[51812]
ボーイングができなくて困っています
投稿日時:2016年09月25日 22:29
投稿者:マルコとアメデオ(ID:FElxWWA)
推敲に推敲を重ねましたが、それでも文章が長いです。私の練習を検証して下さる方がいらしたら、お願いします。
ボーイングができなくて本当に困っています。
40過ぎから始めて7年のOLです。
3人の先生に習いました。
①1人目の先生 →大人の音楽教室の個人レッスンを3年
鈴木1巻からスタートして4巻に入った頃から、アップで弓が当たらなくなりました。時々、E線でキーとガラスを引っ掻いたような音も出ます。先生には「もっと力を入れて」「数を弾けば治る」と言われました。
なかなか力が入らないので、数を弾いて解決することにしました。
・練習時間→平日は30分、土日は3時間、ほぼ毎日
夏休みなど長い休みには、セブシック1巻最初の方を、1日4時間ほどやりましたが、全く治らず。先生のコメントは変わらず。できてもできなくても、お構いなしに曲が進んでいくので、先生を替えることにしました。
②2人目の先生 →大人の音楽教室の個人レッスンを3年
どうしておかしくなったのか、わからなかったので、楽器の持ち方から見てもらうことにしました。
ホーマン1巻とセブシック1巻からスタートして、最初に直されたのは肩当ての付け方。
1人目の先生は肩当てなしだったので、ネットで調べて自分なりにセットしていましたが、全く意味のない付け方だったと判明しました。
次に弓の持ち方。
・1人目の先生→親指をフロッグのカーブの中に置く。小指は離れてもOK
・2人目の先生→親指は巻き皮とフロッグの間でキツネさん。小指はパールアイの上にしっかり付ける
練習する時は、パールアイの上に両面テープを貼り、そこに小指を置いて、キツネさん持ちをキープするようにしました。
・練習時間→平日は30分、土日は3時間で週3、4日
夏休みは6時間やってみましたが1日で挫折。翌日から手が重くて、1日4時間。
休み明けには、弓を動かす度に左右に動いていたフロッグが、手の中で収まるようになりました。小指はまだ離れます。
「移弦する時の肘の高さ」も指摘されました。
しばらくして、弓が当たり出して、E線のキーもなくなってくると、今度はダウンで、弓が弦の上を飛び跳ねるようになりました。アップは問題ありません。
先生は「力を抜いて」「自然に動かして」と繰り返し言います。
ネットで調べながら、いろいろ試してみたのですが、それでもできず。とうとう先生に「どうしてできないのか、わからない」と言われ、困り果てて、先生を替えることにしました。
③3人目、現在の先生→ネットで見つけた個人レッスンを1年
曲はいいから、ボーイングを見て欲しいとお願いして、セブシック2巻1ページ目をやることにしました。
先生のボーイングは、
・持ち方はキツネさんだが、指と指の間を、それぞれ指1本くらい開ける
私→広げて持っても、気が付くと中指と薬指がくっついている。時には、人差し指側に全部、指が寄っている。
・弓は上から持つ
私→横から持っているらしい。でも、どう持つと上なんだか、わからない。
・甲の上にコップをのせているつもりで、それが落ちないように手首を動かす。猫が顔をなでるように
私→ネットで見る「手首を鼻に近づける」かな?
・ボーイングは弧の軌道。腕の重さをのせて動かす
私→どういう感覚になれば、腕の重さがのっている状態なのか、わからない。
・ダウンは人差し指で方向を決め、アップは小指から弓を押し上げる。人差し指から小指へ重心が滑らかに移動する
私→小指から押し上げると、弓が重い。アップ元弓までいくと、弓を落とす。小指がすぐに弓から外れる。
「ダウンよりもアップに問題がある」と先生に指摘され、まず、小指の筋力を鍛えることにしました。
・大学からビオラをやっている同僚がプロに習った方法で、弦の少し上に弓を構えて、4拍で一弓などカウントしながら、ダウン、アップを繰り返す。野球の素振りみたいなもの?
ここまで来てやっと思い出したというか、すっかり忘れていたのですが、実は私、がっつり三味線を弾いていた時期があって、骨格が三味線仕様になっています。自分では自然だと思っている腕の動きが、バイオリンでは不都合だったのかも。
そういえば、2人目の先生を探していた頃、
・弓は、1本の棒をまっすぐ横に引っ張るつもりで動かし、腕を捻らないこと
と、体験レッスンで指摘されましたが、「捻らない」が全くわからず、途方に暮れたっけ。
そこで、にじみ出ているらしい三味線の基本姿勢「肘を張る」をしないように練習して、やっとダウンが動き出しました。
3ヶ月後、「練習のための練習になっているから、曲にしたら?」という先生の言葉で、鈴木6巻のヘンデルのソナタを始めましたが、曲になると全くダメで、四分音符もまともに1本、通りません。特に弓の下半分で、ダウンもアップも激しく暴れます。
マスタークラスでもないのに、先生の前では、いつもガタガタ。それでもたまには、きれいに動くこともあります。家で弾いても、仲間内で弾いても、いつでもどこでも飛び跳ねていた2人目の先生の時と比べると、ましにはなっているのですが・・・
それを説明すると、先生は「精神的な問題。強い心を持って」と言います。
強い心と言われても、手だてがないので、この1、2ヶ月は曲をやめて、こちらのサイト内で見つけた、
・駒寄りでギコギコ弾く
・壁に直角に立って弾く
・GDAEの4弦を、開放弦でアップで一弓、ダウンで一弓、弾く
・GDAEを、各弦で2カ所つづ弾く (オクターブはきつかったので)
を取り入れて、1セット=30分で、平日は1セット、土日は3セット、やっています。
今、カトー・ハヴァシュ著「あがりを克服する」を読んでいます。
「弓を掴む」「手首からアクションを起こす」と「肘が固まって」身体の自然な動きが妨げられる、とあり、キーになるのは「肘」なのか、次は、ハーバード・ホーン著「ヴァイオリン演奏のこつ」を読んで、対策を練ろうと考えています。
本当に長い文章で、最後までおつきあい下さった方、ありがとうございました。
私の練習の中で、何か気づいたところ、大きな間違いはどこだと思いましたか?
