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ヴァーニッシュ・ガット弦 | ヴァイオリン掲示板

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雑談・その他 83 Comments
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ヴァーニッシュ・ガット弦

投稿日時:2011年09月29日 18:02
投稿者:ガットラヴァー(ID:FwUDeTY)
ニスによる防水加工が施された、いわゆるヴァーニッシュ・ガット弦についてですが、今から100年前の1911年には既に販売されていたようです。
当時の海外の弦楽器専門誌に、あるガット弦メーカーによる、ガット表面の毛羽立ちを抑え、防水性も向上させたヴァーニッシュ・ガット弦に関する広告が掲載されていました。
1911年頃というと、イザイ、ティボー、クライスラー、フーバーマン、エルマンといった往年の大ヴァイオリニストが活躍していた頃です。
ヴァーニッシュ・ガット弦は、信頼できるガットメーカーのものであれば、高温多湿な日本の夏でも、安心して使用できます。
自分のヴァイオリンにとって最適なゲージを見つけることができれば、ヴァーニッシュ・ガット弦は、最新のシンセティック弦よりも大きな音量と美しい音を両立して出すことが可能です。
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【ご参考】
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Re: ヴァーニッシュ・ガット弦

投稿日時:2011年10月07日 20:56
投稿者:ガットラヴァー(ID:FwUDeTY)
自分にとって、音の良い順に並べると以下のとおりです。

裸ガットのG線(約1.20ミリ前後)>市販の金属巻きのガット弦のG線)≧裸ガットのG線(約1.30ミリ前後)>市販のナイロン弦のG線


自分にとって、音量の大きい順に並べると以下のとおりです。

裸ガットのG線(約1.30ミリ前後)≧裸ガットのG線(約1.20ミリ前後)≧市販の金属巻きのガット弦のG線≧市販のナイロン弦のG線


自分にとって、(右手のボウイングと左手のフィンガリングにとって)弾き易い順に並べると以下のとおりです。

市販の金属巻きのガット弦のG線≧市販のナイロン弦のG線≧裸ガットのG線(約1.20ミリ前後)≧裸ガットのG線(約1.30ミリ前後


上記のような状況の中で、1.10ミリ前後の裸ガットのG線を実用化できた場合、自分にとって、(右手のボウイングと左手のフィンガリングにとって)弾き易い順に並べると以下のとおりです。

裸ガットのG線(約1.10ミリ前後)>市販の金属巻きのガット弦のG線≧市販のナイロン弦のG線≧裸ガットのG線(約1.20ミリ前後)≧裸ガットのG線(約1.30ミリ前後


要するに、1.10ミリ前後の裸ガットのG線を実用化できた場合、音の良さ、音量の大きさ、弾き易さなど全ての面で、

裸ガットのG線(約1.10ミリ前後)>市販の金属巻きのガット弦のG線(あるいは、市販のナイロン弦のG線)

となることになります。


自分は、1.50ミリの裸ガットのG線で公開演奏したこともあるので、太さには十分に慣れていますが、普段ナイロン弦を張っている人からしたら、1.50ミリの裸ガットのG線というのは、極太で違和感があると思います。

裸ガットのG線に関しては、1.30ミリよりも細くなった辺りから、違和感が大幅に減ってきますし、1.20ミリ程度まで細くなると、かなりの程度違和感が解消されます。1.50ミリの裸ガットのG線に慣れていた自分にとっては、1.20ミリまで細くできると、もう十分に満足なレベルと言っても良いです。

ですから、ヴィオラのナイロン弦のC線と同程度の直径の1.10ミリ前後まで裸ガットのG線を細くできたら、一般的なナイロン弦のヴァイオリン弦に慣れている多くの方々にとって、違和感がほとんど無い(あるいは違和感が無い)レベルになると思います。


裸ガットのG線の太くまろやかな音、力強くて肉厚で豊かな響き、を体感したら、少々太め(←1.30ミリ前後を指す)であることなど、ほとんど気にならなくなります。さらに1.20ミリ前後まで細くなれば、音の良さに素晴らしさに大いに満足してまって、太さ(←1.20ミリ前後を指す)のことなど、ついつい忘れてしまいます。


1.10ミリ前後の裸ガットのG線が実用化できるということになれば、今後、世界的なソリストが、裸ガットのG線を張ったストラディヴァリウスやグァルネリウスの名器(バロックヴァイオリンではなくモダンヴァイオリンに改造された名器)で、メンコン、チャイコン、ブラコン、シベコンなどのロマン派の偉大なヴァイオリン協奏曲を演奏するというようなことが現実のものとなるだろうと期待しています。

既に、海外の一部のプロヴァイオリン奏者の間で、そういう良い兆しが見受けられます。
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Re: ヴァーニッシュ・ガット弦

投稿日時:2011年10月07日 21:16
投稿者:go(ID:NZiJeBE)
私の周りでもこのスレッドは話題になっていますが、
反応は一様に「キモイ」であり、試す気になったという人は皆無です。

普及を狙っているとしたら逆効果ですね。

取扱店の人が自ら書いているとしたら自業自得でしょうが、
いちユーザーが書いているとしたら取扱店にとっては営業妨害レベルなのでは。
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Re: ヴァーニッシュ・ガット弦

投稿日時:2011年10月07日 21:20
投稿者:おそらく(ID:NXFygSc)
コミュニケーションする気がないなら、掲示板でなく、ブログとかYouTubeでやって欲しいです。
それに、出展を明らかにしない情報は、誰も信じてくれませんよ。
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Re: ヴァーニッシュ・ガット弦

