[39442]
チューナーはスケール練習に有効か?
投稿日時:2009年03月15日 01:58
投稿者:pochi(ID:OVMFIBc)
パガニーニやヨアヒムが使っていたかどうかは関係なく、無効です。チューナーで音を取って、音程が良くなった人を寡聞にして存じません。
++++++++++++++
チューナーが有効なのは、安定したボウイングの獲得です。これは効きますので、特に初心者の皆さんは、精々活用してください。
++++++++++++++
チューナーメトロノームで調弦も厳密には正しくありません。チューナーの針で同じでも聴感上微妙に違う事があるのです。当然、五度調弦なら4つもチューナーで取る訳ですから、微妙に違う事がある弦が4弦に成ってしまいます。チューナーで合わせたらイケナイという訳では無いというレベルです。音を出すのなら、音叉の方が正確でしょうね。
++++++++++++++
チューナーメトロノームの発展形であるドラムマシーンをドラマーの代わりにしたら、人工的な感じがしてしまいます。ドラマーの演奏を機械で分析すると、正確なリズムからはほど遠い事もあるでしょう。これを以て、「ドラマーはドラムマシーンでリズムを確認するべきだ」とすると、ドラマーは困り果てるでしょう。
解りやすい例を出します。
All I Want For Christmas Is You
Mariah Carey
皆さんご存じですよね。
15年程前の曲ですが、昨今でも歳末大売出の曲ですね。
音楽屋ならドラムがわざと走っている事もご存じの筈です。
ドラムマシーンを持ち出して練習しろと云ったら、ドラマーは帰ってしまいます。
+++++++++++++
西洋クラシック音楽ではビートは均一では無いのです。4拍子は4分割では無く4拍目で呼吸を入れます。リズムを取るのにチューナーは有効ですが、ピッタリ合わせたり、数値化してこれだけ狂っていると文句を付けるのには難があるでしょう。
+++++++++++++
無伴奏ヴァイオリンも聴感上問題が無ければtartiniの御宣託に従う必要は全くありません。
+++++++++++++
機械物の利用法は実際の音楽上では限られた用途として使うべきである。と思います。
+++++++++++++
パガニーニやヨアヒムが使っていたかどうかは関係なく、自分の演奏の録音は有効ですよ。良く聴いて楽譜に書き込んで修正しましょう。
+++++++++++++
ご意見をどうぞ。
++++++++++++++
チューナーが有効なのは、安定したボウイングの獲得です。これは効きますので、特に初心者の皆さんは、精々活用してください。
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チューナーメトロノームで調弦も厳密には正しくありません。チューナーの針で同じでも聴感上微妙に違う事があるのです。当然、五度調弦なら4つもチューナーで取る訳ですから、微妙に違う事がある弦が4弦に成ってしまいます。チューナーで合わせたらイケナイという訳では無いというレベルです。音を出すのなら、音叉の方が正確でしょうね。
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チューナーメトロノームの発展形であるドラムマシーンをドラマーの代わりにしたら、人工的な感じがしてしまいます。ドラマーの演奏を機械で分析すると、正確なリズムからはほど遠い事もあるでしょう。これを以て、「ドラマーはドラムマシーンでリズムを確認するべきだ」とすると、ドラマーは困り果てるでしょう。
解りやすい例を出します。
All I Want For Christmas Is You
Mariah Carey
皆さんご存じですよね。
15年程前の曲ですが、昨今でも歳末大売出の曲ですね。
音楽屋ならドラムがわざと走っている事もご存じの筈です。
ドラムマシーンを持ち出して練習しろと云ったら、ドラマーは帰ってしまいます。
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西洋クラシック音楽ではビートは均一では無いのです。4拍子は4分割では無く4拍目で呼吸を入れます。リズムを取るのにチューナーは有効ですが、ピッタリ合わせたり、数値化してこれだけ狂っていると文句を付けるのには難があるでしょう。
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無伴奏ヴァイオリンも聴感上問題が無ければtartiniの御宣託に従う必要は全くありません。
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機械物の利用法は実際の音楽上では限られた用途として使うべきである。と思います。
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パガニーニやヨアヒムが使っていたかどうかは関係なく、自分の演奏の録音は有効ですよ。良く聴いて楽譜に書き込んで修正しましょう。
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ご意見をどうぞ。
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【ご参考】
[39457]
Re: チューナーはスケール練習に有効か?
