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適切なゲージについて | ヴァイオリン掲示板

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雑談・その他 4 Comments
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適切なゲージについて

投稿日時:2016年07月17日 20:52
投稿者:オールドイタリー(ID:FxWWIIA)
高名なヴァイオリン職人さんに僕のオールドイタリーのヴァイオリンを見ていただいたところ、「やや高めのアーチということで、細いガット弦(オリーヴ)を張っていますが、むしろ1ランクか2ランク太い弦を張った方が、もっと楽に音が出せるようになるでしょうし、鳴りも良くなるでしょう。」というアドヴァイスをいただきました。
僕はオリーヴの中で一番細いゲージを組み合わせて張っていましたが、このたび高名な職人さんのアドヴァイスに沿って、2ランク太いゲージのオリーヴを張ってみたところ、従来よりも軽いタッチ(軽い弓圧)で弾いても朗々と楽器が鳴るようになり、音量も増しました。
ゲージを太くすると弦のテンションが増すので、より強い(高い)弓圧が必要になるかと思っていたのですが、逆に、より軽い圧力で楽に弾けるようになったのには驚きました。実際のところ、弦のゲージが太くなったにもかかわらず、従来よりも弓の毛の張り具合を少し弱めにして(毛を少し緩めに張って)弾くことができるようになりました。
その楽器にとって、より適切なゲージを選択すると、より楽に弾ける、ということなのだなということを改めて実感した次第です。参考にしていただけると幸いです。
【ご参考】
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Re: 適切なゲージについて

投稿日時:2016年07月17日 21:48
投稿者:pochi(ID:ZDlCJg)
オールドイタリー氏の今までの投稿は、全て如何にも初心者全としていて、大人になってからヴァイオリンを始めた、初心者ですよね。

投稿内容が、稚拙過ぎので、もう少し弾けるようになってから(来世になってから)、「情報提供」をして下さい。
http://fstrings.com/board/index.asp?id=51615
http://fstrings.com/board/index.asp?id=51565
http://fstrings.com/board/index.asp?id=51439

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>僕はオリーヴの中で一番細いゲージを組み合わせて張っていました
---初心者はガット弦を使うべきではありません。理由は、
・調弦が狂いやすく、
・弦の伸び方が一定ではなく、
・完全五度が合わなくなるのが早い
から、です。

初心者向きのおすすめの弦は、
ドミナントmittel+ゴールドブラカット0.26mm
http://shop.fstrings.com/string.asp?id=131TH021
ヴィオリーノ
http://shop.fstrings.com/string.asp?id=132PI341
ヴィオリーノの方が、初期的には発音が俊敏ではなく、音量が小さい目ですが、値段の分だけ、耐久性があります。ドミナントは使っていると発音が悪くなります。

非常に残念ですが、、、

>その楽器にとって、より適切なゲージを選択すると、より楽に弾ける、ということなのだなということを改めて実感した次第です。参考にしていただけると幸いです。
---当たり前過ぎて、全く参考になりません。
高い張力の弦でも、少し指板寄りを弾けば、軽い弓圧で弾けます。

逆の奏法をする人の代表が、アルテュール・グリュミオーです。駒寄りを追い込んで弾いていた人で、それだけに、指板寄りも使えるので、表現の幅が広いヴァイオリニストでした。

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楽器と奏法によって、適切なゲージを探すのは、当然の事です。ハイアーチのオールドイタリーなら、通常は、オリーブではなく、オイドクサを使います。リストアされていて、修復も多く、楽器自体の耐久性に問題がある場合が多く、強い張力の弦は張らないものです。

それとも、数10年前の中古楽器のアマティモデル等を「オールドイタリー」と呼んでいるのでしょうか?
[51622]

