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ボウイング向上メモ(弓の震えの解消法)
投稿日時:2007年01月16日 19:42
投稿者:ブルー(ID:NHaDhAQ)
レイトスターターで自称:中上級のブルーです。
ボウイング向上に役立つと思われるメモを自由に書き込めるスレッドを立ち上げます。
それでは、まずは私から。
①弓の震えを解消し弓を安定させるためのボウイング練習法
最近あるプロヴァイオリン奏者から習った練習方法を紹介します。
弓先から上げ弓(全弓)でG線→D線→A線→E線を弾き、続けて、弓元から下げ弓(全弓)でE線→A線→D線→G線、と弾く、という練習です。最初は開放弦で、慣れてきたら音階やアルペジオを使って練習します。
この練習をやると、弓の反りに沿ったボウイングを自然とマスターすることができます。
弓の毛は直線的ですが、弓のサオには反りがついています。このとき毛に沿って直線的に動かすと弓の先1/3のあたりでプルプルと震えることがありますが、弓のサオの反りに沿って曲線的に弓を動かすと弓が震えにくくなります。その動きをマスターするのに、この練習は適しています。
あと、この練習をやるときは、毛の当たる位置にも注意します。弓元では弓のサオを指板寄りに傾けて指板寄りの毛を当てるようにして、中弓では毛の中央が当たるようにして、弓先では弓がちょっと駒側に傾くような感じにして駒寄りの毛が当たるようにします。
弓元から弓先までサオを指板寄りに傾けて弾くという奏法もありますが、上記のように弓の傾け方を変化させる奏法だと、前腕や手首の形が常に自然体になり無駄な力が入りません。そのため、弓の動きが安定して震えにくくなります。
弓の反りに沿って弓を動かすことと、弓元と弓先で毛の当たり方を変化させることを同時に行うようにすると、ボウイングは格段に安定してきます。
なお、弓の毛の幅を100としたら、弦に当たる毛の量は20~30程度です。強く圧をかけて弾くと40~50ぐらい当たりますし、軽く浮かせるようにして弱く弾くと5~10程度しか当たりません。
私は、上記のことに気をつけてボウイング練習をするようになってから、強くヴィブラートをかけても弓が震えにくくなりました。
弓の震えの解消、切れ味の良いボウイング、3重音・4重音のボウイングのコツなど、ボウイングの上達に資するようなアイデアやアドヴァイスがありましたら、ぜひ書き込んで下さい。よろしくお願いします。
ボウイング向上に役立つと思われるメモを自由に書き込めるスレッドを立ち上げます。
それでは、まずは私から。
①弓の震えを解消し弓を安定させるためのボウイング練習法
最近あるプロヴァイオリン奏者から習った練習方法を紹介します。
弓先から上げ弓(全弓)でG線→D線→A線→E線を弾き、続けて、弓元から下げ弓(全弓)でE線→A線→D線→G線、と弾く、という練習です。最初は開放弦で、慣れてきたら音階やアルペジオを使って練習します。
この練習をやると、弓の反りに沿ったボウイングを自然とマスターすることができます。
弓の毛は直線的ですが、弓のサオには反りがついています。このとき毛に沿って直線的に動かすと弓の先1/3のあたりでプルプルと震えることがありますが、弓のサオの反りに沿って曲線的に弓を動かすと弓が震えにくくなります。その動きをマスターするのに、この練習は適しています。
あと、この練習をやるときは、毛の当たる位置にも注意します。弓元では弓のサオを指板寄りに傾けて指板寄りの毛を当てるようにして、中弓では毛の中央が当たるようにして、弓先では弓がちょっと駒側に傾くような感じにして駒寄りの毛が当たるようにします。
弓元から弓先までサオを指板寄りに傾けて弾くという奏法もありますが、上記のように弓の傾け方を変化させる奏法だと、前腕や手首の形が常に自然体になり無駄な力が入りません。そのため、弓の動きが安定して震えにくくなります。
弓の反りに沿って弓を動かすことと、弓元と弓先で毛の当たり方を変化させることを同時に行うようにすると、ボウイングは格段に安定してきます。
なお、弓の毛の幅を100としたら、弦に当たる毛の量は20~30程度です。強く圧をかけて弾くと40~50ぐらい当たりますし、軽く浮かせるようにして弱く弾くと5~10程度しか当たりません。
