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シューマンの物語について | ヴァイオリン掲示板

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楽曲・楽譜 3 Comments
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シューマンの物語について

投稿日時:2007年01月16日 01:05
投稿者:サンアントニオ(ID:JTGSWHA)
こんにちは
初めて投稿させていただきます。よろしくお願いします。

いま学校で、シューマンの室内楽を学んでいます。
私はビオラです。

シューマンの作品は「子供の情景」とか「おとぎ話」とか「おとぎの絵本」とか
まるで物語がついているような題名の曲が沢山ありますよね。
シューマンのこの題材は、実際になにか物語が存在していたのか、空想なのか・・・

どなたかご存知ありませんか?
もしご存知の方がいらっしゃいましたら、教えていただけませんか?
[31192]

諸般の事情により、ショパンは却下

投稿日時:2007年01月16日 12:02
投稿者:けいちゃん(ID:KYgmZjU)
室内楽教わっているんですか。うらやましいですねー。

ビオラ独奏の「おとぎの絵本」は、難しくて私なかなか弾ききれてないですが、特定の物語を想定して書いたものではなかったようです。シューマンの親父さんが書籍を扱う仕事をしていた関係で文学に早くから目覚めて、作曲がロマン的な傾向に向かう下地はあったんですね。

クラリネット、ビオラ、ピアノのための「おとぎ話」は、晩年精神に不安を抱えた状態で作曲されたものですね。子どもたちをたくさん抱えて彼等の前でお話を語って聞かせるといった作曲家の達観した姿勢が感じられますが、いかがでしょうか。

ピアノ曲「子どもの情景」は、確かピアノを弾く娘さんのために書かれたんじゃなかったでしょうか。ピアノ曲で元ネタがあるのは「クライスレリアーナ」「蝶々」などですね。
いずれにしてもファンタジーにあふれた曲ばかりですよね。

蛇足ですが、以前、長いこと「子どもの領分」と「子どもの情景」の区別がつかなかった時期がありました。誰かが気を利かせて「子どもの了見」なんていう曲をつくっていたら、さらに混乱するところでした。
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Re: シューマンの物語について

投稿日時:2007年01月16日 17:32
投稿者:s(ID:FiWElgQ)
「子どものためのアルバム」Op.68は子どもが演奏することを意図して作曲したものですが、「子どもの情景」Op.15は、「大人が子ども時代を懐かしんで回想する情景」を描いたと、シューマン自身が婚約者クララ・ヴィークへの手紙に書いているそうです。
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Re: シューマンの物語について

投稿日時:2007年01月16日 23:19
投稿者:サンアントニオ(ID:JTGSWHA)
けいちゃんさん


そうなんですか!
シューマンのお父様の影響で、文学に早くから目覚めていたんですか。
なるほど。それで、なんだかお話のような曲が多いのですね。

特に特定の物語につけた曲ではないのですよね?

わかりました。
たいへん勉強になりました。
どうもありがとうございました!!!

*****

s さん
手紙にそんなふうに書いてあるのですか。
どうも、ありがとうございました!!

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