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ヴァイオリンの塗装について | ヴァイオリン掲示板

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楽器・付属品 259 Comments
[36154]

ヴァイオリンの塗装について

投稿日時:2008年01月08日 07:30
投稿者:catgut(ID:FDRkUlM)
ヤマハの現状未請求の特許で大変面白いものがありました。

ヴァイオリンの「塗装」に紫外線を当てると音が良くなるというものです。
つまり経年変化で音が良くなるのは「塗装」が経年変化したことが
一因だというわけです。特許の中にいろいろな実験結果が書かれています。それによるとオイルニス、アルコールニスだけでなく、ラッカー塗装やウレタン塗装でもやはり紫外線を当てると音が良くなるそうです。

ttp://www2.ipdl.inpit.go.jp/begin/BE_DETAIL_MAIN.cgi?sType=0&sMenu=1&sBpos=1&sPos=2&sFile=TimeDir_7/mainstr1199744457343.mst&sTime=0

またはここから「楽器用部材または楽器とその製造方」で検索
ttp://www2.ipdl.inpit.go.jp/begin/be_search.cgi

発明の名称 : 楽器用部材または楽器とその製造方法
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[36461]

Re: ヴァイオリンの塗装について

投稿日時:2008年02月06日 12:59
投稿者:さてさて(ID:JROGWAg)
catgut氏は一時期2chにいた荒らしの一人でございますが、どっかから文献を見つけてみては、これにはこう書いてあるけど、どうなんだとか?勝手に人様の論文を持ち出しては、自分の意見とすり替える、典型的なダブルスタンダードでございます。
ちょうど昔のスレが落ちてたのでおいときますね。
ttp://mobile.seisyun.net/cgi/read.cgi/music6/music6_compose_1161815986
側板の一部だけで、バーズアイの模様が数百も現れてるようなハルシュタットV14がcatgut氏の楽器です。まぁ、楽器をうpしろと言ってもうpしないで、どっかのurlを貼付けて論点をすり替えるいつもの手段逃げていましたがね。
ラッカー星人と呼称されているのがcatgut氏です。
論点の矛盾を追及してみたい方は上記のページに行ってみてください。
流れをぶった切って申し訳ございません。
[36462]

Re: ヴァイオリンの塗装について

投稿日時:2008年02月06日 14:03
投稿者:catgut(ID:QClwAic)
さてさてさま、
私は全然困りません。私は自分が書いたことはしつこく
確認していますし、間違いがあれば訂正しています。
あなたのほうが恥かしいのではないですか?

ハルシュタットV14については「ヴァイオリンを弾きたい!」スレッドに
すでに書きました。[35637]
[35637]

Re: ヴァイオリンを弾きたい!

投稿日時:2007年11月25日 19:41
投稿者:catgut(ID:QWJUOZg)
蒼衣さま、
私はご紹介のモデルの「当たり」品を購入したことがあります。まったく期待しないで買ったのですが、私が買ったものには良い意味で驚かされました。

その後実験用を兼ねて合計8挺買いました。1万円以下の通販楽器ではベストだと思います。ただしある程度音色の当たり外れはあります。量産品といっても分業手工のため、外見は似ていますがひとつひとつ音が違います。重さもあご当て込みで以下の通り大きく異なります。

460g/460g/470g/490g/490g/490g/520g/520g

表板や裏板のアーチ(ふくらみ)もなぜかひとつひとつ違います。
軽いものはややくすんだ音がします。最も重いものはやや固めの音です。
490g程度のものは音色も音量もかなりのレベルです。外れのものでも
入門用に使うには十分なレベルだと思います。

駒の作りはわりとまとも、魂柱は通販楽器の宿命で強く立てられ過ぎており、調整が必要です。ペグの調整はいまいちなものがあります。付属のスチール弦は安価なものなので音は良くありません。付属の弓は腰が弱いですが最初の1年程度使うには十分でしょう。できればpochiさま紹介のようなカーボン弓を買われたほうが良いと思います。

このモデルは通常は使わない木材(表板に小さな節や木目の乱れがある・裏板や側板に中途半端な杢が入っているなど)をあえて使用することで極端な低価格を実現しているようです。表板・裏板の製造ラインは上位モデルと同じらしく、ボディの作りは良いのに対してコストダウンのためかスクロールボックスは結構手を抜いています。OEM元は中国PearlRiver社ではないかと推測しています。