私は、上記のことに気をつけてボウイング練習をするようになってから、強くヴィブラートをかけても弓が震えにくくなりました。
弓の震えの解消、切れ味の良いボウイング、3重音・4重音のボウイングのコツなど、ボウイングの上達に資するようなアイデアやアドヴァイスがありましたら、ぜひ書き込んで下さい。よろしくお願いします。
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[ 8コメント ]
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Re: ボウイング向上メモ(弓の震えの解消法)
投稿日時:2007年01月17日 20:08
投稿者:セロ轢きのGosh(ID:ECgVaCg)
ブルー様、
「モグラ」さんと仰る方が「♪ヴァイオリン演奏を簡単に(楽に)するコツ♪」というスレッドを展開しておられます。 よく似た趣旨なので、そちらで議論されるととても有益だと思いますよ。 (読む方も助かります)
「モグラ」さんと仰る方が「♪ヴァイオリン演奏を簡単に(楽に)するコツ♪」というスレッドを展開しておられます。 よく似た趣旨なので、そちらで議論されるととても有益だと思いますよ。 (読む方も助かります)
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Re: ボウイング向上メモ(弓の震えの解消法)
投稿日時:2007年01月18日 18:01
投稿者:ブルー(ID:EpYyQRA)
こちらのスレッドではボウイングに的を絞って意見交換できたらと思っておりますのでご協力お願いします。ヴァイオリン演奏のコツ、ということになると、非常に範囲が広くなりますよね。
さて、今回は、前回のメモの補足と新しいネタ出しをしたいと思います。
弓先から上げ弓(全弓)でG線→D線→A線→E線を弾き、続けて、弓元から下げ弓(全弓)でE線→A線→D線→G線、と弾く、という練習の次に下記②のような練習を追加してみて下さい。
②弓の震えを解消し弓を安定させるためのボウイング練習法(追加)
弓先から上げ弓(全弓)でG線→D線→A線を弾き、続けて、弓元から下げ弓(全弓)A線→D線→G線、と弾く。
(同じことをD線→A線→E線、E線→A線→D線でもやる)
①の練習の動きよりも②の練習の動きの方が、実際のボウイングの動きに近くなります。まず最初に①で大げさな動きを練習して、次に②に進むわけです。
①②の練習の後、1本の弦上で全弓のボウイングをやってみるわけですが、このとき、弓のサオの反りに沿って弾くようにすると、ビックリするぐらい弓の(弦への)吸い付きが良くなります。要するに、弓がふらつかず安定するのです。特に弓の中央から弓の先1/4にかけての「プルプルと震え易い箇所」での安定感が大幅に向上します。
次に、上記①②とは別の観点ですが、調弦を素早く終えるためのボウイングのコツについて書いてみます。これも先述のプロヴァイオリン奏者から教えてもらったことです。
③調弦時のボウイングを安定化させるコツ
調弦のときに弓が震えたりすると、2本の弦を均等に鳴らせなくなり、調弦に手こずることになりますが、それを解消する方法です。
弓の先1/4~弓の先まであと5cmの部分だけを使って、短くゆっくりした弓使いで調弦すると、弓が震えたりせず、素早く正確に調弦できます。
このとき、上記①②に書いたように弓のサオの反りに沿ってボウイングするようにすると安定感が増します。
調弦に手間取る(時間がかかる)人は、えてして弓を長く使い過ぎていたり、弓の動きが速すぎたりしているはずですので、③の方法を試してみて下さい。慣れると調弦の正確性と時間短縮が同時に達成できます。
さて、今回は、前回のメモの補足と新しいネタ出しをしたいと思います。
弓先から上げ弓(全弓)でG線→D線→A線→E線を弾き、続けて、弓元から下げ弓(全弓)でE線→A線→D線→G線、と弾く、という練習の次に下記②のような練習を追加してみて下さい。
②弓の震えを解消し弓を安定させるためのボウイング練習法(追加)
弓先から上げ弓(全弓)でG線→D線→A線を弾き、続けて、弓元から下げ弓(全弓)A線→D線→G線、と弾く。
(同じことをD線→A線→E線、E線→A線→D線でもやる)
①の練習の動きよりも②の練習の動きの方が、実際のボウイングの動きに近くなります。まず最初に①で大げさな動きを練習して、次に②に進むわけです。
