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アメリカの楽器について教えてください
投稿日時:2007年06月24日 10:59
投稿者:AS(ID:KZRGcRE)
アメリカの楽器について教えてください。
有名製作家
特徴(作り、音色)
価格
歴史
スクール
などなど。
有名製作家
特徴(作り、音色)
価格
歴史
スクール
などなど。
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1 / 5 ページ [ 45コメント ]
[33939]
Re: アメリカの楽器について教えてください
投稿日時:2007年06月24日 16:47
投稿者:QB(ID:EIkyUXQ)
そりゃ難しい。。。
アメリカでも、ドイツで習ってきた人たちも居れば、イタリアで習ってきた人も居るし、イギリス系も居る、、、
また、それらの人にアメリカで弟子入りしたした(いわゆる孫弟子筋の)人も居る、、、
さらに、趣味がこうじて、もしくは木工の延長で、、師事した人もいれば、独学で、、という人も実は居る
一般的に比較的有名なのは、シカゴ近辺のグループや、NY方面のグループ、南部にちらほら、西海岸にもそれぞれ有名なオーケストラや学校の有る周辺に散らばっています。。。
まずはVSAあたりに入賞している人たちをお調べになってみてはいかがでしょう?
それか、、有名どころではAnn arborのAlf Studioあたりの筋からご覧になってみては。。
個人的にはLA近郊、Studio CityのBenningさんも好きです。
答えになっていませんが、「アメリカ」でひとくくりにするのはとっても難しいという事は言えます。
値段の見当は、健全な範囲(?)だと思います。
例えば、、比較的参考になりそうなリストです
tp://johnsonstring.com/cgi-bin/instrumentsearch/instrumentsearch.cgi?instrument=A-VN
アメリカでも、ドイツで習ってきた人たちも居れば、イタリアで習ってきた人も居るし、イギリス系も居る、、、
また、それらの人にアメリカで弟子入りしたした(いわゆる孫弟子筋の)人も居る、、、
さらに、趣味がこうじて、もしくは木工の延長で、、師事した人もいれば、独学で、、という人も実は居る
一般的に比較的有名なのは、シカゴ近辺のグループや、NY方面のグループ、南部にちらほら、西海岸にもそれぞれ有名なオーケストラや学校の有る周辺に散らばっています。。。
まずはVSAあたりに入賞している人たちをお調べになってみてはいかがでしょう?
それか、、有名どころではAnn arborのAlf Studioあたりの筋からご覧になってみては。。
個人的にはLA近郊、Studio CityのBenningさんも好きです。
答えになっていませんが、「アメリカ」でひとくくりにするのはとっても難しいという事は言えます。
値段の見当は、健全な範囲(?)だと思います。
例えば、、比較的参考になりそうなリストです
tp://johnsonstring.com/cgi-bin/instrumentsearch/instrumentsearch.cgi?instrument=A-VN
[33949]
Re: アメリカの楽器について教えてください
投稿日時:2007年06月25日 00:31
投稿者:消息不通(ID:J3WEI3A)
[12439]
Re: G.B.M.その他新作楽器に就いて、 violink氏
[04/05/14 5:32:18]
の書き込みにセルジオ・プレッソン(Peresson?)
という物故したアメリカ作家(イタリア生まれ)に言及し、さらに、
>>プレッソン以外の主要な米国のメーカーについては、Joseph Curtin, Gregg Alf, Samuel Zygmuntowicz, Luiz Belliniをほぼ同等と見ています。
...........
