[51676]
右手の小指
投稿日時:2016年08月05日 00:58
投稿者:オールドイタリー(ID:NJJ5MVk)
ヴァイオリンの弓も持つ右手の小指は、弓をネジの側から見たときの「真上の面」か「斜めの面」に置いている方が多いかと思います。
僕は「真上の面」の、ど真ん中に置いて弾いていましたが、最近、あるヴァイオリニストからアドヴァイスを受けて、弓の「真上の面」と「斜めの面」が接している「角※」に小指を当てて弾くことにしました。
※弓をネジ側から見たときの真上の面と左側の斜めの面が接している「左上の角」のことです。
フライングスタッカート、スピッカート、デタシェが交互に出てくるようなパッセージを弾く際に、「真上の面」に小指を置いていると、右手が汗をかいたときに小指の先端が「真上の面」から滑って外れてしまい、弓のコントロールがブレることがありました。
弓の「真上の面」と「斜めの面」が接している「角」に小指を当てて弾くように変更したところ、小指の先端が常に同じ位置をキープできるようになり、フライングスタッカート、スピッカート、デタシェの組み合わせがコントロールしやすくなりました。また、以前よりも、フライングスタッカートやスピッカートの音がより柔らかく丸みを帯びた響きになって、音の粒も揃ってきたように感じます。
小指がしっかりと定位置をキープしてくれるので、3重の和音を下げ弓で数回連続で弾く、といったパッセージでも弓がふらつかず、充実した音が出せるようになったように思います。
ちなみに僕のボウイングは、フランス・ベルギー式です。小指を置く位置がしっくりとこないで悩んでいる方がいらしたら、参考にしていただけると幸いです。
僕は「真上の面」の、ど真ん中に置いて弾いていましたが、最近、あるヴァイオリニストからアドヴァイスを受けて、弓の「真上の面」と「斜めの面」が接している「角※」に小指を当てて弾くことにしました。
※弓をネジ側から見たときの真上の面と左側の斜めの面が接している「左上の角」のことです。
フライングスタッカート、スピッカート、デタシェが交互に出てくるようなパッセージを弾く際に、「真上の面」に小指を置いていると、右手が汗をかいたときに小指の先端が「真上の面」から滑って外れてしまい、弓のコントロールがブレることがありました。
弓の「真上の面」と「斜めの面」が接している「角」に小指を当てて弾くように変更したところ、小指の先端が常に同じ位置をキープできるようになり、フライングスタッカート、スピッカート、デタシェの組み合わせがコントロールしやすくなりました。また、以前よりも、フライングスタッカートやスピッカートの音がより柔らかく丸みを帯びた響きになって、音の粒も揃ってきたように感じます。
小指がしっかりと定位置をキープしてくれるので、3重の和音を下げ弓で数回連続で弾く、といったパッセージでも弓がふらつかず、充実した音が出せるようになったように思います。
ちなみに僕のボウイングは、フランス・ベルギー式です。小指を置く位置がしっくりとこないで悩んでいる方がいらしたら、参考にしていただけると幸いです。
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Re: 右手の小指
投稿日時:2016年08月05日 14:07
投稿者:pochi(ID:J3WUlAE)
弓の持ち方は、指の長さのバランスによって、人それぞれです。自分で試行錯誤して、自分の持ち方を研究します。しかし、標準的な持ち方が、スタイルによって、確立されています。曲想との関連性もあります。
こちらのぷーた氏の演奏と思われるものです。
http://fstrings.com/board/index.asp?id=7352&t=2003#7354
http://youtu.be/8vEbC2WeB28
指が長くて小指が余っています。
例えば、この写真の、
http://fileup.jp/up/14711.jpg
日本大学理事長、田中英壽(財)日本オリンピック委員会(JOC)副会長の左隣りに写っている、六代目山口組組長司忍こと篠田建市元受刑者なら、小指は使えません。
http://youtu.be/klafInH5Tbw
あなたが詰めた、小指が痛い
こちらのぷーた氏の演奏と思われるものです。
http://fstrings.com/board/index.asp?id=7352&t=2003#7354
http://youtu.be/8vEbC2WeB28
指が長くて小指が余っています。
例えば、この写真の、
http://fileup.jp/up/14711.jpg