①②の練習の後、1本の弦上で全弓のボウイングをやってみるわけですが、このとき、弓のサオの反りに沿って弾くようにすると、ビックリするぐらい弓の(弦への)吸い付きが良くなります。要するに、弓がふらつかず安定するのです。特に弓の中央から弓の先1/4にかけての「プルプルと震え易い箇所」での安定感が大幅に向上します。
次に、上記①②とは別の観点ですが、調弦を素早く終えるためのボウイングのコツについて書いてみます。これも先述のプロヴァイオリン奏者から教えてもらったことです。
③調弦時のボウイングを安定化させるコツ
調弦のときに弓が震えたりすると、2本の弦を均等に鳴らせなくなり、調弦に手こずることになりますが、それを解消する方法です。
弓の先1/4~弓の先まであと5cmの部分だけを使って、短くゆっくりした弓使いで調弦すると、弓が震えたりせず、素早く正確に調弦できます。
このとき、上記①②に書いたように弓のサオの反りに沿ってボウイングするようにすると安定感が増します。
調弦に手間取る(時間がかかる)人は、えてして弓を長く使い過ぎていたり、弓の動きが速すぎたりしているはずですので、③の方法を試してみて下さい。慣れると調弦の正確性と時間短縮が同時に達成できます。
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Re: ボウイング向上メモ(弓の震えの解消法)
投稿日時:2007年01月18日 18:29
投稿者:ブルー(ID:OXiWMxE)
昨日、先述のプロヴァイオリン奏者に再度習う機会があり、①②の練習時の注意点を言われたので、書き込みます。
①②の練習時に注意すべき点
「毛の当たる位置にも注意します。弓元では弓のサオを指板寄りに傾けて指板寄りの毛を当てるようにして、中弓では毛の中央が当たるようにして、弓先では弓がちょっと駒側に傾くような感じにして駒寄りの毛が当たるようにします。弓元から弓先までサオを指板寄りに傾けて弾くという奏法もありますが、上記のように弓の傾け方を変化させる奏法だと、前腕や手首の形が常に自然体になり無駄な力が入りません。そのため、弓の動きが安定して震えにくくなります。」と書きましたが、腕の長い人の場合は、弓の先においても弓のサオを指板側に倒して弾く方が弾き易い場合もあるとのことです。
腕が長くても短くても、弓元では指板側にある程度サオを倒して弾きますが、弓の中央から弓先にかけては、そのままサオを指板側に倒すように弾く(ただし倒し具合は多少減る)人もいれば、駒側にほんんおちょっとだけ倒すように弾く人もいる、とのことで、弾き易くて体に無理がかからない方を採用すれば良い、とのことでした。
①②の練習時に注意すべき点
「毛の当たる位置にも注意します。弓元では弓のサオを指板寄りに傾けて指板寄りの毛を当てるようにして、中弓では毛の中央が当たるようにして、弓先では弓がちょっと駒側に傾くような感じにして駒寄りの毛が当たるようにします。弓元から弓先までサオを指板寄りに傾けて弾くという奏法もありますが、上記のように弓の傾け方を変化させる奏法だと、前腕や手首の形が常に自然体になり無駄な力が入りません。そのため、弓の動きが安定して震えにくくなります。」と書きましたが、腕の長い人の場合は、弓の先においても弓のサオを指板側に倒して弾く方が弾き易い場合もあるとのことです。
腕が長くても短くても、弓元では指板側にある程度サオを倒して弾きますが、弓の中央から弓先にかけては、そのままサオを指板側に倒すように弾く(ただし倒し具合は多少減る)人もいれば、駒側にほんんおちょっとだけ倒すように弾く人もいる、とのことで、弾き易くて体に無理がかからない方を採用すれば良い、とのことでした。
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Re: ボウイング向上メモ(弓の震えの解消法)
投稿日時:2007年01月18日 21:42
投稿者:ソフィー(ID:JWlnA2Y)
質問なのですが、
①G線(上げ弓)→D線(下げ弓)→A線(上げ弓)→E線(下げ弓)→A線(上げ弓)→D線(下げ弓)→G線(上げ弓)
②G線(上げ弓)→D線(上げ弓)→A線(上げ弓)→E線(上げ弓)→E線(下げ弓)→A線(下げ弓)→D線(下げ弓)→G線(下げ弓)
①②のどちらでやればよろしいのでしょうか?
