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やった!ヴィブラートのコツがわかった!
投稿日時:2007年03月21日 22:03
投稿者:Yulian(ID:JYZFGZU)
やった!ようやくヴィブラートのコツがわかった!
ヴィブラートに関するスレッドが盛り上がっていますが、ここでは、実際にヴィブラートをかける際の実践的なコツについて語り合いたいと思います。
肩当を使わずにヴァイオリンを弾いていると、強い(激しい、荒々しい)ヴィブラートをかけたときにヴァイオリンが揺れて、その結果、弓がぶれて音が震えたり濁ったりすることがあります。
肩当無しで演奏しながらも、早くて幅の広いヴィブラートをかけるにはどうしたら良いものかと悩み、いろいろと試行錯誤してきましたが、昨晩、2時間連続でひたすらヴィブラートの練習をしているときに、ようやくヴィブラートのコツがわかりましたので、記述します。
◎肩当無しでの演奏で、なるべくヴァイオリンを揺らさないように、自分の望むスピードと幅でヴィブラートをかけるコツ
左手で任意の音を押さえて、ヴァイオリンを自分の首に押し付けるような感じにします。自分の首にヴァイオリンを押し付ける状態を保ちながらヴィブラートをかける。このとき、ヴィブラートは、押さえた音よりも上の(高い)音程に向かってかけることになります。
なお、実際には、ヴィブラートは押さえた音の上下にかかるので、音程が上ずって聞こえるということはありません。
スクロール(渦巻き)の方に向かってヴィブラートをかけようとすると、楽器がグラグラと揺れ易く、その割には指先には効果的にヴィブラートがかからなくて効率が悪いです。
自分の顔の方向に(楽器の駒の方向に)ヴィブラートをかけるようにして、楽器を自分の首に押し付けるようにしてやると、楽器が揺れにくくなり、また、ハイポジションでも楽にヴィブラートがかけられるようになります。
自分の場合、第3~5ポジションあたりでは、それなりにヴィブラートをかけられるのですが、第1ポジションでのヴィブラートのかかり具合がイマイチでそれも悩みでしたが、自分の顔に向かってヴィブラートをかけるようにして、楽器を自分の首に押し付けるようにしたところ、第1ポジションでも幅が広いヴィブラートがかけられるようになりました。
ヴィブラートのかかり始め(第1回目の振幅)は押さえた音よりも上(高い音程)に向かってかかりますが、その反動で、押さえた音よりも下(低い音程)に向かってもヴィブラートがかかりますので(押さえた音程の上下に均等にヴィブラートがかかるので)、音程が上ずって聞こえることは無いです。
人にも聴いてもらいましたが、音程が上ずったりはしていないようなので、大丈夫だと思います。
まだ昨晩コツをつかんだばかりなので、自由自在にヴィブラートがかけられる、というレベルには達していませんが、以前よりもずっと楽に、以前よりもだいぶ自由に、ヴィブラートがかけられるようになりました。
この方法でしばらく練習してみようと思います。他にも何か良いコツなどありましたら、書き込みしていただけると幸いです。それでは。
ヴィブラートに関するスレッドが盛り上がっていますが、ここでは、実際にヴィブラートをかける際の実践的なコツについて語り合いたいと思います。
肩当を使わずにヴァイオリンを弾いていると、強い(激しい、荒々しい)ヴィブラートをかけたときにヴァイオリンが揺れて、その結果、弓がぶれて音が震えたり濁ったりすることがあります。
肩当無しで演奏しながらも、早くて幅の広いヴィブラートをかけるにはどうしたら良いものかと悩み、いろいろと試行錯誤してきましたが、昨晩、2時間連続でひたすらヴィブラートの練習をしているときに、ようやくヴィブラートのコツがわかりましたので、記述します。
◎肩当無しでの演奏で、なるべくヴァイオリンを揺らさないように、自分の望むスピードと幅でヴィブラートをかけるコツ
左手で任意の音を押さえて、ヴァイオリンを自分の首に押し付けるような感じにします。自分の首にヴァイオリンを押し付ける状態を保ちながらヴィブラートをかける。このとき、ヴィブラートは、押さえた音よりも上の(高い)音程に向かってかけることになります。
