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クレモナ新作の国内市場飽和 | ヴァイオリン掲示板

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雑談・その他 26 Comments
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クレモナ新作の国内市場飽和

投稿日時:2007年08月05日 22:12
投稿者:SIMON(ID:JyADN4Q)
今日、都内楽器屋さんに行ったら、店員さんが「新作は投機対象にはならないよ」と平然と言っていた。驚きました。そのお店で数年前に言っていたことと違います。それだけ、国内市場にクレモナ新作が溢れてきたんだろうと思った。まあ、余ったら中国の投資家に売ればいいのかも知れないが、そろそろクレモナ新作も国内では値崩れを起こしそうな予感を感じた。早く適正な価格に戻ってほしいと思う今日この頃です。バブル期に購入した人はかわいそうです。
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Re: クレモナ新作の国内市場飽和

投稿日時:2007年08月05日 22:34
投稿者:父娘でVn始めました(ID:NIAnl3c)
歯科医師さんも弁護士さんも国内は飽和状態だそうで。クレモナ晋作もですか。。。。
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Re: クレモナ新作の国内市場飽和

投稿日時:2007年08月05日 22:48
投稿者:まっしゅるーむ(ID:MjFwR1I)
ちょっと前であれば入荷後すぐに売り切れたようなクレモナの有名製作家の2003年製とか2004年製の(中古でない)新品のヴァイオリンを、展示会や店頭で見かけることがあります。
また250万円の値札がついているクレモナの有名製作家の2007年製の新作ヴァイオリンをしばらく試奏してちょっと買う気を見せると、いきなり20%OFFの200万円を提示してくることがあります。以前ならちょっとしか値引きしてくれなかった楽器なのですが・・・。
既にクレモナ新作楽器の飽和状態は始まっていると言って良いのではないかと思います。SIMONさんがおっしゃるように今後は適正価格で楽器が販売されることを望みたいと思います。
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Re: クレモナ新作の国内市場飽和

投稿日時:2007年08月06日 01:29
投稿者:あい(ID:FleIgVI)
本来のおおよその(日本での)適正価格。

250万  シャーデ レガッティ
200万  ビソロッティ Gモラッシ Pグレイナー
180万  Sモラッシ Cベリ Mイーヴェ DFラザーリ
160万  Sレバッチー FDコスタ オキピンティ Rベルゴンティ
140万  ポルタンティ


誰もが知ってる製作者ですが、おおよそです。数年前、モラッシに
300万をつけている業者がいましたね。金銭感覚が無いと思います。
というか、バイオリン等の弦楽器の価格に対して、なぜか異常なほど
金銭感覚のない世界観です。ギターやマンドリン等の製作精度と音響
の価格との関係を知ると、バイオリン類の価格は異常です。
新作に限らず、イタリアンモダンなんてさらに異常。
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Re: クレモナ新作の国内市場飽和

投稿日時:2007年08月06日 02:13
投稿者:買えない輩のやっかみ(ID:QmKTJmU)
「新作は投機対象にはならないよ」は普通でしょ。

言われて驚く方が普通じゃないと思う。
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Re: クレモナ新作の国内市場飽和

投稿日時:2007年08月06日 03:28
投稿者:catgut(ID:VUc4F1A)
「クレモナにおけるヴァイオリン製作の現状と課題」(大木裕子・古賀広志)
という論文によると、Francesco Bisolottiはクレモナ製作学校は定員が多すぎて質が低下していると考えており、
「製作学校は、多くの問題を抱えており、明日にでもつぶしたほうがよい」
との見解だそうです。
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Re: クレモナ新作の国内市場飽和

投稿日時:2007年08月06日 03:51
投稿者:父娘でVn始めました(ID:NIAnl3c)
ひとりの制作家が本当に丹精込めて造ったら、年間10本しか造れない、とします。たとえばその制作家の価値が世界最高のものとした場合に、その人の年収がたとえば年間1000万円程度が妥当であると仮定すると、単純計算で倉出し一本辺り100万円ですね。
妥当な年収額を2000万円と仮定すると、200万円。
年間制作数を20本とすると、その半分の額。
すべて、あくまでも、たとえば、の話ですよ。

クラギで本物のプロ用は日本の店頭の実売で100万円以上。有名制作家になると軽く2-300万円、時としてそれ以上の場合もあります。
すでに故人の例で言えばたとえばルビオが200-300万円くらいでしょうか。モノが良ければもう少し上がるかも。ルビオのバイオリンはどうでしょう。クレモナでも何でもありませんが。
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Re: クレモナ新作の国内市場飽和

投稿日時:2007年08月06日 07:14
投稿者:SIMON(ID:JyADN4Q)
説明不足で済みません。「驚いた」というのは「そんないい加減な商売をして大丈夫?」という意味で「驚いた」ということです。また「モダン」を掘り出そうと賢明で、その涙ぐましいご苦労に頭が下がります。銀座のY野さんでは、モラッシーの楽器、かなり高いと思われる価格で販売されています。また楽器の扱いがまるでブランド品にようにかなり強い明るい光であてており、それが原因かは定かではありませんが、ニスにしわも寄っていました。あんなに光をあてて大丈夫かと心配になりました。たしかそのお店にHさんという製作でプライズを受賞された方がアドバイザーでおいでになるはずですが、このお店では「宝石などの貴金属」と一緒ですね。でそういうところの販売担当はどこのお店も女性スタッフ。コストが安いのか見栄えで選んでいるのかわかりませんが、質問してもわからず、本当に経営者の品格を疑います。この状況、バブル期に似ていませんか。
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Re: クレモナ新作の国内市場飽和

投稿日時:2007年08月06日 08:11
投稿者:phtlocyanine(ID:kBI1iEA)
数年前とは、EURが、1.3倍から1.4倍にあがっています。
その時点で、200万円のものが260から280万円になってしまっているのではないでしょうか?

私自身、新作が300万円以上するのをみますと、それだけの価値があるか疑問も持ちますが、仕入れ値が以前よりもかかっているのは事実だと思います。
便乗値上げをしている感もありますし、為替のレートが円高になっても価格を数年前に戻すとも思えませんのけど。

そうなってくると、どの様な楽器を購入することが良いのか?教えていただけると幸いです。
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Re: クレモナ新作の国内市場飽和

投稿日時:2007年08月06日 13:29
投稿者:rio(ID:FyZZSJY)
楽器の選択肢が増えてきたことは、喜ばしいことです。

多くの選択肢の中から選べばいいのですから、買う側にとってはいい事のように思います。

なお、投機対象として楽器を購入するのは、絵画・骨董と同じですから、ニーズがなくなれば価格も下がるというのは当然だと思います。(私自身は投機対象としてみることが出来るような、立派な楽器・弓は持ってません)

法による専売制ではないのですから、売る側と買う側の思惑が一致した価格がその時点での相場だと考えます。

インターネットで、高すぎる論議が良くなされますが、なにをもって適正価格なのか根拠がわからず、買う側の論理だけで進んでいる場合が多いと思います。売る側の論理と言うのもたまには聞いてみたいと思います。

特に手工製の楽器・弓は、製作者の知名度・人気度が価格に反映されますので、仕方ないのではないですかね。

車、酒類(日本酒、焼酎、ワイン)、ハインドマーチのエコバック、定価とかけ離れた取引をしている世界はたくさんありますよね。

所詮楽器ですし、おのずと販売量に限界があると思います。
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