投稿日時:2009年03月15日 20:17
投稿者:セロ轢きのGosh(ID:EwUpBCQ)
ドラエモン的発想で思いついたことを書きます:
プリセットされた音階(平均率なりピタゴラスなり、或いはpochiさんの模範演奏でも選択するものとして)を再生できて、それに合わせて学習者が弾いた音を拾って、合っているかズレているかメーター表示してくれる、そんな装置があればいいなぁ、と思います。 オプションとして、練習したい音階の主音または主和音を鳴らし続けて、学習者はそれに乗るように音階を弾く、或いは、模範演奏の3度上、5度上、などというのもいいと思います。
どうですか?
使う側の留意点としては、特に模範演奏に合わせようとするとき、個々の音について機械に合格貰うまで音を探り続けるようなマネをしないこと。 ズレたら二つ三つ戻った所からやり直すのが良いかと思います。 音階の流れを理解すること、自分のクセ(そのつもりで弾いているのにズレるところ)を把握することが目的です。 録音して後から「見る」より効果的では?
小生の師匠はレッスン冒頭の音階練習で、3度下を一緒に弾いてくれたものです(ピアノは使いません)。 で、ズレたらその都度指摘され、3度下の師匠の音をガイドに音を取り直します。 これはものすごくいい勉強になるので、それをシミュレートするようなソフトならいいかな、と思った次第です。
ちなみに、ビブラートで盛り上がったときにタルティーニは試してみました。 使い込んだ、と言うには程遠いのでこんなことができるのかどうか判りません。 どなたか教えてください。 こういうことができるなら前言撤回します。
プリセットされた音階(平均率なりピタゴラスなり、或いはpochiさんの模範演奏でも選択するものとして)を再生できて、それに合わせて学習者が弾いた音を拾って、合っているかズレているかメーター表示してくれる、そんな装置があればいいなぁ、と思います。 オプションとして、練習したい音階の主音または主和音を鳴らし続けて、学習者はそれに乗るように音階を弾く、或いは、模範演奏の3度上、5度上、などというのもいいと思います。
どうですか?
使う側の留意点としては、特に模範演奏に合わせようとするとき、個々の音について機械に合格貰うまで音を探り続けるようなマネをしないこと。 ズレたら二つ三つ戻った所からやり直すのが良いかと思います。 音階の流れを理解すること、自分のクセ(そのつもりで弾いているのにズレるところ)を把握することが目的です。 録音して後から「見る」より効果的では?
小生の師匠はレッスン冒頭の音階練習で、3度下を一緒に弾いてくれたものです(ピアノは使いません)。 で、ズレたらその都度指摘され、3度下の師匠の音をガイドに音を取り直します。 これはものすごくいい勉強になるので、それをシミュレートするようなソフトならいいかな、と思った次第です。
ちなみに、ビブラートで盛り上がったときにタルティーニは試してみました。 使い込んだ、と言うには程遠いのでこんなことができるのかどうか判りません。 どなたか教えてください。 こういうことができるなら前言撤回します。
[39459]
Re: チューナーはスケール練習に有効か?
投稿日時:2009年03月15日 21:57
投稿者:コクシネル(ID:QTiXFRA)
確かにひとりで音程を確認、修正できる器械があれば理想的ですが・・・・
先生がスケールの後ろでロングトーンを弾いてくれて、その都度音程のズレを指摘してくれるのは、一番理想的な環境です。 3度下は実はちょっと微妙なので、例えばト長調の音階の後ろでは、私はシ・ソの6度のロングトーンを弾きます。 ボウイングが安定している人なら、自分でロングトーンを録音して、再生しながらスケールを練習するのもいいかもしれません。 自分の耳だけでも、かなりのレベルまで追い込めると思います。
一人で練習する場合、一番実用的な練習方法は、基本右隣の開放弦と一緒に弾いて、重音の響きであわせます。 とくに1stポジション1の指は、4度でかなり正確に合います。 次の2の指3度はちょっと明るめに。 その次の3の指は左側の開放弦オクターブに合わせます。 もちろん両端の弦は片側にしか隣の線が無い訳ですが、オクターブ関係にある音を開放弦で確認するだけでも違います。
先生がスケールの後ろでロングトーンを弾いてくれて、その都度音程のズレを指摘してくれるのは、一番理想的な環境です。 3度下は実はちょっと微妙なので、例えばト長調の音階の後ろでは、私はシ・ソの6度のロングトーンを弾きます。 ボウイングが安定している人なら、自分でロングトーンを録音して、再生しながらスケールを練習するのもいいかもしれません。 自分の耳だけでも、かなりのレベルまで追い込めると思います。
一人で練習する場合、一番実用的な練習方法は、基本右隣の開放弦と一緒に弾いて、重音の響きであわせます。 とくに1stポジション1の指は、4度でかなり正確に合います。 次の2の指3度はちょっと明るめに。 その次の3の指は左側の開放弦オクターブに合わせます。 もちろん両端の弦は片側にしか隣の線が無い訳ですが、オクターブ関係にある音を開放弦で確認するだけでも違います。
[39460]
Re: チューナーはスケール練習に有効か?
