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ヴァイオリンの練習方法(アイデア特集)
投稿日時:2007年06月07日 20:14
投稿者:そばボウロ(ID:JXVHcFg)
ヴァイオリンの練習について、面白いアイデアを出し合うスレッドです。
最近ボウイングの練習をしているときに、面白い練習方法を考案したので書きます。
①弓の持ち方(グリップ)を柔軟で安定したものにするための練習
通常、弓は右手の5本の指で持つわけですが、中指と薬指は使わずに、人差し指、小指、親指の3本だけで弓を持ってボウイングの練習をします。このとき、中指と薬指は丸めて手のヒラにつけるようにしても良いですし、単純にスティックやフロッグに当たらないように浮かせるだけでも良いので、とにかく、中指と薬指は弓に触れない状態を強制的に作り出して下さい。
この状態で、ロングトーン、移弦、スピッカートなどいろいろなボウイングの練習をします。
中指や薬指がリキミがちで音が硬くなる人は、この練習をすると、だいぶ矯正されると思います。
この練習をやった後に、普通に持って弾くと、すごく弾き易く感じ、手の力が抜けて楽に持てるようになります。結果的に、音が柔らかく伸びやかになり、同時に、弓の動きが安定します。
この練習方法は、自分の知る限りでは本には載ってないと思います。(自分では、自分で考案したオリジナルの練習方法だと思ってます)
こんな感じで皆さんも面白い練習方法を書き込んでみて下さい。
最近ボウイングの練習をしているときに、面白い練習方法を考案したので書きます。
①弓の持ち方(グリップ)を柔軟で安定したものにするための練習
通常、弓は右手の5本の指で持つわけですが、中指と薬指は使わずに、人差し指、小指、親指の3本だけで弓を持ってボウイングの練習をします。このとき、中指と薬指は丸めて手のヒラにつけるようにしても良いですし、単純にスティックやフロッグに当たらないように浮かせるだけでも良いので、とにかく、中指と薬指は弓に触れない状態を強制的に作り出して下さい。
この状態で、ロングトーン、移弦、スピッカートなどいろいろなボウイングの練習をします。
中指や薬指がリキミがちで音が硬くなる人は、この練習をすると、だいぶ矯正されると思います。
この練習をやった後に、普通に持って弾くと、すごく弾き易く感じ、手の力が抜けて楽に持てるようになります。結果的に、音が柔らかく伸びやかになり、同時に、弓の動きが安定します。
この練習方法は、自分の知る限りでは本には載ってないと思います。(自分では、自分で考案したオリジナルの練習方法だと思ってます)
こんな感じで皆さんも面白い練習方法を書き込んでみて下さい。
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[ 5コメント ]
[33816]
Re: ヴァイオリンの練習方法(アイデア特集)
投稿日時:2007年06月07日 20:28
投稿者:まるボウロ(ID:Jpk5KJQ)
そんな中途半端ではなく、人差し指と親指だけで
弾いてみてくださいな。
もっと良い練習になりますよ。
弾いてみてくださいな。
もっと良い練習になりますよ。
[33817]
Re: ヴァイオリンの練習方法(アイデア特集)
投稿日時:2007年06月07日 22:30
投稿者:そば(ID:mCKTBEA)
まるボウロさん、早速のお返事ありがとうございます。
人差し指、小指、親指の3本だけでも結構難しいのに、小指まで外してしまうと、超厳しいです。
だいぶ前になりますが、先生の指示で、親指と中指だけで弓を持ってボウイングの練習をさせられたことがあったのを思い出しました。先生曰く「親指と中指で作られる環(輪:リング)を意識すれば、ボウイングが安定する」と。
まるボウロさんの方法を応用すると、親指と薬指、とか、親指と小指、とか2本の指だけで持って弾く練習も考えられますね。
右手の指1本1本が、それぞれ能力UPして「いい仕事」をしてくれるようになれば、5本の指を組み合わさったときには、もはや、弓が震えたり・ブレたりすることは無くなってしまう、と思います。
自由自在なボウイングをマスターしたいものです。
人差し指、小指、親指の3本だけでも結構難しいのに、小指まで外してしまうと、超厳しいです。
だいぶ前になりますが、先生の指示で、親指と中指だけで弓を持ってボウイングの練習をさせられたことがあったのを思い出しました。先生曰く「親指と中指で作られる環(輪:リング)を意識すれば、ボウイングが安定する」と。
