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どっちがいいか？
投稿日時：2007年02月18日 14:31
投稿者：カール(ID：IIMxgRA)
みなさん。こんにちは。先日バイオリンをオーダーメイドしたんですが、オールド風に仕上げますか？と聞かれ「いいえ、新作らしくピカピカでいいです｣と注文しました。私の今持っているバイオリンは新作のオールド仕上げと１９００年くらいのフレンチなのでピカピカのがなかったのでそう注文したんですが、何だか少し迷いが出てきました。とあるモダンイタリーのコピーなんですが、もしかしてオールド風に仕上げてもらったほうがかっこいいのでは、いや、やっぱりピカピカの美しさに見とれるのもいいのではと迷っています。私はあんまりピカピカ新作を直に見たことがないのですが、やっぱりピカピカしすぎると下品な感じがしますか？結構どうでもいいようなしつもんですが私には一大事です。できれば、皆さんの好みをお聞かせください。
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Re: どっちがいいか？
投稿日時：2007年02月18日 20:26
投稿者：メロン(ID：OHd2ZHA)
味醂風調味料、木目風のプリントがされた合成樹脂製の和室の天井板、etc., etc.。. あまり良い印象はありませんね。○○風というのには、比較的安物のまがい物のイメージがあります。
古いヴァイオリンは、長年の歴史があるからこそ、そのニスの色の変化や古い傷跡に深みと重みがあるのではないでしょうか。
オールド風に仕上げられた新作ヴァイオリンは、本当にオールドになったときどう変化するのでしょうか。
私は新作は新作らしいピカピカの方が好感が持てます。
古いヴァイオリンは、長年の歴史があるからこそ、そのニスの色の変化や古い傷跡に深みと重みがあるのではないでしょうか。
オールド風に仕上げられた新作ヴァイオリンは、本当にオールドになったときどう変化するのでしょうか。
私は新作は新作らしいピカピカの方が好感が持てます。
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Re: どっちがいいか？
投稿日時：2007年02月18日 22:12
投稿者：カール(ID：FhJyWRE)
コメントありがとうございます。なるほど確かに人口的なものは安っぽくみえますね。そういわれれば。やっぱりピカピカの方がいいかな？ネットで見る限り最近のイタリア新作物ってみんなピカピカで、とっても綺麗ですね。以前直接見たことがあるビソロッティーはなんだかプラモデルみたいだったですけど。
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Re: どっちがいいか？
投稿日時：2007年02月19日 09:39
投稿者：yas(ID：MDQERzE)
こればかりは好みでしょう。オールド仕上げのバイオリンがオールドになったとき、と言っても、所有者の生きている間にはあまり関係のないことです。一方でオールド仕上げは何がしかのニセモノっぽさを感じる、と言うこともあります。また、ヴィヨームのように、レプリカを作ってなおかつ現代でも外見・音共に評価されている製作者もいますし、オールド仕上げのようなイタズラを生涯しなかった製作者も数多くいます。カールさんは既にオールド仕上げの楽器を持っているとのことなので、今回はピカピカでも良いのでは？それはそれで時間と共にニスの透明感や杢の美しさに惹かれていくと思いますよ。
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Re: どっちがいいか？
投稿日時：2007年02月19日 11:42
投稿者：カール(ID：MFKQM0A)
確かに好みの門題以上の話題ではありません（笑）。そうですねぇやっぱり最初にピンときた時の感覚が大事ですね。ピッカピカ仕上げにしましょう。
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Re: どっちがいいか？
投稿日時：2007年02月21日 13:38
投稿者：rio(ID：ICWRCQQ)
師匠が特注した（サブ）楽器は、メイン楽器と同じような100年ほど経過した程度の古さに仕上げてました。オケで弾くとき新作キラキラで目立つのは嫌だったそうです。
私も、最近ようやく特注楽器が出来上がったのですが、ニスの仕上げは、製作者の意向でややツヤのない仕上げとなっています。
新作仕上げも アルコールニスのように、思いっきりつるつるピカピカ～刷毛目が残るぐらい という幅があり
古色仕上げも、どのくらい古く見せるかという幅があるので 悩んでみてはいかがでしょう。
個人的には、既に古色仕上げをお持ちのようですので新作がよろしいのでは？？？ 下品ではなく上品な新作仕上げにしてもらえばよろしいかと…
私も、最近ようやく特注楽器が出来上がったのですが、ニスの仕上げは、製作者の意向でややツヤのない仕上げとなっています。
新作仕上げも アルコールニスのように、思いっきりつるつるピカピカ～刷毛目が残るぐらい という幅があり
古色仕上げも、どのくらい古く見せるかという幅があるので 悩んでみてはいかがでしょう。
個人的には、既に古色仕上げをお持ちのようですので新作がよろしいのでは？？？ 下品ではなく上品な新作仕上げにしてもらえばよろしいかと…
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Re: どっちがいいか？
投稿日時：2007年02月21日 19:56
投稿者：カール(ID：KUk2ADc)
