[36154]
ヴァイオリンの塗装について
投稿日時:2008年01月08日 07:30
投稿者:catgut(ID:FDRkUlM)
ヤマハの現状未請求の特許で大変面白いものがありました。
ヴァイオリンの「塗装」に紫外線を当てると音が良くなるというものです。
つまり経年変化で音が良くなるのは「塗装」が経年変化したことが
一因だというわけです。特許の中にいろいろな実験結果が書かれています。それによるとオイルニス、アルコールニスだけでなく、ラッカー塗装やウレタン塗装でもやはり紫外線を当てると音が良くなるそうです。
ttp://www2.ipdl.inpit.go.jp/begin/BE_DETAIL_MAIN.cgi?sType=0&sMenu=1&sBpos=1&sPos=2&sFile=TimeDir_7/mainstr1199744457343.mst&sTime=0
またはここから「楽器用部材または楽器とその製造方」で検索
ttp://www2.ipdl.inpit.go.jp/begin/be_search.cgi
発明の名称 : 楽器用部材または楽器とその製造方法
ヴァイオリンの「塗装」に紫外線を当てると音が良くなるというものです。
つまり経年変化で音が良くなるのは「塗装」が経年変化したことが
一因だというわけです。特許の中にいろいろな実験結果が書かれています。それによるとオイルニス、アルコールニスだけでなく、ラッカー塗装やウレタン塗装でもやはり紫外線を当てると音が良くなるそうです。
ttp://www2.ipdl.inpit.go.jp/begin/BE_DETAIL_MAIN.cgi?sType=0&sMenu=1&sBpos=1&sPos=2&sFile=TimeDir_7/mainstr1199744457343.mst&sTime=0
またはここから「楽器用部材または楽器とその製造方」で検索
ttp://www2.ipdl.inpit.go.jp/begin/be_search.cgi
発明の名称 : 楽器用部材または楽器とその製造方法
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[36482]
Re: ヴァイオリンの塗装について
投稿日時:2008年02月07日 22:51
投稿者:catgut(ID:MYGQN3E)
通りすがりさま、
本物のバーズアイメープル
ttp://www.fuchu.or.jp/~kagu/mokuzai/maple.htm
バールメープル(メープルバール)
ttp://www.ogo-wood.co.jp/zaiko/thum/CIMG3356.jpg
バーズアイメープルは希少なため高価です。
かなり昔からヴァイオリンで使われています。弦楽器店で少ない
ですが時々バーズアイのヴァイオリンを見かけます。
バールメープルは一般にバーズアイメープルほど高価ではありません。
メープルの根のこぶで、比較的もろいそうです。
古いヴァイオリンでバールメープルを使用したのものもあるかも
しれませんが私は一度も見たことはありません。
ギターではその派手な模様を好んで一部で使われるようです。
材質と音の関係については直接はありません。材質の性質によって
削り方を変えるからです。最終的には購入者の好みですが、より高価
なバーズアイと称してバールメープルの楽器を売ることが問題
だと思います。
私の購入したV14は側板とスクロールの一部でのみ、それほど見栄え
のよくないバーズアイメープルが使用されています。恐らく端材か、
見栄えがよくなかったので高級品としては使えずはねられたものだと
思います。
本物のバーズアイメープル
ttp://www.fuchu.or.jp/~kagu/mokuzai/maple.htm
バールメープル(メープルバール)
ttp://www.ogo-wood.co.jp/zaiko/thum/CIMG3356.jpg
バーズアイメープルは希少なため高価です。
かなり昔からヴァイオリンで使われています。弦楽器店で少ない
ですが時々バーズアイのヴァイオリンを見かけます。
バールメープルは一般にバーズアイメープルほど高価ではありません。
メープルの根のこぶで、比較的もろいそうです。
古いヴァイオリンでバールメープルを使用したのものもあるかも
しれませんが私は一度も見たことはありません。
ギターではその派手な模様を好んで一部で使われるようです。
材質と音の関係については直接はありません。材質の性質によって
削り方を変えるからです。最終的には購入者の好みですが、より高価
なバーズアイと称してバールメープルの楽器を売ることが問題
だと思います。
私の購入したV14は側板とスクロールの一部でのみ、それほど見栄え
のよくないバーズアイメープルが使用されています。恐らく端材か、
見栄えがよくなかったので高級品としては使えずはねられたものだと
思います。
[36484]
Re: ヴァイオリンの塗装について
投稿日時:2008年02月08日 00:41
投稿者:catgut(ID:MYGQN3E)
念のため補足すると、ebayでもバールメープルのことをバーズアイメープル
と称して販売している業者がいますがそれも間違いです。
ttp://en.wikipedia.org/wiki/Birdseye_maple
Birdseye maple is not a variety or species of maple and is
not to be confused with maple burl.