投稿日時:2009年03月15日 23:39
投稿者:catgut(ID:FGBFJpM)
tartini Version 1.1で以下のような機能が追加されています。
既存のサウンドを再生し波形を表示しながら録音できて、自分の演奏の波形と比較できるというものです。
・Full Duplex sound. You can listen to a track, and record at the same
time. Compare yourself to the line.
ただ私の環境ではCPUパワーが足りないのか、バグなのか時々ひっかかります。
既存のサウンドを再生し波形を表示しながら録音できて、自分の演奏の波形と比較できるというものです。
・Full Duplex sound. You can listen to a track, and record at the same
time. Compare yourself to the line.
ただ私の環境ではCPUパワーが足りないのか、バグなのか時々ひっかかります。
[39461]
Re: チューナーはスケール練習に有効か?
投稿日時:2009年03月16日 00:29
投稿者:セロ轢きのGosh(ID:JSSRIRg)
コクシネルさん
> 3度下は実はちょっと微妙なので
実は自分でも書きながら「???」でした。
小生、数学としての音律論は大好きですが、弾くときは殆ど考えてなくて、単に気持ち良いと感じる音を追っていますので、先生がどう辻褄を合せていたのか(先生が引っ越してしまった)今となっては謎です。
> 一人で練習する場合、一番実用的な練習方法は、
なるほど、これは真っ当なやり方ですね。(pochiさんの1/4音ズラしも面白かったけど。)
今度練習に取り入れてみます。
こういう具体論が出ると建設的な議論ができてありがたいです。
> 3度下は実はちょっと微妙なので
実は自分でも書きながら「???」でした。
小生、数学としての音律論は大好きですが、弾くときは殆ど考えてなくて、単に気持ち良いと感じる音を追っていますので、先生がどう辻褄を合せていたのか(先生が引っ越してしまった)今となっては謎です。
> 一人で練習する場合、一番実用的な練習方法は、
なるほど、これは真っ当なやり方ですね。(pochiさんの1/4音ズラしも面白かったけど。)
今度練習に取り入れてみます。
こういう具体論が出ると建設的な議論ができてありがたいです。
[39462]
Re: チューナーはスケール練習に有効か?
投稿日時:2009年03月16日 02:47
投稿者:pochi(ID:OVMFIBc)
コクシネル氏の方法は基本中の基本です。だからD線の音階の練習をする時にはA線の開放弦と交互に弾きます。最初に3の指を押さえた時左側の弦とのオクターブで取らせるのも基本中の基本です。基本は、2の指C,Cisは、E線との長短3度で取る事になっています。1の指、A線ならHの音は、ピアノよりも少し高めである事を自覚する必要があります。このAとHの間の2度がヴァイオリンの音程のエッセンスです。
+++++++++++++++++++++++
ここでは比較的ハイポジションでの話をしています。他の弦との共鳴で音を取ると間違っている事が多いのです。チェロの人ならよく知っていると思いますが、2倍音と3倍音のフラジオで調弦しますよね。これを行えるのは弦が新しい時だけですね。ヴァイオリンで線密度が一定でない弦を使った場合、倍音が乱れるので正しい音程が取れないのです。だから、他の開放弦の共鳴のガイド無しに音を取れる様にしなければなりません。
例えば、ベートーヴェンの冒頭部分など、開放弦の共鳴でハイポジションを取ると、低くなり勝ちです。自分の音程感を養うしかありません。
具体的にベートーヴェンの冒頭で視覚的に音程を計測する機械で音程を取っても、良い音程で弾ける様には成りません。ピアノで取る方がまだマシな程です。実際にピアノで取って練習している上手な人は沢山居ます。
+++++++++++++++++++++++
>>指定の音律通りに弾くべきだと一般に考えられているのではないでしょうか。
無茶苦茶な思いこみなので詳しく説明しますね。必ずしもそうとは限らないのがヴァイオリンです。音律も気持ちよい音の傾向に後から理屈を付けたものに過ぎません。
この掲示板でも紹介されていた、
ttp://www.violinmasterclass.com/intonation.php
