[33749]
バイオリンの音色
投稿日時:2007年05月31日 01:46
投稿者:ぴらっち(ID:IyRoFmg)
バイオリンを始めて一年になる者です。
今までは音を(音程)をたどるのに必死だったので
バイオリンの音色まで気が回っていなかったのですが
実にいろんな音があるものなんですね。
それに気がつき始めて感動の日々です。
弾く人によっても音が違うというのもすごいですね。
私の先生が弾く私のバイオリンの音はすごくやさしくきれいなので
私がこの音を出すのも(近い音を)不可能ではないと思うと
今までとは練習するときの気持ちまで違ってきました。
初心者の呟きを読んでくださってありがとうございました!
今までは音を(音程)をたどるのに必死だったので
バイオリンの音色まで気が回っていなかったのですが
実にいろんな音があるものなんですね。
それに気がつき始めて感動の日々です。
弾く人によっても音が違うというのもすごいですね。
私の先生が弾く私のバイオリンの音はすごくやさしくきれいなので
私がこの音を出すのも(近い音を)不可能ではないと思うと
今までとは練習するときの気持ちまで違ってきました。
初心者の呟きを読んでくださってありがとうございました!
ヴァイオリン掲示板に戻る
2 / 2 ページ [ 12コメント ]
【ご参考】
[33791]
Re: バイオリンの音色
投稿日時:2007年06月04日 21:59
投稿者:Stander-by(ID:I5kJhSE)
catgutさんの下記のカキコはユーモアに満ちていますね。
まぁ多少遊ぶのも息を抜くには無益ではない。
ただし私の知る限りでは下記にひとつも該当せず、しかも「こもった」音の楽器はいくらでも(ほんとに気の毒ですが)ころがっています。
本人は大まじめでこもった楽器で練習していますが…
>>>>>>>>>>>>>>>・表板が極端に厚い(またはグラデーションが悪い)・1/8以下の分数楽器
・駒が厚すぎる・魂柱が長すぎる(きつすぎる)・消音器をつけている・弓の毛がばらけている・あご当ての金具が表板に当たってしまい表板の振動を弱めている
まぁ多少遊ぶのも息を抜くには無益ではない。
ただし私の知る限りでは下記にひとつも該当せず、しかも「こもった」音の楽器はいくらでも(ほんとに気の毒ですが)ころがっています。
本人は大まじめでこもった楽器で練習していますが…
>>>>>>>>>>>>>>>・表板が極端に厚い(またはグラデーションが悪い)・1/8以下の分数楽器
・駒が厚すぎる・魂柱が長すぎる(きつすぎる)・消音器をつけている・弓の毛がばらけている・あご当ての金具が表板に当たってしまい表板の振動を弱めている
[33794]
Re: バイオリンの音色
投稿日時:2007年06月05日 07:55
投稿者:catgut(ID:OBGCBTk)
ひつじさま、
A=415Hzでの調弦は、「バロックヴァイオリン」の演奏でよく使われます。
200年ほど前は、正確に決まっていたわけではありませんが、現在より低めの調弦で演奏されることが多かったので、現在でもこのようにする習慣があります。弦の張力が高すぎると、かえって楽器の振動を止めてしまう
ことがあるようです。
ストラディヴァリなど200年以上前のヴァイオリン製作者は現在より低い音程で最高の音になるように(当時の基準音程で最高になるように)製作していたことでしょう。
Stander-byさま、
私も「こもった音」の楽器が現実に多数存在していることは知っていますが、その多くは調整不足だと思います。安物の楽器は調整の結果「こもった音」になるというよりは「金属的に響く音になる」ことのほうが多いと思います。
A=415Hzでの調弦は、「バロックヴァイオリン」の演奏でよく使われます。
200年ほど前は、正確に決まっていたわけではありませんが、現在より低めの調弦で演奏されることが多かったので、現在でもこのようにする習慣があります。弦の張力が高すぎると、かえって楽器の振動を止めてしまう
ことがあるようです。
ストラディヴァリなど200年以上前のヴァイオリン製作者は現在より低い音程で最高の音になるように(当時の基準音程で最高になるように)製作していたことでしょう。
Stander-byさま、
私も「こもった音」の楽器が現実に多数存在していることは知っていますが、その多くは調整不足だと思います。安物の楽器は調整の結果「こもった音」になるというよりは「金属的に響く音になる」ことのほうが多いと思います。
[33810]
Re: バイオリンの音色
投稿日時:2007年06月07日 00:20
投稿者:catgut(ID:OBGCBTk)
「楽器の物理学 N,H. フレッチャー (著), T.D. ロッシング (著)」という本に
音響学でのヴァイオリンの音色に関する研究の紹介がありました。
「イタリアの古いヴァイオリン」の音を分析すると、一定周波数を越えると
高周波が急にさがり、人間の声(オペラ歌手の声)に似た波形
(フォルマント)になっているそうです。
新作や安物のヴァイオリンでは高周波があまり下がりません。
これらはこもった音というよりはどちらかといえば硬い音(高周波が多い音)
になる傾向があるのでしょう。
音響学でのヴァイオリンの音色に関する研究の紹介がありました。
「イタリアの古いヴァイオリン」の音を分析すると、一定周波数を越えると
高周波が急にさがり、人間の声(オペラ歌手の声)に似た波形
(フォルマント)になっているそうです。
新作や安物のヴァイオリンでは高周波があまり下がりません。
これらはこもった音というよりはどちらかといえば硬い音(高周波が多い音)
になる傾向があるのでしょう。
ヴァイオリン掲示板に戻る
2 / 2 ページ [ 12コメント ]