と称して販売している業者がいますがそれも間違いです。
ttp://en.wikipedia.org/wiki/Birdseye_maple
Birdseye maple is not a variety or species of maple and is
not to be confused with maple burl.
[36487]
Re: ヴァイオリンの塗装について
投稿日時:2008年02月08日 08:05
投稿者:通りすがり(ID:FINJlSk)
catgut様
レスありがとうございます。
古い楽器でも’バーズアイ’は存在するのですね。勉強になりました。
>材質と音の関係については直接はありません。材質の性質によって
削り方を変えるからです。
見た目だけの問題なのですね。
レスありがとうございます。
古い楽器でも’バーズアイ’は存在するのですね。勉強になりました。
>材質と音の関係については直接はありません。材質の性質によって
削り方を変えるからです。
見た目だけの問題なのですね。
[36493]
Re: ヴァイオリンの塗装について
投稿日時:2008年02月08日 14:17
投稿者:さてさて(ID:JROGWAg)
>>ラッカー星人
はぁ。
バールメープルの話はしてないんだけど。
そうやって論点をそらすのならお好きに。
で、画像のうpは?
はぁ。
バールメープルの話はしてないんだけど。
そうやって論点をそらすのならお好きに。
で、画像のうpは?
[36500]
Re: ヴァイオリンの塗装について
投稿日時:2008年02月08日 20:19
投稿者:catgut(ID:MYGQN3E)
さてさてさま、
あなたが本当の中学生でないなら、ぜひ自分で買って確かめてみてください。運が良ければバーズアイも混じっているでしょう。
塗装のスレッドなので「ヴァイオリンの色」について簡単にコメントします。
ヴァイオリン属が黄ー茶系の色に着色されているのはかなり不思議なこと
です。無量塔蔵六氏は岩波新書「ヴァイオリン」で以下のよう書いています。
「むかしはリュート製作者がヴァイオリン製作者をかねていたことが
多かったのですが、同一人物がリュートの場合にはワニスに着色
せず、ヴァイオリンの場合は着色したということは、じつに不思議
なことと思われます。(略)また、その色彩についても、黄-黄金色、
黄-オレンジ、濃茶-茶(栗茶といいます)といった組み合わせに
かぎられており、青、緑、紫、ピンクといったサイケ調の色彩をもった
ヴァイオリンは例外的にも見出すことができません。」
この理由については、確実な資料があるわけではないので推測ですが、
以下の理由から「木の古色に似せた」のであろうと思われます。
・ヴァイオリン属はその形状から非常に寿命が長い楽器であり、
「古いものが良い」と古くから考えられていた。ヒル兄弟によると
1500年代中ごろのアンドレア・アマティの楽器にすでに酸を使って
オールド化を試みたものがあるとしている。つまり黄ー茶系に全面的
に着色するということ自体が「木を古く見せる工夫」だったと思われる。
クレモナの優れたメーカーの中には自然に赤茶く変色した古い楽器
や家具を見て、その色を再現しよう試みた人がいるのではないでしょうか。
あなたが本当の中学生でないなら、ぜひ自分で買って確かめてみてください。運が良ければバーズアイも混じっているでしょう。
塗装のスレッドなので「ヴァイオリンの色」について簡単にコメントします。
ヴァイオリン属が黄ー茶系の色に着色されているのはかなり不思議なこと
です。無量塔蔵六氏は岩波新書「ヴァイオリン」で以下のよう書いています。
「むかしはリュート製作者がヴァイオリン製作者をかねていたことが
多かったのですが、同一人物がリュートの場合にはワニスに着色
せず、ヴァイオリンの場合は着色したということは、じつに不思議
なことと思われます。(略)また、その色彩についても、黄-黄金色、
黄-オレンジ、濃茶-茶(栗茶といいます)といった組み合わせに
かぎられており、青、緑、紫、ピンクといったサイケ調の色彩をもった