なお、実際には、ヴィブラートは押さえた音の上下にかかるので、音程が上ずって聞こえるということはありません。
スクロール(渦巻き)の方に向かってヴィブラートをかけようとすると、楽器がグラグラと揺れ易く、その割には指先には効果的にヴィブラートがかからなくて効率が悪いです。
自分の顔の方向に(楽器の駒の方向に)ヴィブラートをかけるようにして、楽器を自分の首に押し付けるようにしてやると、楽器が揺れにくくなり、また、ハイポジションでも楽にヴィブラートがかけられるようになります。
自分の場合、第3~5ポジションあたりでは、それなりにヴィブラートをかけられるのですが、第1ポジションでのヴィブラートのかかり具合がイマイチでそれも悩みでしたが、自分の顔に向かってヴィブラートをかけるようにして、楽器を自分の首に押し付けるようにしたところ、第1ポジションでも幅が広いヴィブラートがかけられるようになりました。
ヴィブラートのかかり始め(第1回目の振幅)は押さえた音よりも上(高い音程)に向かってかかりますが、その反動で、押さえた音よりも下(低い音程)に向かってもヴィブラートがかかりますので(押さえた音程の上下に均等にヴィブラートがかかるので)、音程が上ずって聞こえることは無いです。
人にも聴いてもらいましたが、音程が上ずったりはしていないようなので、大丈夫だと思います。
まだ昨晩コツをつかんだばかりなので、自由自在にヴィブラートがかけられる、というレベルには達していませんが、以前よりもずっと楽に、以前よりもだいぶ自由に、ヴィブラートがかけられるようになりました。
この方法でしばらく練習してみようと思います。他にも何か良いコツなどありましたら、書き込みしていただけると幸いです。それでは。
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[ 5コメント ]
【ご参考】
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Re: やった!ヴィブラートのコツがわかった!
投稿日時:2007年03月21日 23:58
投稿者:傍観者(ID:QRkXcXg)
Yulianさんのは楽器の保持が甘かったのではないでしょうか。
楽器の保持が甘く、左手で支えている人は、いわゆる「下にかけるビブラート」の動作のとき、楽器が下がったりします。
「上にかけるビブラート動作」だと、楽器が保持できるからやりやすいのでしょう。
上にかけるか下にかけるかの問題ではなく、楽器をきちんと持つことが先決で、楽器がきちんと保持できないなら、素直に肩当てを使うことです。
楽器の保持が甘く、左手で支えている人は、いわゆる「下にかけるビブラート」の動作のとき、楽器が下がったりします。
「上にかけるビブラート動作」だと、楽器が保持できるからやりやすいのでしょう。
上にかけるか下にかけるかの問題ではなく、楽器をきちんと持つことが先決で、楽器がきちんと保持できないなら、素直に肩当てを使うことです。
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Re: やった!ヴィブラートのコツがわかった!
投稿日時:2007年03月22日 00:03
投稿者:pochi(ID:SBdYcmA)
ヴィブラートの練習を初めてするときには、スクロールを適当な台の上に置いて、弦を水平に保ち、行って下さい。弓の動きと同時に感覚がこれで掴めます。長年の指導経験から導き出された方法です。
[32165]
Re: やった!ヴィブラートのコツがわかった!
投稿日時:2007年03月22日 05:32
投稿者:とおりすがり(ID:Jjlgc3U)
スクロールを壁に押し付けて固定すると良いですよ。
[32175]
Re: やった!ヴィブラートのコツがわかった!
投稿日時:2007年03月23日 01:55
投稿者:ぽぽ(ID:FCFmgjk)
早いヴィヴラートをかける為にはどのような練習方法が効果的ですか?
わたしは早いのが苦手です。
わたしは早いのが苦手です。
[32187]
Re: やった!ヴィブラートのコツがわかった!