日本大学理事長、田中英壽(財)日本オリンピック委員会(JOC)副会長の左隣りに写っている、六代目山口組組長司忍こと篠田建市元受刑者なら、小指は使えません。
http://youtu.be/klafInH5Tbw
あなたが詰めた、小指が痛い
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Re: 右手の小指
投稿日時:2016年08月07日 17:06
投稿者:オールドイタリー(ID:OHNwJEA)
弓の持ち方とかボウイングは、本当に繊細で微妙なもので、右手の小指の位置をほんの少し変えただけで、実際に出てくる音が変わります。
僕の場合は、弓の「真上の面」と「斜めの面」が接している「角(演奏中に自分から見て手前側の角)」に小指を当てて弾くように変更したら、手に汗をかいたときも小指が定位置がズレなくなり、音量・音質ともに向上させることができました。
聴く側からすると、音の面ではそれほど大きな差は感じないかも知れませんが、弾いている自分にとっては、音の向上もさることながら、小指の位置がズレない・ブレないとことの心理的な面での安心感は、結構大きいものがあります。
人によっては効果が得られる場合もあるかと思いますので、参考にしていただけると幸いです。
僕の場合は、弓の「真上の面」と「斜めの面」が接している「角(演奏中に自分から見て手前側の角)」に小指を当てて弾くように変更したら、手に汗をかいたときも小指が定位置がズレなくなり、音量・音質ともに向上させることができました。
聴く側からすると、音の面ではそれほど大きな差は感じないかも知れませんが、弾いている自分にとっては、音の向上もさることながら、小指の位置がズレない・ブレないとことの心理的な面での安心感は、結構大きいものがあります。
人によっては効果が得られる場合もあるかと思いますので、参考にしていただけると幸いです。
[51683]
Re: 右手の小指
投稿日時:2016年08月07日 22:19
投稿者:オールドイタリー(ID:aXAJZZA)
右手の小指の位置がズレにくくなり安定化したことによって、従来よりも弦の振動がより大きくなり、ヴァイオリンの鳴りが良くなりました。
張っている弦を、銘柄はオリーヴのまま変えずに、一番細いゲージから1~2ランク上の標準的なゲージに変えたことも影響していますが、右手の小指が定位置で安定した効果の方が大きいと感じます。
オリーヴのゲージを太くした後に、毛替えをして毛の量を少し増やしてもらいましたが、バランス的に、弦の振動の大きさに対して弓(毛)がちょっと負けている感じというか、弓(毛)が弦にはじかれるような感じがして落ち着きが良くない感じがするので、再度、毛替えに行ってきました。
元々毛の量を少なめにしていたのを、前回、少し多めにして標準的な量で毛替えしてもらいましたが、今回は、標準より多めで毛替えしてもらいました。今回の毛の量は、「多め」と「標準」の中間ぐらいと言えるかと思います。
毛の量を多めにしたことによって、弓(毛)が弦の振動をしっかりと受け止められるようになり、吸いつきが良くなりました。フォルテシモで弾いたときでも、弓(毛)が弦にはじかれるような感じがなくなり、弾きやすくなりました。
弦の太さ(ゲージ)、あるいは、弓の持ち方やボウイングが、「適切な毛の量」にも影響するということを実感しました。
張っている弦を、銘柄はオリーヴのまま変えずに、一番細いゲージから1~2ランク上の標準的なゲージに変えたことも影響していますが、右手の小指が定位置で安定した効果の方が大きいと感じます。
オリーヴのゲージを太くした後に、毛替えをして毛の量を少し増やしてもらいましたが、バランス的に、弦の振動の大きさに対して弓(毛)がちょっと負けている感じというか、弓(毛)が弦にはじかれるような感じがして落ち着きが良くない感じがするので、再度、毛替えに行ってきました。
元々毛の量を少なめにしていたのを、前回、少し多めにして標準的な量で毛替えしてもらいましたが、今回は、標準より多めで毛替えしてもらいました。今回の毛の量は、「多め」と「標準」の中間ぐらいと言えるかと思います。
毛の量を多めにしたことによって、弓(毛)が弦の振動をしっかりと受け止められるようになり、吸いつきが良くなりました。フォルテシモで弾いたときでも、弓(毛)が弦にはじかれるような感じがなくなり、弾きやすくなりました。
弦の太さ(ゲージ)、あるいは、弓の持ち方やボウイングが、「適切な毛の量」にも影響するということを実感しました。
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Re: 右手の小指