(バイオリンを選んだこと、と言われたらおしまいですが・・・)
ボーイングができなくて本当に困っています。
40過ぎから始めて7年のOLです。
3人の先生に習いました。
①1人目の先生 →大人の音楽教室の個人レッスンを3年
鈴木1巻からスタートして4巻に入った頃から、アップで弓が当たらなくなりました。時々、E線でキーとガラスを引っ掻いたような音も出ます。先生には「もっと力を入れて」「数を弾けば治る」と言われました。
なかなか力が入らないので、数を弾いて解決することにしました。
・練習時間→平日は30分、土日は3時間、ほぼ毎日
夏休みなど長い休みには、セブシック1巻最初の方を、1日4時間ほどやりましたが、全く治らず。先生のコメントは変わらず。できてもできなくても、お構いなしに曲が進んでいくので、先生を替えることにしました。
②2人目の先生 →大人の音楽教室の個人レッスンを3年
どうしておかしくなったのか、わからなかったので、楽器の持ち方から見てもらうことにしました。
ホーマン1巻とセブシック1巻からスタートして、最初に直されたのは肩当ての付け方。
1人目の先生は肩当てなしだったので、ネットで調べて自分なりにセットしていましたが、全く意味のない付け方だったと判明しました。
次に弓の持ち方。
・1人目の先生→親指をフロッグのカーブの中に置く。小指は離れてもOK
・2人目の先生→親指は巻き皮とフロッグの間でキツネさん。小指はパールアイの上にしっかり付ける
練習する時は、パールアイの上に両面テープを貼り、そこに小指を置いて、キツネさん持ちをキープするようにしました。
・練習時間→平日は30分、土日は3時間で週3、4日
夏休みは6時間やってみましたが1日で挫折。翌日から手が重くて、1日4時間。
休み明けには、弓を動かす度に左右に動いていたフロッグが、手の中で収まるようになりました。小指はまだ離れます。
「移弦する時の肘の高さ」も指摘されました。
しばらくして、弓が当たり出して、E線のキーもなくなってくると、今度はダウンで、弓が弦の上を飛び跳ねるようになりました。アップは問題ありません。
先生は「力を抜いて」「自然に動かして」と繰り返し言います。
ネットで調べながら、いろいろ試してみたのですが、それでもできず。とうとう先生に「どうしてできないのか、わからない」と言われ、困り果てて、先生を替えることにしました。
③3人目、現在の先生→ネットで見つけた個人レッスンを1年
曲はいいから、ボーイングを見て欲しいとお願いして、セブシック2巻1ページ目をやることにしました。
先生のボーイングは、
・持ち方はキツネさんだが、指と指の間を、それぞれ指1本くらい開ける
私→広げて持っても、気が付くと中指と薬指がくっついている。時には、人差し指側に全部、指が寄っている。
・弓は上から持つ
私→横から持っているらしい。でも、どう持つと上なんだか、わからない。
・甲の上にコップをのせているつもりで、それが落ちないように手首を動かす。猫が顔をなでるように
私→ネットで見る「手首を鼻に近づける」かな?
・ボーイングは弧の軌道。腕の重さをのせて動かす
私→どういう感覚になれば、腕の重さがのっている状態なのか、わからない。
・ダウンは人差し指で方向を決め、アップは小指から弓を押し上げる。人差し指から小指へ重心が滑らかに移動する
私→小指から押し上げると、弓が重い。アップ元弓までいくと、弓を落とす。小指がすぐに弓から外れる。
「ダウンよりもアップに問題がある」と先生に指摘され、まず、小指の筋力を鍛えることにしました。
・大学からビオラをやっている同僚がプロに習った方法で、弦の少し上に弓を構えて、4拍で一弓などカウントしながら、ダウン、アップを繰り返す。野球の素振りみたいなもの?
ここまで来てやっと思い出したというか、すっかり忘れていたのですが、実は私、がっつり三味線を弾いていた時期があって、骨格が三味線仕様になっています。自分では自然だと思っている腕の動きが、バイオリンでは不都合だったのかも。
そういえば、2人目の先生を探していた頃、
・弓は、1本の棒をまっすぐ横に引っ張るつもりで動かし、腕を捻らないこと
と、体験レッスンで指摘されましたが、「捻らない」が全くわからず、途方に暮れたっけ。
そこで、にじみ出ているらしい三味線の基本姿勢「肘を張る」をしないように練習して、やっとダウンが動き出しました。
3ヶ月後、「練習のための練習になっているから、曲にしたら?」という先生の言葉で、鈴木6巻のヘンデルのソナタを始めましたが、曲になると全くダメで、四分音符もまともに1本、通りません。特に弓の下半分で、ダウンもアップも激しく暴れます。
マスタークラスでもないのに、先生の前では、いつもガタガタ。それでもたまには、きれいに動くこともあります。家で弾いても、仲間内で弾いても、いつでもどこでも飛び跳ねていた2人目の先生の時と比べると、ましにはなっているのですが・・・
それを説明すると、先生は「精神的な問題。強い心を持って」と言います。
強い心と言われても、手だてがないので、この1、2ヶ月は曲をやめて、こちらのサイト内で見つけた、
・駒寄りでギコギコ弾く
・壁に直角に立って弾く
・GDAEの4弦を、開放弦でアップで一弓、ダウンで一弓、弾く
・GDAEを、各弦で2カ所つづ弾く (オクターブはきつかったので)
を取り入れて、1セット=30分で、平日は1セット、土日は3セット、やっています。
今、カトー・ハヴァシュ著「あがりを克服する」を読んでいます。
「弓を掴む」「手首からアクションを起こす」と「肘が固まって」身体の自然な動きが妨げられる、とあり、キーになるのは「肘」なのか、次は、ハーバード・ホーン著「ヴァイオリン演奏のこつ」を読んで、対策を練ろうと考えています。
本当に長い文章で、最後までおつきあい下さった方、ありがとうございました。
私の練習の中で、何か気づいたところ、大きな間違いはどこだと思いましたか?