まるボウロさんの方法を応用すると、親指と薬指、とか、親指と小指、とか2本の指だけで持って弾く練習も考えられますね。
右手の指1本1本が、それぞれ能力UPして「いい仕事」をしてくれるようになれば、5本の指を組み合わさったときには、もはや、弓が震えたり・ブレたりすることは無くなってしまう、と思います。
自由自在なボウイングをマスターしたいものです。
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Re: ヴァイオリンの練習方法(アイデア特集)
投稿日時:2007年06月07日 23:21
投稿者:通りすがり(ID:IBIIcHY)
ご指摘の練習法はメニューイン著のバイオリン奏法に詳しく記載されています。そのほかヨガを取り入れたりいろいろな練習法が記載されています。興味がおありでしたらご一読をお勧めします。
[33819]
Re: ヴァイオリンの練習方法(アイデア特集)
投稿日時:2007年06月07日 23:37
投稿者:すいか(ID:J1IBmUk)
右手小指が反り返ってつってしまうのですが、効果的な練習方法教えていただけませんでしょうか
[33851]
Re: ヴァイオリンの練習方法(アイデア特集)
投稿日時:2007年06月13日 20:11
投稿者:Green Tea(ID:MjFwR1I)
練習の方法ではないんですが、最近、発見したコツがあるのでお知らせします。
弓を持つときに人差し指に力が入らないようにするためのコツです。人差し指がりきむと手首や腕の動きも硬くなってしまい音が硬くなりますので、人差し指をリラックスさせたいわけですが、それを実現するためのコツを書きます。
まずは、いつもどおり普通に弓を持ちます。それから、右手の人差し指を伸ばし気味にして、人差し指と中指を軽くくっつけます。中指、薬指、小指は軽く丸みを帯びた形にします。親指も「く」の字に近い状態に軽く丸みを帯びた状態にします。
この状態で弾くと、音が柔らかくなりますし、弓の震えも生じにくくなります。
このコツは、誰かに教えてもらったわけではなく、ベンヤミン・シュミットというウィーンのソリストのCDのジャケット写真の演奏姿を見て、それを真似しながら思いついたことです。
下記にそのCDの紹介をしますので、パソコン上でご覧になってみて下さい。実際のCDのジャケットだともっときれいに見えますが、パソコン上でもある程度わかるかと思います。
ベンヤミン・シュミットの写真を見ると良くわかりますが、人差し指は、ごくわずかに柔らかく丸みを帯びてますが、基本的には真っ直ぐに伸ばしています。
元弓ではこの写真のように人差し指を伸ばしますが、先弓では伸ばし気味を保ちつつも人差し指は若干曲がります。
元弓で人差し指を伸ばすと、弓や弦に重みがかかり過ぎることがないので、スムースに柔らかく弓を返すことができます。
この新しい弓の持ち方に替えてから、スピッカートが上達しましたし、重音のハモリに厚みが加わりました。
弓の持ち方がしっくりきてない方は試してみて下さい。
P.S. ブラームスからヴァイオリン協奏曲を捧げられた(ブラームスの親友の)ヨーゼヒ・ヨアヒム(19世紀後半の大ヴァイオリニスト)は、人差し指(の重み)はあまり使わずに演奏していたそうです。本当かどうかわかりませんが、ヨアヒムは演奏中に人差し指があまり弓身に触れていなかった、という話も残されています。これらは本で読んだことです。
このことからも、ボウイングにおいて人差し指の力を抜いて楽にする、というのは大事だということがわかります。
私は本でこのことを知った直後に、たまたまベンヤミン・シュミットのCDを買ったところ、まさにそういう弓の持ち方をしていたので、自分でも試してみたところ、早速素晴らしい効果が出たところです。
【参考となるジャケット写真】
ベンヤミン・シュミットによるバッハの無伴奏全曲
ttp://www.amazon.co.jp/%E3%83%90%E3%83%83%E3%83%8F-%E7%84%A1%E4%BC%B4%E5%A5%8F%E3%83%B4%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%82%AA%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%82%BD%E3%83%8A%E3%82%BF-%E3%83%91%E3%83%AB%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%BC%E3%82%BF-%E3%82%B7%E3%83%A5%E3%83%9F%E3%83%83%E3%83%88-%E3%83%99%E3%83%B3%E3%83%A4%E3%83%9F%E3%83%B3/dp/B00005HKKX/ref=sr_1_8/503-2753034-2235947?ie=UTF8&s=music&qid=1181731738&sr=1-8