とあります。卓見ですね。イリノイ州のMatsuda(日本系らしい)という作家も多数製作しています。
上記作家たちは東欧名、イタリア名、日本名、ユダヤ名などさまざまですね。アメリカの独奏家は新作をかなり使いますよ。フリードマンやカーラーもそうですし、オーケストラ奏者、室内楽奏者にもかなりいます。
オールド仕上げの新作が多いのはイタリア作家とは違いますね。
豊な国ですから優秀な作者が沢山いておおくの需要を抱えていると思います。
[12439]
Re: G.B.M.その他新作楽器に就いて、
投稿日時:2004年05月14日 05:32
投稿者:violink(ID:mSSDGGA)
全くの私見ですが。。。
フランチェスコ・ビソロッティについては、20、30年前の楽器については高く評価します。GBMについても同様です。最近のものは、工房のいろいろな人の手が入っているものが多く、本人作がどうなのか分かりません。
なお、個人的に現存するイタリアのメーカーで最も評価するメーカーは、Guicciardiと Mario Gaddaですが、Bruno Montagneについては、将来的にFerdinando Garimbertiに匹敵する楽器に成長し得ると見ています。
セルジオ・プレッソンについては70年代までの楽器を高く評価します。80年代半ばに彼のデルジェスモデルが有名になってから、クォリティーが落ちたと見ています。
プレッソン以外の主要な米国のメーカーについては、Joseph Curtin, Gregg Alf, Samuel Zygmuntowicz, Luiz Belliniをほぼ同等と見ています。
フランチェスコ・ビソロッティについては、20、30年前の楽器については高く評価します。GBMについても同様です。最近のものは、工房のいろいろな人の手が入っているものが多く、本人作がどうなのか分かりません。
なお、個人的に現存するイタリアのメーカーで最も評価するメーカーは、Guicciardiと Mario Gaddaですが、Bruno Montagneについては、将来的にFerdinando Garimbertiに匹敵する楽器に成長し得ると見ています。
セルジオ・プレッソンについては70年代までの楽器を高く評価します。80年代半ばに彼のデルジェスモデルが有名になってから、クォリティーが落ちたと見ています。
プレッソン以外の主要な米国のメーカーについては、Joseph Curtin, Gregg Alf, Samuel Zygmuntowicz, Luiz Belliniをほぼ同等と見ています。
[04/05/14 5:32:18]
の書き込みにセルジオ・プレッソン(Peresson?)
という物故したアメリカ作家(イタリア生まれ)に言及し、さらに、
>>プレッソン以外の主要な米国のメーカーについては、Joseph Curtin, Gregg Alf, Samuel Zygmuntowicz, Luiz Belliniをほぼ同等と見ています。
...........
とあります。卓見ですね。イリノイ州のMatsuda(日本系らしい)という作家も多数製作しています。
上記作家たちは東欧名、イタリア名、日本名、ユダヤ名などさまざまですね。アメリカの独奏家は新作をかなり使いますよ。フリードマンやカーラーもそうですし、オーケストラ奏者、室内楽奏者にもかなりいます。
オールド仕上げの新作が多いのはイタリア作家とは違いますね。
豊な国ですから優秀な作者が沢山いておおくの需要を抱えていると思います。
[33951]
Re: アメリカの楽器について教えてください
投稿日時:2007年06月25日 06:33
投稿者:TRILL(ID:JyADN4Q)
アメリカの楽器って質問の仕方が少しおかしいです。
アメリカ国内に在住しているメーカーということなんでしょうか。
この質問は聞き方があまりにレベルが低いと思います。
松田鉄雄さんはあまりに有名ですが、他にもたくさんの日本人メーカーがいらっしゃるようです。Bein & Fushiのページにも紹介されています。でも国内ではやはりイタリーのラベルが人気ありますよね。
アメリカ国内に在住しているメーカーということなんでしょうか。
この質問は聞き方があまりにレベルが低いと思います。
松田鉄雄さんはあまりに有名ですが、他にもたくさんの日本人メーカーがいらっしゃるようです。Bein & Fushiのページにも紹介されています。でも国内ではやはりイタリーのラベルが人気ありますよね。
[33952]
Re: アメリカの楽器について教えてください
投稿日時:2007年06月25日 07:09
投稿者:AS(ID:KZRGcRE)
確かに質問の仕方が悪かったですね。
より具体的に、ということであれば。
質問①
「アメリカ的な良い楽器」の「アメリカ的」とは何か?