(バイオリンを選んだこと、と言われたらおしまいですが・・・)
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7 / 8 ページ [ 78コメント ]
【ご参考】
[52147]
Re: ボーイングができなくて困っています
投稿日時:2016年12月28日 17:21
投稿者:pochi(ID:GRQmJBM)
>・アップは、中弓まで来たら、二の腕で上げていく
-----賛成できません。中弓で段差が出来勝ちです。
弓の返しと共に、
・先弓では肘から上げ弓
・元弓では肘から下げ弓
である、筈です。
http://fstrings.com/board/index.asp?id=51812#52046
全面的には賛成できませんが、体重移動の基本は、こちらです。
http://y2u.be/-lOdbEcV5Hk
https://www.youtube.com/watch?v=-lOdbEcV5Hk
上の動画と、私が習った運弓の基本との違いを説明します。
立って弾くソロの弾き方では、体重移動があるので、ダウンでは弓と共に楽器(左手)が右へ、概ね、先弓1/4~1/8では楽器(左手)が左へ動き、後から弓が楽器へ付いて返ります。
アップでは逆で、弓と共に楽器(左手)が左へ移動します。概ね、元弓重心~1/8では楽器(左手)が右へ動き、後から弓が楽器へ付いて返ります。
弓の返しの時の体重移動の加減が、音楽表現の一部になっていて、弓の配分の一部です。
まずは、「正確な弓の配分で弾け」とヘンデルのソナタで、厳しく習います。ベートーヴェンのメヌエットinGですら、「正確な弓の配分」が無いと、マトモに音楽に聴こえる様には、弾けません。
http://y2u.be/wbwUBlYU9eQ
https://www.youtube.com/watch?v=wbwUBlYU9eQ
大人になってから習っている人だと、この曲で、運弓をマトモに習っているかどうか、マトモに教えているかどうか、解ります。ほとんどの大人になってからヴァイオリンを始めた人は、一生、音程すら取れません。その認識すら持てる様になりません。
バロック~古典を弾くのには、この体重移動を使った弓の配分をずっと、厳しく習います。メンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲を習う迄はこれです。ヴィターリのシャコンヌは、メンデルスゾーンと同じ様式で弾く、メンコンの前哨戦だと習っています。
この基本を習うのに、ベートーヴェンのロマンス2曲を弾いてから、ベートーヴェンの春を弾きます。音を聴いた限り、弓の配分がグチャグチャなのが、これです。
http://y2outu.be/aDOu9trO6nY#t=850
https://www.youtube.com/watch?v=aDOu9trO6nY&t=850
弓の配分が正確でないから、リズムがグチャグチャで、音程も狂いまくっています。
体重移動が無いと、ロマンス2番の冒頭のFから冒頭2小節が弾けない筈です。尤も、大人になってからヴァイオリンを始めると、ロマンスが弾ける様になる人は、まず、存在しません。
こちらの「春」は、最初はわざと奇異に弾いていますが、徐々に音楽に目覚めていきます。これを弾いているのは、一流プロ奏者だと思われます。
http://y2u.be/aDOu9trO6nY#t=1150
https://www.youtube.com/watch?v=aDOu9trO6nY&t=1150
座って弾く弾き方は、初心者にはオススメしません。良い運弓獲得を、完全否定します。永遠に「ヴァイオリンの音」にならないのです。
もう一度、20世紀中葉迄の理想的な運弓とされていた、ティボール・ヴァルガを見て下さい。
http://youtu.be/KkS0QRg_T2A
https://www.youtube.com/watch?v=KkS0QRg_T2A
お見事。
ミルシテイン
https://youtu.be/hkTcfJ5RHFE
https://www.youtube.com/watch?v=hkTcfJ5RHFE
体重移動法は同じです。
近代奏法の始祖ヘンリク・シェリング
http://y2u.be/9bttSatDZcw
https://www.youtube.com/watch?v=9bttSatDZcw
やはり同じく体重移動が音楽表現の一部になっています。
体重移動には、腰の捻りも使います。
体が小さい人は全身を使います。
http://y2u.be/cDAcG7y_LNs
https://www.youtube.com/watch?v=cDAcG7y_LNs
「アップは、中弓まで来たら、二の腕で上げていく」
なんて弾き方はしていません。
アマチュア奏者でも、同じです。
https://www.youtube.com/watch?v=nCARtO1rwAY
これではプロになれません。
体がデカくなると、肘をそれほど使う必要がなくなります。
https://www.youtube.com/watch?v=N22c3_8gL4Q
それでも肘から弾いています。
私は、ジャニーヌ・ヤンセンよりも多分、体が大きいので、こんな風に弾かなくても、先弓迄届きます。コンサートでよく弾いていた曲です。私は豪快に弾くのが、持ち味です。
先生に確認を取って下さい。
/////////////
これを読んだ先生方は、よく考えて下さい。
-----賛成できません。中弓で段差が出来勝ちです。
弓の返しと共に、
・先弓では肘から上げ弓
・元弓では肘から下げ弓
である、筈です。
http://fstrings.com/board/index.asp?id=51812#52046
全面的には賛成できませんが、体重移動の基本は、こちらです。
http://y2u.be/-lOdbEcV5Hk
https://www.youtube.com/watch?v=-lOdbEcV5Hk
上の動画と、私が習った運弓の基本との違いを説明します。
立って弾くソロの弾き方では、体重移動があるので、ダウンでは弓と共に楽器(左手)が右へ、概ね、先弓1/4~1/8では楽器(左手)が左へ動き、後から弓が楽器へ付いて返ります。
アップでは逆で、弓と共に楽器(左手)が左へ移動します。概ね、元弓重心~1/8では楽器(左手)が右へ動き、後から弓が楽器へ付いて返ります。
弓の返しの時の体重移動の加減が、音楽表現の一部になっていて、弓の配分の一部です。
まずは、「正確な弓の配分で弾け」とヘンデルのソナタで、厳しく習います。ベートーヴェンのメヌエットinGですら、「正確な弓の配分」が無いと、マトモに音楽に聴こえる様には、弾けません。
http://y2u.be/wbwUBlYU9eQ
https://www.youtube.com/watch?v=wbwUBlYU9eQ
大人になってから習っている人だと、この曲で、運弓をマトモに習っているかどうか、マトモに教えているかどうか、解ります。ほとんどの大人になってからヴァイオリンを始めた人は、一生、音程すら取れません。その認識すら持てる様になりません。
バロック~古典を弾くのには、この体重移動を使った弓の配分をずっと、厳しく習います。メンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲を習う迄はこれです。ヴィターリのシャコンヌは、メンデルスゾーンと同じ様式で弾く、メンコンの前哨戦だと習っています。
この基本を習うのに、ベートーヴェンのロマンス2曲を弾いてから、ベートーヴェンの春を弾きます。音を聴いた限り、弓の配分がグチャグチャなのが、これです。
http://y2outu.be/aDOu9trO6nY#t=850
https://www.youtube.com/watch?v=aDOu9trO6nY&t=850
弓の配分が正確でないから、リズムがグチャグチャで、音程も狂いまくっています。
体重移動が無いと、ロマンス2番の冒頭のFから冒頭2小節が弾けない筈です。尤も、大人になってからヴァイオリンを始めると、ロマンスが弾ける様になる人は、まず、存在しません。