ヴァイオリンは例外的にも見出すことができません。」
この理由については、確実な資料があるわけではないので推測ですが、
以下の理由から「木の古色に似せた」のであろうと思われます。
・ヴァイオリン属はその形状から非常に寿命が長い楽器であり、
「古いものが良い」と古くから考えられていた。ヒル兄弟によると
1500年代中ごろのアンドレア・アマティの楽器にすでに酸を使って
オールド化を試みたものがあるとしている。つまり黄ー茶系に全面的
に着色するということ自体が「木を古く見せる工夫」だったと思われる。
クレモナの優れたメーカーの中には自然に赤茶く変色した古い楽器
や家具を見て、その色を再現しよう試みた人がいるのではないでしょうか。
[36502]
Re: ヴァイオリンの塗装について
投稿日時:2008年02月08日 21:59
投稿者:catgut(ID:MYGQN3E)
さてさてさまは日本の経済水準で考えるのでV14が安過ぎる=良いはず
がないと思っているのでしょうが、中国ではそんなことはないのです。
今問題になっている餃子工場の賃金が多くの労働時間にもかかわらず
月収1万円程度ということです。
ttp://www.asahi.com/national/update/0208/TKY200802080154.html
1日十数時間働いて月給700~800元(約1万~1万2000円)。
この経済格差は明治末頃の日米の経済格差に似ています。
ttp://www.suzukiviolin.co.jp/data.xls
明治40年 Masakichi Suzuki No.2 6円
ttp://homepage3.nifty.com/~sirakawa/Coin/J022.htm
明治40年 アメリカ人大工の1日の賃金 6円強
明治40年 日本人大工の1日の賃金 60銭
明治40年には単純に考えれば日米の経済格差により
Masakichi Suzuki No.2はアメリカ人の大工の1日分の賃金にも
満たない価格で日本国内では売られていたわけです。
つまり中国餃子工場の労働者がV14程度(5000円程度)のヴァイオリン
を買うにも、明治40年の日本人大工がMasakichi Suzuki No.2を
買うにも、約10日分の収入をすべてつぎ込む必要があったわけです。
がないと思っているのでしょうが、中国ではそんなことはないのです。
今問題になっている餃子工場の賃金が多くの労働時間にもかかわらず
月収1万円程度ということです。
ttp://www.asahi.com/national/update/0208/TKY200802080154.html
1日十数時間働いて月給700~800元(約1万~1万2000円)。
この経済格差は明治末頃の日米の経済格差に似ています。
ttp://www.suzukiviolin.co.jp/data.xls
明治40年 Masakichi Suzuki No.2 6円
ttp://homepage3.nifty.com/~sirakawa/Coin/J022.htm
明治40年 アメリカ人大工の1日の賃金 6円強
明治40年 日本人大工の1日の賃金 60銭
明治40年には単純に考えれば日米の経済格差により
Masakichi Suzuki No.2はアメリカ人の大工の1日分の賃金にも
満たない価格で日本国内では売られていたわけです。
つまり中国餃子工場の労働者がV14程度(5000円程度)のヴァイオリン
を買うにも、明治40年の日本人大工がMasakichi Suzuki No.2を
買うにも、約10日分の収入をすべてつぎ込む必要があったわけです。
[36520]
Re: ヴァイオリンの塗装について
投稿日時:2008年02月12日 01:16
投稿者:通りすがり(ID:IBIIcHY)
確かに経済格差がありますが、中国製の100円ショップの品々は1000円では売れませんよね。中国製の電化製品も国産に比べてそれほど安くないですよね。せいぜい数倍程度。マッハワンのコピー製品も1/3程度のお値段だし。バイオリンも同じと考えるのが普通では?