ここでもExpressive Pythagorasが指導されています。
Expressive Pythagorasを私の言葉で書くと、
長調のドレミファソラシドとあれば、ドレミはファを指向し、ソラシはドを指向します。だから、ミとシは高くなるのです。ピタゴラスもこの傾向があるのですが、Expressive Pythagorasではもっとこれを大袈裟に行います。長三度のミを狭めに取る純正律と将に反対です。ファとソは完全四度と完全五度なので、違いが出し難い柔軟性の無い音程の音です。平均率から半音の半分狂っていても完全四度と完全五度で辻褄が合えば聴感上問題なく聞こえます。緊張感がある音程になります。この味付けは、演奏速度や場所の広さにも関係するので、一概にどれ位まで許されるのかなんて、決める事はできません。
+++++++++++++++++++++++
さて、辻褄を合わさなければならない音と、そうでもない融通が利く音の違いを、理屈の上でこの音はこうだなんて言い切れるんでしょうか?ヴァイオリンではオクターブでさえ、振動数が1:2とは限らないのですよ。
+++++++++++++++++++++++
ここでは比較的ハイポジションでの話をしています。他の弦との共鳴で音を取ると間違っている事が多いのです。チェロの人ならよく知っていると思いますが、2倍音と3倍音のフラジオで調弦しますよね。これを行えるのは弦が新しい時だけですね。ヴァイオリンで線密度が一定でない弦を使った場合、倍音が乱れるので正しい音程が取れないのです。だから、他の開放弦の共鳴のガイド無しに音を取れる様にしなければなりません。
例えば、ベートーヴェンの冒頭部分など、開放弦の共鳴でハイポジションを取ると、低くなり勝ちです。自分の音程感を養うしかありません。
具体的にベートーヴェンの冒頭で視覚的に音程を計測する機械で音程を取っても、良い音程で弾ける様には成りません。ピアノで取る方がまだマシな程です。実際にピアノで取って練習している上手な人は沢山居ます。
+++++++++++++++++++++++
>>指定の音律通りに弾くべきだと一般に考えられているのではないでしょうか。
無茶苦茶な思いこみなので詳しく説明しますね。必ずしもそうとは限らないのがヴァイオリンです。音律も気持ちよい音の傾向に後から理屈を付けたものに過ぎません。
この掲示板でも紹介されていた、
ttp://www.violinmasterclass.com/intonation.php
ここでもExpressive Pythagorasが指導されています。
Expressive Pythagorasを私の言葉で書くと、
長調のドレミファソラシドとあれば、ドレミはファを指向し、ソラシはドを指向します。だから、ミとシは高くなるのです。ピタゴラスもこの傾向があるのですが、Expressive Pythagorasではもっとこれを大袈裟に行います。長三度のミを狭めに取る純正律と将に反対です。ファとソは完全四度と完全五度なので、違いが出し難い柔軟性の無い音程の音です。平均率から半音の半分狂っていても完全四度と完全五度で辻褄が合えば聴感上問題なく聞こえます。緊張感がある音程になります。この味付けは、演奏速度や場所の広さにも関係するので、一概にどれ位まで許されるのかなんて、決める事はできません。
+++++++++++++++++++++++
さて、辻褄を合わさなければならない音と、そうでもない融通が利く音の違いを、理屈の上でこの音はこうだなんて言い切れるんでしょうか?ヴァイオリンではオクターブでさえ、振動数が1:2とは限らないのですよ。
[39463]
Re: チューナーはスケール練習に有効か?
投稿日時:2009年03月16日 03:32
投稿者:jack(ID:IDZRV0E)
pochiさん、
>ここでもExpressive Pythagorasが指導されています。
--
同じサイトでProf.Sはスケールの練習にピュタゴラス音律を設定できる電子チューナーの使用を勧めておられます。
ttp://www.violinmasterclass.com/community/viewtopic.php?t=110
Posted: Sun Oct 24, 2004 10:25 am Post subject: Pythagorean Intonation with a tuner?