この楽器を購入した場合、最低限の調整(駒の調整と魂柱の調整で1万円程度)と弦の交換(4000円程度)は必要と考えてください。この費用や手間を考えると、出荷時調整を保証する通販店の入門用楽器とそれほど大きな価格差はないと思います。
です。

----------------------------------------------
私はご紹介のモデルの「当たり」品を購入したことがあります。まったく期待しないで買ったのですが、私が買ったものには良い意味で驚かされました。

その後実験用を兼ねて合計8挺買いました。1万円以下の通販楽器ではベストだと思います。ただしある程度音色の当たり外れはあります。量産品といっても分業手工のため、外見は似ていますがひとつひとつ音が違います。重さもあご当て込みで以下の通り大きく異なります。

460g/460g/470g/490g/490g/490g/520g/520g

表板や裏板のアーチ(ふくらみ)もなぜかひとつひとつ違います。
軽いものはややくすんだ音がします。最も重いものはやや固めの音です。
490g程度のものは音色も音量もかなりのレベルです。外れのものでも
入門用に使うには十分なレベルだと思います。
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私は私の購入したハルシュタットV14が20万円程度の「ドイツ製」に
音は匹敵すると書きましたが、その後上記スレッドの[36041]
[36041]

Re: ヴァイオリンを弾きたい!

投稿日時:2007年12月23日 00:23
投稿者:catgut(ID:d2ElN1A)
普及価格帯のヴァイオリンの話題ということでこちらに書きます。

STRAD誌2007年12月号の記事「QUALITY ASSURANCE」を読みました。
多分、ドイツで最後のヴァイオリン量産工場であるペゾルト工場(カール・
ヘフナーも生産している)のルポが掲載されています。

・コンピュータ制御で6つの表板と裏板を同時に荒削りとアーチングを
行っている。35分で終了する。
・別の機械では表板と裏板のはぎあわせを行っている。
後で削れば問題ないのではぎあわせた木の上下が多少ずれるのは
気にしないとのこと。
・横板の曲げとライニングとブロックのニカワづけも自動化している。
伝統的な手法では1日かかるが7分で終了する。
・通常は12片使うライニングを4片しか使っていない。
1つの操作でライニングを曲げ、ニカワを付けて貼り付ける。
・バスバーも機械で完全に成形したものをワンタッチで付ける。
・弓の成形もほとんど自動化している。
フェルナンブコの密度と弾性を測定し、96%の作業を機械が行って
最適な弓を削り出す。人間は最終仕上げをするだけ。

このような手法で「高品質」なヴァイオリンを生産しているそうです。
さすがドイツ人ですね。このような記事を掲載するSTRAD誌も、
自信を持って自社工場を紹介するペゾルト(カール・ヘフナー)も
立派なものです。

書いた通り、ペゾルト/カールヘフナーの普及モデルはほとんど完全
に機械で作られていることが分かりました。

・コンピュータ制御で6つの表板と裏板を同時に荒削りとアーチングを
行っている。35分で終了する。
・別の機械では表板と裏板のはぎあわせを行っている。
後で削れば問題ないのではぎあわせた木の上下が多少ずれるのは
気にしないとのこと。
・横板の曲げとライニングとブロックのニカワづけも自動化している。
伝統的な手法では1日かかるが7分で終了する。
・通常は12片使うライニングを4片しか使っていない。
1つの操作でライニングを曲げ、ニカワを付けて貼り付ける。
・バスバーも機械で完全に成形したものをワンタッチで付ける。

このように作られるヴァイオリンが、中国人ヴァイオリン職工が
分業手工で製作しているヴァイオリンより音が悪いはずがない
と思い込んで騒いでいた人がいたわけです。
[36465]

Re: ヴァイオリンの塗装について

投稿日時:2008年02月06日 14:59
投稿者:catgut(ID:QClwAic)
さてさてさま、あの掲示板は懐かしいですね。

機械で作ったヴァイオリンが人間が作ったヴァイオリンより
音が悪いはずがないという主張以外にも、ヴィブラートは
下にかけなければならないとか、裸ガット弦はモダン楽器で
まともに使えるはずがないとか、いろいろと面白い主張を
読ませていただきました。

さてさてさまが紹介してくださったログは大変面白いので、
みなさまにもぜひ読んで頂きたいと思います。
[36471]

Re: ヴァイオリンの塗装について

投稿日時:2008年02月07日 05:16
投稿者:さてさて(ID:JROGWAg)
>ハルシュタットV14については「ヴァイオリンを
>弾きたい!」スレッドに
>すでに書きました。[35637]
[35637]

Re: ヴァイオリンを弾きたい!