①G線(上げ弓)→D線(下げ弓)→A線(上げ弓)→E線(下げ弓)→A線(上げ弓)→D線(下げ弓)→G線(上げ弓)
②G線(上げ弓)→D線(上げ弓)→A線(上げ弓)→E線(上げ弓)→E線(下げ弓)→A線(下げ弓)→D線(下げ弓)→G線(下げ弓)
①②のどちらでやればよろしいのでしょうか?
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Re: ボウイング向上メモ(弓の震えの解消法)
投稿日時:2007年01月19日 00:44
投稿者:ブルー(ID:MZR0WSY)
ソフィーさんへ。説明の仕方がわかりにくかったようですみません。
ソフィーさんの書かれた②が私の書いた練習方法となります。
つまり、GDAEを1弓の上げ弓で弾き、EADGを1弓の下げ弓で弾く、ということです。開放弦で弾くと、「ソレラミ」「ミラレソ」となります。「ソレラミ」はスラーのついた1弓での一続きのフレーズになります。ミラレソも同様です。
練習①では4弦を1弓のスラーで弾き、練習②では3弦を1弓のスラーで弾きます。
練習②の3弦のパターンの方が、実際のボウイングの軌跡に近いです。
まずは練習①と練習②を開放弦でしっかりと練習しますが、このとき、全弓のテンポをいろいろと変化させます。1弓2~3秒から1弓20~30秒程度まで、いろんなスピードで弾きます。
慣れてきたら、左手の音階やアルペジオも加えます。
1週間ぐらい練習を続けると、明らかに弓の吸い付きが違ってきますので、ぜひ練習してみて下さい。
ソフィーさんの書かれた②が私の書いた練習方法となります。
つまり、GDAEを1弓の上げ弓で弾き、EADGを1弓の下げ弓で弾く、ということです。開放弦で弾くと、「ソレラミ」「ミラレソ」となります。「ソレラミ」はスラーのついた1弓での一続きのフレーズになります。ミラレソも同様です。
練習①では4弦を1弓のスラーで弾き、練習②では3弦を1弓のスラーで弾きます。
練習②の3弦のパターンの方が、実際のボウイングの軌跡に近いです。
まずは練習①と練習②を開放弦でしっかりと練習しますが、このとき、全弓のテンポをいろいろと変化させます。1弓2~3秒から1弓20~30秒程度まで、いろんなスピードで弾きます。
慣れてきたら、左手の音階やアルペジオも加えます。
1週間ぐらい練習を続けると、明らかに弓の吸い付きが違ってきますので、ぜひ練習してみて下さい。
[31212]
Re: ボウイング向上メモ(弓の震えの解消法)
投稿日時:2007年01月19日 13:05
投稿者:ソフィー(ID:J5gAU1Y)
ありがとうございます。
是非やってみたいと思います。
是非やってみたいと思います。
[31269]
Re: ボウイング向上メモ(弓の震えの解消法)
投稿日時:2007年01月25日 19:44
投稿者:ブルー(ID:YhaSiQ)
前回までの追加として練習③、練習④をご紹介します。
③弓の震えを解消し弓を安定させるためのボウイング練習法(追加)
弓先から上げ弓(全弓)でG線→D線を弾き、続けて、弓元から下げ弓(全弓)D線→G線、と弾く。
(同じことをD線→A線 A線→D線とか、A線→E線 E線→A線でもやる)
練習①は4弦、練習②は3弦でしたが、今回は2弦のみです。練習①~③を開放弦でしっかりと練習することにより、弓の反りを意識したボウイングが自然と身についていきます。
練習④ 練習①~③の重音パターン
上げ弓でGD線(2重音)→DA線→AE線 下げ弓でAE線→DA線→GD線
重音パターンも練習しておくと、安定感が増すのでいいと思います。
自分は練習①~④のおかげで、ボウイングがだいぶ安定してきました。みなさんも試してみて下さい。いろいろなテンポで練習するとなお良いと思います。