投稿日時:2011年10月07日 21:45
投稿者:ガットラヴァー(ID:FwUDeTY)
20世紀前半生まれのE.Segerman氏が著した弦楽器とガット弦に関するきわめて詳細な専門書(英文の論文)には、ガット弦の本質を理解する上で重要なことがたくさん書かれています。もちろん、自分は持っていて、時々参照しています。

上記のほかにもガット弦についての記述がある専門書を数冊持っていますが、それ以外には、ネット上(英文)で得られる情報も参考にしています。

あとは、やはり、ガット弦製造メーカーから直接、情報や助言を得たり、ヴァイオリニスト(ソリスト、オケ奏者)からも直接、情報や助言を得たりしています。

多くの方々から協力していただいたお陰で、モダンヴァイオリン(現代型のヴァイオリン)に、4本とも裸のガット弦を張る、という手法については、自分は、世界的に見ても最先端を走っていると思います。


いつの時代も、最先端を走っている人は、たとえその主張が正しくても、無知で無理解な輩(やから)から不当に批判されたりするものです。

5年後か10年後になれば、私がこの掲示板を通じて発信している裸のガット弦に関する情報が、より多くの弦楽器愛好家に受け入れられることになるだろうと確信しています。
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この板を読むべし

投稿日時:2011年10月07日 21:54
投稿者:だから既出だっつうの(ID:EBmEmZE)
以前この掲示板をうんざりさせたかたと全く同じですね。

”ヴェニス・カトリン(キャットライン)が凄い!”参照!!!!!!

終了!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


以下こぴぺ

18~19世紀のヴァイオリン弦のゲージ(太さ)に関するデータを見つけましたので、お知らせします。

ttp://www.aquilacorde.com/it/faq/faq-musica-antica/43.html?start=10

パガニーニ(Paganini 1840年頃)は、
E線 0.71 - 0.72 mm
A線 0.87 - 0.89 mm
D線 1.15 - 1.16 mm
G線 不明(金属巻きのガット弦と思われる)
というような組み合わせの弦を張っていたようです。A・D・G線は、金属の巻き線がないプレーンガット弦です。

現代型のヴァイオリン(バロック・ヴァイオリンではないモダン・ヴァイオリン)にプレーンガット弦を張る際に、どういうゲージの弦を張ったら良いかを考える上で、上記サイトの情報はとても参考になります。

それでは、ごきげんよう。
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Re: ヴァーニッシュ・ガット弦

投稿日時:2011年10月07日 21:55
投稿者:go(ID:NZiJeBE)
誰かを彷彿とさせると思っていましたが、思い出しました。
↓ここで槍玉に上がっている人でした。

ttp://www29.atwiki.jp/enzo/
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Re: ヴァーニッシュ・ガット弦

投稿日時:2011年10月07日 23:17
投稿者:おそらく(ID:NXFygSc)
もともと掲示板の使い方としてどうなのよ、という話だと思うので、コミュニケーションという観点では一歩前進ですが、出展はこの程度では明らかとは思えません。都合の悪い情報も公平に開示することが、結局は信憑性を増すのだと思います。
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Re: ヴァーニッシュ・ガット弦

投稿日時:2011年10月08日 00:38
投稿者:ジョスランの子守唄(ID:JhZnVXU)
ガットラヴァー氏の説に対して、「これこれこういう理由でガットラヴァー氏の説は間違っている。」というような具合になんらかの根拠を示すなどしてきちんと論理的に反論を唱えている人が全然いないのは、とても残念なことですねぇ。
violinist.comの掲示板を閲覧してみると、裸ガット弦に関してプロのヴァイオリニストやアマのヴァイオリン弾きやガット弦製造業者やヴァイオリン製作家などがそれぞれの立場から建設的に意見交換しているシーンが時折見受けられます。
violinist.comの掲示板を読むと、古楽系のヴァイオリン奏者だけでなく普通のヴァイオリン奏者の間でも裸のガット弦を試す動きがあるように感じられます。violinist.comの掲示板で発言している人の中には、裸のガット弦を張ったヴァイオリンで録音や録画をして、動画サイトにアップしたりCDやDVDを販売しているプロのヴァイオリニストもいますね。
violinist.comのサイト内検索の機能を使うと、ヴァイオリンにおける裸ガットのG線に言及しているスレッドも見つかりました。
violinist.comでの建設的な情報交換のやり取りを見ていると、日本のヴァイオリン文化はまだまだ遅れているなと思わされます。残念ですねぇ。
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Re: ヴァーニッシュ・ガット弦

投稿日時:2011年10月08日 05:57
投稿者:おそらく(ID:NXFygSc)
こういうときに手を抜かずに、具体的な出展を書いて欲しいです。
記載量も多いので、ブログとかでやって欲しいです。
いずれにしても、書き方がコミュニケーションというより、一方的な押し付けに感じます。
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Re: ヴァーニッシュ・ガット弦

投稿日時:2011年10月08日 11:36
投稿者:ジョスランの子守唄は間違っている(ID:QgGAkjI)
ガットラヴァー某氏の説が間違っているどうのこうのという議論ではない事は、日本語が読めればわかりませんか?ジョスランの子守唄氏。

問題は、出典も明らかでないご高説を延々と、一方的に、粘着して書き続けていることへの不快感です。

violinist.comウンタラを引き合いに出した意図はわかりませんが、双方向のコミュニケーションが成立するから、議論が建設的に成りうるのです。

一方的な粘着性循環形式をしたいなら、どこか別の所でやってくれということです。
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