イタリア的、日本的、な良さ、なんてことは実際あるのでしょうか?
質問②
製作者について。
アメリカで活躍し知名度があり、評価の高い製作家が誰なのか?
また、それらはなぜ有名なのか?
過去におけるイタリア、フランス、ドイツ、イギリス、などとの違いは?
質問③
なぜ、現在の製作家でイタリアばかりがもてはやされるのか?
日本でアメリカの製作家の作品が出回らないのはなぜか?
以上三つ。
答えられる人がいたら、教えてください。
より具体的に、ということであれば。
質問①
「アメリカ的な良い楽器」の「アメリカ的」とは何か?
イタリア的、日本的、な良さ、なんてことは実際あるのでしょうか?
質問②
製作者について。
アメリカで活躍し知名度があり、評価の高い製作家が誰なのか?
また、それらはなぜ有名なのか?
過去におけるイタリア、フランス、ドイツ、イギリス、などとの違いは?
質問③
なぜ、現在の製作家でイタリアばかりがもてはやされるのか?
日本でアメリカの製作家の作品が出回らないのはなぜか?
以上三つ。
答えられる人がいたら、教えてください。
[33953]
Re: アメリカの楽器について教えてください
投稿日時:2007年06月25日 08:12
投稿者:catgut(ID:IjUBkXM)
アメリカのヴァイオリン製作の歴史についてまとめたサイトです。
大変貴重な写真があります。
ttp://www.easthamptonviolin.com/easthamptonviolin/early.html
大変貴重な写真があります。
ttp://www.easthamptonviolin.com/easthamptonviolin/early.html
[33969]
Re: アメリカの楽器について教えてください
投稿日時:2007年06月26日 12:54
投稿者:思わず書いちゃうよ(ID:FUUXInk)
==>33952
これに回答できる偉大な楽器評論家がいたら尊敬します。
誰も書かないようですので、意見です:
国籍や民族による差より、社会的経済的背景が大きいでしょうね。
クXXナの新作の8割は極東向けですが、極東ではイタリア名できれいな概観なら消費者が喜びます。その流れに沿って業界が成立しております。一方チェコを含む中央東欧楽器は嘗て流通経路がありましたが、いまは業界の構造上流れて来ません。アメリカの楽器も流れてこないので知りようがない、というのが極東ヴァイオリン市場の実体ですね。
ウィニアフスキやチャイコフスキーなどのコンペティションの実績や、盛んな交流や情報の豊富さからして、アメリカ的、日本的などという概念は難しいですね。イタリア的といっても「極東市場に喜ばれる概観」という共通点以外には何が言えるのかな。鳴る楽器もあり、信じられないほど鳴らない楽器もあり、それでも8割出してくるので、なにをかいわんやです。
アメリカン人は合理的ですね。自国内である程度使用に耐える楽器が一定数あればそれを使う。見習いたい考え方です。そうすれば作者も育ちますよね。ショップにほとんど国産を置かない極東市場って何かしら。
これに回答できる偉大な楽器評論家がいたら尊敬します。
誰も書かないようですので、意見です:
国籍や民族による差より、社会的経済的背景が大きいでしょうね。
クXXナの新作の8割は極東向けですが、極東ではイタリア名できれいな概観なら消費者が喜びます。その流れに沿って業界が成立しております。一方チェコを含む中央東欧楽器は嘗て流通経路がありましたが、いまは業界の構造上流れて来ません。アメリカの楽器も流れてこないので知りようがない、というのが極東ヴァイオリン市場の実体ですね。
ウィニアフスキやチャイコフスキーなどのコンペティションの実績や、盛んな交流や情報の豊富さからして、アメリカ的、日本的などという概念は難しいですね。イタリア的といっても「極東市場に喜ばれる概観」という共通点以外には何が言えるのかな。鳴る楽器もあり、信じられないほど鳴らない楽器もあり、それでも8割出してくるので、なにをかいわんやです。
アメリカン人は合理的ですね。自国内である程度使用に耐える楽器が一定数あればそれを使う。見習いたい考え方です。そうすれば作者も育ちますよね。ショップにほとんど国産を置かない極東市場って何かしら。
[33970]
Re: アメリカの楽器について教えてください
投稿日時:2007年06月26日 15:00
投稿者:QB(ID:KBQoYnA)
=>>33969 チャレンジです!(笑
色々例外はあると思いますが、自分なりの見解です
質問①:「アメリカ的な良い楽器」の「アメリカ的」とは何か?