[36521]
Re: ヴァイオリンの塗装について
投稿日時:2008年02月12日 01:34
投稿者:catgut(ID:MYGQN3E)
通りすがりさま、
ヴァイオリンは基本的に中国で入手できる安価な木と、安価な
労働力だけで作れてしまい、製造のために特別な設備は必要あり
ません。人民日報のWeb版によると、都市労働者よりさらに安価な
労働力である農民の副業でもヴァイオリンのパーツが製造されて
いるそうです。
最も低グレードなものだとは思いますが、私は中国の卸売りサイトで
ヴァイオリンセットは約20ドル、弓は約3ドルで販売されているのを見た
ことがあります。当然それより製造原価は安いわけです。
ヴァイオリンは基本的に中国で入手できる安価な木と、安価な
労働力だけで作れてしまい、製造のために特別な設備は必要あり
ません。人民日報のWeb版によると、都市労働者よりさらに安価な
労働力である農民の副業でもヴァイオリンのパーツが製造されて
いるそうです。
最も低グレードなものだとは思いますが、私は中国の卸売りサイトで
ヴァイオリンセットは約20ドル、弓は約3ドルで販売されているのを見た
ことがあります。当然それより製造原価は安いわけです。
[36522]
Re: ヴァイオリンの塗装について
投稿日時:2008年02月12日 02:06
投稿者:通りすがり(ID:IBIIcHY)
2ちゃんねるから転載します
252 名前:ドレミファ名無シド mailto:sage [2006/11/04(土) 21:26:50 ID:W0+ZYcQr]
今日、弦楽器フェアに行って来て、多くの製作者にさりげなく同じ質問を
ぶつけてみた。
質問:「ニスが薄いほど音はいいのですか?」
全ての製作者が同じ答え。
回答:「いえ、薄ければいいというわけではありません。」
俺は楽器をめったに作りもしない音響学者より、絶えず創意工夫しながら
作り続け、それを専門にしているプロの意見を信用するな。
253 名前:ドレミファ名無シド mailto:sage [2006/11/04(土) 22:06:10 ID:j0JNkUE/]
>>237
ソリストの服装と、音楽の本質である音の良し悪しを一緒にするなよ。
楽器ってものは、良い音を追求して、絶えず進化し続けている存在なんだぜ。
白木の楽器の音が最高であるなら、白木の楽器を使って演奏する奏者は必ず出てくるはず。
それ以前に、白木の楽器がバイオリンの標準となっているだろう。
音質が良くさらに音量が倍出る楽器が、一手間省いて作れるとなれば、
わざわざ手間とコストをかけてニスを塗る製作者はよほどの変わり者だよ。
下らん御託を並べてごまかさずに、まともに説明しろよ。
音が良く音量のある楽器と、音が悪く音量の出ない楽器、どっちが世の中の
音楽家に受け入れられるんだ?
なんで、一流といわれる演奏家が、わざわざ好んで音が悪くて音量のない楽器を大金払って買ってるんだ?
さあ、説明してくれ。
254 名前:ドレミファ名無シド mailto:sage [2006/11/04(土) 22:08:43 ID:j0JNkUE/]
あと、これもな。
そんなにプレーンガットやバロックバイオリンが優れていて、モダンのバイオリンや弦が
不愉快な音を出すなら、なぜ、世界中のバイオリン奏者が、モダンバイオリンを愛用し、
多くの聴衆にその音色が愛されているのかを。
さあ、説明してくれ。
255 名前:ドレミファ名無シド mailto:sage [2006/11/04(土) 22:19:03 ID:RaXjT8kZ]
多数決が正しさの基準になるなら、プロは少数派だな。
あんま下らんこと抜かすなよ。萎えるぜ。
258 名前:ドレミファ名無シド [2006/11/04(土) 23:28:23 ID:ZrRqGKY/]
>>255
確かに。
「世界中の大多数のヴァイオリン奏者がガット弦ではなくナイロン弦を使っている。
つまりナイロン弦がガット弦より音が良いからだ」
と>>254 は主張しているようなものだな。
ヴァイオリンは塗装なしでは数十年以内に汗による腐食でボロボロになるわけだが。
そんなことも知らないのか。
259 名前:ドレミファ名無シド [2006/11/04(土) 23:31:54 ID:ZrRqGKY/]
>>252
>全ての製作者が同じ答え。
>回答:「いえ、薄ければいいというわけではありません。」
ヤマハにも当然聞いたんだよな?
262 名前:ドレミファ名無シド mailto:sage [2006/11/05(日) 00:27:14 ID:8Bf0PyBp]
>>258
まさに、世界中の大多数のバイオリン奏者、それもアマチュアからトッププロにいたるまで幅広く、
ナイロン弦を使用している。
それだけ多くの人に支持されてるのは、総合的に見てナイロン弦の性能は、
ガット弦に劣らないということの何よりの証明ではないのか?
さらに、近年では、特に高音質と音量を求められるトッププロにも、ナイロン弦を使用してる人が多い。
まさか、その手の奏者が弦の代金をケチってるとは思ってないよな?
