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弦楽器フェア2009の感想?
投稿日時:2009年11月02日 23:55
投稿者:カルボナーレ(ID:EnE4GYc)
残念ながら、今年も弦楽器フェアに行けませんでした。
例年、感想の書き込みがあるのを楽しみにしているのですが、今年はないのかな?
例年、感想の書き込みがあるのを楽しみにしているのですが、今年はないのかな?
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Re: 弦楽器フェア2009の感想?
投稿日時:2009年11月03日 02:31
投稿者:なんとなく(ID:QnWAEXQ)
駐車場ががら空きの感じでした。
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Re: 弦楽器フェア2009の感想?
投稿日時:2009年11月03日 09:04
投稿者:私鉄沿線横好き(ID:FIMxcgk)
最終日の朝10時直後に駆けつけましたが、例年の行列がなくびっくり。試奏の人が少なく感じました。大手楽器業の撤退で展示会場が縮小された由。
会員諸氏(日本人製作者)が警備に忙殺されず、お客の相手をするゆとりがあると見受けました。東横線沿線マイスター氏の美人の奥さんもお手伝いされていましたが、素敵でした。
非会員ながらクレモナ在住の天野さんのヴァイオリンと高橋明さんのヴィオラは良かったですね。あのブースは随分にぎわっていました。ちょうどBSで彼等の番組が再放送された直後ですしね。
会員諸氏(日本人製作者)が警備に忙殺されず、お客の相手をするゆとりがあると見受けました。東横線沿線マイスター氏の美人の奥さんもお手伝いされていましたが、素敵でした。
非会員ながらクレモナ在住の天野さんのヴァイオリンと高橋明さんのヴィオラは良かったですね。あのブースは随分にぎわっていました。ちょうどBSで彼等の番組が再放送された直後ですしね。
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Re: 弦楽器フェア2009の感想?
投稿日時:2009年11月03日 20:45
投稿者:zink(ID:QBQFYCI)
高度経済成長期から続いてきたわが国の繁栄がそろそろ終わりに近づいたのかなと思いました。もともと生活に必需なものではありません。気楽にサラリー生活を続けられる状況ではなくなった中で、これからこれに関わる人口・消費者は「下降の一途」だと思います。高齢化社会も拍車をかけます。それも「じわり・じわり」で、急激ではないでしょう。気が付いたら「フェアそのものが運営できなくなった」というように。
もともと考え方の違う個人事業主が、よくもここまで団体活動の名の元に運営できて来たと感心しています。
今年が特別なのではなく、これからも「下火」だと思います。そのうち話題にもならなくなるかも知れません。「年金問題」にたかる国です。経済力がなくなれば、弦楽器を悠長に弾いていられる状況ではないでしょう。
この国の行く末は、今年のフェアそのままではないでしょうか。企業どころかこれからは公務員だってわかりません。法人税が落ち込めば、自治体財政崩壊です。音楽を専門にやっている方は、これから政治・経済も勉強されると、無駄な設備投資をしなくて済みます。高額な弦楽器を購入し、借金に追われることもなくなるでしょう。
もともと考え方の違う個人事業主が、よくもここまで団体活動の名の元に運営できて来たと感心しています。
今年が特別なのではなく、これからも「下火」だと思います。そのうち話題にもならなくなるかも知れません。「年金問題」にたかる国です。経済力がなくなれば、弦楽器を悠長に弾いていられる状況ではないでしょう。
この国の行く末は、今年のフェアそのままではないでしょうか。企業どころかこれからは公務員だってわかりません。法人税が落ち込めば、自治体財政崩壊です。音楽を専門にやっている方は、これから政治・経済も勉強されると、無駄な設備投資をしなくて済みます。高額な弦楽器を購入し、借金に追われることもなくなるでしょう。
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Re: 弦楽器フェア2009の感想?
