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雑談・その他 6 Comments
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留学

投稿日時:2008年02月16日 23:14
投稿者:さくら(ID:NzAHcBk)
音大出身者はよくも悪くもはいてすてるほどいますが、その中でも大学4年が終わってから留学、もしくは大学院へ行くということはまだ勉強したいということですよね?
それは4年で終わってまちの講師をしている方より、ある意味優秀な人たちなのでしょうか?
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Re: 留学

投稿日時:2008年02月17日 03:35
投稿者:父娘でVn始めました(ID:InBEQ4c)
大学院に行こうが行くまいが。
留学しようがしまいが。
どこかで指導をしようがしまいが。
いずれにせよ、音楽を続ける限り、一生勉強で、果てしがございません。どこに所属するかではなく、何を学ぶかであります。ひとまとめにしてどちらが優秀かを語るのは、仮に概括的な傾向を語るだけとしても、難しいでしょう。
[36601]

Re: 留学

投稿日時:2008年02月17日 16:17
投稿者:D Major(ID:OQJER1A)
留学、大学院は、4年終わってすぐに・・・社会に出たくない人たちの逃げ場ってこともあります。 だから、それが優秀だったのかは、留学、大学院を終えた後の進路で見なくちゃいけません。 
[36614]

Re: 留学

投稿日時:2008年02月18日 16:29
投稿者:ヴァイオ(ID:JJgSg4I)
勉強の方法はいろいろあると思いますが・・

 留学をされて、例えばパリに留学をして「フランスのエスプリを感じさせる音楽性」を身につけて帰ってきた人はあまり見受けません。

 ドイツも然りです。

 なにやら、欧米の音楽学校には東洋人をお客様とする留学生枠のようなものがあるらしく、そう厳しいレッスンをするわけでもないカリキュラムがあるらしいです。

 しかも欧米の先生は学生の個性を大事にして、決してその学生を先生の趣味に染めようとはしない人が多いため、日本人はより日本人の固いリズムで弾くばかりになって帰ってきます。(よりダサくなるってこと)

 そういう教師と話したことがありますが、「ジャパニーズのリズム感」を持ったこの学生の個性を崩す事はイケナイという考えらしいです。

 優秀なプレーヤーはみな、学生の(日本での)うちから活動しています。
逆に留学などしてる暇がなかった人が多いですね。

 教える事に関しては演奏とはまた別の能力が必要ですので、もしかすると、大学院まで行き沢山のことを学んだ人のほうが良いこともあるかもしれません。
[36642]

Re: 留学

投稿日時:2008年02月20日 14:37
投稿者:空母(ID:QBCJIiY)
むずかしいですね。「優秀」という考え方を捨てて、「進むべき道」にこだわったほうが健全かなと思うのはこのおばさんだけでしょうか。

逃げ場であっても、わりと狭い日本の音楽の世界ですから、逃げ場があっても良いでしょう。

ただ、その逃げ場をどう利用するか、ですね。

日本・日本の大学「から」逃げることより、外国「に」何をしにいくか、でしょうか。

当たり前ですが、出かける前に考えて(調べて、悩んで)おかないと有意な時間にならない可能盛大。

闇に聞こえたら残念ですが、在日である私には時々海外で留学生を担当したりお世話したりする方から相談されることがあります。その経験から言わせてもらうと、うまくいかない場合は、「目的無いまたははっきりしない」、「指示待ち」、「感受性があってよいですが、受身で、他の人が自分の気持ちをさしてくれるのを待っているらしくて、その期待が外れるとちょっと子供っぽい反応」の話がわりと多いです。

自分もそうでしたが、留学するなら人格をかえる覚悟が必要です。きつくなる必要は無いですが、自分のほうからアプローチしたり、自分の意思をはっきりと伝える努力が必要です。これは文化の違いと言うより、外国語でのコミュニケーションではぬあんすが伝わりにくいので、より具体的に言わないといけません。自分のほうから、「日本ではあまり触れなかった○○音楽をもっと知りたい!」「こんな演奏家にあこがれています、自分も○○が得意な演奏家になりたい!」など。大げさな子と言って恥かいても、恥で死んだ人はいないし、留学の具体的な目的がいえないと、教師たちや留学アドバイザがどういう風にコースを組めばよいか分かりません。