________________________________________
Most metronomes and tuners set their halfsteps in equal temperament - helpful for beginners, as is the piano, but not accurate when we really try to play in tune according to Pythagorean scales (See intonation in Masterclasses on this site). I recently found a tuner (and ordered it from Shar through this site) that has different intonation temperatments built in, including Pythagorean! It works flawlessly! Now you can practice intonation at MM=40, and the tuner will indicate with a needle and with lights if you are 100% on target. I was thrilled to see a student practice with it, and so was the student. The tuner model is Korg OT 12. There may be others, I don't know them, but this one is amazing. You will have to read the instructions for 2 minutes to make sure you are on the right settings.
OK, I'll admit it, I love gadgets!
コクシネルさん、
> 3度下は実はちょっと微妙なので
--
私も同感です。ピュタゴラススケールの純正三度上(または下)につけたスケールはもはやピュタゴラスではなくなりますね。この方法は重音の練習には良いと思いますが。10度の平均律クロマティックスケールの練習でやったことあります。
セロ轢きのGoshさん、
>プリセットされた音階(平均率なりピタゴラスなり、或いはpochiさんの模範演奏でも選択するものとして)を再生できて、それに合わせて学習者が弾いた音を拾って、合っているかズレているかメーター表示してくれる、そんな装置があればいいなぁ、と思います。
--
プリセットされた音階はMIDIのピッチべンドを使えば作れます。それをヘッドフォンで聴きながら弾き、音律設定可能な電子チューナでメータ表示させれば良いですね。
>ここでもExpressive Pythagorasが指導されています。
--
同じサイトでProf.Sはスケールの練習にピュタゴラス音律を設定できる電子チューナーの使用を勧めておられます。
ttp://www.violinmasterclass.com/community/viewtopic.php?t=110
Posted: Sun Oct 24, 2004 10:25 am Post subject: Pythagorean Intonation with a tuner?
________________________________________
Most metronomes and tuners set their halfsteps in equal temperament - helpful for beginners, as is the piano, but not accurate when we really try to play in tune according to Pythagorean scales (See intonation in Masterclasses on this site). I recently found a tuner (and ordered it from Shar through this site) that has different intonation temperatments built in, including Pythagorean! It works flawlessly! Now you can practice intonation at MM=40, and the tuner will indicate with a needle and with lights if you are 100% on target. I was thrilled to see a student practice with it, and so was the student. The tuner model is Korg OT 12. There may be others, I don't know them, but this one is amazing. You will have to read the instructions for 2 minutes to make sure you are on the right settings.
OK, I'll admit it, I love gadgets!
コクシネルさん、
> 3度下は実はちょっと微妙なので
--
私も同感です。ピュタゴラススケールの純正三度上(または下)につけたスケールはもはやピュタゴラスではなくなりますね。この方法は重音の練習には良いと思いますが。10度の平均律クロマティックスケールの練習でやったことあります。
セロ轢きのGoshさん、
>プリセットされた音階(平均率なりピタゴラスなり、或いはpochiさんの模範演奏でも選択するものとして)を再生できて、それに合わせて学習者が弾いた音を拾って、合っているかズレているかメーター表示してくれる、そんな装置があればいいなぁ、と思います。
--
プリセットされた音階はMIDIのピッチべンドを使えば作れます。それをヘッドフォンで聴きながら弾き、音律設定可能な電子チューナでメータ表示させれば良いですね。
[39464]
Re: チューナーはスケール練習に有効か?