こちらの「春」は、最初はわざと奇異に弾いていますが、徐々に音楽に目覚めていきます。これを弾いているのは、一流プロ奏者だと思われます。
http://y2u.be/aDOu9trO6nY#t=1150
https://www.youtube.com/watch?v=aDOu9trO6nY&t=1150
座って弾く弾き方は、初心者にはオススメしません。良い運弓獲得を、完全否定します。永遠に「ヴァイオリンの音」にならないのです。
もう一度、20世紀中葉迄の理想的な運弓とされていた、ティボール・ヴァルガを見て下さい。
http://youtu.be/KkS0QRg_T2A
https://www.youtube.com/watch?v=KkS0QRg_T2A
お見事。
ミルシテイン
https://youtu.be/hkTcfJ5RHFE
https://www.youtube.com/watch?v=hkTcfJ5RHFE
体重移動法は同じです。
近代奏法の始祖ヘンリク・シェリング
http://y2u.be/9bttSatDZcw
https://www.youtube.com/watch?v=9bttSatDZcw
やはり同じく体重移動が音楽表現の一部になっています。
体重移動には、腰の捻りも使います。
体が小さい人は全身を使います。
http://y2u.be/cDAcG7y_LNs
https://www.youtube.com/watch?v=cDAcG7y_LNs
「アップは、中弓まで来たら、二の腕で上げていく」
なんて弾き方はしていません。
アマチュア奏者でも、同じです。
https://www.youtube.com/watch?v=nCARtO1rwAY
これではプロになれません。
体がデカくなると、肘をそれほど使う必要がなくなります。
https://www.youtube.com/watch?v=N22c3_8gL4Q
それでも肘から弾いています。
私は、ジャニーヌ・ヤンセンよりも多分、体が大きいので、こんな風に弾かなくても、先弓迄届きます。コンサートでよく弾いていた曲です。私は豪快に弾くのが、持ち味です。
先生に確認を取って下さい。
/////////////
これを読んだ先生方は、よく考えて下さい。
[52180]
Re: ボーイングができなくて困っています
投稿日時:2017年01月15日 22:16
投稿者:マルコとアメデオ(ID:EAB3U4c)
今年から新しい先生のレッスンを受けることにしました。
一回目のレッスンにて。
新しい先生は、元N響の先生とは違う先生ですが、「アップは二の腕で」について聞いてみました。
新しい先生は、体験レッスン時に私のアップを見て、中弓を過ぎたところで肘が残っているのが気になったので、「アップを二の腕で上げると肘が残らない」ので、元N響の先生はそうアドバイスしたのではないか、と言っていました。
暴れ弓は、時々、中弓ちょい上辺りが跳ねる程度で、だいぶ落ち着いてきました。先生は「音に影響していないから大丈夫。弓が弾んでも音に影響しなければOK」と言っていました。
一回目のレッスンにて。
新しい先生は、元N響の先生とは違う先生ですが、「アップは二の腕で」について聞いてみました。
新しい先生は、体験レッスン時に私のアップを見て、中弓を過ぎたところで肘が残っているのが気になったので、「アップを二の腕で上げると肘が残らない」ので、元N響の先生はそうアドバイスしたのではないか、と言っていました。
暴れ弓は、時々、中弓ちょい上辺りが跳ねる程度で、だいぶ落ち着いてきました。先生は「音に影響していないから大丈夫。弓が弾んでも音に影響しなければOK」と言っていました。
[52184]
Re: ボーイングができなくて困っています
投稿日時:2017年01月18日 17:19
投稿者:pochi(ID:F1dzSIA)
運弓練習は、スズキのきらきら星で良いのです。
AAAAAAEEEEEEFisFisFisFisFisFis
ゆっくり、メトロノームを使って、元弓から4音1/3弓で刻み、2音1/2弓でダウンダウンです。以下同様で、逆弓も弾きます。
ヴィヴァルディのA-mollでも練習できます。
www.musicalion.com/files/scores/20904.gif
全部弓を返し、8分音符を全弓で、16分音符を1/3弓で、正逆弓で弾きます。
カイザーの3番で、8分音符を全弓・正逆弓も良いでしょう。
全部体重移動が伴わないと弾けません。
////
通常のカイザーの3番は、1小節ずつ、若しくは、3音ずつ、スタッカートとテヌートを入れ替えて弾くのが、練習法です。テヌートとリコシェの組み合わせは結構難しいですね。
AAAAAAEEEEEEFisFisFisFisFisFis
ゆっくり、メトロノームを使って、元弓から4音1/3弓で刻み、2音1/2弓でダウンダウンです。以下同様で、逆弓も弾きます。
ヴィヴァルディのA-mollでも練習できます。
www.musicalion.com/files/scores/20904.gif
全部弓を返し、8分音符を全弓で、16分音符を1/3弓で、正逆弓で弾きます。
カイザーの3番で、8分音符を全弓・正逆弓も良いでしょう。
全部体重移動が伴わないと弾けません。
////
通常のカイザーの3番は、1小節ずつ、若しくは、3音ずつ、スタッカートとテヌートを入れ替えて弾くのが、練習法です。テヌートとリコシェの組み合わせは結構難しいですね。
[52186]
Re: ボーイングができなくて困っています
投稿日時:2017年01月19日 14:25
投稿者:はじめ(ID:QnZmA1A)
そういえば小柄な人ほどアクションが大きいですね
[52720]
Re: ボーイングができなくて困っています
投稿日時:2017年04月16日 03:18
投稿者:pochi(ID:KAcyZwc)
[51822]
じゅん氏、
[51823]
に書き忘れがありました。
人差し指を浮かせて弾くのは、副効果があります。
何とかして、決して弾けない先弓を弾こうとするから、体重移動を無意識に行って仕舞います。
この、無意識の体重移動が、人差し指を使った時にも、良効果を発揮し、運弓が楽になります。
緩々の弓で暫く弾く、何てのと同じ感じです。
こんな練習法が有効なレベル迄、じゅん氏が到達していないのが、残念です。
[51822]
Re: ボーイングができなくて困っています
投稿日時:2016年09月27日 21:40
投稿者:じゅん(ID:QkBTmQk)
>>pochi氏
ありがとうございます。せっかくなので、もう少し教えて下さい。
①親指+中指+薬指だけで何かを弾いてみることについては、推奨できるということでよろしいでしょうか。
確かに、知らぬ間にさおから浮き上がりやすいのは中指や薬指で、小指はともかく人差し指が勝手に浮き上がるはまずないですので、
親指+中指+薬指を重視されるのはそう考えれば納得です。そういうことでしょうか?
②「重弦では、低弦側の音量を人差し指で、高弦側の音量を小指でコントロールし、双方をしっかり鳴らすには親指+人差し指+小指
だけで弾いてみて、人差し指と小指がしっかり踏ん張った感覚を確認せよ」という指導をレッスンで受け、私は納得しましたが、
pochi氏はこうした場合の「親指+人差し指+小指」もあまり良くないとお考えでしょうか?
③言及されたこと以外は、pochi氏が見ても大丈夫だったという理解でよろしいでしょうか?
よろしくお願いいたします。
ありがとうございます。せっかくなので、もう少し教えて下さい。
①親指+中指+薬指だけで何かを弾いてみることについては、推奨できるということでよろしいでしょうか。
確かに、知らぬ間にさおから浮き上がりやすいのは中指や薬指で、小指はともかく人差し指が勝手に浮き上がるはまずないですので、
親指+中指+薬指を重視されるのはそう考えれば納得です。そういうことでしょうか?
②「重弦では、低弦側の音量を人差し指で、高弦側の音量を小指でコントロールし、双方をしっかり鳴らすには親指+人差し指+小指
だけで弾いてみて、人差し指と小指がしっかり踏ん張った感覚を確認せよ」という指導をレッスンで受け、私は納得しましたが、
pochi氏はこうした場合の「親指+人差し指+小指」もあまり良くないとお考えでしょうか?
