが、自分の楽器には張力が弱すぎる上に私自信が生理的に耐えられない音色だったため1日も弾かずに他の弦に交換してしまいました。本来は弦が落ち着くのを待って評価するべきでしょうが合わないものは合わないので仕方ありません。
KARNEOL弦の印象ですが、巻線の巻き方がドミナントあたりと比べるとかなり「密」だと思いました。おそらく弦にテンションをかけたときに巻線どうしが密着するように巻いているため、テンションの無い状態で不自然に硬く、楽器に取り付けると本来のタッチの柔らかさが出るのだと思います。ドミナントのような「カサカサ音」が出ないのはこの為かとも思いますが、どちらがいい・悪いということではありません。「Warchal研究所」というだけあって良く考えているな・・・という印象です。
いずれにしてもKARNEOL弦が私には合わなかったので、ブリリアントが発売されても興味が涌きませんでした。このスレで浪速人さんの楽器が私の楽器と音の傾向が似ていると思ったので、やっと試してみようという気になりました。今は演奏機会が密で冒険できませんので年明けにでも。
余談ですがボフダン・ヴァルハル氏のご子息の会社なので私は「ヴァルハル」と呼んでいましたが、「ワーチャル」で浸透しているようですね。「BMW」を「ベー・エム・ベー」と呼ばないのと同じでそれで良いと思います。でもJaguarは「ジェイギュア」だろ・・・失礼しました。。
Warchal Brilliantをまだ使ってみていませんが浪速人さんの感想を読んで試してみようかという気になりました。
実は30年も前でしたか、Bohdan Warchal(ボフダン・ヴァルハル)がスロヴァキア室内楽合奏団(当時)を率いて来日したときに非常に感銘を受けました。残念な事に氏は数年前に他界されましたが、その後知ったWarchal弦が氏所縁の弦と知って非常に興味を持ちました。
2年程前に数種類の弦を試す機会がありました。早速KARNEOLを張ってみたのですが、自分の楽器には張力が弱すぎる上に私自信が生理的に耐えられない音色だったため1日も弾かずに他の弦に交換してしまいました。本来は弦が落ち着くのを待って評価するべきでしょうが合わないものは合わないので仕方ありません。
KARNEOL弦の印象ですが、巻線の巻き方がドミナントあたりと比べるとかなり「密」だと思いました。おそらく弦にテンションをかけたときに巻線どうしが密着するように巻いているため、テンションの無い状態で不自然に硬く、楽器に取り付けると本来のタッチの柔らかさが出るのだと思います。ドミナントのような「カサカサ音」が出ないのはこの為かとも思いますが、どちらがいい・悪いということではありません。「Warchal研究所」というだけあって良く考えているな・・・という印象です。
いずれにしてもKARNEOL弦が私には合わなかったので、ブリリアントが発売されても興味が涌きませんでした。このスレで浪速人さんの楽器が私の楽器と音の傾向が似ていると思ったので、やっと試してみようという気になりました。今は演奏機会が密で冒険できませんので年明けにでも。
余談ですがボフダン・ヴァルハル氏のご子息の会社なので私は「ヴァルハル」と呼んでいましたが、「ワーチャル」で浸透しているようですね。「BMW」を「ベー・エム・ベー」と呼ばないのと同じでそれで良いと思います。でもJaguarは「ジェイギュア」だろ・・・失礼しました。。
私もその昔チェコ・スロバキアのアーティストやオケの弦楽器の透明な音色が好きだったのと(今でもそうですが)、海外の掲示板での評判が高かったのでこれを試しました。いずれにしても、それまで使っていた弦に不満があってのことでした。
「ヴァルハル」ですね。米国人は失礼にも固有名詞を平気で英語読みしてしまいますね(だからフランス人に軽蔑されるのかな?)。カタカナは発音表記(というのですかね?)ですから、その国の発音に近い表記ができるはずです。「ワーチャル」という表記はWarchal 社指定の日本代理店○藤商会が使っていますので仕方ないかと思います。「シボレー」を「シェブロレット」に近い発音をする米国人いますね。ははは、関係ないか。
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Re: ワーチャル弦について議論してください
投稿日時:2006年12月13日 20:35
投稿者:バク(ID:MBAxkXk)
みっちさんが書かれているように、ワーチャルのカルネオルの巻き線は、密に、というか、精度良く巻かれています。これは、ブリリアントも同様です。そのため、巻き線がなめらかで、ほつれにくくなっています。ただ、手に汗をかき易い人の場合、巻き線が錆びてしまうため、ドミナントと比べて長持ちする、というわけではありません。
音色の劣化の進行が遅いように感じますが、3ヶ月も経過するとだいぶへたってきますし、音もショボクなってきます。