これが現実ってもんだよ。
>ヴァイオリンは塗装なしでは数十年以内に汗による腐食でボロボロになるわけだが。
ネックがほぼ無塗装の楽器は世界中にゴマンとあるわけだが、ネックが腐食して折れたという話は聞いた事がない。
数十年ごとに継ぎネックしなきゃいけないなんて、バイオリンってそんなめんどくさい楽器だったっけ?
267 名前:ドレミファ名無シド [2006/11/05(日) 02:49:03 ID:sMjGhp/f]
>>262
>それだけ多くの人に支持されてるのは、総合的に見てナイロン弦の性能は、
>ガット弦に劣らないということの何よりの証明ではないのか?
>さらに、近年では、特に高音質と音量を求められるトッププロにも、ナイロン弦を使用してる人が多い。
これはまた面白い説だな。「ナイロン弦は音質においてもガット弦より優れている」か。
ソリストだからこそ「音量」と本番で「切れないこと」を重視して「音質」は妥協している
と考えつかないのか?
佐々木マイスターは「もしも楽器がニスを塗らない「白木」のままだったとしたら、
おそらくヴァイオリンは数10年くらいでボロボロになってしまうことでしょう」と
書いている。ニスの音響効果については見解が異なるが、ここは一致しているな。
270 名前:ドレミファ名無シド [2006/11/05(日) 02:57:55 ID:sMjGhp/f]
>>262
まさかとは思うが本当に知らないような気もするので補足しておく。
ネックはメープル、つまり広葉樹でかなり固い木であり耐久性がある。
表板に使うスプルースは針葉樹で柔らかく耐久性が低い。
つまり白木の表板は痛みが激しい。塗装がなければ手汗や磨耗で
ひどいことになる。
280 名前:ドレミファ名無シド mailto:sage [2006/11/06(月) 01:30:33 ID:tjxp67sC]
誰に言っているわけじゃなく、単なる報告だよ。
今日弦楽器フェアに行って、ヤマハのブースでニスのことを、
そこにいた男性の年配の職人らしき人に聞いたら、
「薄すぎればいいというものではありませんよ。
ニス自体の効果に関しても、白木の方が音がいいという人もいれば、
塗った方がいい音がするという人もいます。
我々は、厚すぎるニスは音にはよくないと考えていますが、
白木の状態が一番いい音であるとは考えていません。
適切な厚さのニスにすることが大切なんです。」
という説明を受けた。
あまりに明快な説明なので、これをどう理解するかは明らかだろう。
282 名前:ドレミファ名無シド [2006/11/06(月) 07:27:34 ID:5RPefJn0]
>>280
「我々」がヤマハの公式見解かどうかヤマハのWebでの表現とは
違うので疑問があるが、いずれにしろヴァイオリンに塗装は必要なので
製作者の立場では塗装が必要悪と言い切ることは難しい。自分の製品
程度が最善だと主張するだろう。いずれにしろヤマハは現実に薄い塗装
を採用している。
白木のほうが「音が良い」と感じる人は多数いるということが
はっきりしたね。薄い塗装と厚い塗装が音質的に同程度なら、
音量もトータルに考えて薄い塗装が有利なことは明らか。
いい加減、薄い塗装が有利という事実を受け入れたら?
283 名前:ドレミファ名無シド [2006/11/06(月) 07:42:58 ID:5RPefJn0]
>>280
これがヤマハの「公式見解」。
ttp://www.yamaha.co.jp/item/string_instrument/acoustic_violin/artida/2241/yvn200g_feature.php?schcat_no=544
ニスが薄いほど「よく鳴る楽器」といわれております。
284 名前:ドレミファ名無シド [2006/11/06(月) 11:02:30 ID:PYYbMYTx]
今迄こってり塗っていた自社の間違いを直し人並に近付けました
ヤマハ
285 名前:ドレミファ名無シド mailto:sage [2006/11/06(月) 13:38:24 ID:b2HskPQu]
>>283
何と比較してヤマハのニスが薄いって主張してるのかしらないけど、
ヤマハのニスは決して薄くない。普通レベル。
286 名前:ドレミファ名無シド mailto:sage [2006/11/06(月) 14:21:26 ID:tjxp67sC]
ラッカーって、ちょっとつついたらすぐに飛び出すから面白い。
相変わらず都合のいいところばかりを針小棒大。例えば、
>>262の
>総合的に見てナイロン弦の性能は、
>ガット弦に劣らないということの何よりの証明ではないのか?