③言及されたこと以外は、pochi氏が見ても大丈夫だったという理解でよろしいでしょうか?
よろしくお願いいたします。
[51823]
[51823]
Re: ボーイングができなくて困っています
投稿日時:2016年09月27日 21:53
投稿者:pochi(ID:MASBIok)
①
特に先弓1/3で推奨です。(誰にも)弾けないので、人差指を使いたくなるでしょう。
②
>あまり良くないとお考えでしょうか?
---音が伸びなくなります。
③
細かく見るとツッコミどころはあるのですが、言葉と実際の演奏には乖離があるので、何とも言えないところは、指摘しませんでした。
適切な時期に適切な練習法の提示をしないと、無意味、逆効果になります。
例えば、
http://fstrings.com/board/index.asp?id=49970#51814
じゅん氏は、この指導が有効であるレベルに達していません。
特に先弓1/3で推奨です。(誰にも)弾けないので、人差指を使いたくなるでしょう。
②
>あまり良くないとお考えでしょうか?
---音が伸びなくなります。
③
細かく見るとツッコミどころはあるのですが、言葉と実際の演奏には乖離があるので、何とも言えないところは、指摘しませんでした。
適切な時期に適切な練習法の提示をしないと、無意味、逆効果になります。
例えば、
http://fstrings.com/board/index.asp?id=49970#51814
じゅん氏は、この指導が有効であるレベルに達していません。
人差し指を浮かせて弾くのは、副効果があります。
何とかして、決して弾けない先弓を弾こうとするから、体重移動を無意識に行って仕舞います。
この、無意識の体重移動が、人差し指を使った時にも、良効果を発揮し、運弓が楽になります。
緩々の弓で暫く弾く、何てのと同じ感じです。
こんな練習法が有効なレベル迄、じゅん氏が到達していないのが、残念です。
[52740]
Re: ボーイングができなくて困っています
投稿日時:2017年04月29日 23:41
投稿者:マルコとアメデオ(ID:IhSSOCM)
皆さまにアドバイスを頂いて半年が過ぎ、あんなに暴れていた弓が、見違えるほど大人しくなりました。
どこがどうなって大人しくなったのか分かりませんが、「弓を弦に預けられるようになった」のがいいのかも、と推測しています。この半年、「きらきら星」と移弦のないGDAEの長調しか弾いていなかったので、これからはもう少し音のばらけているものを弾いて、それにつられて弓が暴れないように練習しようと考えています。
皆さま、改めて、ありがとうございました。
pochiさま
ティボール・ヴォルガさんの動画が開けました!(奇跡的に数回。また開かなくなりました・・・)
軽い!!が、私の第一声です。
子供の頃からずっとやってきた人なら、もっといろいろ感じるものがあると思いますが、私には、演奏の最初の一音から最後の一音まで「軽い!!」の一言しか浮かびませんでした。美味しいものを食べると無口になる、みたいな感じです。
pochiさまは、ボーイングの理想として、ティボール・ヴォルガさんを上げていますが、音についてはいかがでしょう。
「大人になってからバイオリンを始めた人は、バイオリンらしい音を出すことができない」とよく聞きますが、バイオリンらしい音の理想としては、どなたをお考えですか?
どこがどうなって大人しくなったのか分かりませんが、「弓を弦に預けられるようになった」のがいいのかも、と推測しています。この半年、「きらきら星」と移弦のないGDAEの長調しか弾いていなかったので、これからはもう少し音のばらけているものを弾いて、それにつられて弓が暴れないように練習しようと考えています。
皆さま、改めて、ありがとうございました。
pochiさま
ティボール・ヴォルガさんの動画が開けました!(奇跡的に数回。また開かなくなりました・・・)
軽い!!が、私の第一声です。
子供の頃からずっとやってきた人なら、もっといろいろ感じるものがあると思いますが、私には、演奏の最初の一音から最後の一音まで「軽い!!」の一言しか浮かびませんでした。美味しいものを食べると無口になる、みたいな感じです。
pochiさまは、ボーイングの理想として、ティボール・ヴォルガさんを上げていますが、音についてはいかがでしょう。
「大人になってからバイオリンを始めた人は、バイオリンらしい音を出すことができない」とよく聞きますが、バイオリンらしい音の理想としては、どなたをお考えですか?
[52742]
Re: ボーイングができなくて困っています
投稿日時:2017年04月30日 04:10
投稿者:pochi(ID:NXMTcpk)
[52740]
マルコとアメデオ氏、
マシになってよかったですね。リンクが開かないのだそうで、同じものを6種類貼ります。どれか開くでしょう。
様式美として、モーツァルトはガリガリ弾かないんですよ。本来、サラ・チャンが間違っているとは言えない迄も特異です。ガキの弾き方です。
https://www.youtube.com/watch?v=8P6a5xmFMeU
http://www.youtube.com/watch?v=8P6a5xmFMeU
https://youtu.be/8P6a5xmFMeU
http://youtu.be/8P6a5xmFMeU
https://y2u.be/8P6a5xmFMeU
http://y2u.be/8P6a5xmFMeU
https://www.youtube.com/watch?v=JiIm-vNBpao
http://www.youtube.com/watch?v=JiIm-vNBpao
https://youtu.be/JiIm-vNBpao
http://youtu.be/JiIm-vNBpao
https://y2u.be/JiIm-vNBpao
http://y2u.be/JiIm-vNBpao
この手の弾き方は、実演では満足感があって、それはそれで、良い、様な感じもします。
///
ティボール・ヴァルガ(様式を弾き分けています)
https://www.youtube.com/watch?v=RBVV5sFrRm8
http://www.youtube.com/watch?v=RBVV5sFrRm8
https://youtu.be/RBVV5sFrRm8
http://youtu.be/RBVV5sFrRm8
https://y2u.be/RBVV5sFrRm8
http://y2u.be/RBVV5sFrRm8
https://www.youtube.com/watch?v=KkS0QRg_T2A
http://www.youtube.com/watch?v=KkS0QRg_T2A
https://youtu.be/KkS0QRg_T2A
http://youtu.be/KkS0QRg_T2A
https://y2u.be/KkS0QRg_T2A
http://y2u.be/KkS0QRg_T2A
https://www.youtube.com/watch?v=0vZZ8z8rElM
http://www.youtube.com/watch?v=0vZZ8z8rElM
https://youtu.be/0vZZ8z8rElM
http://youtu.be/0vZZ8z8rElM
https://y2u.be/0vZZ8z8rElM
http://y2u.be/0vZZ8z8rElM
https://www.youtube.com/watch?v=_UeVQ96erdk
http://www.youtube.com/watch?v=_UeVQ96erdk