音色を色に例えますが、ガット弦オリーヴの音色を赤色だとすると、スチール弦のフレクソコア・パーマネントはオレンジ色、ナイロン弦のブリリアントは黄緑色、ドミナントは緑色、エヴァ・ピラッツィは青色、という感じです。
ここで音色を色に例えたのは、オリーヴとフレクソコア・パーマネントは、音色や感触(手応え)的に同系色と言えるが、ブリリアントもドミナントもエヴァ・ピラッツィも、オリーヴとは明らかに違う系統の色、という感じがします。
ブリリアントはナイロン弦の中では、ガット弦のオリーヴに近い印象がありますが、それでも、明らかに違う系統の音色という感じです。
この明らかな違い(違和感)を、私は、ナイロン臭い、と言って嫌っているというわけです。ガット弦オリーヴを愛用されている方なら、きっとこの言葉の意味を理解していただけるかと思います。
ガット弦オリーヴの音色や感触にもっと近いスチール弦が発売されたら、それがどこのメーカーであろうと、それに乗り換えたいと思います。
たしかに、フレクソコア・パーマネントは総合的に優れており、大半のナイロン弦よりもガット弦的なテイストを持っていて気に入ってますが、それでも、やはり、ガット弦オリーヴへの愛着は断ちがたいものがあります。
オリーヴへの愛着を忘れさせてくれるようなファンタスティックなスチール弦が発売されたら嬉しいのですが・・・。
ワーチャル研究所には、フレクソコア・パーマネントを超えるような究極のスチール弦を開発してもらいたいものです。
音色の劣化の進行が遅いように感じますが、3ヶ月も経過するとだいぶへたってきますし、音もショボクなってきます。
音色を色に例えますが、ガット弦オリーヴの音色を赤色だとすると、スチール弦のフレクソコア・パーマネントはオレンジ色、ナイロン弦のブリリアントは黄緑色、ドミナントは緑色、エヴァ・ピラッツィは青色、という感じです。
ここで音色を色に例えたのは、オリーヴとフレクソコア・パーマネントは、音色や感触(手応え)的に同系色と言えるが、ブリリアントもドミナントもエヴァ・ピラッツィも、オリーヴとは明らかに違う系統の色、という感じがします。
ブリリアントはナイロン弦の中では、ガット弦のオリーヴに近い印象がありますが、それでも、明らかに違う系統の音色という感じです。
この明らかな違い(違和感)を、私は、ナイロン臭い、と言って嫌っているというわけです。ガット弦オリーヴを愛用されている方なら、きっとこの言葉の意味を理解していただけるかと思います。
ガット弦オリーヴの音色や感触にもっと近いスチール弦が発売されたら、それがどこのメーカーであろうと、それに乗り換えたいと思います。
たしかに、フレクソコア・パーマネントは総合的に優れており、大半のナイロン弦よりもガット弦的なテイストを持っていて気に入ってますが、それでも、やはり、ガット弦オリーヴへの愛着は断ちがたいものがあります。
オリーヴへの愛着を忘れさせてくれるようなファンタスティックなスチール弦が発売されたら嬉しいのですが・・・。
ワーチャル研究所には、フレクソコア・パーマネントを超えるような究極のスチール弦を開発してもらいたいものです。
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Re: ワーチャル弦について議論してください
投稿日時:2006年12月16日 18:21
投稿者:みっち(ID:N0iJk5E)
浪速人さんこんにちは。
一昨日楽器店に行った際早速ブリリアントを購入しました。張り替えるのは年明けなのに気が早すぎた気もしますが(笑)
ただしD線は経験上シルバーを購入しました。不人気な様子ですがそのあたりは自分で確認しないといけませんから。
張り替えたら感想を
>チェコ・スロバキアのアーティストやオケの弦楽器の透明な音色が好きだった
同感!
一昨日楽器店に行った際早速ブリリアントを購入しました。張り替えるのは年明けなのに気が早すぎた気もしますが(笑)
ただしD線は経験上シルバーを購入しました。不人気な様子ですがそのあたりは自分で確認しないといけませんから。
張り替えたら感想を
>チェコ・スロバキアのアーティストやオケの弦楽器の透明な音色が好きだった
同感!
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Re: ワーチャル弦について議論してください
投稿日時:2006年12月16日 18:28
投稿者:みっち(ID:N0iJk5E)
すみません。一文途中でした。
張り替えたら感想を書き込みたいと思います。
(こう書くとどこかの業者の回し者のようにも見えますが、まったく関係ありません。最近はビジョン・チタニウムを愛用してます。)
張り替えたら感想を書き込みたいと思います。
(こう書くとどこかの業者の回し者のようにも見えますが、まったく関係ありません。最近はビジョン・チタニウムを愛用してます。)
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