Re: 適切なゲージについて

投稿日時:2016年07月17日 23:04
投稿者:オールドイタリー(ID:MWYYk2U)
pochiさんへの反論として、フランチェスコ・ルジェーリやニコラ・アマティに、オイドクサではなくオリーヴやパッシオーネを張っている世界的なソリストが居ます。もちろん、pochiさんがおっしゃるようにオイドクサを張っているソリストも居ないわけではありません。
セミ・ハイアーチのオールドヴァイオリンには細めの弦が合うと言われたので、細めのオリーヴを張っていましたが、高名な職人さんの助言に沿って、標準よりちょっと太めのゲージのオリーヴに替えたら、驚くほど弾き易くなりました。
張りが強くなった弦を、従来よりも軽く柔らかく弾くイメージで奏すると、従来よりも楽に、朗々と響きわたらせられるようになりました。
従来よりも弦が太くなったのでレスポンスが低下するのではと懸念しましたが、むしろ、従来よりもレスポンスが俊敏になりました。
楽器本体、弓、弦、演奏者、奏法の調和と相性が大事なのだと改めて実感した次第です。
[51628]

Re: 適切なゲージについて

投稿日時:2016年07月18日 23:09
投稿者:pochi(ID:NhNEiQc)
オールドは、楽器の状態(修復状況)、モダン改造の行い方、シュパヌングの強さ、等、適切な弦の張力は、楽器によって違って、一概には言えないのですが、ハイアーチの楽器は、駒の部分の弦の角度が大きめですから、駒に掛かる圧力が大きく、一般的な知識としては、低い張力の弦が合う、とされているのだと思います。

どの弦が良いのかは、fstringsでも散々議論されていて、出発点とする弦を、
ドミナント+ゴールドブラカット0.26mm
とするのか、
オイドクサ+ヒル(ミディアム)
とするのか、年齢に依って違うだけで、自分の楽器に合う弦を、常に求めているのが、ヴァイオリン奏者です。
http://fstrings.com/board/index.asp?id=46816&t=2013
http://fstrings.com/board/index.asp?id=31952&t=2007
こんな議論もしていました。

私の楽器は板が少し厚めなので、長年オリーブを使っています。コンチェルトを弾くソリスト向きの楽器です。音が良く通ります。E線は0.27mmを使っていましたが、最近は、オブリガートの金鍍金を使っています。オリーブとオブリガートは、素材が同じでも、太さが微妙に違い、オブリガートの方が太いのです。インフェルド(赤)の金鍍金を使っていた事もあります。

オーケストラで弾く時には、音を埋める技術もありますよ。オブリガートを使います。オブリガートは、(ドミナント+オイドクサ)/2で、低音に少し余りが出る弦、だと思っています。

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初心者が、強い張力の弦を張るのは、良い運弓の獲得阻害要因に成り得ますから、ダメだと言い切って良いと思います。
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Re: 適切なゲージについて

投稿日時:2016年07月19日 18:11
投稿者:オールドイタリー(ID:SGkoaBA)
従来はセミハイアーチのオールドヴァイオリンということで、オリーヴの中でもなるべくテンションの弱い弦を張っていました。A線(アルミ)13 1/4、D線(金・アルミ)16 1/4、G線15 1/4という国内で販売されているゲージの中で最も細いゲージを組み合わせていました。
このたび、1ランクまたは2ランク太いゲージに張り替えてみたところ、弦にかける弓圧や重みをより軽くして、より楽に弾けるようになり、弦が太くなってテンションが増したにもかかわらず、かえってレスポンスがより俊敏になって驚いた次第です。
従来よりはどの弦も多少太くなったものの、A線(アルミ)13 1/2、D線(金・アルミ)16 1/2、G線15 3/4という標準的なゲージの組み合わせなので、少なくともハイテンションではないと言えます。
セミハイアーチで板も薄めのオールドイタリーなので、できるだけ細いゲージを張った方が良いというお店の助言に沿ってオリーヴの最も細いゲージを張ってきましたが、細過ぎるとかえって弾きにくくなるので良くない、ということなのだと、ちょっとだけ弦を太くしてみて実感しているところです。