色々コメント頂きましてありがとうございます。うーん、オリジナルと変わらない位のオールドの仕上げ。いいですねぇ。何千万円をの名器の代わりとして楽しむのもいいかも。色々悩みますが、それも、楽しいですね。
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Re: どっちがいいか？
投稿日時：2007年02月21日 22:28
投稿者：白いカレー(ID：GQiJcoA)
ピカピカの新作仕上げの楽器を後からオールド風にすることはできますが、オールド仕上げの楽器をピカピカの新作仕上げに戻すことは不可能です。なので、どちらを買うか迷っておられるのであれば、ピカピカの新作仕上げをお薦めします。
ちなみに、私の知り合いのアマチュアヴァイオリン製作者は、巧みにサンドペーパー（1000番～3000番）を使って、自作のヴァイオリンや友人のヴァイオリンにセミオールド仕上げを施してます。
彼は、肩当て無しで演奏する人なのですが、裏板がピカピカでツルツルだと楽器の構えが不安定になるので、裏板の肩が触れる部分に軽く紙ヤスリをかけたところ、楽器が滑らなくなってとても弾き易くなったそうです。
私もその作業を見せてもらったことがありますが、ごく薄くポリッシングオイルを塗って、サンドペーパーで軽くこすると、その部分がちょっと艶消しになって色も少し薄くなります。
裏板の肩が触れる部分だけ薄く１～２層ニスを剥がすと、２０～３０年使いこんだような、さりげないセミオールド仕上げになってました。
オールド仕上げの楽器だからと言っても、音は新作の若々しい音ですので、まずはピカピカの新作仕上げの状態で納品してもらって、ピカピカしているのが気になるようであれば、製作者にお願いしてセミオールド仕上げにしてもらえば良いのではないかと思います。
あと、ピカピカの新作仕上げの楽器でも、３～５年も演奏すれば、しょっちゅう手が触れる部分のニスの色が薄くなってきたり、天然樹脂を使ったニスであれば、不均一に退色して、ニスの色に自然なグラデーションが入って多少は貫禄が出てきます。
楽器が自然と古くなる（古色を帯びてくる）のを待ちながら、じっくりと弾きこんでやるのも、なかなか楽しいものですよ。
参考になれば幸いです。
ちなみに、私の知り合いのアマチュアヴァイオリン製作者は、巧みにサンドペーパー（1000番～3000番）を使って、自作のヴァイオリンや友人のヴァイオリンにセミオールド仕上げを施してます。
彼は、肩当て無しで演奏する人なのですが、裏板がピカピカでツルツルだと楽器の構えが不安定になるので、裏板の肩が触れる部分に軽く紙ヤスリをかけたところ、楽器が滑らなくなってとても弾き易くなったそうです。
私もその作業を見せてもらったことがありますが、ごく薄くポリッシングオイルを塗って、サンドペーパーで軽くこすると、その部分がちょっと艶消しになって色も少し薄くなります。
裏板の肩が触れる部分だけ薄く１～２層ニスを剥がすと、２０～３０年使いこんだような、さりげないセミオールド仕上げになってました。
オールド仕上げの楽器だからと言っても、音は新作の若々しい音ですので、まずはピカピカの新作仕上げの状態で納品してもらって、ピカピカしているのが気になるようであれば、製作者にお願いしてセミオールド仕上げにしてもらえば良いのではないかと思います。
あと、ピカピカの新作仕上げの楽器でも、３～５年も演奏すれば、しょっちゅう手が触れる部分のニスの色が薄くなってきたり、天然樹脂を使ったニスであれば、不均一に退色して、ニスの色に自然なグラデーションが入って多少は貫禄が出てきます。
楽器が自然と古くなる（古色を帯びてくる）のを待ちながら、じっくりと弾きこんでやるのも、なかなか楽しいものですよ。
参考になれば幸いです。
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Re: どっちがいいか？
投稿日時：2007年02月22日 12:31
投稿者：通りすがり(ID：MzIQhnQ)
や、やすり？
えぇぇぇぇぇぇ・・・！？
えぇぇぇぇぇぇ・・・！？
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Re: どっちがいいか？
投稿日時：2007年02月22日 16:38
投稿者：QB(ID：NZEkdZM)
ヤスリ、、、驚きますか？
オールドフィニッシュで有名な製作家の中には、一旦新作として製作した楽器（ニスの色は古い感じにしてあります）を、ガシガシヤスリで削ったり、壁や床にぶつけたり、こすりつけたり、コーヒーこぼしたりしてる人もいますよ。
最後に細かいペインティング（プラモデルでいうウェザリングですね）をして、カバーニスっぽいのをかけて、、、
かなりそれっぽく見えます。オールドフィニッシュは、なぜかオールドっぽい音がする、、なんて、喜ぶお客さんもいらっしゃる様です。
悪い業者がラベルを張り替えれば、本当にモダン～オールドだと思ってしまうお客さんもいる事でしょう。
もちろんそこまでやらずとも、ニスだけオールドぽく仕上げるっていうものも多いですけどね。
オールドフィニッシュで有名な製作家の中には、一旦新作として製作した楽器（ニスの色は古い感じにしてあります）を、ガシガシヤスリで削ったり、壁や床にぶつけたり、こすりつけたり、コーヒーこぼしたりしてる人もいますよ。
最後に細かいペインティング（プラモデルでいうウェザリングですね）をして、カバーニスっぽいのをかけて、、、
かなりそれっぽく見えます。オールドフィニッシュは、なぜかオールドっぽい音がする、、なんて、喜ぶお客さんもいらっしゃる様です。
悪い業者がラベルを張り替えれば、本当にモダン～オールドだと思ってしまうお客さんもいる事でしょう。
もちろんそこまでやらずとも、ニスだけオールドぽく仕上げるっていうものも多いですけどね。
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