答:すぐ鳴る事、労せずよく鳴る事、見た目がアンティークなこと(特に田舎に行くほどそう!)
質問②:製作者について。
答: >>33949、33953で 既に触れられております。
アメリカでは、やはりVSAの受賞、その他海外の受賞は気にしている人が多いと思います。
その他には、有名楽器店筋にある製作家、有名ソリストの使用楽器等はある程度の評価を受けていると思います。
でも、一般的には気にしていません。
例えばアマチュア向けには中国製が(おそらく日本以上に)標準です。それで十分と思っている人も多いと思います。
質問③:なぜ、現在の製作家でイタリアばかりがもてはやされるのか?
日本でアメリカの製作家の作品が出回らないのはなぜか?
答:純粋に商売上の理由が大半だと思います。日本という市場をマーケティングすると、似た様な結論になると思います。
ヒラリー・ハーンやジョシュア・ベルらが挙ってアメリカ製の楽器をメインに使ったり、例えば密かにレコーディングに使ったりすれば、状況は変わります。
色々例外はあると思いますが、自分なりの見解です
質問①:「アメリカ的な良い楽器」の「アメリカ的」とは何か?
答:すぐ鳴る事、労せずよく鳴る事、見た目がアンティークなこと(特に田舎に行くほどそう!)
質問②:製作者について。
答: >>33949、33953で 既に触れられております。
アメリカでは、やはりVSAの受賞、その他海外の受賞は気にしている人が多いと思います。
その他には、有名楽器店筋にある製作家、有名ソリストの使用楽器等はある程度の評価を受けていると思います。
でも、一般的には気にしていません。
例えばアマチュア向けには中国製が(おそらく日本以上に)標準です。それで十分と思っている人も多いと思います。
質問③:なぜ、現在の製作家でイタリアばかりがもてはやされるのか?
日本でアメリカの製作家の作品が出回らないのはなぜか?
答:純粋に商売上の理由が大半だと思います。日本という市場をマーケティングすると、似た様な結論になると思います。
ヒラリー・ハーンやジョシュア・ベルらが挙ってアメリカ製の楽器をメインに使ったり、例えば密かにレコーディングに使ったりすれば、状況は変わります。
[33971]
Re: アメリカの楽器について教えてください
投稿日時:2007年06月26日 20:21
投稿者:AS(ID:KZRGcRE)
思わず書いちゃうよ さん、QBさん
答えにくい質問に答えていただき、ありがとうございました。
実際、持っている人、使っている人はいるのでしょうか?
もしいたら、その楽器を選らんだ理由や感想をお聞かせください。
答えにくい質問に答えていただき、ありがとうございました。
実際、持っている人、使っている人はいるのでしょうか?
もしいたら、その楽器を選らんだ理由や感想をお聞かせください。
[34022]
Re: アメリカの楽器について教えてください
投稿日時:2007年07月02日 11:57
投稿者:消息不通(ID:FUUXInk)
33952
>>>現在の製作家でイタリアばかりがもてはやされるのか
「イタリアがもてはやされる」のは日本国内的特殊現象。
イタリアの問題でなく、日本の市場の特殊性から来ます。
「リセールヴァリュー」ってのも日本のセールストーク。
>>>現在の製作家でイタリアばかりがもてはやされるのか
「イタリアがもてはやされる」のは日本国内的特殊現象。
イタリアの問題でなく、日本の市場の特殊性から来ます。
「リセールヴァリュー」ってのも日本のセールストーク。
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