また、その国の学生たちはあなたを必要としていませんが、あなたが彼らを必要としていますので、嫌でも、自分のほうから合わせて仲間に入れてもらうしかないです。

自分の今までの経験が留学先とかみ合わないことがいっぱいあって当たり前なので、分からない、納得がいかないところがあれば、追求しないと乗り越えることができません。違うんじゃないか!と内心おもっても、前向きにならないとすごく損すると思います。

「何をしにいく」。それは、帰国するまで分からないままかもしれませんが、うんと考えるべきだと思います。そして、留学先で、勉強以外にも、他の学生さんと一緒にいろいろな演奏をするのが良いと思います。バイトとして、レストランや結婚式場での演奏もあれば、路上演奏も在り。

また、日本での大学を探したときと同じくらい又はそれ以上に熱心に情報集めをしましょう。その国の言葉で直接資料などを求めましょう。まちがたったっていい!やり取りしているうち上達しますから。

ところで、ラジオドイツ語口座はヴァイオリン怪盗の再生ですが、4月からは何になるでしょう。
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Re: 留学

投稿日時:2008年02月20日 18:53
投稿者:pochi(ID:OVMFIBc)
遣隋使ではあるまいし、気軽に留学すれば良いと思います。戦前の大阪~東京の時間的距離は、東京~倫敦に相当します。日本国内であれこれ考えても、「オラ、東京さ、イクだ」と同じ事だと思います。私なんぞ、通天閣は東京タワーよりも高いと信じていた位です。「行ってみてはじめて解る、問題点」ってところでしょう。シェル石油の宣伝文句、「入れてみてはじめて解る貝の良さ」のパクりです。

お金さえあれば簡単に留学は出来ます。その為のプログラムも用意されていますから、箔を付けたい人が大勢留学しています。地金は変わりません。

お金が無い人が留学する場合は一発勝負です。人間的魅力があれば何とか成ります。何とも成らない場合は、自分に魅力が無かったものだと諦めましょう。その様な人は、ヴァイオリンでは食べてゆけないでしょう。
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Re: 留学

投稿日時:2008年02月22日 21:37
投稿者:クロチェット(ID:KEdDeWc)
pochiさんと同じく私も、経済的に許されるなら気軽に行ったらいいと思います。

当然ですが、大学院であろうと留学先であろうと、人に教えてもらう場ではなく、本人が学び取る場です。
まちで講師をしている人だって、研ぎ澄まされた感性をお持ちの人もいるでしょうし、留学経験者だって何も学ばず帰ってくる人もいるでしょう。どちらが優秀なのか一概に判断できるものではないと思います。優劣を敢えてつけたいのならば、その人がどこで学んだかではなく、何を学んだか、によるのではないでしょうか。

それを踏まえた上で、留学することの意味は何でしょうか。ヨーロッパの場合ですが、私は環境かな、と思います。

日本より乾いたヨーロッパの空気、四季の緑の色、冬の低い太陽、エルガーが見ていた曇り空、バッハが食べてたパンの味、ヴィヴァルディが聞いていた水の音、グリーグが愛した海の色、現実的でしたたかなヨーロッパ人の気質、コンサートホールではなく石造りの教会で聴くクワイアの残響・・・。
そこに身をおき、西洋音楽がどのように人々の生活に根付いてきたのかを考える・・

チャリティやボランティアで、石造りのチャーチでバッハを弾く、
天井の高いサロンで、チェンバーでバロックや古典を弾く、
ミルシテインやカザルスのように、カフェやバーで弾き、聴衆の生の反応を目の当たりにする・・・
そこで自分の音はどう聞こえるのか、聴衆に届く時の音色は、音量は、部屋で練習しているときとどう違うのか考える・・・

日本とは比較にならないほど安く、頻繁に行われるマスタークラスやワールドクラスの演奏を聴き、Virtuosoの生の音を身近に感じ、自分が納得できる音を模索する・・・

そして自分の音に巡り合えたなら、留学は成功といえるのではないでしょうか。その結果、例え日本にいた頃の演奏と大差ないものであっても、本人が納得しているなら、その人にとってBestな演奏なのであって、フランスのエスプリである必要はないと思います。

そんな人の演奏を聴いたとき、それが自分の好みの演奏かどうかはともかくとして、優劣の判断は私にはつけられません。