投稿日時:2007年11月25日 19:41
投稿者:catgut(ID:QWJUOZg)
蒼衣さま、
私はご紹介のモデルの「当たり」品を購入したことがあります。まったく期待しないで買ったのですが、私が買ったものには良い意味で驚かされました。

その後実験用を兼ねて合計8挺買いました。1万円以下の通販楽器ではベストだと思います。ただしある程度音色の当たり外れはあります。量産品といっても分業手工のため、外見は似ていますがひとつひとつ音が違います。重さもあご当て込みで以下の通り大きく異なります。

460g/460g/470g/490g/490g/490g/520g/520g

表板や裏板のアーチ(ふくらみ)もなぜかひとつひとつ違います。
軽いものはややくすんだ音がします。最も重いものはやや固めの音です。
490g程度のものは音色も音量もかなりのレベルです。外れのものでも
入門用に使うには十分なレベルだと思います。

駒の作りはわりとまとも、魂柱は通販楽器の宿命で強く立てられ過ぎており、調整が必要です。ペグの調整はいまいちなものがあります。付属のスチール弦は安価なものなので音は良くありません。付属の弓は腰が弱いですが最初の1年程度使うには十分でしょう。できればpochiさま紹介のようなカーボン弓を買われたほうが良いと思います。

このモデルは通常は使わない木材(表板に小さな節や木目の乱れがある・裏板や側板に中途半端な杢が入っているなど)をあえて使用することで極端な低価格を実現しているようです。表板・裏板の製造ラインは上位モデルと同じらしく、ボディの作りは良いのに対してコストダウンのためかスクロールボックスは結構手を抜いています。OEM元は中国PearlRiver社ではないかと推測しています。

この楽器を購入した場合、最低限の調整(駒の調整と魂柱の調整で1万円程度)と弦の交換(4000円程度)は必要と考えてください。この費用や手間を考えると、出荷時調整を保証する通販店の入門用楽器とそれほど大きな価格差はないと思います。
です。
で?
いつまでたっても側板に数百ものバーズアイが浮かんでいるというご自慢のv14の画像のうpは?
[36472]

Re: ヴァイオリンの塗装について

投稿日時:2008年02月07日 05:25
投稿者:さてさて(ID:JROGWAg)
【ラッカー語録】
・ストラドはニスが剥げているから鳴る。
・声楽で使っているのはヴィブラートではなくトレモロ。
・オーケストラなどの合奏では、普通はヴィブラートは使わない。
・ラッカーニスでも音は変わらない。白木が一番。
・スチールのE線は音質的にダメ
・スチールE線を使う人々は芸術的に退歩し魂を失っている。
・切れた弦は結んで使う、これ常識。
・ヴァイオリンはニスを塗る行程でグラインダーで磨く。
・ニスを塗ると音のパワーは半分以下になる。
・ニスが塗られた銘器と、ニスが剥がれた銘器では、後者の方が音がいい。


ホームページ作るくらいなら画像うpする方がよっぽど簡単だろう。
[36473]

Re: ヴァイオリンの塗装について

投稿日時:2008年02月07日 07:33
投稿者:catgut(ID:MYGQN3E)
さてさてさま、

まだバールメープルとバーズアイメープルの区別もおつきにならないようですね。よくネット通販などでバーズアイと称して売られている大きな目の模様の付いた楽器は実際は根の部分のバールという部分です。本物のバーズアイは数百ものバーズアイが浮かんでいるものも珍しくないのです。