投稿日時:2009年11月03日 21:17
投稿者:私鉄沿線横好き(ID:FIMxcgk)
zinkさんのレスは笑えます。
日本弦楽器製作者協会が科学技術館でフェアを開きだしてから15年以上になるでしょう。その昔小さな会場(野口記念館とか言いましたっけ)で、製作者と演奏者の交流を主体に双方向的にやっていた展示会を、業者を巻き込んだ大きなイヴェントに変えたことは冒険でしたね。イタリアブームに輪をかける結果になったですし、一部幹部クラス協会員の重い負担になったのも事実でしょう。フェアのためだけの協会になった観もあります。
『準会員』と言われていた人たちがはじき出されて自由学園明日館とかいうところでやっている展示会の方がもともとのあるべき展示会のあり方に却って近い性格だと思います。
でも毎年のように科学技術館に出向いて製作者たちと意見交換をしてきた私などはフェアにはまだまだメリットはあると感じます。規模縮小でも良いからどこかで続けてはもらいたいですね。
日本弦楽器製作者協会が科学技術館でフェアを開きだしてから15年以上になるでしょう。その昔小さな会場(野口記念館とか言いましたっけ)で、製作者と演奏者の交流を主体に双方向的にやっていた展示会を、業者を巻き込んだ大きなイヴェントに変えたことは冒険でしたね。イタリアブームに輪をかける結果になったですし、一部幹部クラス協会員の重い負担になったのも事実でしょう。フェアのためだけの協会になった観もあります。
『準会員』と言われていた人たちがはじき出されて自由学園明日館とかいうところでやっている展示会の方がもともとのあるべき展示会のあり方に却って近い性格だと思います。
でも毎年のように科学技術館に出向いて製作者たちと意見交換をしてきた私などはフェアにはまだまだメリットはあると感じます。規模縮小でも良いからどこかで続けてはもらいたいですね。
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Re: 弦楽器フェア2009の感想?
投稿日時:2009年11月03日 21:24
投稿者:K's(ID:MYZwJ1A)
景気のこともあるでしょうが、
一度行って懲りた人も多いのではないでしょうか?
色々な楽器を手にできたり、面識のない製作者と直接話ができる格好の場ですが、とにかくあちらこちらから協奏曲やらが聞こえてきえて、長い時間はとても耐えられない。
それから、過去の出展者からも「大変な割にメリットがない」といって不参加になった人も少なからずいることを知っています。
弦楽器フェアの在り方の問題もあるのではないでしょうか?
一度行って懲りた人も多いのではないでしょうか?
色々な楽器を手にできたり、面識のない製作者と直接話ができる格好の場ですが、とにかくあちらこちらから協奏曲やらが聞こえてきえて、長い時間はとても耐えられない。
それから、過去の出展者からも「大変な割にメリットがない」といって不参加になった人も少なからずいることを知っています。
弦楽器フェアの在り方の問題もあるのではないでしょうか?
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Re: 弦楽器フェア2009の感想?
投稿日時:2009年11月03日 21:40
投稿者:私鉄沿線横好き(ID:FIMxcgk)
90年代後半までは、持参の楽器や弓と自由に弾きくらべたり、素朴な会でしたね。私はあの時代に散々試奏して多大な勉強をしました。
弓のすり替えがおこって、楽器持込が禁止になったあたりが第一の曲がり角で、とたんにメリットが少なくなりました。それに楽器の破損事件も再三起こるようになりました。お客のマナーもあるだろうが規模が大きすぎて協会員の目が届かないのだろうと思います。そして、第二の曲がり角は準会員が締め出されたこと。
弓のすり替えがおこって、楽器持込が禁止になったあたりが第一の曲がり角で、とたんにメリットが少なくなりました。それに楽器の破損事件も再三起こるようになりました。お客のマナーもあるだろうが規模が大きすぎて協会員の目が届かないのだろうと思います。そして、第二の曲がり角は準会員が締め出されたこと。
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Re: 弦楽器フェア2009の感想?
投稿日時:2009年11月04日 19:54
投稿者:zink(ID:QBQFYCI)
私鉄沿線横好きさま
野口英世記念館ですね。とても懐かしいです。良い時代でした。なんと言うかとてもアットホームで、よかったですね。科学技術館はもう会場としては広すぎます。車いすの障がいをお持ちの方などにはとてもよいスペースだと思いますが、そういう方もお見かけしませんでしたし。
そもそも主催される協会そのものが何のために存在するのかわからなくなっているのかも知れません。設立当初は意義があったと思いますが、相互に研鑽を積む活動などしているのでしょうか。お互いに「自分が正しい」と繰り返すメーカーの「烏合の衆」ではないでしょうか。
「温かさのまるで感じられない」フェアになってしまいました。
野口英世記念館の時代はよかったな~。
野口英世記念館ですね。とても懐かしいです。良い時代でした。なんと言うかとてもアットホームで、よかったですね。科学技術館はもう会場としては広すぎます。車いすの障がいをお持ちの方などにはとてもよいスペースだと思いますが、そういう方もお見かけしませんでしたし。
そもそも主催される協会そのものが何のために存在するのかわからなくなっているのかも知れません。設立当初は意義があったと思いますが、相互に研鑽を積む活動などしているのでしょうか。お互いに「自分が正しい」と繰り返すメーカーの「烏合の衆」ではないでしょうか。
「温かさのまるで感じられない」フェアになってしまいました。
野口英世記念館の時代はよかったな~。
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Re: 弦楽器フェア2009の感想?