が>>267のラッカーにかかると、
>これはまた面白い説だな。「ナイロン弦は音質においてもガット弦より優れている」か。
と、「総合的性能」を「音質」、「劣らない」を「優れている」と読み替えている。
誰もそんなこと言ってないのにね。
それに、
>ソリストだからこそ「音量」と本番で「切れないこと」を重視して「音質」は妥協している
>と考えつかないのか?
アホらしくて話にもならん。そもそも、張って一週間くらいだと、切れる可能性はかなり低い。
ソリストが本番で、切れそうになるまで張りっぱなしの弦を使っているとでも?
切れる可能性を考えると、音質を妥協する必然性なんてまるでないことに思いが至らないらしい。
287 名前:ドレミファ名無シド mailto:sage [2006/11/06(月) 14:32:02 ID:tjxp67sC]
>>282で直接ヤマハの職人に聞いたことが自分の主張と
違ったとたん「疑問」と言い出し、
>製作者の立場では塗装が必要悪と言い切ることは難しい。
と、必死に自分の立場を擁護。
挙句に、
>いずれにしろヤマハは現実に薄い塗装を採用している。
と世迷言。
いったい何を根拠に?
そこまで言うくらいだから、厚さを測ったんだろうな。
報告してくれ。
さらに、
>白木のほうが「音が良い」と感じる人は多数いるということが
>はっきりしたね。
ぜんぜんしてないな。ヤマハの職人の言っていることは、
「白木がいいという人もいるが、我々はそう考えていない。」
ということだけ。
いい加減に文章を正確に読めよ。
>薄い塗装と厚い塗装が音質的に同程度なら、
>音量もトータルに考えて薄い塗装が有利なことは明らか。
これも嘘八百だな。
弦楽器フェアの多くの製作者が、
「薄ければいいというものではない」と言っている事実を
完全に無視して、相変わらず都合のいい主張を繰り返す。
じゃ、無視するに足る根拠があるんだね。
漏れはちゃんと専門家に尋ねた上で、その根拠を示した。
お前もそうしてみろよ。
と、つついたら、また出てくるかな?
>>>延々と続くのでこの辺までにしときます。
252 名前:ドレミファ名無シド mailto:sage [2006/11/04(土) 21:26:50 ID:W0+ZYcQr]
今日、弦楽器フェアに行って来て、多くの製作者にさりげなく同じ質問を
ぶつけてみた。
質問:「ニスが薄いほど音はいいのですか?」
全ての製作者が同じ答え。
回答:「いえ、薄ければいいというわけではありません。」
俺は楽器をめったに作りもしない音響学者より、絶えず創意工夫しながら
作り続け、それを専門にしているプロの意見を信用するな。
253 名前:ドレミファ名無シド mailto:sage [2006/11/04(土) 22:06:10 ID:j0JNkUE/]
>>237
ソリストの服装と、音楽の本質である音の良し悪しを一緒にするなよ。
楽器ってものは、良い音を追求して、絶えず進化し続けている存在なんだぜ。
白木の楽器の音が最高であるなら、白木の楽器を使って演奏する奏者は必ず出てくるはず。
それ以前に、白木の楽器がバイオリンの標準となっているだろう。
音質が良くさらに音量が倍出る楽器が、一手間省いて作れるとなれば、
わざわざ手間とコストをかけてニスを塗る製作者はよほどの変わり者だよ。
下らん御託を並べてごまかさずに、まともに説明しろよ。
音が良く音量のある楽器と、音が悪く音量の出ない楽器、どっちが世の中の
音楽家に受け入れられるんだ?
なんで、一流といわれる演奏家が、わざわざ好んで音が悪くて音量のない楽器を大金払って買ってるんだ?