模様に乱れや大きな偏りのある杢やバーズアイは、まったく杢がない木よりも素材として評価が低いので、V14のような低価格の楽器に使われるわけです。

・ストラドはニスが剥げているから鳴る。
・ラッカーニスでも音は変わらない。白木が一番。
・ニスを塗ると音のパワーは半分以下になる。
・ニスが塗られた銘器と、ニスが剥がれた銘器では、後者の方が音がいい。

については、このスレッドで説明した通り正しいですね。
どこか間違いがありますか?それさえ理解できませんか?
[36474]

Re: ヴァイオリンの塗装について

投稿日時:2008年02月07日 07:47
投稿者:catgut(ID:MYGQN3E)
以下はコメントするまでもないかもしれませんが、私のコメントを歪曲
したものですね。

・声楽で使っているのはヴィブラートではなくトレモロ。
合唱ではヴィブラートを使わないと指摘したのを歪曲したものですね。
・オーケストラなどの合奏では、普通はヴィブラートは使わない。
1920年代以前の話ですね。
・スチールのE線は音質的にダメ
・スチールE線を使う人々は芸術的に退歩し魂を失っている。
1920年代以前のザイデルなどのソリストの見解ですね。
・切れた弦は結んで使う、これ常識。
ガット弦の場合ですね。
・ヴァイオリンはニスを塗る行程でグラインダーで磨く。
厚いニスを塗ったらグラインダーでも使って磨くのかという
ジョークですね。

上記が理解できるようにがんばってください。
[36475]

Re: ヴァイオリンの塗装について

投稿日時:2008年02月07日 10:34
投稿者:pochi(ID:OVMFIBc)
さてさて氏の投稿は悪態しか読めない様な気がするのは、私の読解力不足だろうか?

catgut氏に質問。
ヴァイオリンの塗装には、砥粉を使う人と使わない人が居ますが、音質的にはどの様な差があるのでしょうか?
[36479]

Re: ヴァイオリンの塗装について

投稿日時:2008年02月07日 22:17
投稿者:通りすがり(ID:FINJlSk)
catgut様

最近ネット通販のサイトを見るようになってから、バーズアイメープルなる木材で作られたバイオリンの存在を知ったものですから、興味があるのですが、詳しくお教えくださいませんか?
それほど多くの楽器を見てきたわけではありませんが、これまで、楽器店や工房でバーズアイのバイオリンを見たことがありません。バーズアイのストラドとかあるのですか?
バーズアイは見た目だけのものですか?
音はよくないのですか?

>バールメープルとバーズアイメープルの区別
⇒このあたりまったく無知なもので、今しがたネットで検索したのですが、
余計わからなくなりました。
バールメープルと引くと、上質のギター用の材のように宣伝されています。

>よくネット通販などでバーズアイと称して売られている大きな目の模様の付いた楽器は実際は根の部分のバールという部分です。
⇒バールはよくないのですか?よいのですか?

>本物のバーズアイは数百ものバーズアイが浮かんでいるものも珍しくないのです。
⇒バーズアイはよいのですか?

>模様に乱れや大きな偏りのある杢やバーズアイは、
まったく杢がない木よりも素材として評価が低いので、
V14のような低価格の楽器に使われるわけです。
⇒バーズアイは悪いのですか?
それともバーズアイによいものも悪いものもあるのですか?

以上よろしくご教示くださいませ。
[36481]

Re: ヴァイオリンの塗装について

投稿日時:2008年02月07日 22:31
投稿者:catgut(ID:MYGQN3E)
念のため、オールド銘器のニスについて、このWebに掲載されている
ストラディヴァリをご覧ください。
ttp://www.fstrings.com/maker/detail.asp?id=2

色が薄くなっている部分はオリジナルニスがほとんど剥げて下地の着色
が見えてしまっている部分です。大半のニスが剥げてしまっています。

いわゆるオールド塗装やこのストラディヴァリのニスが剥げた部分の明るい
色に似せた色の楽器を好まれる方は多いと思いますが、それはニスが剥
げた状態のヴァイオリンの姿を愛好しているわけです。

下地(目止め)に使う物質は木と直接触れる部分ですので、長い時間を
かけて木を変質させるという説はあります。ただ、100年単位での変化
ですから、この効果を実際に検証するのはなかなか難しいと思います。
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