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クレモナ新作の国内市場飽和 | ヴァイオリン掲示板

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雑談・その他 26 Comments
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クレモナ新作の国内市場飽和

投稿日時:2007年08月05日 22:12
投稿者:SIMON(ID:JyADN4Q)
今日、都内楽器屋さんに行ったら、店員さんが「新作は投機対象にはならないよ」と平然と言っていた。驚きました。そのお店で数年前に言っていたことと違います。それだけ、国内市場にクレモナ新作が溢れてきたんだろうと思った。まあ、余ったら中国の投資家に売ればいいのかも知れないが、そろそろクレモナ新作も国内では値崩れを起こしそうな予感を感じた。早く適正な価格に戻ってほしいと思う今日この頃です。バブル期に購入した人はかわいそうです。
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Re: クレモナ新作の国内市場飽和

投稿日時:2007年09月09日 21:35
投稿者:GBM好き(ID:JyADN4Q)
有名メーカーについてはパーツ以外全て自分で制作しているわけがありません。中にはいるかも知れませんが、コストを考えないよほど真面目なメーカーでしょうね。おそらく分業体制が確立されていないとGBMのように台数をこなすことはできないと思います。ただ、私はGBM大好きです。全体的な「フォルム」というか、一見して分かる「個性」がとても好きです。ただし、その弟子が問題です。「GBMのもとで修行した」と明記するメーカーが多すぎる。1年・2年でも弟子気取りになってしまうのだから凄い。どんな仕事をやっていたのかもわからない(場合によってはゴミ出し・掃除かも?)徒弟制度はきっと滅茶苦茶です。それを黙っているGBMも懐が大きい、寛大な方なんだろうなと思います。だからいくらそこで修行をしたからといって、やはりGBMブランドは確立できないだろうし、それを超えられない。
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Re: クレモナ新作の国内市場飽和

投稿日時:2007年09月10日 00:16
投稿者:カルボナーレ(ID:EHmTgAc)
GBMってそんなに大量に販売しているのですか?
主に関東の一部の店でしか扱っていないし、かつ新作がすぐに手に入るわけでもなく、例えば[34725]
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Re: クレモナ新作の国内市場飽和

投稿日時:2007年09月08日 22:02
投稿者:koko(ID:KTFFYgk)
3年程前に聞いた話ですがGBMは毎月20台ペースで出荷されたそうです。
幾ら手が早いマスターだからと言ってこの数を1人で製作するのは絶対に無理のようです。
日本の絵画の世界でも似た話を聞きます。
の「3年程前に聞いた話ですがGBMは毎月20台ペースで出荷されたそうです。」も、主たる出荷先は日本でしょうから、それは実感からはほど遠い数です。
Webなどを見ても、いくつかのお店で色々な年代のものが載っているのは見ますが、同じ年代のものがたくさんあるのも見た事がありません。
想像、妄想、うわさ、ではない製作数に関する情報があれば、ご呈示願います。(M親子からの直接聞いた情報であれば確実です。)

多作としても、2週間に一本ペース(同じ工程はまとめて作るとすると、例えば2ヶ月で5本とかのペース)で年間多くて30本程度ではないですか。それを主に日本の声の大きなお店が目玉商品として入手して大々的に宣伝するので、単に目立つだけではないでしょうか。
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Re: クレモナ新作の国内市場飽和

投稿日時:2007年09月10日 01:09
投稿者:GBM好き(ID:JyADN4Q)
主たる輸出先が「日本だけ」と限定するのは危険ではないでしょうか。関東の一部のお店だけではないでしょう。本当に調査されましたか。どっちみち本人が全工程制作するなんて考えにくいので(誰も見ているわけでもないし)、何本制作して、「自分が作った」とラベルを貼っても、買う側がそれを信じるか信じないかの問題だけです。そうなれば「自己満足」の世界です。でもそれでも楽しい人は楽しいと思いますよ。GBMはラベルをみなくても「GBMだ!」を感じさせる風格があります。本人が作っているかどうか知りませんが、そうでえなくともです。「信ずる者は救われる」。
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Re: クレモナ新作の国内市場飽和

投稿日時:2007年09月10日 02:47
投稿者:カルボナーレ(ID:EHmTgAc)
関西では、GBMはほとんど見かけないように思います。
関東のお店の他には、福岡のお店、名古屋のお店、金沢のお店あたりが、若干仕入れているようですが、わずかの数だと考えています。
先に書かれた「台数をこなす」というのがどれくらいの台数かも私にはわかりませんで、是非ご教授いただきたい。

>どっちみち本人が全工程制作するなんて考えにくいので
作っている様子を見た事もないのに、作っていないと言える理由が私にはわかりません。GBMの工房には、すでに独り立ちした弟子ふくめ、多くの人が出入りしていますので、始終仕事ぶりは見られている状況にあり、クレモナの弦楽器作りの大御所としては、手本たるべき姿を示し続ける立場にある、というのが私の理解です。
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Re: クレモナ新作の国内市場飽和

投稿日時:2007年09月10日 07:42
投稿者:complex(ID:GDmCAWQ)
日本人のディーラーが、ラベルを貼っているという話を聞いたことがあります。鑑定書も本物場合もあるそうです。
GBMは無関係のようです。
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Re: クレモナ新作の国内市場飽和

投稿日時:2007年09月10日 10:49
投稿者:yas(ID:IjIkIQU)
ヴァイオリンの製作の歴史を見ると、当初は師匠が作り、弟子が大成してくると、工程の一部、もしくはかなりを弟子に任せ、最後に師匠が点検して、師匠の了解が出たものだけに限り、師匠のラベルを添付して師匠の作として売り出す、ということは非常によくあること、というか、普通のことです。N.アマティ、A.ストラディヴァリ、A.ガルネリのようなオールドから、J.B.ヴィヨーム、G.ロッカ、H.ファニオラ、L.ビジャッキ、A.ポッジ、A.ポラストリ…枚挙に暇がありません。そういう楽器は師匠作とされます。GBMがそうであるかどうかは推測の域を出ませんが、もしそうであったとしても、不思議ではないでしょう。

問題は贋物です。日本にある楽器の多くが、オールド・モダン・新作を問わず、ラベルを張り替えられて違う楽器として売られています。目が利くようになると、唖然とするようなものが売られている状況が見えてきますし、実際にそのような楽器を何度も目にしました。ラベルや鑑定書は当てになりません。ブランド信仰が高まると、見えるものも見えなくなります。
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Re: クレモナ新作の国内市場飽和

投稿日時:2007年09月10日 20:41
投稿者:GBM好き (ID:JyADN4Q)
yasさんのおっしゃること、その通りだと思います。「レッド・バイオリン」をみても確かにそういうシーンはありましたね。そして証明書も巧妙に偽造するケースもあるようですし(とある楽器店より伺ったのですが)、「信じるのは自由」ですが、あまりこうだと決め付けない方が得策ですね。弦楽器の好きな人はこうだと信じたら、他の意見を聞かない人も結構います。それだけ奥深く、また個人個人の受け止め方が違うんでしょうね。「レッド・バイオリン」で、孤児が心臓発作で亡くなり、修道院の墓地にバイオリンと一緒に埋葬される場面がありましたが、この楽器、不思議な魅力がありますね、人を狂わすというか。女性より怖いです(笑)。
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