投稿日時:2009年11月04日 20:10
投稿者:私鉄沿線横好き(ID:FIMxcgk)
zinkさん
小生は、工房はお医者さんだと思っています。
ヴァイオリンを弾く人間は工房のマイスターなしには活動できません。
だから彼等のオープンな組織の存在はとても大切です。日本弦楽器製作者協会は貴重な組織だと思っています。
私は戦前生まれのマイスターを幾人も存じています。豪快な人たちで、癖はあるものの、確かな技術と暖かい素晴らしい人格の持ち主です。彼等とお近づきになれたことは私の音楽生活に計り知れないプラスでした。
マイスターと上手に付き合わないとアマチュアといえども愉快な音楽生活は送れません。マイスターたちの連携はオープンなものであるべきでしょう。
野口英世記念館時代には製作者協会の加入条件もおおらかで、私の親しい製作者(複数)も『あの時代はとてもオープンだった。今の条件なら私なんてお呼びでない』とおっしゃいます。後に海外有名コンクール1位になった方が協会に加入が認められない事件があった筈です。コンクール後なら三顧の礼で協会に迎えるべきところでしょう。しかし、くどいようですが、個々の製作者(協会メンバー)は優れた技術と人格を持つ人に事欠きません。科学技術館時代になってもそれは変わっていません。またフェアで多くの外国人を含む製作者と直接会話できたことは私の財産です。弦楽器フェアが、今の形でなくとも今後も何らかの形で継続してくれることを希望しています。
小生は、工房はお医者さんだと思っています。
ヴァイオリンを弾く人間は工房のマイスターなしには活動できません。
だから彼等のオープンな組織の存在はとても大切です。日本弦楽器製作者協会は貴重な組織だと思っています。
私は戦前生まれのマイスターを幾人も存じています。豪快な人たちで、癖はあるものの、確かな技術と暖かい素晴らしい人格の持ち主です。彼等とお近づきになれたことは私の音楽生活に計り知れないプラスでした。
マイスターと上手に付き合わないとアマチュアといえども愉快な音楽生活は送れません。マイスターたちの連携はオープンなものであるべきでしょう。
野口英世記念館時代には製作者協会の加入条件もおおらかで、私の親しい製作者(複数)も『あの時代はとてもオープンだった。今の条件なら私なんてお呼びでない』とおっしゃいます。後に海外有名コンクール1位になった方が協会に加入が認められない事件があった筈です。コンクール後なら三顧の礼で協会に迎えるべきところでしょう。しかし、くどいようですが、個々の製作者(協会メンバー)は優れた技術と人格を持つ人に事欠きません。科学技術館時代になってもそれは変わっていません。またフェアで多くの外国人を含む製作者と直接会話できたことは私の財産です。弦楽器フェアが、今の形でなくとも今後も何らかの形で継続してくれることを希望しています。
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Re: 弦楽器フェア2009の感想?
投稿日時:2009年11月05日 13:55
投稿者:ubuntuな人(ID:QnWAEXQ)
zinkさん
>「温かさのまるで感じられない」フェアになってしまいました。
> 野口英世記念館の時代はよかったな~。
「温かさのまるで感じられない」掲示板になってしまいました。
慶応大の村井先生達率いるJUNETの初期の時代はよかったです。
ネットとオフ、ユーザ会で輝いていてそんな時代を過ごせた自分は幸せだったと感じます。
今の掲示板との一番の違いは全員名前と所属や職場を公開して会話していた点です。
利害関係のない大学をHUBにして全体がうまく繋がり、色々なプロジェクトが立ち上がり
成果がGPLできちんと積み重なって成長して行きました。
それで新しい仕事を得た人も多かったと思います。
弦楽器の世界にもそんな世界が有ったら良いと願います。
>「温かさのまるで感じられない」フェアになってしまいました。
> 野口英世記念館の時代はよかったな~。
「温かさのまるで感じられない」掲示板になってしまいました。
慶応大の村井先生達率いるJUNETの初期の時代はよかったです。
ネットとオフ、ユーザ会で輝いていてそんな時代を過ごせた自分は幸せだったと感じます。
今の掲示板との一番の違いは全員名前と所属や職場を公開して会話していた点です。
利害関係のない大学をHUBにして全体がうまく繋がり、色々なプロジェクトが立ち上がり
成果がGPLできちんと積み重なって成長して行きました。
それで新しい仕事を得た人も多かったと思います。
弦楽器の世界にもそんな世界が有ったら良いと願います。
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