投稿日時:2016年08月11日 22:21
投稿者:オールドイタリー(ID:J5lSJgk)
右手の小指が常に定位置をキープできるようになって、ボウイングがかなり安定してきたので、最近は重点的に左手の強化に取り組んでいます。
具体的には、トレーナーの先生から薦めていただいた左手のトレーニング(以下の映像を参照)を毎日やっています。
Jascha Heifetzのpractice(左手のエクササイズ)
3:58~4:18あたり
ttps://www.youtube.com/watch?v=DOGNwxSb6Zs
Warm up - Heifetz.mov
ハイフェッツの左手のエクササイズの解説
ttps://www.youtube.com/watch?v=RSZ27Gpx3eM
実際にやってみるとわかりますが、10分ほど続けると、弓を使って1時間弾くのと同じかそれ以上疲れます。
各指の独立性を向上させる効果や各指の筋力を向上させる効果があるだけでなく、左手の全体的な形や指の形を良くする効果もありますので、ご興味のある方は試してみて下さい。
具体的には、トレーナーの先生から薦めていただいた左手のトレーニング(以下の映像を参照)を毎日やっています。
Jascha Heifetzのpractice(左手のエクササイズ)
3:58~4:18あたり
ttps://www.youtube.com/watch?v=DOGNwxSb6Zs
Warm up - Heifetz.mov
ハイフェッツの左手のエクササイズの解説
ttps://www.youtube.com/watch?v=RSZ27Gpx3eM
実際にやってみるとわかりますが、10分ほど続けると、弓を使って1時間弾くのと同じかそれ以上疲れます。
各指の独立性を向上させる効果や各指の筋力を向上させる効果があるだけでなく、左手の全体的な形や指の形を良くする効果もありますので、ご興味のある方は試してみて下さい。
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Re: 右手の小指
投稿日時:2016年08月14日 20:05
投稿者:pochi(ID:FlJxAZE)
折角の掲示板なので、オールドイタリー氏の暴論に対して、反論しておきます。
http://fstrings.com/board/index.asp?id=47151&t=2013
腕が十分長ければ、先弓に届きやすいので、人差側指浅めで弓を持てますから、必然的に小指側が深めになります。そうすると、肘が低めでも弾けます。
腕が短ければ、その反対です。
============
チビで腕が短く、先弓を弾けない(かない)人もいます。
http://youtu.be/moFgXUzjN5M
技術的には、非常に上手いのですが、先弓を使うと、腕が短いので音が抜けてしまいます。久保陽子なら先弓では、小指を離して弾いた方が良いと思います。久保陽子と同じような体格の五嶋みどりとは、演奏家としての「格」が違います。
ジャニーヌ・ヤンセン
http://youtu.be/N22c3_8gL4Q
久保陽子とは、体格故の如何ともし難い差があります。
Sound Projectionsの観点でも、明らかな差があります。
============
逆の考え方では、腕の長さに合わせて弓の長さを特注するのも面白いと思います。
============
私は、甲子園球児が、バットを短く持って打つのを見るのが、大嫌いです。力がないのであれば、軽いバット、篠田建市の様に指を詰めて居ない限り、短く持つより、グリップエンドを使う方が良いので、短いバットを使えば良いと思います。金属バットなら重心は簡単に変えられます。
右利きの人の剣道では、左手小指が大切なのですよ。
============
物資が無かった戦中・戦後の考え方では、戦いに勝てません。竹槍では、機銃掃射には勝てない。
子供の時に栄養失調で、脳味噌に十分栄養が行き渡らなかった指導者達による、間違った指導の賜物、だと思います。
http://ks.c.yimg.jp/res/chie-que-10118/10/118/746/690/i320
関本賢太郎、身長186cm、腕の長さ十分。概ね、大リーグ内野手平均です。
http://fstrings.com/board/index.asp?id=47151&t=2013
腕が十分長ければ、先弓に届きやすいので、人差側指浅めで弓を持てますから、必然的に小指側が深めになります。そうすると、肘が低めでも弾けます。
腕が短ければ、その反対です。