③弓の震えを解消し弓を安定させるためのボウイング練習法(追加)
弓先から上げ弓(全弓)でG線→D線を弾き、続けて、弓元から下げ弓(全弓)D線→G線、と弾く。
(同じことをD線→A線 A線→D線とか、A線→E線 E線→A線でもやる)
練習①は4弦、練習②は3弦でしたが、今回は2弦のみです。練習①~③を開放弦でしっかりと練習することにより、弓の反りを意識したボウイングが自然と身についていきます。
練習④ 練習①~③の重音パターン
上げ弓でGD線(2重音)→DA線→AE線 下げ弓でAE線→DA線→GD線
重音パターンも練習しておくと、安定感が増すのでいいと思います。
自分は練習①~④のおかげで、ボウイングがだいぶ安定してきました。みなさんも試してみて下さい。いろいろなテンポで練習するとなお良いと思います。
[31380]
Re: ボウイング向上メモ(弓の震えの解消法)
投稿日時:2007年02月04日 15:49
投稿者:ブルー(ID:aIdoAQA)
先日、プロ奏者からボウイングを安定させて音質を向上させるためのコツを習ったので、今日はそれを書きたいと思います。
ポイント1
人差し指は弓を巻き込まないようにして、ただ上から軽く圧力をかけるだけに留めます。人差し指を巻き込むクセがある場合、それを直すには、人差し指を伸ばしたまま弾く練習をすると良い、とのことです。(普通に弾くときには、人差し指は適度に曲がりますが、巻き込むクセを矯正する際にはそうした練習方法がある、とのことです)
ポイント2
小指は、薬指から指1本分ぐらい離すようにすると、薬指と小指のリキミが減らせる。小指を薬指のすぐそばに置く(小指を薬指とくっつける)クセのある人は、小指を薬指から指2本分離すようにして練習すると良いそうです。
ポイント3
弓の反りを意識したボウイングをするために、譜面台に弓を1本置いて、その弓の反りを見ながらボウイングの練習をする。譜面台の弓の反りを真似るようなつもりで、G線の開放弦を弾きます。弓の反りに右手の動きが同調するようになると、弓が弦にピッタリと吸い付く感覚が得られます。
スペアの弓が無い人は、大きい画用紙に弓の反りの輪郭線を書き写して、それを譜面台に置いて見ながら練習すると良いそうです。
弦への弓の吸い付きが良くなると、自然と右手のリキミが消えて、柔らかくて伸びのある音が出てきます。自分も友人から「最近、音が良くなってきたね。」と褒められました。
ポイント1
人差し指は弓を巻き込まないようにして、ただ上から軽く圧力をかけるだけに留めます。人差し指を巻き込むクセがある場合、それを直すには、人差し指を伸ばしたまま弾く練習をすると良い、とのことです。(普通に弾くときには、人差し指は適度に曲がりますが、巻き込むクセを矯正する際にはそうした練習方法がある、とのことです)
ポイント2
小指は、薬指から指1本分ぐらい離すようにすると、薬指と小指のリキミが減らせる。小指を薬指のすぐそばに置く(小指を薬指とくっつける)クセのある人は、小指を薬指から指2本分離すようにして練習すると良いそうです。
ポイント3
弓の反りを意識したボウイングをするために、譜面台に弓を1本置いて、その弓の反りを見ながらボウイングの練習をする。譜面台の弓の反りを真似るようなつもりで、G線の開放弦を弾きます。弓の反りに右手の動きが同調するようになると、弓が弦にピッタリと吸い付く感覚が得られます。
スペアの弓が無い人は、大きい画用紙に弓の反りの輪郭線を書き写して、それを譜面台に置いて見ながら練習すると良いそうです。
弦への弓の吸い付きが良くなると、自然と右手のリキミが消えて、柔らかくて伸びのある音が出てきます。自分も友人から「最近、音が良くなってきたね。」と褒められました。
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