さあ、説明してくれ。
254 名前:ドレミファ名無シド mailto:sage [2006/11/04(土) 22:08:43 ID:j0JNkUE/]
あと、これもな。
そんなにプレーンガットやバロックバイオリンが優れていて、モダンのバイオリンや弦が
不愉快な音を出すなら、なぜ、世界中のバイオリン奏者が、モダンバイオリンを愛用し、
多くの聴衆にその音色が愛されているのかを。
さあ、説明してくれ。
255 名前:ドレミファ名無シド mailto:sage [2006/11/04(土) 22:19:03 ID:RaXjT8kZ]
多数決が正しさの基準になるなら、プロは少数派だな。
あんま下らんこと抜かすなよ。萎えるぜ。
258 名前:ドレミファ名無シド [2006/11/04(土) 23:28:23 ID:ZrRqGKY/]
>>255
確かに。
「世界中の大多数のヴァイオリン奏者がガット弦ではなくナイロン弦を使っている。
つまりナイロン弦がガット弦より音が良いからだ」
と>>254 は主張しているようなものだな。
ヴァイオリンは塗装なしでは数十年以内に汗による腐食でボロボロになるわけだが。
そんなことも知らないのか。
259 名前:ドレミファ名無シド [2006/11/04(土) 23:31:54 ID:ZrRqGKY/]
>>252
>全ての製作者が同じ答え。
>回答:「いえ、薄ければいいというわけではありません。」
ヤマハにも当然聞いたんだよな?
262 名前:ドレミファ名無シド mailto:sage [2006/11/05(日) 00:27:14 ID:8Bf0PyBp]
>>258
まさに、世界中の大多数のバイオリン奏者、それもアマチュアからトッププロにいたるまで幅広く、
ナイロン弦を使用している。
それだけ多くの人に支持されてるのは、総合的に見てナイロン弦の性能は、
ガット弦に劣らないということの何よりの証明ではないのか?
さらに、近年では、特に高音質と音量を求められるトッププロにも、ナイロン弦を使用してる人が多い。
まさか、その手の奏者が弦の代金をケチってるとは思ってないよな?
これが現実ってもんだよ。
>ヴァイオリンは塗装なしでは数十年以内に汗による腐食でボロボロになるわけだが。
ネックがほぼ無塗装の楽器は世界中にゴマンとあるわけだが、ネックが腐食して折れたという話は聞いた事がない。
数十年ごとに継ぎネックしなきゃいけないなんて、バイオリンってそんなめんどくさい楽器だったっけ?
267 名前:ドレミファ名無シド [2006/11/05(日) 02:49:03 ID:sMjGhp/f]
>>262
>それだけ多くの人に支持されてるのは、総合的に見てナイロン弦の性能は、
>ガット弦に劣らないということの何よりの証明ではないのか?
>さらに、近年では、特に高音質と音量を求められるトッププロにも、ナイロン弦を使用してる人が多い。
これはまた面白い説だな。「ナイロン弦は音質においてもガット弦より優れている」か。
ソリストだからこそ「音量」と本番で「切れないこと」を重視して「音質」は妥協している
と考えつかないのか?
佐々木マイスターは「もしも楽器がニスを塗らない「白木」のままだったとしたら、
おそらくヴァイオリンは数10年くらいでボロボロになってしまうことでしょう」と
書いている。ニスの音響効果については見解が異なるが、ここは一致しているな。
270 名前:ドレミファ名無シド [2006/11/05(日) 02:57:55 ID:sMjGhp/f]
>>262
まさかとは思うが本当に知らないような気もするので補足しておく。
ネックはメープル、つまり広葉樹でかなり固い木であり耐久性がある。
表板に使うスプルースは針葉樹で柔らかく耐久性が低い。
つまり白木の表板は痛みが激しい。塗装がなければ手汗や磨耗で
ひどいことになる。
280 名前:ドレミファ名無シド mailto:sage [2006/11/06(月) 01:30:33 ID:tjxp67sC]
誰に言っているわけじゃなく、単なる報告だよ。
今日弦楽器フェアに行って、ヤマハのブースでニスのことを、
そこにいた男性の年配の職人らしき人に聞いたら、
「薄すぎればいいというものではありませんよ。
ニス自体の効果に関しても、白木の方が音がいいという人もいれば、
塗った方がいい音がするという人もいます。
我々は、厚すぎるニスは音にはよくないと考えていますが、
白木の状態が一番いい音であるとは考えていません。
適切な厚さのニスにすることが大切なんです。」
という説明を受けた。
あまりに明快な説明なので、これをどう理解するかは明らかだろう。
282 名前:ドレミファ名無シド [2006/11/06(月) 07:27:34 ID:5RPefJn0]
>>280
「我々」がヤマハの公式見解かどうかヤマハのWebでの表現とは
違うので疑問があるが、いずれにしろヴァイオリンに塗装は必要なので
製作者の立場では塗装が必要悪と言い切ることは難しい。自分の製品
程度が最善だと主張するだろう。いずれにしろヤマハは現実に薄い塗装
を採用している。
白木のほうが「音が良い」と感じる人は多数いるということが
はっきりしたね。薄い塗装と厚い塗装が音質的に同程度なら、
音量もトータルに考えて薄い塗装が有利なことは明らか。
いい加減、薄い塗装が有利という事実を受け入れたら?