============
チビで腕が短く、先弓を弾けない(かない)人もいます。
http://youtu.be/moFgXUzjN5M
技術的には、非常に上手いのですが、先弓を使うと、腕が短いので音が抜けてしまいます。久保陽子なら先弓では、小指を離して弾いた方が良いと思います。久保陽子と同じような体格の五嶋みどりとは、演奏家としての「格」が違います。
ジャニーヌ・ヤンセン
http://youtu.be/N22c3_8gL4Q
久保陽子とは、体格故の如何ともし難い差があります。
Sound Projectionsの観点でも、明らかな差があります。
============
逆の考え方では、腕の長さに合わせて弓の長さを特注するのも面白いと思います。
============
私は、甲子園球児が、バットを短く持って打つのを見るのが、大嫌いです。力がないのであれば、軽いバット、篠田建市の様に指を詰めて居ない限り、短く持つより、グリップエンドを使う方が良いので、短いバットを使えば良いと思います。金属バットなら重心は簡単に変えられます。
右利きの人の剣道では、左手小指が大切なのですよ。
============
物資が無かった戦中・戦後の考え方では、戦いに勝てません。竹槍では、機銃掃射には勝てない。
子供の時に栄養失調で、脳味噌に十分栄養が行き渡らなかった指導者達による、間違った指導の賜物、だと思います。
http://ks.c.yimg.jp/res/chie-que-10118/10/118/746/690/i320
関本賢太郎、身長186cm、腕の長さ十分。概ね、大リーグ内野手平均です。
[51692]
Re: 右手の小指
投稿日時:2016年08月15日 00:16
投稿者:オールドイタリー(ID:EHJzIgE)
1992年頃のヘルマン・クレバースの演奏(動画)
ttps://www.youtube.com/watch?v=UM7Z4gbW5X0
たしかヨット事故だったかと思いますが、右腕に大怪我を負って、コンサート活動の第一線から退き、教育活動に専念されていた頃の映像と思われます。コンセルトヘボウ管弦楽団の超名コンサートマスターだったヘルマン・クレバースのボウイングや演奏姿勢は、とても美しく理想的だと思います。
ttps://www.youtube.com/watch?v=UM7Z4gbW5X0
たしかヨット事故だったかと思いますが、右腕に大怪我を負って、コンサート活動の第一線から退き、教育活動に専念されていた頃の映像と思われます。コンセルトヘボウ管弦楽団の超名コンサートマスターだったヘルマン・クレバースのボウイングや演奏姿勢は、とても美しく理想的だと思います。
[51693]
Re: 右手の小指
投稿日時:2016年08月15日 21:35
投稿者:だれかさん(ID:QENAYEc)
どういうボウイングが理想的かは私は知りませんが、今手元に下のページのCDがあります。
ttps://www.amazon.com/gp/product/B000001GIO/?tag=karambitorg-20
この裏側の写真が下のページにあります。
ttp://fmrjj.com/img.php?size=large&id=742
その上部中央に黒い小さな字で下の文章が書いてあります。
....if you look at a beautiful bow arm on the violinist, you could compare it to a beautiful batting swing of a baseball player...
-Itzhak Perlman
やはりボウイングはバッティングなのですね。
ちなみに去年の11月、大阪シンフォニーホールのパールマンの演奏会に行ったのですが、彼が弾いているほとんどの時間(99%くらいに思えた)、右手小指は弓に触れていませんでした。元で返す時に一瞬チョンと触れるときがある、という程度でした。
ttps://www.amazon.com/gp/product/B000001GIO/?tag=karambitorg-20
この裏側の写真が下のページにあります。
ttp://fmrjj.com/img.php?size=large&id=742
その上部中央に黒い小さな字で下の文章が書いてあります。
....if you look at a beautiful bow arm on the violinist, you could compare it to a beautiful batting swing of a baseball player...