投稿日時:2009年03月16日 04:44
投稿者:pochi(ID:OVMFIBc)
jack氏、有難う。
catgut氏のOT-120はOT-12の現行商品ですね。Prof.Sも機械ものが好きなのですね。
経験的には、使っても音程は良くなりません。私は音程が良くなった人を存じませんが、良くなるひとも居るかも知れません。子供なら対応力があるので、視覚と音程がリンクする様に脳の回路が繋がるのかも知れません。Prof.SはKorgを使えば上手になる人が沢山居る何て事は書いていませんね。また、Extensive Pythagorasには流石に対応出来ません。
私が経験不足なのか、現状では否定的見解しか出せませんが、何でも行ってみる事は面白いので、この掲示板を読んだ人は、catgut氏オススメのtartiniを試してみましょう。機械物を上手に使って音程が良くなれば幸運です。
+++++++++++++++++
チョット話は違いますが、100m走の号砲は音ですが、自動車競争は信号です。視覚でスタートを切る方が速いのなら、今後変わるかも知れませんね。
catgut氏のOT-120はOT-12の現行商品ですね。Prof.Sも機械ものが好きなのですね。
経験的には、使っても音程は良くなりません。私は音程が良くなった人を存じませんが、良くなるひとも居るかも知れません。子供なら対応力があるので、視覚と音程がリンクする様に脳の回路が繋がるのかも知れません。Prof.SはKorgを使えば上手になる人が沢山居る何て事は書いていませんね。また、Extensive Pythagorasには流石に対応出来ません。
私が経験不足なのか、現状では否定的見解しか出せませんが、何でも行ってみる事は面白いので、この掲示板を読んだ人は、catgut氏オススメのtartiniを試してみましょう。機械物を上手に使って音程が良くなれば幸運です。
+++++++++++++++++
チョット話は違いますが、100m走の号砲は音ですが、自動車競争は信号です。視覚でスタートを切る方が速いのなら、今後変わるかも知れませんね。
[39465]
Re: チューナーはスケール練習に有効か?
投稿日時:2009年03月16日 07:42
投稿者:catgut(ID:FGBFJpM)
jackさま、ご紹介どうもありがとうございます。
pochiさま、
現実の演奏では固定的な音高を使うわけではないことは当然です。
大蔵氏も実際の演奏ではサンプルデータの提供者はいずれも立派な演奏をすると考えられているのであり、大蔵氏の結果が有意なら「大学のヴァイオリン教師」ほどの上級者がハイポジションでどのような方法で(どのような練習によって)良い演奏をしているかを考察するきっかけになると思います。
pochiさま、
現実の演奏では固定的な音高を使うわけではないことは当然です。
大蔵氏も実際の演奏ではサンプルデータの提供者はいずれも立派な演奏をすると考えられているのであり、大蔵氏の結果が有意なら「大学のヴァイオリン教師」ほどの上級者がハイポジションでどのような方法で(どのような練習によって)良い演奏をしているかを考察するきっかけになると思います。
[39466]
Re: チューナーはスケール練習に有効か?
投稿日時:2009年03月16日 12:14
投稿者:セロ轢きのGosh(ID:GEBQkxE)
> 視覚でスタートを切る方が速いのなら
特別な訓練をしない限りは、聴覚が速いと思います。
2、3年前に有明の科学未来館の脳科学特別展に体験コーナーがありました; ランプ、ブザーおよびハンドルの振動に応じてスイッチを押して、その反応速度を比較する実験です。 家族で試してみましたが、反応の速さは明らかに、触覚>聴覚>視覚 でした。
触覚は、ハンドルがスイッチ兼用で同じ手で操作するのでちょっとズルいかなぁ、とも思いましたが。
(但し、これはチューナを「見る」意義を否定する材料にはならないと思います。)
特別な訓練をしない限りは、聴覚が速いと思います。
2、3年前に有明の科学未来館の脳科学特別展に体験コーナーがありました; ランプ、ブザーおよびハンドルの振動に応じてスイッチを押して、その反応速度を比較する実験です。 家族で試してみましたが、反応の速さは明らかに、触覚>聴覚>視覚 でした。
触覚は、ハンドルがスイッチ兼用で同じ手で操作するのでちょっとズルいかなぁ、とも思いましたが。
(但し、これはチューナを「見る」意義を否定する材料にはならないと思います。)
[39469]
Re: チューナーはスケール練習に有効か?