283 名前:ドレミファ名無シド [2006/11/06(月) 07:42:58 ID:5RPefJn0]
>>280
これがヤマハの「公式見解」。
ttp://www.yamaha.co.jp/item/string_instrument/acoustic_violin/artida/2241/yvn200g_feature.php?schcat_no=544
ニスが薄いほど「よく鳴る楽器」といわれております。
284 名前:ドレミファ名無シド [2006/11/06(月) 11:02:30 ID:PYYbMYTx]
今迄こってり塗っていた自社の間違いを直し人並に近付けました
ヤマハ
285 名前:ドレミファ名無シド mailto:sage [2006/11/06(月) 13:38:24 ID:b2HskPQu]
>>283
何と比較してヤマハのニスが薄いって主張してるのかしらないけど、
ヤマハのニスは決して薄くない。普通レベル。
286 名前:ドレミファ名無シド mailto:sage [2006/11/06(月) 14:21:26 ID:tjxp67sC]
ラッカーって、ちょっとつついたらすぐに飛び出すから面白い。
相変わらず都合のいいところばかりを針小棒大。例えば、
>>262の
>総合的に見てナイロン弦の性能は、
>ガット弦に劣らないということの何よりの証明ではないのか?
が>>267のラッカーにかかると、
>これはまた面白い説だな。「ナイロン弦は音質においてもガット弦より優れている」か。
と、「総合的性能」を「音質」、「劣らない」を「優れている」と読み替えている。
誰もそんなこと言ってないのにね。
それに、
>ソリストだからこそ「音量」と本番で「切れないこと」を重視して「音質」は妥協している
>と考えつかないのか?
アホらしくて話にもならん。そもそも、張って一週間くらいだと、切れる可能性はかなり低い。
ソリストが本番で、切れそうになるまで張りっぱなしの弦を使っているとでも?
切れる可能性を考えると、音質を妥協する必然性なんてまるでないことに思いが至らないらしい。
287 名前:ドレミファ名無シド mailto:sage [2006/11/06(月) 14:32:02 ID:tjxp67sC]
>>282で直接ヤマハの職人に聞いたことが自分の主張と
違ったとたん「疑問」と言い出し、
>製作者の立場では塗装が必要悪と言い切ることは難しい。
と、必死に自分の立場を擁護。
挙句に、
>いずれにしろヤマハは現実に薄い塗装を採用している。
と世迷言。
いったい何を根拠に?
そこまで言うくらいだから、厚さを測ったんだろうな。
報告してくれ。
さらに、
>白木のほうが「音が良い」と感じる人は多数いるということが
>はっきりしたね。
ぜんぜんしてないな。ヤマハの職人の言っていることは、
「白木がいいという人もいるが、我々はそう考えていない。」
ということだけ。
いい加減に文章を正確に読めよ。
>薄い塗装と厚い塗装が音質的に同程度なら、
>音量もトータルに考えて薄い塗装が有利なことは明らか。
これも嘘八百だな。
弦楽器フェアの多くの製作者が、
「薄ければいいというものではない」と言っている事実を
完全に無視して、相変わらず都合のいい主張を繰り返す。
じゃ、無視するに足る根拠があるんだね。
漏れはちゃんと専門家に尋ねた上で、その根拠を示した。
お前もそうしてみろよ。
と、つついたら、また出てくるかな?
>>>延々と続くのでこの辺までにしときます。
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Re: ヴァイオリンの塗装について
投稿日時:2008年02月12日 06:15
投稿者:catgut(ID:MYGQN3E)
通りすがりさま、
で、このWebに掲載されているストラディヴァリをご覧いただけましたか?
ttp://www.fstrings.com/maker/detail.asp?id=2
どこにオリジナルニスが残っていますか?おこたえください。
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どこにオリジナルニスが残っていますか?おこたえください。
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