https://youtu.be/_UeVQ96erdk
http://youtu.be/_UeVQ96erdk
https://y2u.be/_UeVQ96erdk
http://y2u.be/_UeVQ96erdk
https://www.youtube.com/watch?v=oqsJfRp2ie8
http://www.youtube.com/watch?v=oqsJfRp2ie8
https://youtu.be/oqsJfRp2ie8
http://youtu.be/oqsJfRp2ie8
https://y2u.be/oqsJfRp2ie8
http://y2u.be/oqsJfRp2ie8
======================
これが、明らかに
「弓速が遅い/指板よりを弾き過ぎ/弓圧が高い」
です。ヴァイオリンの音ではなく、演歌師の音です。
https://www.youtube.com/watch?v=6yUdvnVHQNA
http://www.youtube.com/watch?v=6yUdvnVHQNA
https://youtu.be/6yUdvnVHQNA
http://youtu.be/6yUdvnVHQNA
https://y2u.be/6yUdvnVHQNA
http://y2u.be/6yUdvnVHQNA
鈴木鎮一、極めて上手い、音程も大人になってから始めた人としては非常に良いのですが、大人になってからヴァイオリンを始めても、ヴァイオリンの音を出すのは、不可能な例です。
======================
鈴木鎮一くらい、弾ける様になったら、
「弓速が遅い/指板よりを弾き過ぎ/弓圧が高過ぎる」
の解決法として、逆療法があります。
http://fstrings.com/board/index.asp?id=795&t=2004#9644
ガキゴキギコギコ♪
http://fstrings.com/board/index.asp?id=18685&t=2006
(人工)フラジオと組み合わせたら、さらに効果的です。
ホーミー奏法はオプションです。
======================
音程が狂っているが故に、楽器が全く鳴っていない状態で、演歌のヴィブラートで誤魔化している、醜悪なもの。
https://www.youtube.com/watch?v=ARKqslLayr4
http://www.youtube.com/watch?v=ARKqslLayr4
https://youtu.be/ARKqslLayr4
http://youtu.be/ARKqslLayr4
https://y2u.be/ARKqslLayr4
http://y2u.be/ARKqslLayr4
冒頭のピアノと付点が合っていないでしょ。リズムが狂っているので、音楽と呼べるかどうかすら、解らない。
リズムと音程の正確性は、概ね小学校に入る前に解決すべき課題です。解らない人は才能がない、ので、楽器演奏には向きません。
ヴァイオリンの音色は、倍音成分なので、音程が少しでも変わると倍音成分が代わり、音程が無いところに音色はありません。←原理です。
======================
音程リズムを合わせるために、刻み、付点逆付点、どこでもマルカート、メトロノームを使う等して、正確に弾く練習をします。
例えば、バッハのドッペルの練習法。小学校に入る前に習いました。
http://fstrings.com/board/index.asp?id=49489
やり過ぎると、色んな副作用があるので、程々にするのも大切です。
必ず、メトロノームを使って下さい。
https://www.youtube.com/watch?v=DiOMmJWnjqo
http://www.youtube.com/watch?v=DiOMmJWnjqo
https://youtu.be/DiOMmJWnjqo
http://youtu.be/DiOMmJWnjqo
https://y2u.be/DiOMmJWnjqo
http://y2u.be/DiOMmJWnjqo
昔からある、汎用性のある練習法なのですが、これは、リズムを無視しているから、下手に成る為の練習法です。素人の浅墓な考えです。特にスラーで効きます。
某有名演奏家のマスタークラスで、ベートーヴェンの春の冒頭で、伸ばしの音も全部16分音符に刻んで、やらされた人がいました。メトロノームの代わりに先生が棒で机を叩いていました。
https://www.youtube.com/watch?v=aDOu9trO6nY#t=844
http://www.youtube.com/watch?v=aDOu9trO6nY#t=844
https://youtu.be/aDOu9trO6nY#t=844
http://youtu.be/aDOu9trO6nY#t=844
https://y2u.be/aDOu9trO6nY#t=844
http://y2u.be/aDOu9trO6nY#t=844
適応レベルです。
リズム・音程、どちらとも狂っています。
[52740]
Re: ボーイングができなくて困っています
投稿日時:2017年04月29日 23:41
投稿者:マルコとアメデオ(ID:IhSSOCM)
皆さまにアドバイスを頂いて半年が過ぎ、あんなに暴れていた弓が、見違えるほど大人しくなりました。
どこがどうなって大人しくなったのか分かりませんが、「弓を弦に預けられるようになった」のがいいのかも、と推測しています。この半年、「きらきら星」と移弦のないGDAEの長調しか弾いていなかったので、これからはもう少し音のばらけているものを弾いて、それにつられて弓が暴れないように練習しようと考えています。
皆さま、改めて、ありがとうございました。
pochiさま
ティボール・ヴォルガさんの動画が開けました!(奇跡的に数回。また開かなくなりました・・・)
軽い!!が、私の第一声です。
子供の頃からずっとやってきた人なら、もっといろいろ感じるものがあると思いますが、私には、演奏の最初の一音から最後の一音まで「軽い!!」の一言しか浮かびませんでした。美味しいものを食べると無口になる、みたいな感じです。
pochiさまは、ボーイングの理想として、ティボール・ヴォルガさんを上げていますが、音についてはいかがでしょう。
「大人になってからバイオリンを始めた人は、バイオリンらしい音を出すことができない」とよく聞きますが、バイオリンらしい音の理想としては、どなたをお考えですか?
どこがどうなって大人しくなったのか分かりませんが、「弓を弦に預けられるようになった」のがいいのかも、と推測しています。この半年、「きらきら星」と移弦のないGDAEの長調しか弾いていなかったので、これからはもう少し音のばらけているものを弾いて、それにつられて弓が暴れないように練習しようと考えています。
皆さま、改めて、ありがとうございました。
pochiさま
ティボール・ヴォルガさんの動画が開けました!(奇跡的に数回。また開かなくなりました・・・)
軽い!!が、私の第一声です。
子供の頃からずっとやってきた人なら、もっといろいろ感じるものがあると思いますが、私には、演奏の最初の一音から最後の一音まで「軽い!!」の一言しか浮かびませんでした。美味しいものを食べると無口になる、みたいな感じです。
pochiさまは、ボーイングの理想として、ティボール・ヴォルガさんを上げていますが、音についてはいかがでしょう。
「大人になってからバイオリンを始めた人は、バイオリンらしい音を出すことができない」とよく聞きますが、バイオリンらしい音の理想としては、どなたをお考えですか?
