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運弓がままならない人に弦が選べるのか? | ヴァイオリン掲示板

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楽器・付属品 12 Comments
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運弓がままならない人に弦が選べるのか?

投稿日時:2015年02月20日 03:42
投稿者:pochi(ID:GWOIiIg)
http://fstrings.com/board/index.asp?id=49368#49373
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Re: おススメの弦があったら教えて下さい。

投稿日時:2015年02月09日 20:20
投稿者:D.F.Lazzari(ID:E1B5FVg)
使ってはならないというのは言い過ぎだと思いますが…。いろいろ試してみて自分に合った弦を探してみても良いと思います。
Re: おススメの弦があったら教えて下さい。
D.F.Lazzari氏[15/02/09 20:20:39]投稿
>使ってはならないというのは言い過ぎだと思いますが…。いろいろ試してみて自分に合った弦を探してみても良いと思います。

私は、D.F.Lazzari氏の様な万年初心者の弦の選択は全く無意味だと思います。先生の指示に従うべきだと思っています。

ご意見をどうぞ。
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【ご参考】
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Re: 運弓がままならない人に弦が選べるのか?

投稿日時:2015年04月16日 07:38
投稿者:たく(ID:FXR3J1k)
--テールピースと駒の距離はとても大切ですよね。見た目もそうかもしれませんが、私はE線の響き強さで距離を決めています。---
微妙な感覚ですね。すばらしいです。それを理解し調整を行っているとは、さすが あいさん ですね。

私は、自分で楽器を製作しそれを色々いじって、ベストな状態に持っていくことを常日頃行っています。まあ、自分で製作したものですからいじりすぎて壊れても、また作ればいいやと思っています。

「E線の輝き強さ」ですが、楽器本体がどのように製作されているかに左右されるように思います。

例えば、
①表板のE線側f字孔の下側の外側(すみません部位の名称をしらないものですから)がひらひらと振動するように根の部分の厚みを薄いくする。または、その個所を針などで4.5個所ついて、先端と振動形態を分離する。
②その部分に重量のある顔料を塗装して、振動し易くする。オールドでよく黒く塗っているものがありますよね。
③その部分の一部を切り取り、新たに木を次いで、節の方向を変える。そのようなオールドを拝見したことがあります。
④表板E線側のアッパーバウツの上側に谷のような薄い部分を設ける。

等のようなことをすると、E線に輝きのある響きが得られるように思います。やり過ぎはいけないと思いますが。

弦の選定は、その上でのさらに微妙な調整みたいなものですし(もちろん好みもありますが)、その微妙な変化を感じる能力が備わっていないかぎり「運弓はままならない」のでありますから、

「運弓がままならない人に弦が選べるのか?」に対して、「選べられない」と私は思います。

一般のアマにとっては、結論を出せずに迷うところではないでしょうか。
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Re: 運弓がままならない人に弦が選べるのか?

投稿日時:2016年07月14日 15:13
投稿者:名無しのモラッシ(ID:OYM0EVA)
初めまして。昔の話題にレスですみません。

テールピースから駒までの弦の音高に関しての話題について、素人Vn弾きの実験と個人的な感想を。

いつも調整に出すお店の人が、ここの話題と同じく、駒を境に、弦の長さがテールピース側:ナット側=1:6になるようにまず駒やテールガットを合わせています。そして最後の仕上げに、テールピース側の弦やテールピース本体などを軽くはじいて駒を微調整して響きを最終的に合わせていました。

下記の動画0:30辺りから、ズッカーマンとパールマンの弟子であるシュミットという若手Vn弾きが、これまた同じく「テールピース側とナット側で音程が完全5度、テールピース側は…そう54.5cmになるようチューニングして~」といった旨を喋りつつ実演してました。てことはシュミットの楽器は弦長32.7cm付近に設定してるって事なんでしょうね。
https://youtu.be/R3LkIY2fDYg

自分のVnで、自宅でこの微調整を実際にしてみました。弦の太さや線密度、駒と弦の接点に掛かる力などのせいか、理論的に導かれるそれぞれ開放弦との完全5度に合わせるのは無理でしたが、ピチカートや擦弦でテールピース側の音を出した時に、低音弦側からD、G+1/4、D、Gにまでは揃えられ、確かに弾いた時の全般の響きがお店での調整直後のように蘇りました。

D線だけ変な音程なのは、私自身の調整の知識不足と腕、もしくは楽器の作り、はたまた駒、魂柱、テールガットの調整などが原因としてあるかもしれません。

感想としては、弦のテールピース側とナット側の音程を、どこかの開放弦に対して4度か5度付近に揃えられるだけでもかなり全体の響きが綺麗になるように感じました。テールピース側の音高を全て厳密にぴったり揃えるのは非常に困難に思われますが、アタックや減衰の時に音高も動いてる事を考慮すると、とりあえず先ほどの開放弦に対して4度や5度の音程プラスマイナス10~20セント程度周辺に近付けておければ、調整の仕方として良いのかなという感じです。もしかしたら、こういう共鳴する部分の組み合わせの違いが、楽器の音色の個性に影響を与えてる一つの要素なのかも?と今は考えております。
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Re: 運弓がままならない人に弦が選べるのか?

投稿日時:2016年07月15日 01:11
投稿者:海の上のヴァイオリン弾き(ID:UVd2QQA)
興味深い議論ですね。

私は運弓の悪い方に変な癖がつかないように、癖のない弦を選ぶと良いのでは、と考えます。

例えば、運弓がままならない=楽器を鳴らせない、と考えるとエヴァピラを使ってはいけないでしょうし、
調弦がままならない方は線径が細く、微調整がしにくいスチール弦は向かないと思います。

楽器にもよりますが、その癖のない弦(尖った特性のない弦)がドミナントになるのではと思います。

どの楽器でも100%とはいかなくても80%程度なら楽器の特性を生かしてくれる弦、即ち誰とでも仲良くすることができる弦ですし、癖もそこまで見当たらないと思います。

自分は今、メインの楽器にオブリガードをD線、オリーブをG、A弦、ゴールドブラカット0.27をE線にという組み合わせで張っていますが、これは他弦の形を抑え、少しくぐもった音色のD線をたたせるためであり、実際にその効果は実感しています。

要するに、どの弦でもバランスが合えば良くても悪くても一定の効果は期待できるのではないでしょうか。

それよりも、運弓がままならない方は肘から下の動作を追求し、運指がままならない方はスケールをとことん突き詰めて練習した方が効果があると思います。

多少弦が鳴らなくても、弓を傾ける角度や肘の乗せ方、重心の置き方で改善する事は可能ですし、そこまで神経質になって弦を選ばなくても良いのではないでしょうか。
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