[43993]
科学的?
投稿日時:2012年01月05日 12:28
投稿者:通りすがり(ID:FINJlSk)
yahooニュースからの転載です。
色々と疑問がある記事ですが、
皆さんどうお考えですか?
バイオリン名器の音色、現代モノと大差なし?
読売新聞 1月4日(水)10時56分配信
【ワシントン=山田哲朗】何億円もすることで有名なバイオリンの名器「ストラディバリウス」や「ガルネリ」は、現代のバイオリンと大差ないとする意外な実験結果を仏パリ大学の研究者らが3日、米科学アカデミー紀要で発表した。
研究チームは、2010年、米インディアナ州で開かれた国際コンテストに集まった21人のバイオリニストに協力してもらい、楽器がよく見えないよう眼鏡をかけたうえで、18世紀に作られたストラディバリウスや、現代の最高級バイオリンなど計6丁を演奏してもらった。どれが一番いい音か尋ねたところ、安い現代のバイオリンの方が評価が高く、ストラディバリウスなどはむしろ評価が低かった。
研究チームは「今後は、演奏者が楽器をどう評価しているかの研究に集中した方が得策」と、名器の歴史や値段が影響している可能性を指摘している。 .
色々と疑問がある記事ですが、
皆さんどうお考えですか?
バイオリン名器の音色、現代モノと大差なし?
読売新聞 1月4日(水)10時56分配信
【ワシントン=山田哲朗】何億円もすることで有名なバイオリンの名器「ストラディバリウス」や「ガルネリ」は、現代のバイオリンと大差ないとする意外な実験結果を仏パリ大学の研究者らが3日、米科学アカデミー紀要で発表した。
研究チームは、2010年、米インディアナ州で開かれた国際コンテストに集まった21人のバイオリニストに協力してもらい、楽器がよく見えないよう眼鏡をかけたうえで、18世紀に作られたストラディバリウスや、現代の最高級バイオリンなど計6丁を演奏してもらった。どれが一番いい音か尋ねたところ、安い現代のバイオリンの方が評価が高く、ストラディバリウスなどはむしろ評価が低かった。
研究チームは「今後は、演奏者が楽器をどう評価しているかの研究に集中した方が得策」と、名器の歴史や値段が影響している可能性を指摘している。 .
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【ご参考】
[44020]
Re: 科学的?
投稿日時:2012年01月08日 00:31
投稿者:父娘Vn(ID:FUgZUSE)
複数の楽器のコンディションを同一条件にそろえるということ自体がほぼありえないのでは?。
なんとなく、始めからこういう結末を狙ってなされておられるのではという感じがします。が、よくわかりません。
この研究結果のレポートですが、有料のようなので、読んでおりません。。。
ttp://www.pnas.org/content/early/2012/01/02/1114999109.full.pdf+html?with-ds=yes
ストラドの音はある、とか、客席で聞いていただけでストラドかグアルネリかそうではないか、わかるという先生もおられると聞いたことがあります。評価する人の経験値次第なのでは。コンクールの入賞者だから違いが分かる筈というのも、どうなんでしょう?
なんとなく、始めからこういう結末を狙ってなされておられるのではという感じがします。が、よくわかりません。
この研究結果のレポートですが、有料のようなので、読んでおりません。。。
ttp://www.pnas.org/content/early/2012/01/02/1114999109.full.pdf+html?with-ds=yes
ストラドの音はある、とか、客席で聞いていただけでストラドかグアルネリかそうではないか、わかるという先生もおられると聞いたことがあります。評価する人の経験値次第なのでは。コンクールの入賞者だから違いが分かる筈というのも、どうなんでしょう?
[44038]
Re: 科学的?
投稿日時:2012年01月08日 13:17
投稿者:バイオリン(ID:MgJ0FXU)
日本語がよく分からない人のために付け加えておくと、楽器の音に違いがないと言っているわけではありません。600本とも1000本とも言われるストラドと称される楽器に、他の楽器と区別できるような共通の音色などないと言っているだけです。
[44044]
Re: 科学的?