マルコとアメデオ氏、
マシになってよかったですね。リンクが開かないのだそうで、同じものを6種類貼ります。どれか開くでしょう。
様式美として、モーツァルトはガリガリ弾かないんですよ。本来、サラ・チャンが間違っているとは言えない迄も特異です。ガキの弾き方です。
https://www.youtube.com/watch?v=8P6a5xmFMeU
http://www.youtube.com/watch?v=8P6a5xmFMeU
https://youtu.be/8P6a5xmFMeU
http://youtu.be/8P6a5xmFMeU
https://y2u.be/8P6a5xmFMeU
http://y2u.be/8P6a5xmFMeU
https://www.youtube.com/watch?v=JiIm-vNBpao
http://www.youtube.com/watch?v=JiIm-vNBpao
https://youtu.be/JiIm-vNBpao
http://youtu.be/JiIm-vNBpao
https://y2u.be/JiIm-vNBpao
http://y2u.be/JiIm-vNBpao
この手の弾き方は、実演では満足感があって、それはそれで、良い、様な感じもします。
///
ティボール・ヴァルガ(様式を弾き分けています)
https://www.youtube.com/watch?v=RBVV5sFrRm8
http://www.youtube.com/watch?v=RBVV5sFrRm8
https://youtu.be/RBVV5sFrRm8
http://youtu.be/RBVV5sFrRm8
https://y2u.be/RBVV5sFrRm8
http://y2u.be/RBVV5sFrRm8
https://www.youtube.com/watch?v=KkS0QRg_T2A
http://www.youtube.com/watch?v=KkS0QRg_T2A
https://youtu.be/KkS0QRg_T2A
http://youtu.be/KkS0QRg_T2A
https://y2u.be/KkS0QRg_T2A
http://y2u.be/KkS0QRg_T2A
https://www.youtube.com/watch?v=0vZZ8z8rElM
http://www.youtube.com/watch?v=0vZZ8z8rElM
https://youtu.be/0vZZ8z8rElM
http://youtu.be/0vZZ8z8rElM
https://y2u.be/0vZZ8z8rElM
http://y2u.be/0vZZ8z8rElM
https://www.youtube.com/watch?v=_UeVQ96erdk
http://www.youtube.com/watch?v=_UeVQ96erdk
https://youtu.be/_UeVQ96erdk
http://youtu.be/_UeVQ96erdk
https://y2u.be/_UeVQ96erdk
http://y2u.be/_UeVQ96erdk
https://www.youtube.com/watch?v=oqsJfRp2ie8
http://www.youtube.com/watch?v=oqsJfRp2ie8
https://youtu.be/oqsJfRp2ie8
http://youtu.be/oqsJfRp2ie8
https://y2u.be/oqsJfRp2ie8
http://y2u.be/oqsJfRp2ie8
======================
これが、明らかに
「弓速が遅い/指板よりを弾き過ぎ/弓圧が高い」
です。ヴァイオリンの音ではなく、演歌師の音です。
https://www.youtube.com/watch?v=6yUdvnVHQNA
http://www.youtube.com/watch?v=6yUdvnVHQNA
https://youtu.be/6yUdvnVHQNA
http://youtu.be/6yUdvnVHQNA
https://y2u.be/6yUdvnVHQNA
http://y2u.be/6yUdvnVHQNA
鈴木鎮一、極めて上手い、音程も大人になってから始めた人としては非常に良いのですが、大人になってからヴァイオリンを始めても、ヴァイオリンの音を出すのは、不可能な例です。
======================
鈴木鎮一くらい、弾ける様になったら、
「弓速が遅い/指板よりを弾き過ぎ/弓圧が高過ぎる」
の解決法として、逆療法があります。
http://fstrings.com/board/index.asp?id=795&t=2004#9644
ガキゴキギコギコ♪
http://fstrings.com/board/index.asp?id=18685&t=2006
(人工)フラジオと組み合わせたら、さらに効果的です。
ホーミー奏法はオプションです。
======================
音程が狂っているが故に、楽器が全く鳴っていない状態で、演歌のヴィブラートで誤魔化している、醜悪なもの。
https://www.youtube.com/watch?v=ARKqslLayr4
http://www.youtube.com/watch?v=ARKqslLayr4
https://youtu.be/ARKqslLayr4
http://youtu.be/ARKqslLayr4
https://y2u.be/ARKqslLayr4
http://y2u.be/ARKqslLayr4
冒頭のピアノと付点が合っていないでしょ。リズムが狂っているので、音楽と呼べるかどうかすら、解らない。
リズムと音程の正確性は、概ね小学校に入る前に解決すべき課題です。解らない人は才能がない、ので、楽器演奏には向きません。
ヴァイオリンの音色は、倍音成分なので、音程が少しでも変わると倍音成分が代わり、音程が無いところに音色はありません。←原理です。
======================
音程リズムを合わせるために、刻み、付点逆付点、どこでもマルカート、メトロノームを使う等して、正確に弾く練習をします。
例えば、バッハのドッペルの練習法。小学校に入る前に習いました。
http://fstrings.com/board/index.asp?id=49489
やり過ぎると、色んな副作用があるので、程々にするのも大切です。
必ず、メトロノームを使って下さい。
https://www.youtube.com/watch?v=DiOMmJWnjqo
http://www.youtube.com/watch?v=DiOMmJWnjqo
https://youtu.be/DiOMmJWnjqo
http://youtu.be/DiOMmJWnjqo
https://y2u.be/DiOMmJWnjqo
http://y2u.be/DiOMmJWnjqo
昔からある、汎用性のある練習法なのですが、これは、リズムを無視しているから、下手に成る為の練習法です。素人の浅墓な考えです。特にスラーで効きます。
某有名演奏家のマスタークラスで、ベートーヴェンの春の冒頭で、伸ばしの音も全部16分音符に刻んで、やらされた人がいました。メトロノームの代わりに先生が棒で机を叩いていました。
https://www.youtube.com/watch?v=aDOu9trO6nY#t=844
http://www.youtube.com/watch?v=aDOu9trO6nY#t=844
https://youtu.be/aDOu9trO6nY#t=844
http://youtu.be/aDOu9trO6nY#t=844
https://y2u.be/aDOu9trO6nY#t=844