-Itzhak Perlman
やはりボウイングはバッティングなのですね。
ちなみに去年の11月、大阪シンフォニーホールのパールマンの演奏会に行ったのですが、彼が弾いているほとんどの時間(99%くらいに思えた)、右手小指は弓に触れていませんでした。元で返す時に一瞬チョンと触れるときがある、という程度でした。
[51694]
Re: 右手の小指
投稿日時:2016年08月15日 22:26
投稿者:オールドイタリー(ID:mRRXNIA)
パールマンは、ウジェーヌ・イザイのように右手の小指を弓から離した状態で弾くことが多いですね。
僕はパールマンの手を間近で見て、さらに握手していただいたことがありますが、パールマンのように手が凄く大きくて指が凄く太いと、右手の親指・人差し指・中指・薬指の4本だけでも、普通の人の5本の指で持つ以上の「接触面積」が得られるように思います。
要するに、弓と手の接触面積やそれによって得られる安定性が、
パールマンの4本の指 > 普通の人の5本の指
ということなのだと思います。
僕は、パールマンを真似して弓から小指を離した状態で弾くと、弓のコントロールや安定性が損なわれてしまうので、元から先まで常に小指が弓に接触した状態で弾くようにしています。
僕は小指の間隔が鋭敏なタイプなのだと思いますが、ヴァイオリンの演奏中、小指が弓の微妙な角度を測るセンサーの役割をしてくれているように感じます。
僕はパールマンの手を間近で見て、さらに握手していただいたことがありますが、パールマンのように手が凄く大きくて指が凄く太いと、右手の親指・人差し指・中指・薬指の4本だけでも、普通の人の5本の指で持つ以上の「接触面積」が得られるように思います。
要するに、弓と手の接触面積やそれによって得られる安定性が、
パールマンの4本の指 > 普通の人の5本の指
ということなのだと思います。
僕は、パールマンを真似して弓から小指を離した状態で弾くと、弓のコントロールや安定性が損なわれてしまうので、元から先まで常に小指が弓に接触した状態で弾くようにしています。
僕は小指の間隔が鋭敏なタイプなのだと思いますが、ヴァイオリンの演奏中、小指が弓の微妙な角度を測るセンサーの役割をしてくれているように感じます。
[51699]
Re: 右手の小指
投稿日時:2016年08月16日 16:07
投稿者:pochi(ID:EIV1UDE)
>弓の微妙な角度を測るセンサーの役割をしてくれているように感じます。
----音が死ぬと思います。
理論上、弦が水平を保っていて、弓と弦が直角であれば、親指と中指だけで弦と弓の接点が動かないのは解りますね。
実際のヴァイオリン奏法は、人差指で駒寄りに引き寄せる様に弾くのが、エッセンスで、ヴィオラは薬指で指板よりに寄せる様に弾くのがエッセンスです。
実際のヴァイオリンの運弓は、手(肘)が垂直水平どちらも∞のの軌道を描きます。ヴィオラは逆の∞になります。
ヴァイオリンは、ダウンアップの肘の軌道が、∞で、垂直水平どちらも(ダウン下がり・アップ上がり)(肘右下がり・肘左上がり)になります。
ヴィオラは、肘の軌道が同じく無限大で、垂直方向はあまり動かず、∞が水平方向に、(ダウン肘出し気味・アップ肘引気味)になっています。
弓の角度と弓と弦の接点を右手指でコントロールする時に、通常、右手小指は使いません。使う指が多くなれば多くなるほど、音が死ぬから、です。
原則には例外が付き物で、スピッカートの時等、オフストリングスの時には、弓の暴れを防ぐために、小指を使うのは有効です。
基本的に、右手小指の役割は、中弓よりも元での弓圧軽減です。先弓での小指は、触っていても良い、と、私は思います。でないと、中弓よりも元に来た時、必ずしも、弓の適切な場所に、右手小指の指先が接地するとは限らないから、です。
ところが、小指の指先ではなく、小指の腹を弓に接地させる場合、元弓でも接地点を考える必要がありません。それが、パールマンタイプの4本指奏法です。