投稿日時:2012年01月08日 19:55
投稿者:ばよりん(ID:h2NgYjA)
参加した奏者は、各々、自分で持ち込んだ弓で試奏したとのこと。
勿論、高いの、安いの、堅め、柔らかめ、、、現在の自分の楽器に合っていても
必ずしも、実験対象のストラドと相性がいいわけじゃないですよね。
やはり実験方法に問題大ありではないかと。(そんな色んな弓で、10分ずつ
かわるがわる弾かれたストラドも可哀想。。。。)
勿論、高いの、安いの、堅め、柔らかめ、、、現在の自分の楽器に合っていても
必ずしも、実験対象のストラドと相性がいいわけじゃないですよね。
やはり実験方法に問題大ありではないかと。(そんな色んな弓で、10分ずつ
かわるがわる弾かれたストラドも可哀想。。。。)
[44045]
Re: 科学的?
投稿日時:2012年01月09日 13:09
投稿者:バイオリン(ID:MgJ0FXU)
たまたま、昨日届いた Strad に "When a Stard is not a Strad" という記事が載っています。
フィンランド文化財団が保有しているストラドが、調査の結果、実は Girolamo Amati 製作のものだったということが判明したということです。この結果、保険評価額が5,000万円ほど下がってしまったとのこと。財団としては、ショックでしょうね。そして、この世に存在するストラドの数も、これまでより1本減ったことになります。
この楽器は、ELINA VÄHÄLÄ というアメリカ生まれのフィランド人バイオリニストに10年間貸与されていたそうです。
彼女の経歴を見ると、ヨーロッパとアメリカで多くのコンサートを行っていますが、日本での演奏はないみたい。
ttp://www.elinavahala.com/page.php?ID=6&TypeID=4
10年間もの間、ストラドでないことに気がつかないとは、ヨーロッパとアメリカの聴衆は、耳の鈍感な奴ばかりですね。こんな奴らにストラドの演奏を聴かすなど、無駄もいいところです。ストラドは、楽器の素性を、音で聴き分けることができる耳のいい人がいる日本でのみ、演奏されるべきです。
日本で演奏していれば、もっと早く間違いに気付くことができたはずなのに…残念ですね。
フィンランド文化財団が保有しているストラドが、調査の結果、実は Girolamo Amati 製作のものだったということが判明したということです。この結果、保険評価額が5,000万円ほど下がってしまったとのこと。財団としては、ショックでしょうね。そして、この世に存在するストラドの数も、これまでより1本減ったことになります。
この楽器は、ELINA VÄHÄLÄ というアメリカ生まれのフィランド人バイオリニストに10年間貸与されていたそうです。
彼女の経歴を見ると、ヨーロッパとアメリカで多くのコンサートを行っていますが、日本での演奏はないみたい。
ttp://www.elinavahala.com/page.php?ID=6&TypeID=4
10年間もの間、ストラドでないことに気がつかないとは、ヨーロッパとアメリカの聴衆は、耳の鈍感な奴ばかりですね。こんな奴らにストラドの演奏を聴かすなど、無駄もいいところです。ストラドは、楽器の素性を、音で聴き分けることができる耳のいい人がいる日本でのみ、演奏されるべきです。
日本で演奏していれば、もっと早く間違いに気付くことができたはずなのに…残念ですね。
[44046]
Re: 科学的?
投稿日時:2012年01月09日 19:19
投稿者:ZD(ID:GEU3YRM)
> フィンランド文化財団が保有しているストラドが、調査の結果、実は
> Girolamo Amati 製作のものだったということが判明したということです。
> ストラドは、楽器の素性を、音で聴き分けることができる
> 耳のいい人がいる日本でのみ、演奏されるべきです。
論点がずれている気がします。問題の研究は現代の楽器とストラディヴァリが大差ないとしていることが可笑しいのです。一方の仰っている楽器は、製作技法に極めて相関の高い同一地方・近接年代の作品です。現代の楽器をストラディヴァリに取り違える人はいませんよ(笑)。
> Girolamo Amati 製作のものだったということが判明したということです。
> ストラドは、楽器の素性を、音で聴き分けることができる
> 耳のいい人がいる日本でのみ、演奏されるべきです。
論点がずれている気がします。問題の研究は現代の楽器とストラディヴァリが大差ないとしていることが可笑しいのです。一方の仰っている楽器は、製作技法に極めて相関の高い同一地方・近接年代の作品です。現代の楽器をストラディヴァリに取り違える人はいませんよ(笑)。
[44048]
Re: 科学的?
