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環境破壊と弦楽器
投稿日時:2007年06月16日 08:40
投稿者:Bellini(ID:JyADN4Q)
最近、やたら安い楽器、コストパフォーマンスを求めるユーザが増えているようにお見受けし、それを需要ととらえて大量生産に励む国内外のメーカーが増えているようです。中国に限らず最近では東欧の楽器も増えています。団塊の世代の大量退職者、比較的お金に余裕のない若い世代のアマチュアが買い求めているのでしょうか。
弦楽器を一台作るには相応の木材が消費されているはずです。需要があれば何でもいいという企業(あるいは職人)の利己主義がいつまでも許されていいのでしょうか。より豊かな生活は送りたい・脱カーボン(二酸化炭素など)削減もしたいなんて無視の良い話はだんだんありえない世の中になっています。なのに木をどんどん伐採し、どんどん大量生産を行う。そしてそれらは使い捨てが多い。弦楽器を販売する企業経営者のみなさん、メーカーのみなさん、そんなに「環境破壊」に手を染めていいんでしょうか。少しは「罪悪」を感じていらっしゃるのでしょうか。ストラディバリ以降イタリーで衰退した弦楽器製作、私は自然環境保護にはかなり役立ってのではないかと思います。伝統が切れたことで森林が逆に守られたのではないかと思います。
弦楽器を一台作るには相応の木材が消費されているはずです。需要があれば何でもいいという企業(あるいは職人)の利己主義がいつまでも許されていいのでしょうか。より豊かな生活は送りたい・脱カーボン(二酸化炭素など)削減もしたいなんて無視の良い話はだんだんありえない世の中になっています。なのに木をどんどん伐採し、どんどん大量生産を行う。そしてそれらは使い捨てが多い。弦楽器を販売する企業経営者のみなさん、メーカーのみなさん、そんなに「環境破壊」に手を染めていいんでしょうか。少しは「罪悪」を感じていらっしゃるのでしょうか。ストラディバリ以降イタリーで衰退した弦楽器製作、私は自然環境保護にはかなり役立ってのではないかと思います。伝統が切れたことで森林が逆に守られたのではないかと思います。
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【ご参考】
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Re: 環境破壊と弦楽器
投稿日時:2007年06月20日 02:09
投稿者:catgut(ID:MHNBMHM)
確か2005年のSTRAD誌の記事にあったと思いますが、中国のメーカーには中国の建設ラッシュで出た大量の古材を買い取って使用しているところがあるそうです。
なお、鈴木バイオリンの最盛期には輸出だけでヴァイオリンを年間10万挺、弓を50万本生産していたということです。
なお、鈴木バイオリンの最盛期には輸出だけでヴァイオリンを年間10万挺、弓を50万本生産していたということです。
[33904]
Re: 環境破壊と弦楽器
投稿日時:2007年06月20日 02:48
投稿者:父娘でVn始めました(ID:IDcSBEU)
rioさま。その道のプロのお言葉、心して受け止めなければ、と思いました。
catgutさま、鈴木の最盛期、凄い数ですね。びっくりです。日本の人件費が昨今の中国のような国際競争力を持ちえた時代の話なのでしょう。
catgutさま、鈴木の最盛期、凄い数ですね。びっくりです。日本の人件費が昨今の中国のような国際競争力を持ちえた時代の話なのでしょう。
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Re: 環境破壊と弦楽器
投稿日時:2007年06月20日 07:12
投稿者:pochi(ID:SBdYcmA)
急に環境問題に目覚めた企業が多いのは、
ttp://www.jqa.jp/
ここら辺の14001。元々EUの国際競争力低下防止の為の言い訳とも云われる。官経問題とも云える。
住友金属鉱山は、丁寧に全部取り尽くすのを社是としているんだそうな。粗っぽく採掘してもトータルで稼げる金額は変わらないのだそうな。
石炭なら海外では露天掘りの他、分厚い石炭層を地表に出す為に爆破して地層破壊する方法もあるのだそうな。日本で有名なのは、北炭夕張の瓦斯突出事故。薄い石炭層を地中深く迄無理矢理掘るから事故も起きる。
フェロシルトの石原産業は、マンガン等の非鉄金属鉱山で成長した。マンガンは鉄の粘りを出す為の軍需物資だった。鉱毒と朝鮮人徴用で問題に成っていたはず。マンガンなら、京都・京北町には博物館もあるから、行ってみるとよい。
山師は、足尾以来、鉱毒訴訟等で敗訴続きだから、環境問題に敏感なのであって、嘗て酷かったのは周知の通り。江戸時代からの銅吹きで木が枯れたりしていたのだそうな。今でも大阪の低酷ホテルの辺りの土壌は重金属で汚染されているらしい。
楽器での環境破壊を云々するのは、原発が捕鯨反対運動に献金している事を想起させる。「より大きな無駄を創りだす為に、小さな無駄を取上げる」のが環境問題の勘所。
流石suzuchin氏、単純明快で解り易い。岡本利権の関係者かと思った。タイヤもあるよ。昔はコンニャクで口減らしをしていたなんていう話も聞くね。木枯紋次郎にも出て来るね。
ペルナンブーコは赤い染料として使われていた。ヴィヨームは、家具も作っていたらしい。今では資源枯渇で伯剌西爾が厳しい輸出制限を掛けているが、批判も多い。
飛行機が飛ばない飛行場、船が来ない港湾、人が行かない公民館、使い道の無いダム、果ては、万里の長城、ピラミッド、戦争、全て無駄を作りだす為の方便。ポトラックと繋がる。
ttp://www.jqa.jp/
ここら辺の14001。元々EUの国際競争力低下防止の為の言い訳とも云われる。官経問題とも云える。
住友金属鉱山は、丁寧に全部取り尽くすのを社是としているんだそうな。粗っぽく採掘してもトータルで稼げる金額は変わらないのだそうな。
石炭なら海外では露天掘りの他、分厚い石炭層を地表に出す為に爆破して地層破壊する方法もあるのだそうな。日本で有名なのは、北炭夕張の瓦斯突出事故。薄い石炭層を地中深く迄無理矢理掘るから事故も起きる。
フェロシルトの石原産業は、マンガン等の非鉄金属鉱山で成長した。マンガンは鉄の粘りを出す為の軍需物資だった。鉱毒と朝鮮人徴用で問題に成っていたはず。マンガンなら、京都・京北町には博物館もあるから、行ってみるとよい。
山師は、足尾以来、鉱毒訴訟等で敗訴続きだから、環境問題に敏感なのであって、嘗て酷かったのは周知の通り。江戸時代からの銅吹きで木が枯れたりしていたのだそうな。今でも大阪の低酷ホテルの辺りの土壌は重金属で汚染されているらしい。
楽器での環境破壊を云々するのは、原発が捕鯨反対運動に献金している事を想起させる。「より大きな無駄を創りだす為に、小さな無駄を取上げる」のが環境問題の勘所。
流石suzuchin氏、単純明快で解り易い。岡本利権の関係者かと思った。タイヤもあるよ。昔はコンニャクで口減らしをしていたなんていう話も聞くね。木枯紋次郎にも出て来るね。
ペルナンブーコは赤い染料として使われていた。ヴィヨームは、家具も作っていたらしい。今では資源枯渇で伯剌西爾が厳しい輸出制限を掛けているが、批判も多い。
飛行機が飛ばない飛行場、船が来ない港湾、人が行かない公民館、使い道の無いダム、果ては、万里の長城、ピラミッド、戦争、全て無駄を作りだす為の方便。ポトラックと繋がる。
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