ベンヤミン・シュミットによるヴァイオリン小品集
ttp://www.hmv.co.jp/product/detail/1931669
弓を持つときに人差し指に力が入らないようにするためのコツです。人差し指がりきむと手首や腕の動きも硬くなってしまい音が硬くなりますので、人差し指をリラックスさせたいわけですが、それを実現するためのコツを書きます。
まずは、いつもどおり普通に弓を持ちます。それから、右手の人差し指を伸ばし気味にして、人差し指と中指を軽くくっつけます。中指、薬指、小指は軽く丸みを帯びた形にします。親指も「く」の字に近い状態に軽く丸みを帯びた状態にします。
この状態で弾くと、音が柔らかくなりますし、弓の震えも生じにくくなります。
このコツは、誰かに教えてもらったわけではなく、ベンヤミン・シュミットというウィーンのソリストのCDのジャケット写真の演奏姿を見て、それを真似しながら思いついたことです。
下記にそのCDの紹介をしますので、パソコン上でご覧になってみて下さい。実際のCDのジャケットだともっときれいに見えますが、パソコン上でもある程度わかるかと思います。
ベンヤミン・シュミットの写真を見ると良くわかりますが、人差し指は、ごくわずかに柔らかく丸みを帯びてますが、基本的には真っ直ぐに伸ばしています。
元弓ではこの写真のように人差し指を伸ばしますが、先弓では伸ばし気味を保ちつつも人差し指は若干曲がります。
元弓で人差し指を伸ばすと、弓や弦に重みがかかり過ぎることがないので、スムースに柔らかく弓を返すことができます。
この新しい弓の持ち方に替えてから、スピッカートが上達しましたし、重音のハモリに厚みが加わりました。
弓の持ち方がしっくりきてない方は試してみて下さい。
P.S. ブラームスからヴァイオリン協奏曲を捧げられた(ブラームスの親友の)ヨーゼヒ・ヨアヒム(19世紀後半の大ヴァイオリニスト)は、人差し指(の重み)はあまり使わずに演奏していたそうです。本当かどうかわかりませんが、ヨアヒムは演奏中に人差し指があまり弓身に触れていなかった、という話も残されています。これらは本で読んだことです。
このことからも、ボウイングにおいて人差し指の力を抜いて楽にする、というのは大事だということがわかります。
私は本でこのことを知った直後に、たまたまベンヤミン・シュミットのCDを買ったところ、まさにそういう弓の持ち方をしていたので、自分でも試してみたところ、早速素晴らしい効果が出たところです。
【参考となるジャケット写真】
ベンヤミン・シュミットによるバッハの無伴奏全曲
ttp://www.amazon.co.jp/%E3%83%90%E3%83%83%E3%83%8F-%E7%84%A1%E4%BC%B4%E5%A5%8F%E3%83%B4%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%82%AA%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%82%BD%E3%83%8A%E3%82%BF-%E3%83%91%E3%83%AB%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%BC%E3%82%BF-%E3%82%B7%E3%83%A5%E3%83%9F%E3%83%83%E3%83%88-%E3%83%99%E3%83%B3%E3%83%A4%E3%83%9F%E3%83%B3/dp/B00005HKKX/ref=sr_1_8/503-2753034-2235947?ie=UTF8&s=music&qid=1181731738&sr=1-8
ベンヤミン・シュミットによるヴァイオリン小品集
ttp://www.hmv.co.jp/product/detail/1931669
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