投稿日時:2012年01月09日 22:03
投稿者:バイオリン(ID:MgJ0FXU)
今の製作者にも、ストラドの呪縛にあっって、そのコピーを作ることに一生懸命の人がたくさんいますけど。
いずれにせよ、製作年(年代)を、音(耳)で聴き当てることなど不可能です。
まあ、同じことをいくら繰り返して書いても仕方ありませんから、この辺にしておきますが。
いずれにせよ、製作年(年代)を、音(耳)で聴き当てることなど不可能です。
まあ、同じことをいくら繰り返して書いても仕方ありませんから、この辺にしておきますが。
[44052]
Re: 科学的?
投稿日時:2012年01月10日 13:32
投稿者:通りすがり(ID:FINJlSk)
演奏経験の豊富な人の中で、そうでない人が発現すると明らかに浮いているのがよくわかりますね。
音を聞き分けられるかどうかを掲示板で言い争うのもむなしいですね。
音を聞き分けられるかどうかを掲示板で言い争うのもむなしいですね。
[44058]
Re: 科学的?
投稿日時:2012年01月12日 11:07
投稿者:Xin(ID:ImOJlEM)
報告書を読んだ方
この実験の目的は
①科学的、客観的なストラドの評価解明
②加熱気味のストラド神話を覚まそうとした
どちらなのですか
この実験の目的は
①科学的、客観的なストラドの評価解明
②加熱気味のストラド神話を覚まそうとした
どちらなのですか
[44062]
Re: 科学的?
投稿日時:2012年01月14日 00:10
投稿者:catgut(ID:JAcEKUk)
j実験条件が分からなかったのでコメントしようがないと思っていましたが、実験参加者の以下の記事を読むとやはり「ダメなストラド」と「極めて出来のいい新作」があったことは間違いないようです。
how I blind-tested old violins against new
John Soloninka
ttp://www.artsjournal.com/slippeddisc/2012/01/exclusive-how-i-blind-tested-old-violins-against-new.html
I expected old instruments would have greater purity and richness of sound, greater range of tonal “color”, little extraneous “surface noise”, effortless/rapid response, and projection ranging from good to great. I expected new instruments to range from ordinary to “loud”, but to be a bit less responsive to the bow (taking just slightly longer time to create quality sound from any given bow gesture, requiring more “work” from the player), to have more “rustle” and surface noise (perceptible perhaps only to the player…but perhaps imperceptible from an audience’s perspective) and perhaps to have less complex of an overtone structure (i.e. “flatter sound”). Also, I expected the old instruments, on average, to be physically lighter weight, as many newer instruments made with acoustic tuning methods that can tend to heavier plates, and use younger, less desiccated wood.
I was completely wrong.
how I blind-tested old violins against new
John Soloninka
ttp://www.artsjournal.com/slippeddisc/2012/01/exclusive-how-i-blind-tested-old-violins-against-new.html
I expected old instruments would have greater purity and richness of sound, greater range of tonal “color”, little extraneous “surface noise”, effortless/rapid response, and projection ranging from good to great. I expected new instruments to range from ordinary to “loud”, but to be a bit less responsive to the bow (taking just slightly longer time to create quality sound from any given bow gesture, requiring more “work” from the player), to have more “rustle” and surface noise (perceptible perhaps only to the player…but perhaps imperceptible from an audience’s perspective) and perhaps to have less complex of an overtone structure (i.e. “flatter sound”). Also, I expected the old instruments, on average, to be physically lighter weight, as many newer instruments made with acoustic tuning methods that can tend to heavier plates, and use younger, less desiccated wood.
I was completely wrong.
[44065]
Re: 科学的?
投稿日時:2012年01月15日 15:56
投稿者:父娘Vn(ID:FUgZUSE)
現代のバイオリンって何なんでしょう。興味があります。ご存知の方教えて下さい。
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