投稿日時:2009年03月16日 14:10
投稿者:Xin(ID:EZKRRpQ)
●試用感
TARTINI で
キーをG
音律をPythagolean
にセットして
example.wavを聞きながら
Play and Recordをやってみました
画面には音程を示す横線とリズム(時間経過)を示す縦線が表示され
exanple.wavの音が重ねて表示されます
結果
マウスを押すとすぐにexampleの演奏が始まるので最初の上昇音階
には間に合わない、あせると演奏がめちゃめちゃになる
下降音階が始まってからexampleに重ねて録音することにする
マウスのスタートで上昇音階は聞き流し、
G4から下降でスタートする
自分の音程がみごとにずれている
G4を抑える位置を探しておいてから再度下降スケールに挑戦する
我ながら関心するぐらい音程の基準線に一致している
自分自身は音痴だと自負していたので、
おどろきのあまり自画自賛する
●リズムの件は
TARTINIの機能ではよくわかりません
使いかたを知らないせいかな~。
●和音については。
基音だけを抽出する機能をそなえているので、
和音を分析するのは苦手ではないでしょうか
●TARTINIの音程の判定精度について
試しに手持ちの音叉を測定しました。
”A”と刻印がありますが周波数はわかりません、
神田の有名楽器屋で買ってから50年ほどたっています。
FFTのサンプルの取りかたで測定値が変ると思いますが
叩いてからの時間が経過して音の減衰とともに周波数が高くなっていきます。
音叉がおかしいのかTARTINIがおかしいのかいまのところわかりません。
音叉の音が変化しているのがわかるぐらい精度が良いのかもしれません
FFTの処理アルゴリズムには物理の先生が開発メンバーなので問題
ないとおもいますが。
でも、FFT使用上の基本的な注意はしといたほうが良いでしょう
チューナー代わりに使用するには便利、
安いし(ただ)
音叉でTARTINIをキャリブレーションしておくべし
●使えるか
耳の良い人の練習には不要です。
弟子の指導にはよいかも、具体的に指摘できる。
コンピュータがこういっているというには説得力がないにしても
反論の口をふさぐ
楽譜も読めない、音感も訓練されてない人がヴァイオリンにとっかかる
にはよい。
いずれにしても、一寸使ってみます。
●要望
基準とすべき音(メロディ)が発生できたら便利なのですが
TARTINI内部に音の発生機能があるかどうかわかりません。
まだ使いこんでいない。
スタートのトリガーを音声入力にできたら
あるいは合図音を発生できたら
(最初の数拍でリズムをきめスタートを開始する)
TARTINI で
キーをG
音律をPythagolean
にセットして
example.wavを聞きながら
Play and Recordをやってみました
画面には音程を示す横線とリズム(時間経過)を示す縦線が表示され
exanple.wavの音が重ねて表示されます
結果
マウスを押すとすぐにexampleの演奏が始まるので最初の上昇音階
には間に合わない、あせると演奏がめちゃめちゃになる
下降音階が始まってからexampleに重ねて録音することにする
マウスのスタートで上昇音階は聞き流し、
G4から下降でスタートする
自分の音程がみごとにずれている
G4を抑える位置を探しておいてから再度下降スケールに挑戦する
我ながら関心するぐらい音程の基準線に一致している
自分自身は音痴だと自負していたので、
おどろきのあまり自画自賛する
●リズムの件は
TARTINIの機能ではよくわかりません
使いかたを知らないせいかな~。
●和音については。
基音だけを抽出する機能をそなえているので、
和音を分析するのは苦手ではないでしょうか
●TARTINIの音程の判定精度について
試しに手持ちの音叉を測定しました。
”A”と刻印がありますが周波数はわかりません、
神田の有名楽器屋で買ってから50年ほどたっています。
FFTのサンプルの取りかたで測定値が変ると思いますが
叩いてからの時間が経過して音の減衰とともに周波数が高くなっていきます。
音叉がおかしいのかTARTINIがおかしいのかいまのところわかりません。
音叉の音が変化しているのがわかるぐらい精度が良いのかもしれません
FFTの処理アルゴリズムには物理の先生が開発メンバーなので問題
ないとおもいますが。
でも、FFT使用上の基本的な注意はしといたほうが良いでしょう
チューナー代わりに使用するには便利、
安いし(ただ)
音叉でTARTINIをキャリブレーションしておくべし
●使えるか
耳の良い人の練習には不要です。
弟子の指導にはよいかも、具体的に指摘できる。
コンピュータがこういっているというには説得力がないにしても
反論の口をふさぐ
楽譜も読めない、音感も訓練されてない人がヴァイオリンにとっかかる
にはよい。
いずれにしても、一寸使ってみます。
●要望
基準とすべき音(メロディ)が発生できたら便利なのですが
TARTINI内部に音の発生機能があるかどうかわかりません。
まだ使いこんでいない。
スタートのトリガーを音声入力にできたら
あるいは合図音を発生できたら
(最初の数拍でリズムをきめスタートを開始する)
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