私は、パールマンの演奏を、至近距離(1.5m以内)で見たことがあります。パールマンの弓の持ち方には悪いクセがあって、小指が、弓の内側に入っている事もしばしばあります。良い子は真似をしてはいけません。
-----
運弓の基本を習う時に、指を1つ1つ離して弾いてみなさい、と習ったはずです。ヴァイオリンは、親指・人差指・中指だけで十分弾けます。様々な弓の技法を駆使する時に、薬指・小指を有効に使うのが、ヴァイオリンの運弓だと思います。
昔からある、小指と親指で、弓のバランスを取る、という指導法は、人差指・小指・親指で弓を持ってしまい勝ちで、元弓の指導以外には、良い指導法だとは、思えない、のです。
あくまでも、弓は、弦の上に乗せて弾くのが良い、また、通常の持ち方は、弓を立てて持った時、弓が落ちない程度に持ち、他人に弓先を上へ引っ張られたら、弓を奪われてしまう程度が、良い、と、私は思います。
弓を立てて持った時に、小指が弓の竿に、触ってる状態が、最も自然でしょう。小指が、弓のどこに接地するのが良い、のではなく、弓を持つ手の形と、指の長さに応じて、必然的に決まってきます。
----音が死ぬと思います。
理論上、弦が水平を保っていて、弓と弦が直角であれば、親指と中指だけで弦と弓の接点が動かないのは解りますね。
実際のヴァイオリン奏法は、人差指で駒寄りに引き寄せる様に弾くのが、エッセンスで、ヴィオラは薬指で指板よりに寄せる様に弾くのがエッセンスです。
実際のヴァイオリンの運弓は、手(肘)が垂直水平どちらも∞のの軌道を描きます。ヴィオラは逆の∞になります。
ヴァイオリンは、ダウンアップの肘の軌道が、∞で、垂直水平どちらも(ダウン下がり・アップ上がり)(肘右下がり・肘左上がり)になります。
ヴィオラは、肘の軌道が同じく無限大で、垂直方向はあまり動かず、∞が水平方向に、(ダウン肘出し気味・アップ肘引気味)になっています。
弓の角度と弓と弦の接点を右手指でコントロールする時に、通常、右手小指は使いません。使う指が多くなれば多くなるほど、音が死ぬから、です。
原則には例外が付き物で、スピッカートの時等、オフストリングスの時には、弓の暴れを防ぐために、小指を使うのは有効です。
基本的に、右手小指の役割は、中弓よりも元での弓圧軽減です。先弓での小指は、触っていても良い、と、私は思います。でないと、中弓よりも元に来た時、必ずしも、弓の適切な場所に、右手小指の指先が接地するとは限らないから、です。
ところが、小指の指先ではなく、小指の腹を弓に接地させる場合、元弓でも接地点を考える必要がありません。それが、パールマンタイプの4本指奏法です。
私は、パールマンの演奏を、至近距離(1.5m以内)で見たことがあります。パールマンの弓の持ち方には悪いクセがあって、小指が、弓の内側に入っている事もしばしばあります。良い子は真似をしてはいけません。
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運弓の基本を習う時に、指を1つ1つ離して弾いてみなさい、と習ったはずです。ヴァイオリンは、親指・人差指・中指だけで十分弾けます。様々な弓の技法を駆使する時に、薬指・小指を有効に使うのが、ヴァイオリンの運弓だと思います。
昔からある、小指と親指で、弓のバランスを取る、という指導法は、人差指・小指・親指で弓を持ってしまい勝ちで、元弓の指導以外には、良い指導法だとは、思えない、のです。
あくまでも、弓は、弦の上に乗せて弾くのが良い、また、通常の持ち方は、弓を立てて持った時、弓が落ちない程度に持ち、他人に弓先を上へ引っ張られたら、弓を奪われてしまう程度が、良い、と、私は思います。
弓を立てて持った時に、小指が弓の竿に、触ってる状態が、最も自然でしょう。小指が、弓のどこに接地するのが良い、のではなく、弓を持つ手の形と、指の長さに応じて、必然的に決まってきます。
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