http://y2u.be/aDOu9trO6nY#t=844
適応レベルです。
リズム・音程、どちらとも狂っています。
[52743]
Re: ボーイングができなくて困っています
投稿日時:2017年05月01日 20:48
投稿者:マルコとアメデオ(ID:QHdWcmA)
pochiさま
ありがとうございました。
ありがとうございました。
[52744]
Re: ボーイングができなくて困っています
投稿日時:2017年05月02日 01:33
投稿者:pochi(ID:EQN2BzM)
既にに投稿したと思うのですが、モーツァルトの時代の楽曲は、想定観客数が、200人程度迄だと思われます。
貴族のサロンが基本、よくある中規模教会、が最大限で、コンサートホールでの演奏を想定していない、と思うのです。
コンサートホールでの演奏は、ブルジョワジーが台頭した、ベートーヴェン以降でしょう。
モーツァルトを、2000人収容のコンサートホールで弾くと、サラ・チャンみたいになります。私も5番を、サラ・チャン以上にMolto Vibratoで、ガンガン弾いた事があります。
聴衆には好評ではあったのですが、指揮者から、
「モーツァルトはチャイコフスキーじゃない」
と注意を受けました。
ゲネでは大人しく弾いていたのですが、本番で聴衆が入ると残響が減るので、キレたのです。
ホールで弾く時には、反射音を聴いて弾く、技術があります。ティボール・ヴァルガの録画収録は、比較的小さなホールで収録したもの、だと推定出来ます。
シベリウスやブラームスのヴァイオリン協奏曲は、大規模ホール用の曲です。
////
ピアノ協奏曲にも言えて、グリーグのピアノ協奏曲を狭いホールで聴くと、喧しいだけ、です。ラフマニノフ3番も同じでしょう。
貴族のサロンが基本、よくある中規模教会、が最大限で、コンサートホールでの演奏を想定していない、と思うのです。
コンサートホールでの演奏は、ブルジョワジーが台頭した、ベートーヴェン以降でしょう。
モーツァルトを、2000人収容のコンサートホールで弾くと、サラ・チャンみたいになります。私も5番を、サラ・チャン以上にMolto Vibratoで、ガンガン弾いた事があります。
聴衆には好評ではあったのですが、指揮者から、
「モーツァルトはチャイコフスキーじゃない」
と注意を受けました。
ゲネでは大人しく弾いていたのですが、本番で聴衆が入ると残響が減るので、キレたのです。
ホールで弾く時には、反射音を聴いて弾く、技術があります。ティボール・ヴァルガの録画収録は、比較的小さなホールで収録したもの、だと推定出来ます。
シベリウスやブラームスのヴァイオリン協奏曲は、大規模ホール用の曲です。
////
ピアノ協奏曲にも言えて、グリーグのピアノ協奏曲を狭いホールで聴くと、喧しいだけ、です。ラフマニノフ3番も同じでしょう。
[52759]
Re: ボーイングができなくて困っています
投稿日時:2017年05月11日 02:03
投稿者:アワビノステーキ(ID:JhYSA3Q)
マルコとアメデオさま
はじめまして、横から失礼します。
運良く子供の頃から習い、未だにのんびり続けているものです(只今は室内楽のみですが)。
具体的な練習方法は、pochi様をはじめ、皆様方が書いていらっしゃいますので余分なことは書きません。
ヴァイオリンを弾く際、日常生活では使わない筋肉をたくさん使うため、違和感があるのかな?と、お書きになられたものから推測しております。
更に三味線を習っていらしたとのこと。
三味線は日本人の身体の使い方に合っている楽器かと思いますので、ヴァイオリン程悩まれることは無かったのではないでしょうか。
なんだか初めて能楽堂でお囃子を聴いたときの違和感‘アインザッツどこ~(迷子)’‘どこに着地するのこの音(音程が行方不明)’を思い出しました。
身体の使い方を知るために、もしお時間がありましたら、ジャイロトニックのレッスンを受けられるのも良いかも知れません。バレエの基礎レッスンほどハードではありませんが、西洋人の身体の使い方を知り、ヴァイオリンの先生の指摘事項を身体の中に落とし込むためのきっかけになるような気がします。
私自身もダイエット目的で3年ほどまじめに通った結果、師匠から言われたことが、ようやく腑に落ちました。
ヴァイオリンを弾くのに、ベンチプレスは全く必要ないと思いますが、身体を痛めないために、その使い方を学ぶのは必要だと個人的には感じています。
特に肩、肩甲骨周り、腕、背中、腹、踝への重心のかけ方、今自分が身体のどこに重心をおいているか等の意識の仕方etc.
ヴァイオリンを弾く際、無意識に弾く事はpochi様曰く、‘してはイケナイこと’ですが、ジャイロトニックも‘今時分は身体のどこを使っているのか’‘このトレーニングをするためにはドコとドコをどのように使わなければならないのか’‘ドコに重心を乗せればこの動きが出来るのか’をトレーナーのガイドのもと、掴んでゆくトレーニングだと、私は感じています。
西洋の芸術全般に言えることなのかも知れませんが、肉食人種の作り上げてきたものはパワーとがっちりした理屈で成り立っているように思われます。
これを理解するのは、日本人にとってはかなりシンドイことかも知れませんが、新しいことを知ることは結構楽しいので、トライ&エラーを繰り返しながらあきらめずに続けるしか道はないのかもしれません。
どうぞ身体に気をつけて、是非ヴィオラにも挑戦してください。陰ながら応援します。
はじめまして、横から失礼します。
運良く子供の頃から習い、未だにのんびり続けているものです(只今は室内楽のみですが)。
具体的な練習方法は、pochi様をはじめ、皆様方が書いていらっしゃいますので余分なことは書きません。
ヴァイオリンを弾く際、日常生活では使わない筋肉をたくさん使うため、違和感があるのかな?と、お書きになられたものから推測しております。
更に三味線を習っていらしたとのこと。
三味線は日本人の身体の使い方に合っている楽器かと思いますので、ヴァイオリン程悩まれることは無かったのではないでしょうか。
なんだか初めて能楽堂でお囃子を聴いたときの違和感‘アインザッツどこ~(迷子)’‘どこに着地するのこの音(音程が行方不明)’を思い出しました。
身体の使い方を知るために、もしお時間がありましたら、ジャイロトニックのレッスンを受けられるのも良いかも知れません。バレエの基礎レッスンほどハードではありませんが、西洋人の身体の使い方を知り、ヴァイオリンの先生の指摘事項を身体の中に落とし込むためのきっかけになるような気がします。
私自身もダイエット目的で3年ほどまじめに通った結果、師匠から言われたことが、ようやく腑に落ちました。
ヴァイオリンを弾くのに、ベンチプレスは全く必要ないと思いますが、身体を痛めないために、その使い方を学ぶのは必要だと個人的には感じています。
特に肩、肩甲骨周り、腕、背中、腹、踝への重心のかけ方、今自分が身体のどこに重心をおいているか等の意識の仕方etc.
ヴァイオリンを弾く際、無意識に弾く事はpochi様曰く、‘してはイケナイこと’ですが、ジャイロトニックも‘今時分は身体のどこを使っているのか’‘このトレーニングをするためにはドコとドコをどのように使わなければならないのか’‘ドコに重心を乗せればこの動きが出来るのか’をトレーナーのガイドのもと、掴んでゆくトレーニングだと、私は感じています。
西洋の芸術全般に言えることなのかも知れませんが、肉食人種の作り上げてきたものはパワーとがっちりした理屈で成り立っているように思われます。
これを理解するのは、日本人にとってはかなりシンドイことかも知れませんが、新しいことを知ることは結構楽しいので、トライ&エラーを繰り返しながらあきらめずに続けるしか道はないのかもしれません。
どうぞ身体に気をつけて、是非ヴィオラにも挑戦してください。陰ながら応援します。
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