投稿日時:2007年03月23日 19:49
投稿者:Yulian(ID:OGZoBCA)
皆様に教えていただいた練習方法を早速試してみました。
スクロールに(キズをつけないようにするために)タオルを巻きつけて、壁にスクロールを押し付けて楽器(ヴァイオリン)がブレたり動いたりしないようにして、ヴィブラートをかける練習をやってみました。
たしかに、ヴィブラートは良くかかるのですが、この状態で30分ぐらい連続でヴィブラートの練習を続けたら、グッタリと疲れてしまいました。楽器が全く動かないで固定されるというのは、予想外に弾きにくく、疲れるものだということがわかりました。
壁にスクロールを押し付けてのヴィブラートの練習の際も、ヴィブラートを下に向かってかけようとするとあまりうまく行かなかったので、ヴィブラートを上に向かってかけたところ、以前よりも幅の広い、そして、より速いヴィブラートがかけられるようになりました。
その後、壁から離れて、普通にヴァイオリンを弾いたら、以前よりも楽にヴィブラートがかけられるようになってました。少しぐらいは楽器が揺れてくれた方が、体に無理がかからなくていいですね。
自分の場合は、やはり、上に向かってヴィブラートをかける方がうまく行くようです。
ただ、モーツァルトのヴァイオリンソナタを弾くときなどに必要な、速くて幅の狭いサラッとしたヴィブラートをかけられるようになるには、まだまだ修行が必要なようです。ぽぽさんが速いヴィブラートは苦手とおっしゃっていますが、どのくらいの速さのヴィブラートが苦手なのでしょうか?
自分は、1秒あたり3~6回(振幅)程度の範囲でヴィブラートの速さを変化させられますが、1秒あたり7回が1つのカベとなっています。1秒当たり8~10回のヴィブラートがかけられたら、もっと表現の幅が広がるのに、と思いますが、今のところ、そういう速いヴィブラートはかけられない状況です。1秒あたり8回程度のヴィブラートを、ある特定の短い音(1秒程度)に、かけることはできますが、継続的にかけることはできない、という状況です。
こうした速いヴィブラートをマスターするためのコツがありましたら、ご教示いただけると助かります。引き続きよろしくお願いします。
スクロールに(キズをつけないようにするために)タオルを巻きつけて、壁にスクロールを押し付けて楽器(ヴァイオリン)がブレたり動いたりしないようにして、ヴィブラートをかける練習をやってみました。
たしかに、ヴィブラートは良くかかるのですが、この状態で30分ぐらい連続でヴィブラートの練習を続けたら、グッタリと疲れてしまいました。楽器が全く動かないで固定されるというのは、予想外に弾きにくく、疲れるものだということがわかりました。
壁にスクロールを押し付けてのヴィブラートの練習の際も、ヴィブラートを下に向かってかけようとするとあまりうまく行かなかったので、ヴィブラートを上に向かってかけたところ、以前よりも幅の広い、そして、より速いヴィブラートがかけられるようになりました。
その後、壁から離れて、普通にヴァイオリンを弾いたら、以前よりも楽にヴィブラートがかけられるようになってました。少しぐらいは楽器が揺れてくれた方が、体に無理がかからなくていいですね。
自分の場合は、やはり、上に向かってヴィブラートをかける方がうまく行くようです。
ただ、モーツァルトのヴァイオリンソナタを弾くときなどに必要な、速くて幅の狭いサラッとしたヴィブラートをかけられるようになるには、まだまだ修行が必要なようです。ぽぽさんが速いヴィブラートは苦手とおっしゃっていますが、どのくらいの速さのヴィブラートが苦手なのでしょうか?
自分は、1秒あたり3~6回(振幅)程度の範囲でヴィブラートの速さを変化させられますが、1秒あたり7回が1つのカベとなっています。1秒当たり8~10回のヴィブラートがかけられたら、もっと表現の幅が広がるのに、と思いますが、今のところ、そういう速いヴィブラートはかけられない状況です。1秒あたり8回程度のヴィブラートを、ある特定の短い音(1秒程度)に、かけることはできますが、継続的にかけることはできない、という状況です。
こうした速いヴィブラートをマスターするためのコツがありましたら、ご教示いただけると助かります。引き続きよろしくお願いします。
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